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カテゴリー"人口、土地、資源"の書籍一覧

      人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理

      広井良典

      3.0
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      • 高度成長社会を超えて初めて論議されるようになったテーマであろ。結句は「幸福とは何か」に極まるのだけれど、経済成長にしか幸せを見いだせなかった時代を脱却しつつある状況は紛れもなく「希望」だ。
        著者は二極化する現代を冷ややかに見て、別の形を提起してくれているのだ。都市のあり方としては多極集中なるビジョンを示しているし、世界宗教の立ち位置さえも人類史の立場から(それなりに)公正に見定めていて好感が持てる。
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        2014/08/26 by junyo

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      ルポ在日外国人

      高賛侑

      5.0
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      • ルポ 在日外国人。高賛侑先生の著書。現代日本社会は在日外国人の存在なしでは成り立たないのが現実。在日外国人が快適に暮らしやすく働きやすい社会にしないと、在日外国人は日本から出て行ってしまう。そうなって困るのは在日外国ではなく、日本と日本人なのかもしれません。 >> 続きを読む

        2018/12/13 by 香菜子

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      異国トーキョー漂流記

      高野秀行

      5.0
      いいね! Mika_S
      • 普段は未確認動物を追いかけて辺境へ行ったり、訳の分からないことに人生をかけている著者ですが、こちらは一転して日本に住む外国人の視点から書かれた興味深い本です。

        当然のことながらいつも通り、笑いの要素たっぷりで面白いのですが、ただ面白いだけでなく在日外国人と日本の関係というものが書かれていて、大変興味深いです。

        私の非日本人の友達も数人、日本に住んだことがある、または現在住んでいるので、彼らの視点から見た日本についてはそれなりに知っているつもりでしたが、何せ著者の交友関係は広いので、私のようにヨーロッパの人々、フランス人、スペイン人などに限らず、中国人恩師の息子、違法入国したペルー人、ザイール人、コンゴ人、盲目のスーダン人などなど、バラエティーに富んでいて、彼らというフィルターを通し、さらに著者のフィルターを通し、タイトルにあるところの「トーキョー」を感じることが出来る一冊です。
        とてもお勧め。
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        2019/06/20 by Mika

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      日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」

      水谷竹秀

      3.0
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      •  何とも複雑な気持ちにさせられる本である。

         本書はフィリピンで増加している、いわゆる困窮邦人」の問題を取り上げたものである。

         日本に馴染めず、フィリピンに希望を見出した者、フィリピン人女性に魅かれて海を渡った者、将来にたいする希望が持てず、フィリピンに渡った者。借金から逃げた者。

         理由は様々だが、彼らは日本を出て海を渡りフィリピンに居ついた。

         そういった日本人が近年増加しているという。かつての勢いはなくなったとはいえ、経済大国と言われる日本人が困窮者となってフィリピンで生きている姿には胸が痛む。

         そこで所持金もほとんど持たず、物乞いやアルバイトのようなことをして何とか生きている。

         フィリピンは年中暖かいので凍死することはない。

         ただ、フィリピンは気候が暖かいだけでなく、人々の心も温かいのが数少ない救いなのかもしれない。

         確かにスリや強盗が多いのも事実だが、たとえ貧しくても人々の間には助け合う精神が残っている。

         困窮邦人の中には、数少ない機会を捉えて日本に帰国できた者もいるという。

         しかし、そんな人もまたフィリピンに舞い戻った、という例も少なくない。

         困窮邦人の人たちが訴える、日本社会の息苦しさや不自由さは、筆者も感じるところではある。だからといって、海外に逃亡する勇気は筆者にはないけれど、彼らにはそれが幸せなのかもしれない。

         もちろん困窮者であることは、衛生状態も治安も悪いフィリピンでは命に関わる。それでも日本を「捨てた」ということは、祖国での孤独感に耐えられなかったのかもしれない。

         人は一人では生きてはいけない。偉そうにしている社長だって、従業員や取引先がいなければその生活は維持できないのだ。

         今、我が国では人口減少への対策として移民の受け入れも検討しているけれど、日本を脱出する孤独な人々がいる中で、外国の人たちが日本で幸せに暮らせていけるのだろうか。

         そんなことも考えてしまう。

         
         
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        2014/11/01 by ぽんぽん

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      東洋おじさんのカメラ 写真家・宮武東洋と戦時下の在米日系人たち

      すずきじゅんいち , 秋山泉 , 榊原るみ

      4.0
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      • 1942年、飼い主に捨てられた猫が、山奥で、不思議な建物の中に迷い込む。
        そこは、マンザナ収容所。
        日系人を強制収容するために建てられた、アメリカの山奥の一角だった。

        猫はミュウと名づけられ、宮武東洋というおじさんにかわいがられる。
        宮武東洋は実在の人物で、戦争が始まる前はアメリカでも有名な写真家だった。
        東洋おじさんは、収容所の中で、乏しい資材をなんとか集めて、自分でカメラをつくり、ひそかに撮影を始める。

        この絵本では、ミュウと東洋おじさんのカメラを通じて、第二次世界大戦の間の、日系人の強制収容の様子が描かれる。
        第二次世界大戦の間、十二万人もの日系人・日本人が、十カ所の砂漠などにある収容所へ押しこめられた。
        同じ交戦国のドイツやイタリアの人々にはそのようなことは起らなかった。
        その十二万人の日系人のうち、六割もの人はアメリカの国籍・市民権を持っていた。
        にもかかわらず、財産を没収され、強制収容され、不便な生活を強いられた。

        日系人の中には、アメリカの疑念を晴らし、自分たちが立派なアメリカ人であることを示すために、戦争に志願しようとする若者たちが現れた。
        親は反対したり止めたりしたが、自分たちがそのように尽くしてこそ、早くこの不条理な強制収容も終わらせることができると考え、多くの若者が軍に志願した。
        そのうちの一人の、ミュウをかわいがっていたユージさんも、やがてイタリア戦線で戦死したという知らせが届く。

        日系人の悲しい歴史については、映画の『ベスト・キッド』などで少しは聞いたことがあったけれど、あらためて胸が詰まった。
        十二万人もの人が、これほど理不尽な目にあったということを考えると、アメリカの人種差別の根深さや、自由・平等というものへの疑問を持たざるを得ない。
        もっとも、アメリカはその後、1988年に、レーガン大統領がこの時の日系人の強制収容を誤りだったと認め、謝罪し、被害者に慰謝料を支払ったそうである。

        宮武東洋が遺した膨大な写真は、今は貴重な資料となっており、数年前、『東洋宮武が覗いた時代』というドキュメンタリー映画もできたそうである。

        多くの日本人が、ともすればあまりよく知らない歴史を知るためのきっかけになると思われる、良い絵本だった。
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        2013/03/14 by atsushi

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      「植民地責任」論 脱植民地化の比較史

      永原陽子

      3.0
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      • 「植民地責任」についての学術論文をまとめた内容になっています。

        日本と韓国の間の問題の多くは、この問題が起因しているとしても言い過ぎではないはずです。
        これらの問題は、世界中にあり未解決状態になっていると見なされているようです。

        アフリカの非植民地であった国々は今でも問題を抱えている国もありますが、宗主国が全て悪いと一方的に断罪できないところにこの問題の難しさがあるのではないでしょうか。
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        2013/05/19 by 6kawa

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      子どもが減って何が悪いか!

      赤川学

      3.0
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      • 少子化の問題に対し、間違った主張をする人たちがいて、それを元に間違った対策が実施されたりしていることを実証的なデータを使い指摘している内容。

        少子化対策ってとりあえず子供をどうやって増やすかに焦点が当てられている印象なのだが、少子化は避けられないのだから、当てにならない未来の出生率なんか気にするより、子供の数が少ないなりにうまくやっていける方策を考えていくべきだと思う。

        子どもを育てている身なので、子育て環境が良くなるのはありがたいとは思うが、不公平な制度が続くのがいいとは思わない。
        子育てしてない人だってたくさんいるんだし。
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        2013/08/06 by freaks004

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      在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由 2012・9 100都市以上で反日デモが発生
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      • 新聞の書評で知り手に取りましたが、半分ほどまで読んだところで読了(*^^)あまりに予想通りの内容で新鮮味に欠ける感がしました。

        ある種の志を持った方たちの意見が多数ですので仕方がないのかな。唯一、(旦那さんが赴任した)在中主婦の意見は他とは少し異なっており新鮮でした。
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        2013/10/20 by あっ!いち

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      人口負荷社会

      小峰隆夫

      3.0
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      • 日本経済の課題のなかで、少子高齢化にスポットを当て、
        その解決方法のアイディアもいくつか提案している良書。
        内容としては、「デフレの正体」の一部という意見もあるが、
        こちらの方がより詳しくポイントが押さえられていて、
        さらに有効な提案もあり、
        なおかつ前向きな論理で話が進んでいると思う。
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        2011/10/26 by taitoshuu

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      2100年、人口3分の1の日本

      鬼頭宏

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      • ページ抜粋: 日本の人口減少は突然に始まったわけではない。1950年代末期にすでに予想され、しかも第1次石油危機の頃には国を挙げて人口減を目標にしていたのである。目標は、当時予想されて時期より6年も早く実現した。そういう意味では、いまさら国を挙げて心配するのは滑稽でさえある。 >> 続きを読む

        2015/03/19 by Neo*

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