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権二郎
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題名通り、ひたすら徒歩で日本→韓国→中国→・・・→インドを踏破した旅履歴。とにかくやったこと自体は、偉業だな~。偉いかどうかは分からないとすると、異業。頭が下がる思いです。でも。それと、本が面白いかは、全く別個のものです。よっぽどその国々に精通していれば別ですが、次々に現れる地名を追うだけで精いっぱい。しかも、なかには面白いイベントもあるけど、基本的にはその土地の風俗が描かれている訳で、単調。韓国を出たあたりから、眠くなってきた。とはいえ、こういう文章を書く気持ちは、わかるんだよな~。自分で、1ヵ月、インドに行っていた時に日記を付けていたんだけど、その内容にそっくり。長い旅路では、毎日イベントがある訳じゃないので、食べた物と使ったお金なんかがメインになる。たまに起きるイベントも、本人にとってはイベントでも、読者にとってはそれほどでもない。作者と私の気持ちは通じあった(笑)。通じあわない人が、この本を読んで面白いと思うかは、まったく未知数なので、ご自身でお試しあれ。 >> 続きを読む
2012/06/28 by sasimi
妹尾河童
旅行記で最高の1冊をあげなさい。と言われたらこの本を迷わずに選びます。解説の椎名誠氏も言っています。ついに゛輝け!インド本第1位”が出たぞ、と思った。と。スケッチブックと巻尺をもって、あらゆるものを詳細に観て、測って、描きとめて、人と出会い、芸術に触れ、食い、文字通り地を這うように旅している様子に感動するやら呆れるやら。例えば泊まったホテルの部屋のレイアウト、内装、サイズまで細密画のようなイラストで描かれているのです。そして、これも、絶対に言っておかないと。『この本は文字まで全て河童さんの手書き』なのです!!!文庫だと字が細かすぎ~(と最近の私は思います)しかし、この本の最高の素晴らしさは、このオタクなこだわりだけにあるのではありません。河童さんのインドへの理解と敬意が込められているという点にあります。素晴らしい歴史と文化を誇るインドには、すべてがあります。悠久の時の流れを感じる息の長い人の営み。究極の貧困から贅を尽くした王侯の暮らしまで。その懐の深さ、幅の広さを彼は理解しています。河童さんの人柄や芸術に対する深い洞察の前には、多くのインド本が単なる“貧乏体験自慢”に過ぎないように思えます。おもしろおかしいインド体験記も悪くはないです。インドは日本人からするとあまりに違う国だから、誰が行っても何か書けてしまうはず。けれど「河童が覗いたインド」は妹尾河童さんにしか書けません。彼の素晴らしい目を通してインドを眺められる幸せ。それは、自分が直に旅行で漠然と目にするインドよりももっと真のインドなのかもしれません。そして、その地に行く日が巡ってきたら、必ずこの本を同伴して行きたい。そう思わせる本です。 >> 続きを読む
2012/11/06 by 月うさぎ
大槻ケンジ
のほほんとはしていない気もするけれど、大槻さんの正直な感想といった感じの軽く読める旅エッセイ。インド編では日本人クルーに囲まれているせいか、日本を引きずっている感があります。鮭の稚魚がイクラを腹につけて泳ぎ回るのに似てるかも。現地で長期滞在をしている日本人カップルの話や、商魂たくましい少年少女達等、小エピソードは楽しめますが、全般的には本人も言う通り「負け」てます。対するタイ編は、名実ともにバックパッカーとしての一人旅です。ぐっと自由が利く分、苦手な英語でなんとかコミュニケーションを取っていく大槻さん。不便ではあるけど、海、食べ物、人と、インドとは比べ物にならない程エンジョイしているのが伝わってきます。日本人旅行者との出会いもより多く、深いものになっています。良く知らない人と非日常を共有するって、旅の醍醐味ですよね。電車の中と外での一瞬の出会いや「無能の人」化、マジックマッシュルームのヒデさんなど、書いててもきっと楽しかったんだろうなというオーラがにじみ出ています。 >> 続きを読む
2017/02/14 by MaNaSo
蓮池薫
韓国旅行記。ブログなどの手記をまとめたもの。2編からなる内容だった。ときどき垣間見せる「北朝鮮」での暮らしぶりについての部分には興味をそそられた。拉致被害者である本人の言葉だということに重さを感じるが、期待してたのとはピントがズレてる。 >> 続きを読む
2018/07/07 by motti
たかのてるこ
最近この著者の本にはまっています。出版順に読んでいなかったので、あぁこれが例のラオス人の元カレかと思いながら読みました。本の中にもありますが、ラオスのことはほとんど知らなかったので、読みながら素敵なところだなぉと感じました。やっぱり旅は場所を見るだけでなく人とのつながりなんだなと感じます。最後の方は遠距離国際恋愛経験者としては泣けました。しかもこの彼がすでに元カレになっていると知っているので、尚更、人の心って難しいと。 >> 続きを読む
2020/07/03 by Mika
この著者の2冊目です。旅のお話自体面白いですが、旅先で出会った人たちの哲学的な言葉や考え方などを読んで、すごく深いなぁと感じました。たまたま別の本でも立て続けに同じような「自分とは何か」というのを読んだばかりのタイミングだったので、不思議な縁を感じました。個人的にはダライ・ラマに会いに行く前の段階で、かなり濃い旅/出会いだなぁと感じたので、その後のダライ・ラマに会いに行く行かないとかどうでもよくなるくらいの素晴らしい内容でしたが、会ったら会ったでやはりまたありがたい内容。この本がきっかけでダライ・ラマについても知りたくなりました。単なる旅の本ではなく、とても深い内容です。でも読みやいすし面白いので文句なしの★5。とてもお勧め。 >> 続きを読む
2020/06/23 by Mika
こういう旅の話は面白いですね。特にインドが舞台の話は他でも読んだことがありますが、この本を読んでますますインドに興味が出てきました。でも自分がインドに行って著者のようにはじけられるかといえば・・・たぶん無理な気がします^ ^;読みやすい文章で面白いのであっという間に読み終わりました。他の本も気になるので数冊買ってみました。 >> 続きを読む
石井光太
アフガニスタンでもジャカルタでも、スラム街でも売春窟でも、みんな自分たち日本人と考えてる事や感じる事はさほど変わらないんだな、というのが率直な感想。ここで紹介されたアジア各国にすごく親近感を覚える。 >> 続きを読む
2020/06/02 by キトー戦士
藤原新也
今から46年も前に書かれたノンフィクションだ。インド大陸に単身向かった20歳前半の青年。ありのままのインドとそこに住む人たちの生活を自分の言葉で何度も塗り込めたような表現で書いてある。400ページもある分厚い文庫本だが、読み進めていくうちに、どんどん旅の世界に引き込まれていく。日常にある生々しい生と死に触れながら、変わっていく自分の思いをストレートにぶつけていく思いが生き生きとしている。私も旅に出たくなった。 >> 続きを読む
2019/02/27 by KameiKoji
ゲッツ板谷
各国を訪問し、アンダーグラウンドなネタと変人を探す旅のタイ編。名作と位置づけたインド編に比べると、無駄に混沌としている印象。わずかな期間で多くの場所を巡る関係上、様々な場所での出来事を重ね合わせて、その国を語るようなシリーズのタイ編。時間の流れの大らかさというか、スケールの大きさを感じたインド編で一気にファンになり、今回手に取ったのがタイ編。まず、未知感が強いインドに比べ、実際に訪れたことが有るせいかもしれないが既知感が強いタイ。従って取り上げられる局面が映像化し易い点で刺激が少なかった。また、基本は屋外での描写が多かったインド編に対し、歓楽街の店の中のシチュエーションが多い点で、お国柄が出ているように思う。確かに冒険的な試みは多いのだが、結局は文明生活の中で出来る冒険は、たかだか知れているレベルなのでは無いかと思う。ゲイとベッドインする際の緊迫感も面白いが、上流から鳥に食い荒らされながら流れ行く子供の死体の方が印象は強烈で、有無を言わさないカルチャーショックは良くも悪くも読み手に思考を強いるパワーが有る。それにしても、やはり面白い。決して行動を伴にしたくないが、別の作品も読みたい。 >> 続きを読む
2012/07/05 by ice
麻薬、売春などアンダーグラウンドな体験も織り交ぜながら等身大のインドを描く。仲の良い友人からぶっちゃけトークでインドの実態を聞いているような感覚。アジアを中心とした貧乏旅行小説が好きで、もうかなりの数を読んできているが、良い意味で本作品は相当異質で有る。というのも、このジャンルの作品は、日常生活に疲れただボーっとしたいという怠惰な空気が全体を支配することが多い。ストレスからの解放とリフレッシュという読書目的のためには、それも魅力のひとつでは有るものの、貧乏旅行なればこそ、安い宿、安い飯、手の届く範囲だけの現地人との交流だけに留まらず、アクティブに活動して欲しいと物足りなく感じることが多かった。しかし本作品は全く違う。どちらかというと貧乏旅行の部類に入りながらも、酒だ麻薬だ売春だ。挙句の果てには現地人を殴って必死で逃げるなど、これでもかというほど、アクティブに動き回ってくれるため、全く飽きさせない。シリーズ化されているようなので、全部読むことに決めた。道義的な善悪は一旦棚上げし、腹を括って肯定的に楽しむことが必要。 >> 続きを読む
2011/10/20 by ice
前川健一
アジアを中心に世界中を旅する著者のエピソード集。際立った特色は無いものの、現地での生活の匂いを感じる。言ってしまえば、有りがちなアジア貧乏旅行記なのだが、現地の方々との継続的な交流が描かれている点に特色が有るように思う。基本的には、個々のエピソードは独立しているものの、別れたり、再会したり、助けたり、助けられたり。非常に大きな魅力を感じているため、アジア貧乏旅行記的なものを手当たり次第に読んできたが、あくまでも旅行者としての現地人との触れ合いに留まっているものが多く、本作品は一歩踏み込んでいると言える。また、ところどころに差し込まれているコラムでは、食を中心としたコラムが展開されており、各国の食文化の違いも面白かった。現状に不満が有るわけでは無いのだが、アジアの喧騒への憧れは強まるばかりである。 >> 続きを読む
2012/07/30 by ice
黒田福美
女優である黒田福美氏の作品なのだが、著者が誰なのか知らない状態で購入した。著者の実行力には頭が下がる。なかなか損得勘定抜きにここまでは入れ込めない。15年くらい前の作品であるため、日韓の関係は現在と比較してかなりナーバスな状態。当然、韓流ブームははるか後にやって来るために情報量も圧倒的な少なかったはずである。ある韓国代表のバレーボール選手に憧れを抱いた著者が、一念発起して独学で韓国語を学ぶところから始まり、両国間に横たわる悲しい過去の爪跡を感じるとともに、個人間での暖かい交流を重ねていく様が描かれている。終始一貫して凄いと思ったのは、そのアプローチ方法。とにかく体当たりと言うか、行動力が半端では無い。そのために危険な目に遭ってしまったことも有るのだが、相手の懐に飛び込んでいく積極性が無ければ、外国人で有る韓国人と、ここまで深く交流することは出来なかったはずで有る。当時はテレビ界でも、朝鮮半島系の話題はタブーとされていた頃らしく、そんな状況下で本業に悪影響を及ぼしかねない韓国への傾倒はリスクを伴うものだったはず。それでも、日韓関係を少しでも近づけようと努力する姿勢には頭が下がる。韓国通と言えば、SMAPの草彅剛氏も浮かんでくるが、個人の力では成し得ないことが芸能人という公人の立場ではできるのだということを思い知らされる。著名人でボランティア活動などに参加される方も多いが、こうして自らが愛する国を紹介する活動も、とても意味が有ると感じた。好きなことには情熱を持って取り組める。情熱が有ればどこまでも高みに近づけることを改めて知った。 >> 続きを読む
2011/05/25 by ice
日比野宏
各国ごとのエピソードが、それぞれ何かを考えさせるストーリーに仕上がっている。独自テイストで語られるアジア。こういうのも悪くない。グルメや貧乏旅行などという切り口が、このジャンルでは王道だと思うが、そういう画一的名切り口は一切持たず、それぞれがミニドラマに成り得るような読ませる話になっている。一見、各国の事情について、とくに触れられていないように感じるのだが、不思議なもので、読み終えると、その国について知ったような気になっている自分に気付く。結局、食文化など表面的なものだけでなく、更に深い文化の違いを感じるためには、その国の人と一歩踏み込んで交流する必要が有るということなのかもしれない。ストーリー性を求めず、もっと面白エピソードが欲しい。など、好みは分かれると思うが、たまにはこんな感じも心地良く感じる。挿入されている写真も多く、生き生きとした表情を眺めているだけでも楽しい。 >> 続きを読む
2012/06/18 by ice
下川裕治
この分野の大家とも言えそうな著者が語るアジアの友人達。アジアの大らかさに触れることは出来たが、喧騒が無いのが寂しい。アジアというキーワードで本を選んでいると、下川氏の著作の多さに驚かされる。バックパッカーとか貧乏旅行者を対象とした作品では、彼のシェアは相当だと思う。そもそも、アジア貧乏旅行記的な作品を好んで読む人間は、都会の喧騒に疲れ、のんびりアジアの田舎を旅してみたいと思っているタイプか、活気溢れるアジアの喧騒からパワーをもらいたいと思っているタイプに分かれる気がする。もちろん両方とも魅力的では有るのだが、後者により大きな魅力を感じるため、本作品は少し物足りないものが有った。ただしアジア貧乏旅行記としてではなく、一アジア人と一日本人の触れ合いという視点に切り替えると中々味わい深いものを持っている。とくに在日朝鮮人二世の方と、日本で不法就労していたタイ人女性の結婚までの苦労には、本当に頑張ったとお祝いしてあげたいくらい感動した。愛は国境を越えるというが、本当に越えるのは言葉でいうほど簡単ではないはず。アジアのことを考えると良い意味で肩の力が抜けてくれる。実感。 >> 続きを読む
2011/12/04 by ice
林巧
香港、マカオ、台湾。それぞれの生活。台湾を含めたのが敗因。隣接している香港/マカオ。これに台湾が加わったところで軸がぶれたように思う。印象的なエピソードは、むしろ台湾に多かったため、台湾編で1冊。香港/マカオ編で1冊。または、本作品に韓国やシンガポールなどを加え、台湾の孤立感をなくした1冊。いずれかにすることで、ちぐはぐ感を一掃できたと思うと惜しい。内容は現地での生活。または旅行記。著者の実体験なのだろうが、香港/マカオでは、かなりハイソな話が多いのに対し、台湾では一点して、ガラの悪い人々のガラの悪い話が多い。面白いもので、お上品な話よりも、ガラの悪い話の方が圧倒的に興味深い。長くヨーロッパ支配の元に有り、西洋文明の影響が色濃い香港/マカオと台湾では確かに違いは有るのだろうが、これほどの落差は有ろうはずもなく、各国での著者の交友関係や行動結果が異なっていたためと考えるのが普通で有ろう。類似の作品と比較して、とくに抜きん出るものは見当たらない。 >> 続きを読む
2012/03/16 by ice
鴨志田穣 , 西原理恵子
戦場カメラマン鴨志田氏と、その妻で有る著名漫画家の西原理恵子氏のコラボレーション。自分の伴侶がこんなだったら絶対に笑えない。今でこそ、スロー過ぎるトークでバラエティに引っ張りだこの方も存在するが、彼が出現するまでは個人にスポットが当たるような仕事ではなかったはずの戦場カメラマン。著者で有る鴨志田氏の職業がそれだということは知っていたものの、まさか自らの意志というよりも巻き込まれていただけなんて凄く驚いた。もちろん、途中からは自分の意志で行動したのだとは思うが、戦場カメラマンなんて危険な職業に巻き込まれて就くなんて想像の域を超えてしまう。ここで思い浮かんだのが、貧乏旅行者の腹の据わり方について。アジア方面の貧乏旅行の話が好きで、多くの作品を読んで来たが、そこには2つのパターンが存在する。・日本でしっかりとした基盤を持ち、リフレッシュのために訪れる人・日本の現実から目を背け、逃げるように生活の拠点を移す人結果、思い切った行動を取るのは、必ず後者で有る。では自暴自棄なのか?と言うと必ずしもそうでは無く、好奇心と冒険心に溢れているように見える。ここで気付くのは、日本に基盤を持っている人はそれを捨てられず、逆に日本に基盤を持たない人は、それを捨てられたというだけのことなのかもという点。もしかすると捨てることが出来た人から見れば、捨てられない人は非常につまらない人生を送っているように見えるのかもしれないと思った。 >> 続きを読む
2012/06/09 by ice
著者は西原理恵子氏の元夫。盟友ゲッツ板谷氏との旅など。ゲッツ板谷氏との旅を別の視点から描くことで更に立体感を増してくる。貧乏旅行記、中でもとくにアジアを好み、乱読して来た中で出会ったゲッツ板谷氏のインド怪人紀行。その恐れを知らない探究心と、サッパリしたアンダーグラウンドネタの語り口に魅了され、続いて他の作品も読み進めている。そんな中で見つけたのが、ゲッツ板谷氏と伴に旅をする鴨志田の作品。同じエピソードでも、違う視点から描かれることで大きく立体感を増して来る。元妻でイラストレータの西原氏との掛け合いも楽しく、インド怪人紀行を起点に、多くの楽しみに出会えているダイナミズムも心地よく感じている。即キレするキャラ、鴨ちゃんとして描かれている筆者だが、筆致はむしろ固めなのもギャップが有って面白い。これからも他の作品にも触れたいと思ったが既に故人なのが残念。 >> 続きを読む
2012/07/23 by ice
高野秀行
この本は著者の得な未知動物探しではなかったのですが、未知動物が出てこないのにこれまた面白かったです。10年前の本とはいえ、ビルマ/ミャンマーのジャングルをゲリラと一緒に横断していくという、とんでもないことを当時のリアルな政治的背景などと共に、色々な種族/民族との交流を通して著者が見た現地について、ぎっしりと書かれています。なので単に面白い(笑えるという意味)だけでなく、稀有な体験が書かれた貴重な資料とも言えると思います。例によって途中何度も笑いこけながら読みました。他の本も買い込んだので楽しみです。こういう類の本にしては珍しく評価は5にしました。上に書いた通り、面白い話というだけでなく、非常に貴重な内容が書かれた本です。 >> 続きを読む
2019/06/12 by Mika
最近ちょっと小難しい本を読んでいて、気分転換にセールだったので購入した本だったのであまり期待していなかったのですが、面白かったです(特に後半!)著者の未知動物探し自体も面白いのですが、語り口がこれまた面白くて、特に後半のアフガニスタンの凶獣ペシャクパラング探しの章は夜寝る前にベッドで読みながら一人ゲラゲラ笑ってしまいました^ ^;この本を買った時に同じ著者の本をもう一冊買っておいたので、この後夜中だったのに読み始めたのですが、そちらがまた出だしから面白すぎて、結局夜中の1時まで読んでしまいました。(そちらはまた別途レビュー予定)ということで、気分転換や暇つぶし、そして笑いたい人にお勧めの一冊。他にも何冊か著書が出ているのようなので、たぶん全部買います(笑)評価が4なのは、私的に5=これは絶対見逃したら損!読むべき本!というレベルなので、そこまでではないけど、とってもお勧め!という感じです。それくらい気に入りました。 >> 続きを読む
2019/06/08 by Mika
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