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カテゴリー"ドイツ、中欧"の書籍一覧

      神聖ローマ帝国

      菊池良生

      4.0
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      • 神聖でもなければ、ローマでもない。

        世界史において捉えどころのない国として
        「神聖ローマ帝国」を超えるものは他にないだろう。

        「神聖ローマ皇帝」は天皇とも中国の皇帝とも全く異質の
        君主像を有するという点で、我々アジア人にはなかなか難しい概念である。

        カール大帝の西ローマ皇帝位戴冠に始まる「皇帝」の復活は
        ドイツに背負わされた歴史の始まりであった。
        ドイツの領邦君主たちも後に皇帝位を世襲することになるハプスブルク家もその歴史を背負わされた。

        奇しくも彼らを救ったのは、帝国を滅ぼしたナポレオンだった。「フランス皇帝」の登場によりハプスブルク家の「皇帝」も中世的皇帝理念の呪縛から救われることになるのだ。
        >> 続きを読む

        2014/11/10 by ShinminTM

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      おもいだしてくださいあの子どもたちを

      おびただす , AbellsChana Byers

      5.0
      いいね!
      • ナチスによる迫害の時代のユダヤ人の子どもたちの、当時の写真を集めて、文章をつけて写真絵本にした一冊。

        心に突き刺さる一冊だった。

        かつては笑顔だった子どもたち。

        ナチスの台頭により、家を追い出され、迫害されていく。

        しかし、そのような時代においても、ユダヤ人の子どもたちが乏しい食べ物を他の人と分け合ったり、行き倒れになっている人を介抱しようとしたり、お年寄りをいたわっている写真があって、そのことにとても胸を打たれた。

        これらの写真は、たまたま写真として残ったから後世に記録されたけれど、もっとなんの記録にもとどめられなかったそのようなことがたくさんあったのだろう。

        どうしてこのような普通の、そして良い子どもたちがこのような目にあわなくてはならなかったのか。

        そのことを思うと、なんとも心が痛むが、そうであればこそ、この子どもたちを忘れてはならず、思い出さなくてはならないのだろう。

        貴重な写真を数々載せた、貴重な一冊だと思う。
        >> 続きを読む

        2013/05/01 by atsushi

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