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カテゴリー"詩"の書籍一覧

      ゲーテ詩集

      ゲーテ

      4.3
      いいね! Tukiwami
      • 匿名

        ゲーテの詩集、10代の頃に読んだ時はわからなかった。でも今読んでみて、とても情熱的であり、感傷的であり、繊細さが美しくも痛々しく、胸に響くようだった。 >> 続きを読む

        2019/01/06 by 匿名

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ヘルダーリン詩集

      川村二郎 , HölderlinFriedrich

      5.0
      いいね!
      • ドイツロマン派の詩人ヘルダーリンの詩集。
        詩は翻訳物だと韻律が分からないので、その神髄を味わい尽くすことは出来ないのかもしれないが、それでも凄かった。

        己が理想を追い求めるのは詩人の性かもしれない。そして理想とは、遠くにありて思うものなのかもしれない。
        ヘルダーリン天上の世界を憧れ求めた。だが、それは彼にとってはあまりに遠いものだった。
        彼は自分の「遅刻」を嘆く。現世において神は不在だ。この地上にその名残をのこしつつも、それははるか昔に去ってしまっている。
        それでも彼は声を枯らして天上の世界を賛美する。ときには自然の形象の中ににその姿を見出し、ときには様々な土地へと想いを巡らしながら、詩人の想像力は限りなく飛翔する。
        ギリシアの神々や古代の英雄、あるいはキリスト、大いなる自然などが、美しく激烈に歌い上げられる。
        しかし同時にヘルダーリンは、それらに手が届かないこと受け入れていたように思える。いや、受け入れねばならないと思っていたのかもしれない。
        彼の想念は憧れに胸を膨らませ恍惚としながらも、結局は天上の世界とはかけ離れたこの地上を彷徨う。地上にあって、天を讃えるのが詩人なのだ。ヘルダーリンは詩人としての役割を果たそうとする。詩は哀切な響きを帯び、想いの中へと沈み込む。あるいは荒れ狂い雄叫びをあげる。

        誰だったか失念したが、詩とは文学の中でももっとも純粋な形だというようなことを言っていたのを思い出す。ヘルダーリンの詩はまさに、研ぎ澄まされ純化された感受性の発露のように感じられた。
        その言葉は切っ先鋭く、美しく、神秘的で狂おしい。そこには真摯で強靭な意志が宿っているように感じられる。どうしようもなく驚異的なまでに。

        巻末の解説によると、かの哲学者ヤスパースは「ゲーテの詩は他の詩人と比較することができる。しかしヘルダーリンの詩は他のいかなる作品とも比較することができない」といったそうだ。
        たしかに、ここに収められた作品を読む限りでは、比較しうる作品は思い浮かばない。ヘルダーリンの詩にはどこか異質で異様なものがある。
        個人的には、それは微妙なバランスの上に成り立っているもののように思う。どう微妙なのだと問われれば答えに窮してしまうけれど、とにかくヘルダーリンの個性は不思議な兼ね合いと配分をもって形作られているように感じられてならない。

        「記憶を奪い/与えるのは海。/熱烈な眼をひたと据えるのは愛。/しかし後に残るものを 詩人は樹立する」(『回想』P.202)

        ヘルダーリンが樹立したもののが何なのか、その正体は正直よく分からない。ただ、その詩は強烈なまでの印象をもって脳裏に焼き付いた。それにしても これは何か?
        しばらくの間、繰り返し読んでみよう思う。
        >> 続きを読む

        2018/01/25 by solnian

    • 1人が本棚登録しています
      水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1) ウンディーネ

      フーケー

      4.0
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      • 水の妖精の一種であるウンディーネにまつわる、いわゆるお伽噺です。メルヘンの大家、ドイツより。
        ウンディーネはドイツ読み、フランス語読みではオンディーヌで、本作をもとにした戯曲もある(ただしストーリーは結構違う)のだとか。そちらも読まなくては。

        一応再読なのですが、楽しく読みました。お伽噺の形式にのっとって、アヤカシには物理原則並みのルールがあって、破るとペナルティがある。
        人の心は移ろいやすく、とはいえ魂をもつ人間は特別で、魂を持たない妖精の類とは立場が異なる、というところなんて、いかにもキリスト教です。

        いわゆる異類婚姻譚と呼ばれるやつで、水の妖精が人の世界に嫁入りするという話ですが、彼女の魔力の及ぶところ(異郷)との境目とか、いろいろ考えると楽しいです。魂を重視しているところとか、特に。仏教文化圏では悉有仏性ですが、キリスト教では人が神の似姿なんですよね。面白いなぁ。
        >> 続きを読む

        2017/06/19 by ワルツ

    • 3人が本棚登録しています
      マルテの手記

      リルケ

      4.0
      いいね!
      • リルケが書き上げた唯一の長篇小説。

        夜明けの公園の描写に心打たれた。
        「遠くに続く花壇では、ところどころで花が目をさまし、びっくりとした声で『赤』と叫んだ」

        詩人が書いた小説のせいか、始めから終わりまで、隅々まで詩的。
        感受性むき出しで生きている人間から見た世界は、激しくて汚くて、刺激が強すぎるのだろう。
        タイトルが「手記」ということで、1つの物語というよりは複数の文章の寄せ集めのような作品だった。
        リルケの詩集も読んでみたくなる。
        >> 続きを読む

        2014/08/09 by seimiya

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      リルケ詩集

      高安国世 , ライナー・マリア・リルケ

      いいね!
      • 「マチネの終わりに」の中に『ドゥイノの悲歌』がでてきたので読んでみたくなって借りた本。
        『ドゥイノの悲歌』は十篇の連作らしいがこの中には“第一の悲歌”と“第九の悲歌”しか掲載されていなかった。一度全て通して読んでみたい。
        詩集はあまり読み慣れていないのでよくわからないけど、『忘れよ、忘れよ‥‥ 』『すべてはすぎ去るものならば‥‥ 』が印象に残った。
        >> 続きを読む

        2017/01/15 by koko_cielo

    • 1人が本棚登録しています

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