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カテゴリー"地球、天文地理学"の書籍一覧

      地図もウソをつく

      竹内正浩

      3.0
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      • 地図フェチなので買いました。ヘーが多いです。

        2011/03/29 by yasuo

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      古地図に魅せられた男

      島田三蔵 , Harvey, Miles

      4.0
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      •  海外ノンフィクションによくある、あのポエムと例え話の中間に位置する心情の語りはどうして読みにくいのであろうか。
         例えば京極や神林といった設定が複雑な作家でさえ、国内小説に描かれた心情文は読みやすい。これは作家の力が読み下しを手助けしてくれるのは明らかだ。
         だが、海外小説にある絡まった毛糸球のような心情描写はいかに海外作家と翻訳者が有能であろうと頭を悩ませることが多々ある。ニュアンスが読み取れないのだ。その違いは何か、と考えれば背景の差があるのであろう。
         海外ノンフィクションの心情文の濃ゆいところはキリスト教の背景(史観、倫理観とも違う、経験からの感覚)が多く刷り出る。それが直感的に理解できないからこそ、胃もたれや誘眠、集中力の滑落を引き起こし、眼が滑るようになる。
         ただこれはあくまで私の直感的認識であって、その認識が間違っている、つまり宗教的な背景など存在せず、各個の読者から統計を取れば世代ごとの感覚の差異で収まったり、もしくはフィクションとノンフィクションの壁があるということなのだろうか。もしくは_、私がそのキリスト教の臭みから自己欺瞞、自己擁護、自らに向ける憐憫の花束を見立てて、それが気に触るということなのだろうか。一神教の羊が祈る言葉は私のような異教徒には弁解に聞こえる、というだけの宗教観の違いか。
         とつらつらと書いたが、今までうっすらと感じていた事柄を掬い上げただけで、この本の書評には関係ないのだが。


         前振りで話しておいてあれなのだが、それほど重い本ではない。
         1996年に捕まった泥棒。その泥棒は古地図を専門に狙い、それを自らの店で売っていた、と要約すればそれだけの話である。
         その古地図の盗み先が図書館であった、というところが注目点であった。
         その逮捕記事を読んだジャーナリストが古地図というキーワードに反応して調べ始めたのがこの本の始まりであった。
         その調査の道筋を、古地図の売買そのものをマニア向けなコレクションから高額なインテリアマーケットへと押し上げた一人の男から聞く古地図業界の移り変わりや、古地図そのものの歴史から入って古地図上の重要な要素である「人はまだ見ぬ地図の空白、特に空白の先をどう考えていたか」という話、アメリカに在する稀少本(ビブリオ)図書館の本の番兵はどういう人種なのか、アメリカにおける軽犯罪と重犯罪の境目と司法制度、現代の空白が存在しない地図作成などの様々なサイドストーリーを交えつつ、一人の古地図窃盗犯を軸に語っていく本である。
         ある種、ゲームの「ネオ・アトラス」に近い話でもあるし、古地図そのものの歴史入門としても悪くない本である。アメリカの隙間の現代史として見るのもまた面白い。「古地図」、「ビブリオ図書館」などのキーワードに引っかかるものを感じたら読んで楽しめるだろう。




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        2016/06/15 by ginhai

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      アメリカ海岸地図を作った男たち

      川島誠 , Morrison, Taylor

      4.0
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      • これはすごい絵本だった。
        19世紀半ば、南北戦争の少し前の時代。
        ゴールドラッシュにより、急にサンフランシスコなどの西部に人が集まり始めた。
        だが、正確な地図が一切存在せず、杜撰な知識と道案内により、海難事故が相次いでいた。

        そこで、アメリカ沿岸測地測量局は、ジョージ・デイビッドソンに正確な海岸の測量図をつくることを命じる。
        デイビッドソンは、ジェイムズ・ローソンらと、ニューヨークから一カ月以上かかってサンフランシスコに到着。
        そこから五年以上の歳月をかけて、地道に西海岸の測量に努力し続けた。

        重い機材を担ぎ、岬に登り、強風や嵐の日には耐えながら、測量の毎日を送った。
        夜は天文を観測し、望遠鏡越しに星の位置とその時間をつぶさにリストアップし、グリニッジ天文台でつくられた表と比較して、今いるコンセプション岬の緯度と経度を割りだし、地球上のどの位置に今いるのかを緻密な計算で明らかにした。

        舟がしょっちゅう座礁する砂州を越え、インディアンの襲撃やゴールドラッシュで一角千金だけを夢見るたちの悪い白人の反乱の危険も顧みず、安い給料で黙々と測量を続け、リューマチにもかかりながらついに測量をし遂げたデイビッドソンらの労苦と苦闘には、深い感動を覚えた。

        デイビッドソンらのスケッチやメモはワシントンにある沿岸測地測量局の本部に送られ、そこで精緻な銅版印刷で出版された。
        アメリカを代表する画家のジェームズ・マクニール・ウイスラーは、若い時にこの作業に携わり、海岸の風景のエッチングを学んだそうである。

        デイビッドソンが出版した『沿岸航路案内書』は、「デイビッドソンのバイブル」と呼ばれて、多くの人々の安全な航海や旅に大事な指針となったそうである。

        晩年、デイビッドソンは四十五年間もまじめに勤務してきた測地測量局から突然一方的に解雇されたそうだが、その後は私費で測量を続け、のちには評価されて大学教授になったそうである。
        八十六才で亡くなった時は、何百人もの人がその死を惜しんだという。

        世の中には、政治家は軍人ほどは目立たないが、本当の英雄というものがいるものだと思う。
        科学が発達した今日では、簡単に衛星写真などで正確な地形がわかるが、当時はどれほど地図をつくるのが大変だったか。
        それらのことを考えさせてくれる、とても良い一冊だった。
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        2013/03/14 by atsushi

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      天動説の絵本―てんがうごいていたころのはなし

      安野 光雅

      3.5
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      • 天動説の絵本、というよりも、「天動説を信じていた頃の人々がどのようなことを考えていたか、行っていたか」を描いた絵本。

        知っていることとわかっていることは別で、地動説が本当にわかるとは、天動説の時代の人が何を考え、どのような暮らしをしていたかを理解することである、

        と著者の安野光雅さんは述べているのだけれど、なるほど~っと思う視点だった。

        たしかに、その視点はとても大事だと思う。

        地動説が本当に受け入れられるまでは、人類はどれほどの迷信や愚行を行っていたか。

        一朝一夕にはいかないし、また地動説の時代を迎えるまでは、天動説の時代もまた必要な段階ではあったのだろう。

        面白い絵本だった。
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        2012/12/21 by atsushi

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      Google Maps API (エーピーアイ) プログラミングガイド Google API Expertが解説する

      石丸健太郎 , 古籏一浩 , 勝又雅史

      4.0
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      • Google Maps の API の使い方を解説。さらにスマホ側のAPIもカバーされています。

        基本的な地図のAPIを網羅しているだけでなく、GoogleAppEngineの導入などこの本だけでサーバからクライアントまで、地図サービスを作成する上で必要な情報がまとまっている。

        地図サービスや地図機能を使おうと考えている人には読んで損はしない本です。
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        2012/07/31 by ◆空太◆

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