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カテゴリー"各教派、教会史"の書籍一覧

      置かれた場所で咲きなさい

      渡辺和子

      3.3
      いいね! ayumi
      • 『置かれた場所で咲きなさい』というタイトルに対しては、「置かれる場所は自分で決める!」派の私にはしっくりこなかったけれど、内容はメモしておきたい言葉がたくさんあった。

        特にぐっときたのは

        *子どもは親の「いう通り」にならないが「する通り」になる。

        *「私も経験したからわかるわ」と言い切るのは思い上がり。
        悲しみは決して同じじゃない。

        *100%信頼するのではなく、98%信頼する。あとの2%は相手が間違ったときの許しのために取っておく。

        この3つ。

        これは今後の人生の上で、ずっと忘れたくないこと。
        >> 続きを読む

        2018/07/25 by miki_book

    • 他15人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      面倒だから、しよう

      渡辺 和子

      4.5
      いいね!
      • 著者の丁寧な言葉遣いによる書きぶりに、こういう方が今日本にいて教育に携わっているというのは素敵なことだと思いました。
        大学生とのやりとりについてもっと読んでみたいです。
        >> 続きを読む

        2016/01/21 by karin

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      信仰が人を殺すとき

      佐宗鈴夫 , KrakauerJon

      3.0
      いいね!
      • モルモン教と聞いて日本で知られているのは、英会話教室だろうか。
        この本をモルモン教を知らないでいきなり読みだすと怖いイメージになってしまうかもしれないが、この作品で書かれるのは主にモルモン教原理主義者の兄弟が、末弟の妻と娘を殺害するに至った背景や、一夫多妻制度についてがメインである。(著書によれば一夫多妻はモルモン原理主義のみ擁護していて本来のモルモン教では今は廃れているらしい)

        9.11以降、宗教が人に及ぼす影響について著作物は未曽有に増えていると感じる。
        日本にはあまり縁の薄い話であるが、だからなおのこと気になった。それほど人の人生を変える力のあるものって、何なのかと。

        少し中間長い部分があり、内容も濃かったので評価は下がるが。
        最後の、宗教を捨て無神論者になった人の言葉がいい。

        何かを強く信じられる心は、ある意味羨ましい。
        個人的には、自分で自由にものを考えられる今がいいと思った。
        >> 続きを読む

        2014/06/22 by 鳩サブレ

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      内村鑑三全集 26 1921

      内村 鑑三

      5.0
      いいね!
      • この巻には内村鑑三の『ロマ書の研究』が収録されている。
        新約聖書の中のロマ書、つまりパウロの『ローマの信徒への手紙』について、内村鑑三が解説している本なのだけれど、本当にすごかった。

        ロマ書はもちろん以前何度か読んだことがあったのだけれど、この内村の解説書を読んで、はじめて目からウロコが落ちた気がする。
        ロマ書は難解で、聖書を全部読んだ時に最も難しいという印象を私は受けた。
        実際そうなのだろうけれど、内村の解説のおかげで、本当に、はじめてその素晴らしさがようやく少しわかってきた気がする。

        ロマ書は聖書の肝と言っても良く、これがわかれば、キリスト教のエッセンスがわかるのだろう。
        逆に、ロマ書がわからないと、なかなかキリスト教というのはわからないのだと思う。
        今までいかに自分がキリスト教をわかっていなかったかがわかった。

        ともかく、すごい本である。
        第一次世界大戦の少し後、今から九十年以上前に書かれた本だが、おそらくロマ書の解説書としては今でも最高峰ではないかと思う。
        文献学的にはその後多少の進歩があったかもしれないが、その解釈や受けとめの深みにおいては、おそらく欧米にもめったにないものだろう。

        かれこれ十二、三年前に、内村鑑三についての本を読んでいて、ロマ書の研究を読みたいと思ったことがあったが、あっという間に時が流れてしまって今に至ってやっと読めた。
        その時に、あるいはもっと早く読んでいれば、と思うが、人はふさわしい時に読むのかもしれない。
        今読み上げることができて本当に良かった。

        律法の深さや大切さがある程度わかってからでないと、逆説的なことだが、ロマ書のすごさはわからないのかもしれない。
        パウロはまさに、自分自身の実存を賭けて、ロマ書を書いたのだとあらためて思った。

        それにしても、ロマ書は、パウロがローマの信徒へ当てて書いた手紙なのだけれど、誰かに向かって書いた手紙が世の中を変える書物になるということは、パウロのロマ書の他にはあったのだろうか。
        書簡がそのまま聖典に入るというのは、考えてみればすごいことである。
        それぐらいの意気込みを持って、本当は誰かにあてて手紙なり文章なり論文なり書くべきかもしれない。

        キリストの十字架の贖いということの意味が、この本のおかげで、やっと自分にも少しわかる手がかりがつかめた気がする。

        「聖書は永久変らざる書である。他の書はすたれても聖書だけは廃らない。然り、他の書は悉く廃りて聖書だけが残るのである。聖書は我らの学ぶべき唯一の書である。」
        (内村鑑三『ロマ書の研究』全集二十六巻199頁)

        この本も、世の中には賛否両論巻き起こしそうだし、この言葉だけ切り取れば誤解を招きそうだが、これぐらいの真剣さとひたむきさがあればこそ、これほど命をかけた解説書を内村は書くことができたのだろうなぁととても胸打たれた。

        キリスト教に関心がある人、あるいはキリスト教に限らず宗教に関心のある人は、一度は読むことをお勧めしたい一冊である。

        (なお、今は便利な世の中で、WEB上でもこの内村の「ロマ書の研究」を全文読むことができる。)
        http://www.h5.dion.ne.jp/~biblroom/text/U_Rom_idx.htm
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        2013/09/28 by atsushi

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    • 1人が本棚登録しています
      余は如何にして基督信徒となりし乎 (岩波文庫 青 119-2)

      内村 鑑三

      4.0
      いいね!
      • 思弁的な話ばかりかなと思って読み始めたら自伝に近く、物語的でとっつきやすかった。
        読む前はタイトルから類推してキリスト教徒になるまでの葛藤が延々語られるのかと思っていたら出だしであっさり改宗してしまった。

        アメリカに行った話とか興味深い。
        この時代だし。

        解説によるとドイツで火がついて各外国で読まれたらしい。
        日本で翻訳が出回るのは著者の死後だったとか。

        『武士道』も読んだけど、こういう本が外人にも受けるんだなあと考えさせられる本。
        >> 続きを読む

        2016/08/25 by W_W

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    • 1人が本棚登録しています
      マルティン・ルター ことばに生きた改革者

      徳善義和

      5.0
      いいね!
      • すばらしい名著だった。

        ルターは、正直、長い間なんとなく敬遠というか、あんまり好きになれない人物だった。
        この本を読んでも、いろんな限界や欠点はあったんだろうとは思う。

        しかし、不思議なことに、ところどころ、とても共感させられた。
        いろいろ欠点や限界はあっとしても、核心の部分に、本当にすごい真実と力がルターにはあったのだと思う。
        同時代の人々もそう感じる人が多かったからこそ、あれほどルターを中心にして時代が転回することになったのだろう。

        神学的な見解に関しては、不思議なほど、ルターの根本的な部分はとても納得がいき、共感させるものがあった。

        ルターの他の著作も読んでみたくなった。

        多くの人におすすめしたい、入魂の書と思う。
        >> 続きを読む

        2014/04/24 by atsushi

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      バチカン・エクソシスト

      WilkinsonTracy , 矢口誠

      5.0
      いいね!
      • 「エクソシスト」
        1973年に公開された映画の大ヒットで、この言葉は一躍有名になった。

        映画はフィクションだが、キリスト教(カトリック)の教義の一つとして「悪魔祓い」(エクソシズム)は存在し、それを行うエクソシスト(悪魔祓い師)は実在する。
        本書は、そのエクソシスト自身や悪魔祓いを受けた人物、精神科医らがそれぞれの立場から「実在するエクソシストの姿」を描いたもの。

        エクソシストはイタリアなど迷信深い人々が多い土地では割りと普通な存在らしい。
        教皇庁立の大学にはエクソシスト専門の講座もあるほどだとか。

        が、「悪魔祓い」という儀式はバチカンにとっては痛し、痒し、といった存在のようだ。

        公的には「迷信に走るな」と言いつつ、現実には「悪魔祓い」の儀式も認め、実際に行っている。
        本書によると「悪魔祓い」は、バチカンにとってはあまり注目を浴びて欲しくない話題らしい。

        またエクソシストの中にもかなり温度差がある、というのが面白い。

        半ば嫌々やっている者から、ド派手な活動で注目を集める者まで。
        エクソシストと真っ向からぶつかるのが精神科医だが、こちらもエクソシスト寄りの立場から「百害あって一利なし」派まで、実に様々。

        「悪魔」は、本当にいるのだろうか。
        概念的な「悪魔」ではなく、独立した人格(悪魔格?)を持ち、人間を操ることのできる存在としての「悪魔」は?

        ちなみに日本では(公式には)エクソシストは存在せず、「悪魔祓い」(日本では「祓魔」)が行われた記録もないらしい。

        この辺りからだけで考えると「悪魔」は存在せず、「悪魔祓い」が求められるのは文化的背景によるもの、と思える。
        が、日本でも「呪い」だ、「たたり」だ、と言って、仏教・神道・その他新興宗教などに「お祓い」を頼んだりする。

        そう考えれば、儀式で祓おうとしている対象は、呼び方が異なるだけであって、実質的には「同じ存在」なのかもしれない。
        ただし、そんな「存在」は空想の産物、という可能性も充分にありえる。

        主に心の問題で原因不明の事態に対処しなければならない時に、一番安心できる存在が、キリスト教圏のある地域では「エクソシスト」であり、日本では仏教・神道・その他新興宗教などであり、別の人々にとっては精神科医なのかもしれない。
        その意味では「エクソシスト」は、これからも求められるだろう。
        ただ、それぞれが、自分の専門分野の限界をわきまえ、手に余ると判断したら、ただちにしかるべき分野の専門家に委ねる、という柔軟性は持っていてほしい。
        >> 続きを読む

        2013/03/16 by Tucker

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      「アメージング・グレース」物語 ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝

      中沢幸夫 , NewtonJohn

      5.0
      いいね!
      • この本は、アメイジング・グレイスの歌詞をつくったジョン・ニュートンについての本である。

        アメイジング・グレイスは、おそらく知らない人はいない有名な歌で、曲も歌詞もすばらしい。
        私も昔から大好きな歌だ。
        昔、旅行中に、エディンバラでバグパイプでアメイジング・グレイスが演奏されているのを聞いて、深く心を揺さぶられた記憶がある。

        だいぶ前、この歌をつくった人は、元は奴隷船の船長で、過去の罪を悔いて、その思いを歌にしたという話を聴いて、とても驚いた。

        その元奴隷船の船長で、のちに牧師となった人物が、ジョン・ニュートンで、十九世紀イギリスの人物である。

        この本は、四部構成になっていて、第一部では翻訳者による解説、第二部はジョン・ニュートンが書簡の形式で書いた自分の人生の回想、第三部は他の人によるジョン・ニュートンの伝記、第四部はジョン・ニュートンが書いた奴隷制についての批判の文章である。

        この本を読んで、はじめて詳しいことがいろいろとわかったが、ジョン・ニュートンは元々はわりと裕福な、かなり地位の高い軍人の父親の元に生れたそうである。
        しかし、幼い頃に母をなくし、いろんな心の悲しみや悩みや葛藤を抱えて育った。

        青年の時に、徴兵されて、士官になっていたが、厳しくて退屈な生活に嫌気がさし、また自分が愛している少女の顔を見たさに、脱走を試みる。
        しかし、すぐに捕まって、降格されて一般水兵として働かされ、その屈辱から逃れたいと思い、たまたま近くを通りがかかった他の商船に乗り込むことを願い出て、許可されて移る。
        しかし、航海中、その船の船長と険悪な中になり、アフリカの海岸に着いたところで船を降りた。

        しかし、何の財産もなく、知り合いもおらず、白人ではあるものの、ほとんど黒人奴隷と変わらない待遇で雇われて、苦しみ続けた。

        その後、父の知人がやってきて、その境遇から救い出してくれて、一度はイギリスに帰国する。

        ちょうどその頃、父親が亡くなり、父親の知人から商売の話を持ちかけられ、奴隷貿易の船の船長として、アフリカとの交易にたずさわるようになった。

        ジョン・ニュートンは、嫌気がさしながらも、奴隷貿易は「収益性の高い」仕事であり、牢番のようなものだと思い、別に反対することもなく奴隷貿易に従事していた。

        しかし、航海の間に何度も九死に一生を得る体験をし、奇跡としか思えない体験をして生き延びてきたことから、前非を悔いて牧師になることを目指すようになる。
        たまたま一時的に病気になったこともあり、奴隷船の船長をやめて、帰国した。

        当初は、なかなか牧師になれなかったが、その間もめげずに勉学を続けて、ついに牧師になり、ロンドンの最も重要な教区を任されるまでになった。

        そして、そこから、奴隷制廃止のための声をあげていった。

        ジョン・ニュートンが、この本の第四部に収録されている「アフリカ奴隷貿易についての考察」で記す奴隷貿易の実態は本当にひどい。
        そもそも、イギリス人の奴隷船で働く人もかなりの確率で危険な航海や病気により死亡するし、黒人奴隷にいたってはアメリカに輸送中に平均すれば四分の一が死んだという。
        また、奴隷貿易は白人たちの精神を腐敗させていると述べる。
        さらに、アフリカでは、黒人の勢力同士が、他の勢力の人々を奴隷にして白人に売って儲けるために戦争を起しており、奴隷貿易はアフリカの現地の内戦を起す原因だとも批判している。

        イギリスは、実際、その後、奴隷制廃止の声が高まり、アメリカよりもかなり早い時期に奴隷貿易も奴隷制そのものも廃止されていった。
        その中心人物となった政治家のウィルバーフォースは、ジョン・ニュートンの知人であり、ジョン・ニュートンはウィルバーフォースを励まし続けたそうである。
        このあたりのことは、ウィルバーフォースが主人公の映画『アメイジング・グレイス』でも感動的に描かれていた。

        ジョン・ニュートンは、若い時に好きになった女性と、長い航海の遍歴を経たのちに、無事に結婚する。
        何度も自暴自棄になりそうなところを、そうならずに生きて帰ったのは、その女性への愛が大きな原因だったようである。
        しかし、その最愛の妻も、やがて病気で先立ってしまう。

        また、クーパーという親友がいて、クーパーはジョン・ニュートンよりも若いが、とても深く聖書を理解し、すぐれた讃美歌をつくっていたそうである。
        しかし、クーパーはずっと長い間鬱病に苦しみ続け、とうとう鬱病のまま死んでしまった。
        この本には、末尾に、クーパーを悼んでジョン・ニュートンが詠んだ弔辞も収録されているが、それも深く胸を打たれる文章だった。

        さまざまな人生の悲しみや出来事や、自暴自棄になったさまざまな時にも、自分では気づかいないところで、はかりしれない神のはからいや愛があると、ジョン・ニュートンはその著作で語り続ける。

        「他の人にはどれほどささいなことに見えたとしても、あらゆる出来事に神の御手が働いている」

        そうジョン・ニュートンは牧師になってから語り続けたそうである。

        私は仏教徒だけれど、この本を読んでいて、たしかに神はいるのかもなぁ、と考えさせられた。
        もっと言えば、そのように人の心に働きかける何かが、この世には人の頭でははかりしれないところにあるのかもしれない、それは間違いないのではないか、とこの本を読んで、そしてあの美しいアメイジング・グレイスの曲を聞いていると思えてならない。

        ちなみに、この本を読んで知って驚いたのだけれど、アメイジング・グレイスは今は四番まで歌詞があるが、ジョン・ニュートンがつくったのは今の三番までで、四番目の「一万年経っても」云々という歌詞の部分は、『アンクル・トムの小屋』の中に出てくる歌詞をのちに追加したものらしい。
        おそらく、アメイジング・グレイスの曲に合わせて黒人が歌っているのを、『アメイジング・グレイス』の作者のストー夫人が作中に記したのではないかということだった。

        ちなみに、アメイジング・グレイスが有名になったきっかけは、ベトナム反戦や公民権運動にかかわっていたジュディ・コリンズという歌手の歌が大ヒットしたことがきっかけで、ジュディ・コリンズはそうした願いや思いをこめて歌っていたというエピソードも、とても興味深かった。

        あと、個人的には、ジョン・ニュートンが牧師になかなかなれず、願いがかなわない時期にも、聖職者になれないとしても「私は時間を無駄に使い、沈黙のうちに私の才能を葬り去ることは間違っているに違いないのである。」と考えて、せっせと努力し続けたというエピソードが、自伝を読んでいてけっこう興味深く、感心させられた。
        本当に神の恵みへの感謝の心を持つ人は、このように努力をし続けるもので、ぼーっと怠けているのは本当の信心ではないのだろうとあらためて考えさせられた。

        読んでいて、いろんな発見や感動のある本だった。
        この本を読んでから、あの歌を聞けば、さらに深くあの歌を味わえるのだと思う。
        >> 続きを読む

        2013/03/23 by atsushi

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    • 1人が本棚登録しています
      マザ-・テレサのことば 神さまへのおくりもの

      TeresaMother

      5.0
      いいね!
      • とてもシンプルで、わかりやすく、すばらしい言葉の数々。
        多くの方にお勧めしたい。

        2015/10/12 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      そよ風のように生きる 旅ゆくあなたへ

      D'SouzaValentineL

      5.0
      いいね!
      • 古本屋でふと手にとって手に入れた本なのだけれど、とても良い本だった。

        とてもシンプルでわかりやすく、キリスト教の観点から人生において大切なことが書かれている。

        とても良い本だった。
        繰り返し読んでみたい。
        >> 続きを読む

        2013/10/01 by atsushi

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      バチカンの素顔

      高橋健次 , StanfieldJames L , McDowellBart

      4.0
      いいね!
      • ヴァチカンの様子を映した写真がたくさん載っていて面白かった。

        教皇の個人用の礼拝室や、地下にある古代ローマの頃の墓地など、ちょっと普通は見れなそうな場所の写真もあって興味深かった。

        また、以前一度ヴァチカンに行った時に大きなオベリスクが広場にあったのは見たのだけれど、そのオベリスクについてこの本で説明してあって、私はてっきり後世にヴァチカンの建造物を作る時に建てたものと思いきや、ペテロが殉教した場所にあった古代ローマ時代のオベリスクを運んできたものだそうである。

        また、ミケランジェロやラフェエロの絵画や、ラオコーンなど、訪れた時に見てとても大きな印象を受け絵画や彫刻の写真も美しく載っていて、なつかしく眺めた。
        あまりにもたくさん物が多すぎて、見たはずなのだけれどいまいち記憶にない絵画なども興味深かった。

        またいつか行ってみたいものである。
        >> 続きを読む

        2013/05/09 by atsushi

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    • 1人が本棚登録しています
      祈りの心身技法 十四世紀ビザンツのアトス静寂主義

      久松英二

      4.0
      いいね!
      • アトスにおいて行われる、いわゆる「イエスの祈り」について詳しくまとめてあり、面白かった。

        「イエスの祈り」とは、「主、イエス・キリスト、神の子、私を憐れみたまえ」という言葉をひたすら唱える祈りである。

        アトスの静寂主義における祈りとは、神智的観想であり、情念の浄化だと位置づけられてきたこと。

        名を呼ぶことは、臨在と救いの効果を得ると考えられたこと。
        イエスの想起として、名を称えることが重視されていたこと。

        ヌース(知性)を儚いものから引き離し、ひとりでひたすらこの瞑想を行えば、「タボルの光」という光が見え、それがイエスを見た体験だととらえられてきたこと。

        などなどがわかりやすく書かれていた。

        東方正教会においては、神との一致や体験的知というものが重視され、神の本質は不可知だとしても働きとして知ることができ、光は働きだととらえられていた、ということなど、西方教会とは違って本当に東洋によく似た、とても面白い内容だと思った。
        >> 続きを読む

        2013/06/04 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      わたしには夢がある

      さくまゆみこ , KingMartin Luther , NelsonKadir.

      4.0
      いいね!
      • キング牧師の有名なあの演説を絵本にしたもの。

        あらためてとても胸が震える思いがする、すばらしい絵本だった。

        多くの子ども、そして大人に、ぜひとも読んで欲しい。
        >> 続きを読む

        2013/06/08 by atsushi

    • 2人が本棚登録しています
      恋ひ死なむ 殉愛のキリスト者手島郁郎

      毛利恒之

      5.0
      いいね!
      • 昭和の時代に、あたかも聖書の時代や中世の聖人のような、信じられないぐらいの熱烈なキリスト教の信仰に生きた手島郁郎さんの生涯を描いたノンフィクション。
        とても面白く、すばらしい本だった。
        ともかく、手島さんの信仰の熱さに、読みながら驚嘆させられた。
        本当のキリスト教の信仰というのは、このようなものなのだろうと読んでいて思った。
        私が生れる前にお亡くなりになられているので仕方ないとはいえ、生前の手島郁郎さんの聖書講義を聴いてみたかったとあらためて思えてならなかった。
        異言や神癒という、あたかも聖書の時代のような出来事が次々と起こったことが記されているけれど、きっと本当のことだったのだろうと読んでいて思えた。
        すごい人物がいたものである。
        この前、手島さんの『マタイ伝講話』は読んだので、ぜひまた別の御著書を読んでみたいと思った。
        この熱さは、見習いたいと思った。
        >> 続きを読む

        2013/07/30 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      マザー・テレサ愛のことば、祈りのことば

      TeresaMother , VardeyLucinda , 清水紀子

      5.0
      いいね!
      • あとがきにあるように、先に出版された本のダイジェスト版。

        それでも、心に沁みる言葉も多いし、いろいろ考えてしまう言葉も多い。
        その中でも、”欲望”と”恐れ”からの一連の言葉が身につまされる。
        人は、いろいろな欲望があり、また、いろいろな恐れから自己中心的な行動を取ることが、とても多い。
        ここに根源的なことがるように思う。
        そして、静かな時間を持つことの大切さが、繰り返し謳われている。

        今のような時代こそ、一層求めらるのだ。
        >> 続きを読む

        2014/08/26 by けんとまん

      • コメント 2件
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