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カテゴリー"漁労、漁業各論"の書籍一覧

      白人はイルカを食べてもOK(オーケー)で日本人はNGの本当の理由

      吉岡逸夫

      5.0
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      • よく纏まってて読みやすい。
        色んな立場の人からの生の話が聞けるのがいい。
        ざっくりまとめると以下。

        ・和歌山県太地町の歴史
        ・映画『ザ・コーヴ』関係者とのインタビュー
        ・シーシェパードの人とのインタビュー
        ・水産庁の人とのインタビュー
        ・太地町漁民とのインタビュー
        ・フェロー諸島(デンマーク領)での捕鯨取材


        ネットの他のレビューで「タイトルで損してる」って意見があったけど確かにそうだと思う。
        捕鯨問題を全体的に理解できる内容になっている。

        著者は中日新聞の記者で、全国ニュース向け(共同通信かな?)に太地町民の水銀調査結果の記事を書いた際、まったく逆の論調で纏められたエピソードがあった。
        新聞屋って社論に反する記事はダメなのかねやっぱ。
        内部浄化作用無さそうだなーと痛感した。

        アメリカ人は結局昔は捕鯨していたけどそれは食べるためでなく工業やロケットの為の潤滑油を取る為で、その代替になる油を開発できた後は他の国に捕鯨を禁止する。
        それって包括的、部分的核実験禁止条約と一緒で、自分の国の開発が終わったから他の国は禁止、文句言う国は平和に逆行 ってのと同じだなと思った。


        本筋とは別で面白いなと思ったのは、エーゲ海がきれいな理由。
        透き通っているのはプランクトンが少ないせいで、漁場としては必ずしも豊かではないんだそうだ。
        ヨーロッパは森林もそうだけど景色としてはきれいだけどそれは肥沃ではないからで、無生物(無機物)的な美しさという面もあると。

        図書館で鯨の特集してたから借りてみた。
        たまに小説以外を読むのも面白かった。
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        2019/09/03 by W_W

    • 1人が本棚登録しています
      鯨は国を助く 箸を持った憂国の士が語る

      小泉武夫

      4.0
      いいね!
      • かねがね感じていたことに対するアンサーがあった。
        やはり、いろんなところに政治の影がちらつくものかと思うと、やるせない気持ちになる。
        実態を知ることの重要性がここにあると思う。
        >> 続きを読む

        2015/07/15 by けんとまん

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      イルカを食べちゃダメですか? 科学者の追い込み漁体験記

      関口雄祐

      5.0
      いいね!
      • 自分は子供の頃、給食で鯨肉が出た最後の方の世代だが、正直、鯨肉にあまり思い入れはない。
        ただ、欧米の「捕鯨禁止」の主張には、以前から理解し難いものを感じていた。
        (ちなみに生物学上、イルカとクジラには違いはなく、大型のものをクジラ、小型のものをイルカと区別しているだけらしい)

        2009年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ザ・コーブ」ではイルカの追い込み漁が批判的に描かれた。
        が、著者によれば、ギリギリ、ウソはついていないものの、「ドキュメンタリー」というより「プロパガンダ」に近いものだと言う。

        著者はイルカの追い込み漁が行われている和歌山県太地町に水産庁調査員として訪れたのをきっかけに、長年にわたり漁師達との交流を続けている。
        本書は、その経験を元に描いたイルカ追い込み漁の体験記、および捕鯨の歴史についてと、捕鯨のこれからについて論じたもの。

        当然、(自称)保護団体メンバーとの衝突についても触れられている。

        地元の漁師達が口を揃えて嘆いている事は(自称)保護団体メンバーの「姑息さ」

        基本的に「欲しくない」と言っている人にムリに押し付けようとしている訳ではないから、放っておいて欲しい、というのが漁師達の本音。
        それでもしつこくつきまとう(自称)保護団体メンバーに「イルカをとって何が悪い?」と聞いても、彼らは正面から答えようとせず、何かの拍子に腕がぶつかったというような事があれば、大げさに痛がるフリをして「暴力を受けた」と騒ぐらしい。
        (そもそも撮影している場所自体、一般人は立ち入り禁止の場所だったりする)

        2011/7/2にフジテレビで放送された「渡辺陽一が撮ったこれが世界の「戦場」だ」という番組で、スタジオの中学生がシー・シェパード代表のポール・ワトソン氏に質問するコーナーがあった。
        そこで中学生が
        「クジラは獲ってはダメで、牛がいいのは、なぜ」
        という趣旨の質問をしたところ、
        「牛は海に住んでいない」
        という回答が返ってきた、というのを思い出した。

        この辺りから考えると、(自称)保護団体メンバーにとってはイルカ・クジラ保護は「科学」ではなく「宗教」なのだろう。
        そのため、漁師達からの「なぜ、獲ってはいけないのか」という「論理」には太刀打ちできず、「感情」に訴える方法でしか対抗できないのでは、という気がする。

        捕鯨を理解させるには、まずは、その違いがある事を認めさせる事から始めなければならないのかもしれない。
        (もしかすると、ムリかも、という気もする)
        >> 続きを読む

        2012/11/17 by Tucker

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