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カテゴリー"評論、エッセイ、随筆"の書籍一覧

      図説写真小史

      BenjaminWalter , 久保哲司

      4.0
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      •  中学時代は写真部で、学校の備品の一眼レフを私物化して撮りまくっていたんですが、自分で機材を調達するようなお金はないので、高校進学以来、カメラからは遠ざかってしまいました。
         ベンヤミンも、名前だけは知っていましたが、なんだか難しそうなので手を出しかねていました。

         今回、この本を手に取ったのは、「舞踏会に向かう3人の農夫」にたびたびこの本の文章が引用されていたからです。例の写真を撮影したアウグスト・ザンダーの写真集「時代の顔」の序文が、この本に収録されています。

         わたしは、写真集を真剣に見たこともありませんし、写真展に自ら脚を運ぶこともないのですが、「農夫」を読んだ直後であるせいか、それぞれの写真に焼き付けられた人物たちの人生をついつい想像せずにはいられませんでした。なるほど、写真とはこう見るものなのか、と自分が少し豊かになったような気がします。
         サラ・ベルナールの写真を見るのもはじめてかもしれません。この有名な女優は「農夫」の主要な登場人物の1人でもあります。私のイメージでは、もっと世紀末的に(?)ほっそりとした女性だったのですが、意外とふっくらしているようです。因みに、これはザンダーではなくナダールの撮影。その写真館が第1回印象派展の会場になったことで有名なナダールです。

         ただ、文庫本に多数の図版を収録している関係で、本文中に言及されている写真がどれのことを指しているのか分かりにくくて困惑する部分も多数ありました。もっと大きな版で読めれば、写真もよりいっそう魅力的でしょうね。
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        2013/07/16 by 弁護士K

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      超訳ゲーテの言葉

      長尾剛 , 金森誠也 , ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

      4.0
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      • ゲーテの名言集が200以上書かれています。
        洞察力があって含蓄のある言葉って、自分の視界を広げてくれますよね。高い所に上がって地上を見下ろすように、世界の見方が変わってきます。

        こんなに色々と深い言葉が出てきて尊敬するのですが、一方でそれはどうなの?という言葉もありました。
        若い子を追いかけて何が悪い。心が若々しくなっていい。というような意味合いの言葉が書いてあったのですが、おじいちゃんは良くても若い女性は困るだろうな^^;
        実際にゲーテもおじいちゃんになって、何十歳も年下の女性に告白してふられています。

        素敵な言葉は色々あって、よくこれだけ考えつくものです。
        「目の前にあるものが、とても巨大に見えたのなら、それは確かに偉大なものなのだろう。そのとき、自分をコビトのように感じてしまったら、それは、圧倒されて自信を失ってしまったのだろう。でも、本当にコビトになったわけではない。そう思い込んだだけだ。目の前に何があろうと、自分は自分である」
        「自分の個性を隠したり、あるいは、ねじ曲げて生きている者は「本当の自分の人生」を生きていない。そんな者を見て、人々はきっと口々にこう言うだろう。「あの人は、すぐに死ぬのではないか。生命力の輝きが、まるで感じられない」
        「人は、役立つ人間しか評価しない。だから、他人の評価を喜ぶのは、自分で自分を道具扱いすることである」
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        2019/06/13 by May

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      鼻行類 新しく発見された哺乳類の構造と生活

      日高敏隆 , StümpkeHarald , 羽田節子

      3.5
      いいね! Tukiwami
      • たまには意外性の有る本を読もう♪みたいな話をランチでしていたら、意外性の塊のような同僚が貸してくれた本です。

        最初は「意外性とは言ったけど、こんな学術書を貸すかなぁ・・・」と不満タラタラでしたが、さすがはあの子!!やっぱりタダモノじゃないわ!!

        良く見れば表紙を見るだけで気付くのでネタバレじゃないと思うのですが、こんな生き物いないんです!!(笑)
        それを、解剖図まで用意してすっごくマジメに語っているんです。

        面白かったのは、読み進める内に、本当に地球のどこかで鼻行類は生きているんじゃないかという気になって来るところ。
        思惑通りの読者になってしまった気もしますが、読後感はサイコーでした☆

        いつも読む本は偏りが有るので、たまには冒険してみるのも良いかなぁって思いました☆
        しかし、あの子・・・
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        2012/09/25 by sayaka

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      絵本パパラギ はじめて文明を見た南の島の酋長ツイアビが話したこと

      Tuiavii , ErichScheurmann , 和田誠 , 岡崎照男

      5.0
      いいね!
      • これはすごい。
        とても面白い絵本だった。

        1915年、実際にはじめてヨーロッパを訪れたサモアの酋長・ツイアビが、故郷に戻ってからヨーロッパで見聞きしたことを語った内容。

        文明国の人にとっては当たり前となっていることを、非常にユーモラスに、くもりない眼で観察している。

        腹をかかえて笑いながら、いかに我々の文明というのがこっけいなものか、何かしら大切なことを忘れ逸脱しているものか、はっきりと見せてくれる。

        これほどの本はめったにないだろう。

        ぜひ多くの人に読んで欲しい一冊。

        自然や「感じること」を大切にすること。
        そこから、この文明の病を少しずつでも治せるのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2012/12/21 by atsushi

      • コメント 6件
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