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カテゴリー"社会思想"の書籍一覧

      ヒーローを待っていても世界は変わらない

      湯浅誠

      4.3
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      • やはり、湯浅さんは本当の意味で冷静な人だと思った。
        このタイトルのようなことは、実際に感じていたのでスッと心に入ってきた。
        一過性の現象として、ヒーローが待望され、らしい人が出てくると一気にそちらへ流れてしまうことが続いている。
        それをわかりやすく、説いているのがこの本。
        もちろん、説くだけでなく、それを踏まえた提言・行動はもちろんだ。
        面倒くささや、小さな積み重ねを厭われる時代だからこそ必要なことがある。
        そんなことを考えた。春からやろうと思っていることがある。
        小さなことではあるが、まずはそこからだと。
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        2014/07/23 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      社会を変えるには

      小熊英二

      4.0
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      • 新書なのにブ厚い! 急いで読んだので内容をきちんと理解できたかと訊かれると困るけど、「そうだったのか!」と感じることは確かに多かった。特に世界の歴史をたどりながら、思想から学問へさらに、社会から政治、運動へという流れは、単純ではないけど、なんか一本の線で結ばれた気もしてなかなかに刺激的。社会を変えるという命題の前に、まずは自分と社会のつながりの中で疑問に感じた点から、一歩動いてみるということの大切さを感じた。大丈夫、希望は見つけられる。 >> 続きを読む

        2018/11/02 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ドイツ・イデオロギー

      広松渉 , MarxKarl Heinrich , EngelsFriedrich , 小林昌人

      4.0
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      • この世界や社会をつくるのは、抽象的なイデオロギーや思想ではない。
        現実に活動している人間たち、現実的な生活過程から出発して、物事は考えなければならないし、思想やイデオロギーは本当は現実的な生活過程の残響やこだまである。

        というのがこの本で書かれていることだと思う。

        単に「史的唯物論」とレッテルを貼るのとは異なる、とても生き生きしたものの考え方だと思う。

        プロレタリアート(労働者)の不安定なあり方は、世界市場を前提にしている、世界市場や世界史に直結しているのが労働者である、 という内容にはっとさせられた。

        この労働者の箇所を、今の日本の非正規雇用やプレカリアートに置き換えてみれば、そのままあてはまる。

        グローバル市場を前提にして、今の日本の非正規雇用や正規雇用の賃金やありかたも決められてくるし、そういった意味で、本当にグローバル市場や世界史に我々は直結してくるということを、あらためて考えさせられた。

        そうであれば、本当は、自分たちのあり方や不安や不安定さの理由やよって立つところを知るためには、この世界や社会の仕組みをよく知ることが大事なのだろう。

        後世の俗流マルクス主義とは異なる、生き生きとした思考の躍動が、この「ドイツ・イデオロギー」には流れている気がする。

        今に生きる人が今の世を考え直す時に、参考になる古典だと思う。
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        2012/12/22 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      共産党宣言

      MarxKarl Heinrich , 向坂逸郎 , EngelsFriedrich , 大内兵衛

      5.0
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      •  マルクス生誕150年の節目に、思想を学ぶ者としてとりあえず読んでおこうと思った。その思想への賛否はともかく、ここまで世界に影響力を与えてきた本も珍しいだろう。
         しかしながら、私が注目したいのは1960年代に最も日本で学生運動が盛んになった際、多くの学生がマルクスやエンゲルスや、その他のマルクス主義者の著作を読んだという点である。この薄い本を読んだだけでもわかるが、マルクスの思想を核心まで理解するには、歴史、経済や哲学といった広範な知識が求められる。当時の学生は、果たしてどれだけこの本や『資本論』などを理解していたのだろう。散々各所で言われているが、やはり学生運動の参加者の多くは、ファッションとしてマルクス主義を表明していたのだろうか。高校生の頃、私は喫茶店で思想に関する喧喧囂囂の議論をする60年代の若者をフィクション、ノンフィクション問わない様々な媒体で目にし、その形はどうであれ、現代にはほとんど絶滅してしまった知的格闘に憧れていた。数少ない、理解ある友人とその真似事を今も時々することがあるが、こういった、当時の私のような学生が読んだであろう本を読む度に、彼らがどれだけ本気だったのか気になるところである。ただ、たとえファッションだとしても、こういった本を読む機会を持っていた彼らと、私の周りの学生を見比べると、どうしても前者を友人に持ちたいと思ってしまうのは、時代錯誤だろうか。
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        2018/09/09 by shinshi

    • 3人が本棚登録しています
      マルクスの逆襲

      三田誠広

      3.0
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      • マルクスという存在は平成生まれの我々にとって難しい存在だ。

        バブルの崩壊とともに育ってきた私は資本主義に対して不信感を持っている。しかしそれの解決策として提示された共産主義はハマる前に既に崩壊していた。我々が知った時にはもう既に暴力的で貧困なイメージとしてのマルクス主義なのである。その前提としたイメージを持つものを学ぶのは非常に敷居が高い。
        しかしこの本はそのブームまっただ中にいた著者が、そのブームの雰囲気を伝えてくれる。
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        2016/04/05 by ryochan333

    • 1人が本棚登録しています
      活動家一丁あがり! 社会にモノ言うはじめの一歩

      湯浅誠 , 一丁あがり実行委員会

      4.0
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      • 活動家という言葉の響きがある。

        ただ、それは、過去のイメージを引きずっているものが多いと思う。

        しかし、今の時代は、そうではない。

        いろんな言い方がある。

        そこを、敢えて、活動家という言葉を使うところに、湯浅さんの思いがあるのだろう。

        自分なりに思いを持ち、それを実現するために、外部に働きかける。

        そこから、すべてが始まる。

        社会の課題を少しでもという視点があれば、それで十分だと思う。

        地域の維持も大きな要素。

        自分も、少しは出来ているかなあ~。
        >> 続きを読む

        2018/04/21 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      ぼくたちのマルクス

      木原武一

      5.0
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      • 私はマルクスという人物をよく聞くが実際にどういうことをしたのかをよく知らなかったが気になっていた。ある日図書館の児童書コーナーにこの本があったのをきっかけに読んでみた。

        マルクスといえば政治、政治ということで遠ざける人も多いだろうが、ちゃんと根拠のある書物を読んで知識と理解を深めるのは重要な事だと思う。
        インターネット上の情報、特に政治系の記事は独断と偏見100%でそれを見た人の頭が必ずおかしくなるように書かれているので絶対におすすめしない。

        この本はまず最初に筆者の目的と意図をはっきり書いて、途中でもそれを確認しながらすすめていく。
        インターネット上では常に議論される“誰がいいか”“誰が悪いか”という決め付けはなく、その現象や著作から少しでもこれからの役に立つことがらを探していこう、という姿勢で非常に中立的で優しい本なのでマルクスを何も知らない素人でも安心して読み進められる。


        マルクスは何事も繊密に考察しながらこれからの社会を書き綴っていたが、彼とは正反対の性格で、でも行き着く先はマルクスと同じ幸福な生き方なソローが興味深いので今度読んでみたい。

        マルクスみたいに社会の仕組みを徹底的に批判したり考察しながらこれからの展望を現在の社会に即しながら書き綴る考え方もあるが、
        自由にのんびり現実の社会の仕組みにとらわれない生き方を唱えるソローやトルストイを一度読んでしまうと、結局社会ってなんだったんだろう、自分のやってることは何だったんだろう、という虚無感にとらわれるだろう。
        欲のつきない資本主義社会に生きながら、それとは正反対のソローやトルストイの世界観を心のなかに取り入れることで、一歩立ち止まって考えることができる余裕ができるはずだ。
        そういう虚無感にとらわれることはむしろ必要というか大歓迎だと私は思う。


        とても面白くて良い本だった。
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        2015/09/24 by Nanna

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      高校生でも読める「共産党宣言」

      EngelsFriedrich , 北口裕康 , MarxKarl Heinrich

      3.0
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      • マルクス、エンゲルス共著の名著『共産党宣言』を読みやすく書かれた本です。人間の歴史は階級闘争の歴史でありプロレタリアがブルジョアを倒し搾取がなくなりみんなが幸せに暮らせる生活できることを望んで書かれています。倒すためには暴力が必要という危険なことも書かれてあります。分かりやすく書かれていても少し難解ですがマルクス経済学を知っておくのは労働者として必要だと思います。 >> 続きを読む

        2014/02/10 by Mitsu

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