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ちびくろ・さんぼ

4.0 4.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,050 円

A little boy loses his fine new clothes to the tigers, but while they dispute who is the grandest tiger in the jungle he takes his fine clothes back again.

いいね! Tukiwami

    「ちびくろ・さんぼ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      私が子供のころに大好きだった「ちびくろサンボ」。
      差別問題で廃刊になったということを聞いて、複雑な想いでした。
      私の子供のころの記憶を思い起こしても差別につながるようなことがあるとは思えないし、
      差別を考えるならもっと別にやるべきことがあるような気がして。

      そして時を経て新たに出版されたこちらの「ちびくろサンボ」。
      中身は別物と月うさぎさんのレビューで拝見して、なんとなく読む気になれなかったのですが
      3歳の娘のクリスマスプレゼントを選んでいた時に、
      娘がまさに今楽しめるのではないかとこちらを選びました。

      読んでみて。
      中身のどこがどう変わったのかは正直わかりません。
      ですが、ワクワク、とても楽しく読むことができました。
      またこの本を読むことができて、本当によかった。

      トラがぐるぐるまわってバターになってしまうシーンももちろんインパクト大ですが、
      娘が好きなのは最後にホットケーキをたくさん食べるシーン。
      山盛りのホットケーキを見ていつもギャハハと笑います。

      なぜトラがバターになるのか謎だし、
      なぜいきなりお父さんがツボを持って現れるのか謎だし、
      よくこんな話を思いついたなぁと思ってしまうような本当に不思議な話だけども、
      こういう本を読んで親子で楽しめるのって、なにより幸せで贅沢な時間な気がします。

      何かを教えたいとか、こうしたいとか、そういった目的は何もなく
      ただただ絵本を読んで一緒に笑う。
      そういう時間こそが、ずっと心の奥底に残るんじゃないかな。
      >> 続きを読む

      2019/01/12 by

      ちびくろ・さんぼ」のレビュー

    • 月うさぎさん
      >誰かが「ほらこれが面白いんだよ。こういう時笑うんだよ」と教えることなしに。
      >なぜか子供たちは同じものを喜び笑い愛します。

      これ、本当に不思議ですよね。
      絵本だけでなく、替え歌とか、頭に何かを乗せておじぎするとそれが落ちるとか、私の変な動き(笑)とかで大笑いする娘を見て、これを面白いってどうやって知ったんだろう!?と不思議に思います!

      >「プラダ」が発表した新しいキャラクターが、黒人差別として撤去されました。

      このキャラクターについては人によって色々な考えがあるのだと思いますが、でも何かにつけて批判、炎上する世の中になってしまうと保守的なものばかりの世の中になってしまってつまらなくなってしまいそう。
      >> 続きを読む

      2019/01/12 by chao-mum

    • いろいろな想いを喚起するものがあって、それに意見がさまざまでてきて
      それを知ることで見識が深まる。それが自然な状態ではないのかな。
      排除の論理はとても危険だと思いますね。

      人類のDNAをもって生まれているのであれば、逆に子どもに倣うのがいいんじゃないかしらとか。
      これ見てどう感じる?って教えてもらえばいいんじゃないのかな?
      >> 続きを読む

      2019/01/12 by 月うさぎ

    • 評価: 評価なし

      おいしいイメージの本として、一度読んだら、なぜか忘れられないインパクトを持つ不思議な作品。

      トラがぐるぐる回っているうちに溶けてバターになってしまう。
      なんて、突拍子もないアイディアが、子どもにはウケる。
      食べられそうになったトラを反対に食べてしまう。
      という逆転も楽しいし。
      家族みんなで腹いっぱいパンケーキを食べるラストも羨ましい。
      本当に、涎が出そうなほど、惹かれました。

      こういう何の教訓もない、マンガチックなお話しが、
      子どもの純粋な心には疑問もなく入って来るんですね。


      ところで、この絵本が「絶版」になっていたことは、ご存知でしょうか?

      当時「ちびくろさんぼ」を出版していた岩波書店は、「さんぼ」という名前が「黒人差別である」という抗議を受け、
      自主規制で即廃刊にしてしまいました。
      他社もそれに倣い、経緯が不明なまま読者は絵本を手に入れられなくなり、
      ついには社会的な論争を巻き起こしました。

      私にはこれは、言いがかりみたいに感じました。
      差別問題は単純ではないけれど、「ちびくろさんぼ」は子どもの心に差別心を植え付けるようなお話しでは断じてないと思います。

      事情を調べた折に、さんぼのお話しの舞台は実際にはインドだったことを知りました。
      (そういえばトラは、アフリカにはいませんよね)

      それでも、アフリカだか、南洋の島だか、わからないような絵で表現されているのは事実です。
      アメリカで問題になったのは「アフリカ系黒人」というイメージだったそうです。

      大人目線でこの本を読むと、身ぐるみはがされるシーンはちょっとね…。
      という抵抗は多少はあります。

      かといって、さんぼの顔が真っ黒ではなくて、
      インドの子どもらしい写実的な絵だったら?
      こんなにこのお話しは愛されなかったと思うのです。

      トラのバターの黄色のイメージが、なんといってもこの絵本のツボなんですから。
      赤、黒、緑、黄色、青、の原色の力が、物語を「空想のお話」にしてくれているのです。

      そもそも本当に「さんぼ」や、父母の名前「じゃんぼ」と「まんぼ」は、差別的なのでしょうか?

      「さんぼ」という名前は、北インドやチベット地方ではよくあるもので、「優秀な よい」という意味だそうです。
      やはり人権団体の主張は言いがかりが70%だったみたいですね。

      現在、復刊されているこの本は表紙は昔の岩波のものと同様ですが、
      実際には別の会社の中身も別の本です。
      子供の頃に読んだ「ちびくろさんぼ」は今も手に入らないままです。
      >> 続きを読む

      2012/08/08 by

      ちびくろ・さんぼ」のレビュー

    • >こういう何の教訓もない、マンガチックなお話しが、
      >子どもの純粋な心には疑問もなく入って来るんですね。

      まさに!!!
      なんか大人は色々欲張ってしまいがちですが、そういうのを純粋に楽しめる心を大切にしたいなぁと思う今日この頃です^^
      >> 続きを読む

      2019/01/12 by chao-mum

    • chao-mumさん
      chao-mumさんのレビューにコメントしたこととかぶるのですが、
      子どもに「どう思う?」って聞いてほしいなあと思いますね。
      大人の目が曇っているのよと私には思えますが。

      差別だと声高に批判する人の心に「差別心」があるのでは?
      自分の差別を物差しにして他を断罪しているのでは?
      ハリウッド映画での黒人優遇措置とかは逆差別なんじゃないかとか。
      いろいろ根深い問題になってしまうので、一言では語れませんね。
      >> 続きを読む

      2019/01/12 by 月うさぎ


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