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カテゴリー"古代ローマ"の書籍一覧

      ローマは一日にして成らず

      塩野七生

      3.8
      いいね! tomato
      • 紀元前753年のローマ建国からイタリア半島統一の約500年間が上下巻で描かれる。

        2017/10/14 by Raven

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      ローマは一日にして成らず

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • 転職活動が終了し、久々にゆっくり本を読みたくなりました。
        積読本はたくさんあるので、何にしようかと思いめぐらしていたのですが、選択したのは1年半もほったらかしにしていたローマ人の下巻。
        ずっと読まなきゃ、とは思っていたのですが・・・
        心境の変化かもしれませんね。

        空白期間はありましたが、特に問題ありませんでした。
        読書ログに記録していたおかげかも。


        ローマは、王政から共和制国家へ。
        下巻は百年以上続く貴族対平民の抗争や、ケルト族によるローマ占拠、天才ピュロスとの闘いが書かれています。
        戦争におけるローマ人の学ぶ姿勢がとても興味深い。
        彼らは敗北を喫しても、その害を最小限にとどめる才能をもっていました。
        勝てば勝ったで、その勝利を最大限に活用する術も心得ていました。
        ローマは新興勢力として拡大していきます。
        エピロス王ピュロスとの対決は、特に熱かったです。
        ターラントの要請により、ピュロスとの闘うことになったのですが、自国の防衛を他国人の傭兵にまかせる習慣が不思議でした。

        次はついに、ハンニバル戦記です・・・!
        わくわく。
        >> 続きを読む

        2018/03/06 by あすか

      • コメント 2件
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      ハンニバル戦記

      塩野七生

      4.4
      いいね!
      • ローマは建国以来初めての海戦。
        大国カルタゴと新興国ローマが対決した、第一次ポエニ戦役が描かれています。

        ますますおもしろくなってきました。
        ハンニバル戦記<上>、ローマ人シリーズ3巻目にあたります。

        タイトル通りハンニバルが出てきて・・・・・
        ということにはなりませんでした。
        ここで登場したのはハンニバルの父親、ハミルカル。
        スキピオの祖父にあたるグネウス・コルネリウス・スキピオ。

        海上都市の攻め方に未熟なローマ艦隊が勝利を重ねたり、大敗から教訓を得たり。
        熱い攻防戦でした。

        しかしスキピオVSハンニバルが見たくて、はやる気持ちを抑えられません。
        すぐに中巻を読もうと思います。
        >> 続きを読む

        2018/03/21 by あすか

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ハンニバル戦記

      塩野七生

      4.7
      いいね!
      • ハンニバルのサグント攻撃を機に、第二次ポエニ戦役が幕を開ける。
        二十九歳のハンニバルは、ローヌ川を渡りフランスを横断。
        アルプスを越えてイタリアに進攻した。


        ついに、象とともにハンニバルがやってきました!
        心理戦、気象情報など様々な情報収集により、ローマ軍を追い込んでいきます。
        今までローマ目線で時代を追っていましたが、ハンニバルが登場してからはカルタゴ寄りの見方になりました。
        あまりにも強すぎて。
        ローマとの闘い、ティチアーノ第一回戦で執政官を救い出した若い騎士・スキピオ。
        彼が後半、表舞台に出てきてからはますますおもしろくなりました。
        ハンニバル側は才ある将が他におらず、後半は戦況が苦しくなってきます。
        苦労して連れてきた象が、あまり役に立たなかったのが少し残念でした。

        最初から最後まで、内容の濃い、充実した一冊となっています。
        >> 続きを読む

        2018/03/31 by あすか

      • コメント 6件
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      ハンニバル戦記

      塩野七生

      4.8
      いいね!
      • ハンニバルがイタリアでやったことと同じことを自分はアフリカでやる、と公言して乗り込んだスキピオ。
        フェア・プレイによって勝つことがローマ人の誇りでもあったが、ハンニバルは策略によって勝つのも勝利であることを教える。
        そして、それを最も率直に吸収したのは、スキピオ世代のローマ人だった。

        ハンニバルとスキピオ。
        二人の天才が、ついに会戦で激突します。
        同じ才能をもつ者同士が対決するのは、歴史上でも稀なことらしい。
        ということは、もしかしてローマ人シリーズのピークもこの巻なのでは・・・なんて浅はかなことを考えてしまいました。

        二回目の対決は実現しそうでせず、少しずつ次の時代へと移っていこうとしていました。
        この二人の晩年は英雄にしてはあまりにも不遇で切なくなってきます。
        現実は容赦ない。

        後半はマケドニア、カルタゴが滅亡します。

        このハンニバル戦記、本当におもしろくて夢中になって読みました。
        次のタイトルが「勝者の混迷」とのことで、平和の継続ではなく暗い時代がやってくるのかと思うと少し憂鬱です。
        >> 続きを読む

        2018/04/05 by あすか

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      勝者の混迷

      塩野七生

      4.3
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      • 強大国カルタゴを滅亡させ、地中海世界の覇者と呼ばれるようになったローマ。
        『いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰でありつづけることはできない。
         国外には敵をもたなくなっても、国内に敵をもつようになる。』
        名将ハンニバルの予言にも似た言葉が、悪いことが起こる前兆のようで。
        この巻は、少し嫌な予感からのスタートでした。

        読み進めるにつれて、ティベリウスとガイウスのグラッススの兄弟の末路があまりにも悲惨で、ハンニバルの言葉を思い出すには十分でした。
        この兄弟、兄は七ヶ月、弟は二年の実働期間しかなかったのが惜しいほど、才能に恵まれていました。
        しかし、元老院がハンニバルに勝った百年前と同じことしか考えていませんでした。
        まさに、国内の敵。兄弟も性急ではありましたが。
        「『混迷』とは、敵は外にはなく、自らの内にあることなのであった」の一文が突き刺さります。

        しかしその後もローマは、軍事上の才能に長けたガイウス・マリウスや、会計検査官ルキウス・コルネリウス・スッラ等の人材に恵まれます。
        近い将来、ユリウス・カエサルという偉大なる指導者が控えているのはわかっていますが、まだまだたくさんの人物がいる面白さを堪能していきたいと思います。
        >> 続きを読む

        2018/05/10 by あすか

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    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      危機と克服

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • 10代目 ティトゥス
        在位2年3ヶ月。
        ヴェスヴィオ火山の噴火によるポンペイ壊滅とローマの火災と疫病への対策に追われる。短い在位期間で病死。

        11代目 ドミティアヌス
        「ゲルマニア防壁」を建設。
        作者は気に入っているが、当時はなぜか、ひどく不人気だった皇帝。
        浮気が原因で奥さんに暗殺されてしまったらしい(怖)。

        12代目 ネルヴァ
        ドミティアヌス帝が思わぬ死をとげたため、ショートリリーフで登板した人。皇帝就任時は70歳。高齢のため1年半で死亡。
        あまり年取ってから皇帝になっても、体力はないし、無茶できないので有難味がなかっただろうな。ネロみたいに10代後半でなるのが一番楽しいに違いない。(ただし無茶がすぎると殺される)

        いよいよ次からが五賢帝の時代だ。
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        2017/10/22 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • 「ローマ人の物語」シリーズは、全15巻からなる単行本が、毎年一冊づつ、2~3冊の文庫に分けて出版されていて、第11巻「終わりの始まり」が文庫化されたのが2007年。
        文庫版では№29~31となる。

        2007年に№31まで読んでいて、単行本12巻目「迷走する帝国」が1年後に文庫化されるのを待っているうちに、読むのを忘れていた。

        久しぶりに再開。(2013年2月)
        しかし前巻までの登場人物をまったく忘れてしまっている。

        長編物語を再開するときはいつものことなので、気にせずに読み進める。
        カラカラ、ヘラガバルスなど、聞き覚えのある皇帝が登場。
        危機の中で、ローマ帝国が行ったさまざまな制度改編と、それがもたらす社会の変質を描く。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • 次々に謀殺され、目まぐるしく入れ替わる皇帝。
        ゲルマン民族の来襲。
        ササン朝ペルシアの勃興。
        ローマ皇帝の捕囚。

        西暦3世紀中盤、ローマ帝国の危機の深刻化を描く。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • ゲルマン民族の来襲下、パルミラ王国、ガリア帝国に3分割されるローマ帝国。
        皇帝アウレリアヌスによる再統合。
        社会不安とキリスト教の浸透。

        中東の歴史の中でよく出てきたパルミラ女王ゼノビアがここで登場。
        しかし、作者は彼女を不誠実なお調子者と見ていたようで、評価は高くない。

        蛮族の侵入、疫病と戦争、内政不安の中、ローマ帝国は衰退を続ける。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • ディオクレティアヌスの時代。
        東方正帝ディオクレティアヌスを筆頭皇帝として、東方副帝、西方正帝、西方副帝の四皇帝を立てて、帝国の維持を図る。四頭制(テトラルキア)という。

        この改革は成功し、蛮族の侵入を阻止。ササン朝ペルシアを撃退する。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • ディオクレティアヌスの死とともに四頭制は瓦解。
        六皇帝が乱立するが、勝ち残ったのはコンスタンティヌス。
        キリスト教が公認される。

        文化的には劣化が進み、中世的色彩が強くなっていく。
        本の内容も、だんだん面白味がなくなってきた。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • 帝国の絶対専制君主となり、キリスト教振興を図るコンスタンティヌス帝の治世を描く。
        輝かしいローマ文明は、キリスト教と蛮族来襲のために、暗黒の中世に向かって転落していく。
        作者も熱が入らなかったようで、物語は淡々と進む。

        それでもなにげなく、

        「中年の女の恋は、若い女のように夢からではなく、絶望から生まれるものなのである」(p55)

        こんな渋いことを語るので油断ならない。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
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      • ローマ人の物語再開。
        衰退する一方の話なので、気が重くて、しばらく手に取っていなかったが、ここまで来たら完読しておかなければ。

        ユリアヌスの副帝時代のガリア戦線での活躍。
        ひさびさの明るい話題を描いて、著者もなんだか楽しそうだ。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
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      • ユリアヌスによるキリスト教会勢力の伸張阻止の試みと、短い生涯の終わり。

        著者によれば、キリスト教こそがローマの自由闊達な精神を奪い、ヨーロッパを中世の暗黒に突き落とした元凶である。
        ユリアヌスの死で、ローマ文明の最後の抵抗は終わった。

        ただ、キリストとキリスト教会は異なるものなので、本書のタイトルは、「キリストの勝利」より、「キリスト教会の勝利」と言った方が適切ではなかろうか。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • キリスト教がローマの国教となる。
        ミラノ司教アンブロウシスが重要な役割を果たすのだが、熱心な宗教家というよりも、有能な実務家であり冷徹な政治家であったようだ。

        ただ、筆者の関心はこの人物の側にはないので、淡々とキリスト教会の政治・社会的勝利を綴る。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      3.7
      いいね!
      • 「最後のローマ人」と称えられた軍総司令官スティリコの孤軍奮闘を描く。

        没落する一途の国の物語は、愚行のオンパレード。
        なかなか読むのがつらい。

        著者もよく根気が続くものだと思う
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • ボロボロになった西ローマ帝国の476年までを描く。

        あわせて、偏狭なキリスト教が、蛮族襲来と相まって、いかにしてギリシャ・ローマ文明を破壊し、中世の暗黒時代を準備したかを語る。 >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ローマ人の物語

      塩野七生

      4.0
      いいね!
      • 476年に西ローマ帝国を廃した西ゴート族のオドアケル、東ゴート族テオドリックといった世界史で習ったことがある人物が登場。

        ボロボロになった世界の首都ローマは、ゴート戦役でさらにボロボロに。

        巻末のコインの変遷は、あきらかに文明と技術の後退を示しており、末期の図柄はこどもの落書きに近い。

        長かった物語もこれで終わり。
        最後の方の没落を描く諸巻は、読むのがあまり楽しくなかっが、なんとか通読し終えたというのが率直な感想である。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by Raven

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      ガリア戦記

      カエサル

      3.5
      いいね!
      • ガイウス・ユリウス・カエサルによる古代ローマ共和国(イタリア半島)がガリア地方(ヨーロッパ)を平定した遠征の報告書。

        元々は塩野七海のローマ人の物語を読んでいた際、ユリウス・カエサルに関する記述のところで名著と記されていたので興味を持って読んだのが始まりでした。

        ガリア戦記、というタイトルを見るとあたかも戦記物の小説のようなイメージを思い浮かべ、ワクワクと期待感を膨らませるかと思いますが、この本はガリア遠征の最高指揮官の口述筆記による戦記です。つまり、当事者の記した歴史書でして、タイトルから期待される盛り上がり感とかワクワクした展開は無く、淡々と当時の出来事が語られています。

        他方で、報告書と割り切って読むと興味深い面があります。どういう情勢、状況なのか、あるいはどのように変化したのかが記述され、ついでどのように判断したかが記述され、そしてそれはどのような理由で判断したのかが、短く簡潔にまとめられた形で記されています。このパターンが延々とガリア遠征の始まりからアレシア会戦による遠征の終了まで続きます。

        驚くべきはその文章表現の分かり易さにあると思います。そして、決して表現飾るのではなく、出来事や考えをシンプルに書いているのにもかかわらず、興味をそそられる点にあると思います。

        内容、すなわちガリア遠征の展開やその時々の出来事とカエサルの判断の下し方、物事の進め方も参考になるのですが、文章術としてもやはり参考になると思います。

        ガリア遠征の歴史的展開に興味のある人、もしくは判断の下し方の参考を得たい人、あるいは文章術の参考にしたい人にお勧めです。
        >> 続きを読む

        2013/06/16 by Shimada

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