こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


カテゴリー"神話、神話学"の書籍一覧

      いちばんわかりやすい北欧神話

      杉原梨江子

      3.3
      いいね!
      • kindle版だと安くて分かりやすいのでおススメ。同じ内容がたびたび出てくるが、たいていのひとが一度読んだだけでは忘れてしまうような内容なので、むしろ重複して何度も書いてくれるのはありがたかったりする。また、北欧神話の全体の流れを抑えたあとキャラクターを紹介したり、エピソードのスポーツ新聞記事風に紹介したりと、構成や見せ方にけっこうこだわりが感じられたので、おもったよりもよい本だった。 >> 続きを読む

        2017/06/20 by Ada_banana

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ギリシア・ローマ神話―付インド・北欧神話 (岩波文庫) 付インド・北欧神話

      ブルフィンチ

      4.5
      いいね!
      • 本書は野上弥生子が訳しており、序文を夏目漱石が書いている。漱石の文は弥生子への手紙でそれがそのまま載っているというなかなか面白い序文である。

         特別に本を読んでいなくても知っている話はいくつもあり、思い返せば西洋の絵画、建築、音楽、文学何をとってもこうした神話に一度もぶつからないということはない。そういう意味では必須の知識だろうと思う。日本の神話は知らなくても現代の文学や絵画などに特に支障はない。そう言い切れてしまうところが残念ではある。むしろそうした「正統」な文芸よりもアニメのようなサブカルチャーの方で神話はよく使われている。

         ギリシア・ローマ神話の神々は結構非道いことを平気でしている。それでもそれぞれに制約があって、こうした方がいいのだが、できないというようなことは結構ある。たとえば、誓約してしまった場合には神といえども、あるいは神ゆえにその約束は果たさなければならないとか。こうしてみると神も不自由な存在だ。面白いのは人間が神に上げられたりすることだ。この辺は日本の神々の感覚に近い。神々に階級のようなものもあるし、精霊みたいな神と人との間のような存在もいる。この辺も日本の神話に近い。

         地名起源説話や、自然界の説明説話のようなものは世界中の神話にある。こういう神話の共通性はどこからくるのだろう。
        >> 続きを読む

        2013/07/17 by nekotaka

      • コメント 4件
    • 4人が本棚登録しています
      ギリシア神話 (岩波ジュニア新書 (40))

      中村 善也中務 哲郎

      4.0
      いいね!
      • ギリシャ神話に由来する用語は、現代の日本社会においてすら日常的に良く耳にする機会があります。
        様々なメディアでもギリシャ神話をモチーフにした作品が絶えることなく生産されています
        しかしながら、ギリシャ神話という体系的な本が存在するわけではないので、その内容を実際知っている人は少ないと思いますし、
        ギリシャ神話についてできればその代表的なエピソードだけでもきちんと把握しておきたいという人には、この本はお勧めです。
        この本では、いくつかのテーマ(”神々”や”英雄”、”愛”等)を取り上げ、それに関連するギリシャ神話のエピソードを分かりやすく解説していく体裁となっています。
        各テーマを読み進めていくうちにギリシャ神話の登場人物たちの姿を通し、古代ギリシャ人たちの人生観や世界観、愛憎が感じられるような気がしました。
        また、ギリシャ神話の神々がギリシャ起源の神々ではなく、他の文化圏の神々が多く形を変えて取り込まれている事が分かり非常に興味深かった。

        所々に神話学者ジョゼフ・キャンベルの著作からと思われる神話のモチーフの類型に関する用語が記載されていたが、この本の読者となる年齢層には馴染みのないものではないかと思われましたので、それに関する説明もあると良かった気がしました。
        (それにジョゼフ・キャンベルの神話に関する話は、とても面白くもあるので是非、神話などに興味のある若い人には知ってもらいたいと思いましたので)
        >> 続きを読む

        2018/01/14 by くにやん

    • 1人が本棚登録しています
      ギリシア神話を知っていますか

      阿刀田高

      3.7
      いいね! Tukiwami
      • 先日から、拙いながら古典的書物についてレビューを書かせてもらっています。
        冒頭では1300年ころのダンテ「神曲」⇒ダンテが敬愛するBC20年ころのウェルギリウス「アエネーイス」。そうなりますと、ウェルギリウスが感化されたBC700年ころの巨匠ホメロス……という、さながら鮭の溯上のような道筋で書かせてもらおうと思っていたのですが、ここで少し寄り道することにしました。

        今回は、ギリシャ神話についてです。こういうものに興味のある方の一助になれば幸いです♪
        実は学生のころ、ギリシャ神話なるものを読まねばならんと思い、いきなり、ギリシャ三大悲劇詩人のアイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスを読みました。その結果、その悲劇物語が悲しいというより、よくわからん…という切なさで悲しく落ち込んでしまいました。これまたトラウマとなって時が過ぎていったのです。

        その後、なんとか愉しくよむ方法はないものかな? と図書館の書架をふらふらしていたところ、ふっと目に入ったのがこの本です。
        エッセイ風の語りはとにかく軽やかで平明です。著者の想いや独特の切り口でギリシャ神話をひもときながら、かみくだいた言葉で説明してくれますので、ギリシャ神話の入門や、今よりもっと親しみをもってみたいけど…と思っている方にお薦めしたいのです。

        内容を敷衍しながら少しご紹介しますと、例えば、よく前書きの部分をプロローグと言い、後書きの部分をエピローグと言います。「プロ」には「前の」という意味があり、「エピ」には「後の」という意味があり、「メテウス」は「考える」という意味が含まれているので、「プロメテウス」は「前もって考える(人)」、「エピメテウス」は「後で考える(人)」ということになるそうです。

        実は、ギリシャ神話で有名なプロメテウスとエピメテウスは兄弟で、前もって考えるプロメテウスは、全知の神ゼウスとも互角に渡り合うほど機智に富んだ男で、憐れな人間のためにゼウスから「火」を盗むと、その逆鱗にふれて罰せられたという神話は有名です。
        また、後で考えるエピメテウスは、意地悪なゼウスから贈られてきたパンドラが携えた壺を、残念ながら前もって考えずに開けてしまい、あらゆる悪(災害、病気、戦争、憎悪、暴力…)がこの世に放出されて……あとのまつりになったという神話も有名です。

        このような神話にまつわる言葉の由来や、ホメロスの大叙事詩「イリアス」の舞台となったトロイヤの遺跡を発掘した執念の人シュリーマンの話を含め、膨大な神話の中から選りすぐった12の楽しい話が詰まっています。

        「トロイアのカッサンドラ」「嘆きのアンドロマケ」「貞淑なアルクメネ」「恋はエロスの戯れ」「オイディプスの血」「闇のエウリュディケ」「アリアドネの糸」「パンドラの壺」「狂恋のメディア」 「幽愁のペネロペイア」「星空とアンドロメダ」「古代へのぬくもり」

        これを読むまで、私の頭の中には、整理されないままの神話という具材がまるで闇鍋状態でごっちゃに突っ込まれていました。そのため、1つ1つの神話がどこから派生して何に関連づけたものなのか? いつごろの話なのか? 判然としなかったのです(そんなものだろうと諦めていました)。
        ところが、この闇鍋状態を救ってくれたのが著者が紹介した分類。類型として大きく5つに分類されているようで、早速この本で紹介された話を独断と偏見で振り分けてみました。

        ①オリュンポスの神々の伝説⇒「貞淑なアルクメネ」「恋はエロスの戯れ」「闇のエウリュディケ」「アリアドネの糸」「パンドラの壺」「星空とアンドロメダ」

        ②アルゴー丸遠征の伝説⇒「狂恋のメディア」

        ③英雄ヘラクレスの伝説⇒

        ④テーバイの伝説⇒「オイディプスの血」
         
        ⑤トロイヤ戦争の伝説⇒「トロイアのカッサンドラ」「嘆きのアン ドロマケ」「幽愁のペネロペイア」「古代へのぬくもり」

        こう見てみると、12の話の中でも、①オリュンポスの神々の伝説と⑤トロイヤ戦争の伝説が多いことがわかりました。そうなりますと、トロイヤ戦争の周辺状況がなんとなくイメージできそうな予感がしませんか……笑?

        冒頭の話に戻りますと、ご存じの方も多い巨匠ホメロスの作品「イリアス」は、10年におよんだトロイヤ戦争の末期を描いています。しかもホメロスの描く世界は想像を絶するほど壮大で華麗です。人間界とオリュンポスの神々の世界が、何の違和感もなく並行しながら描かれています。ギリシャとトロイヤ両軍の英雄が沢山登場し、人物関係を把握するだけでも少々骨が折れますが、それに加えて多くの神々が登場して人間と神々が入り乱れます。気まぐれな全知ゼウス、嫉妬深いゼウスの妻ヘラ、眼光輝くアテネ、愛のアプロディーテ、弓の名手アポロン、海の神ポセイドン、軍神アレス、海の女神テティス、鍛治神へパイストス……。

        ギリシャ軍には、ヘラ、アテネが、トロイヤ軍にはアプロディーテとアポロンが肩入れすることになりますが、肝心のゼウスは、死屍累々となった戦場で死闘を繰り広げている憐れな人間を翻弄し、半ばもてあそんでいる……もはや悲劇の喜劇といった具合なのです。ですので、いたって人間臭いオリュンポスの神々とギリシャ神話への親しみがもてますと、ホメロスの作品は断然奥深く、各段に面白いものになるなぁ~とつくづく思うのです。

        ということで、ギリシャ神話に興味はあるのだけど、少々敷居が高いな~と思われている方には、まずガイダンスとしてこの本をお薦めします。数時間で読めるくらいコンパクトで面白いので、私はよく出張のフライトの際、一服の清涼剤のように繰り返し読んで笑っています。

        また、ギリシャ神話自体に深~い興味をもたれた方は、本格的なものが岩波などから沢山でているようです。個人的には、現存する悲劇作品を丁寧に拾い上げた、古代ギリシャ3大悲劇詩人アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスの「ギリシャ悲劇」をお薦めしたいと思います(本棚掲載)。これはもう、大変格調高い作品の数々で、しかも翻訳には詳しくない私でさえも、まことに素晴らしいものと感激しました♪

        ギリシャ神話はまさにギリシャ・ローマ文学の源流、さらに聖書にも影響を及ぼし、その後の名作となる西洋文学の根底にも脈々と息づいています。ぜひ楽しく読まれてみてください。
        >> 続きを読む

        2015/11/15 by アテナイエ

      • コメント 8件
    • 9人が本棚登録しています
      シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

      小林登志子 , 岡田明子

      5.0
      いいね!
      • 世界最古の都市文明、シュメルの神話の解説。
        粘土板の解読によって再び知ることができたシュメルの神話の世界は、とても豊かで興味深い。
        ギルガメシュ叙事詩やルガルバンダやニンウルタの物語ももちろん興味深いが、この本で特に心に残ったのは、ウルなどのシュメルの主要都市が異民族の攻撃で滅びた後の「滅亡哀歌」と呼ばれるジャンルである。
        都市や王朝の滅亡の嘆きと、その描写を見ていると、本当にさまざまなのちの人類の王朝や都市の滅亡、そして昨今のシリアなどの亡国の様子を見るようで、胸が痛む。
        諸行無常と哀歌は昔から人の世の常だったのだろうか。
        あと、イナンナ(イシュタル)が冥界に下り、誰か身代わりを置かないとこの世に戻れないとなった時に、自分の死を嘆き悲しんでいる知人友人たちは身代わりとせず、能天気に明るく楽しそうに暮らしていた夫のドゥムジ(タンムズ)に激怒して身代わりとして冥界に送ったという説話は、なかなか面白かった。
        イナンナ(イシュタル)は、ユング心理学だと大地母神の原型をあらわしていて、母性の良き側面と悪の側面と両方現しているそうだけれど、なかなか興味深いものである。
        あと、何より興味深いのは、シュメルだと神話で障害のある人々の職業が決められて、ちゃんと生きていけるように社会参加できるように配慮されていたということである(たとえば目の見えない人は宮廷の音楽師になるなど)。
        よくできた文明だったんだなぁと感心。
        シュメル―バビロニアーアッシリアなどのメソポタミア文明は、旧約聖書を通じていろんなところに今も人類に影響を与え続けているわけで、やっぱりきちんと知っておいた方がいいのだろうなぁとこの本を読んであらためて思った。
        >> 続きを読む

        2017/04/05 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      日本の神話

      赤羽末吉 , 舟崎克彦

      4.0
      いいね!
      • 日本の神話の絵本の第一巻。

        イザナギ・イザナミの物語など。

        あらためて、日本の神話は、おおらかで不思議で面白いと思う。
        >> 続きを読む

        2013/07/18 by atsushi

      • コメント 7件
    • 1人が本棚登録しています
      日本の神話

      赤羽末吉 , 舟崎克彦

      4.0
      いいね!
      • 古事記の中の天岩戸の物語の絵本。
        あらためて興味深いと思う。
        以前、高千穂の天岩戸神社や天の安河原に行ったことがあるので、そのことも思い出しながら読んだ。
        本当に神さびた、不思議な場所だった。
        なお、この絵本のあとがきによると、中国の少数民族の苗族に、そっくりの物語が伝わっているそうである。
        それもとても興味深い。
        >> 続きを読む

        2013/07/30 by atsushi

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      ケルトの神話 女神と英雄と妖精と

      井村君江

      3.0
      いいね!
      •  なかなか面白かったです。
        ファンタジーやゲーム好きな人なら一度は聞いたことがありそうな、
        クー・フーリン(本書の中ではク・ホリン)のお話とかが収録されています。

         世の中にたくさんあるファンタジーの原型がいっぱいつまっていますね。
        ギリシャ・ローマ神話や北欧神話とはまた違って楽しめました。
        >> 続きを読む

        2015/02/02 by kengo

    • 2人が本棚登録しています
      抄訳・ギリシア神話

      椋田直子 , GravesRobert

      3.0
      いいね!
      • 昔から漫画やゲームで神々の名前くらいは知ってたけど、それぞれの詳しい話は聖闘士星矢で読むくらいだった。変な言い方だが、ものすごく人間味溢れた神ばかりでなかなか面白い。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

    • 1人が本棚登録しています
      図解北欧神話

      新紀元社 , 池上良太

      4.0
      いいね!
      • イラストとともに北欧神話をしれる。
        北欧神話というとよく聞くけれど詳しいことはいまいちわからない、とはいえ多くの物語の題材になったり人間くさいドラマなどおもしろい。
        古い神話にありがちな記述が混ざっていてなにが正しいかよくわからないと言うものはあるようだけれどそれを含めて楽しめるそんな物語。
        北欧神話入門にはぜひ読んでもらいたい一冊。
        >> 続きを読む

        2017/04/18 by さったん

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています
      萌える!女神事典

      TEAS事務所

      5.0
      いいね!
      • 52もの萌えた女神さまのフルカラーイラストが堪らないchibadebu家宝のひとつ。

        イラストだけでも充分価値が有るのだが、資料価値の高いデータが詰まっている点も見逃せない。

        各神話の解説や各神々の相関図など大変わかりやすいのだ。

        ・ギリシア
        ・ケルト
        ・北欧
        ・エジプト
        ・オリエント
        ・インド
        ・日本

        でもchibadebuが本当に少なのは「めがみ」っていう響きなんだろうなぁ。萌え~
        >> 続きを読む

        2012/09/02 by chibadebu

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      ギリシア神話

      富山妙子 , 石井桃子

      5.0
      いいね!
      • 図書館本。
        これは、たぶん子供の頃に夢中で読んだ本の復刻版だと思う。
        読みながら、登場する神々や人間の名を語源とする英単語を思い出して、子供の頃にはできなかった読み方で楽しむことができた。
        新たな発見は、エロスだった。いたずら好きな恋の神も、自分の恋愛となると策を弄し、いざとなれば男らしく立ち回れるほど大人だったのだなと。
        やはり、ギリシア神話の魅力は尽きない。
        >> 続きを読む

        2016/11/30 by Kira

    • 1人が本棚登録しています

カテゴリー"神話、神話学"の書籍一覧 | 読書ログ

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚