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カテゴリー"政党、政治結社"の書籍一覧

      日本共産党の研究

      立花隆

      3.0
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      • 「甲乙丙丁」を読んでいて、あまり背景を知らなさすぎるので、本書を読んでみることにしました。
        立花隆の本だから、おもしろいに決まっています。
        おもしろい本を読みながら、日本共産党の歴史も学べるので、一石二鳥です。

        「甲乙丙丁」では、いろんな人物の戦前の活動ぶりが語られますが、その当時の共産党への強烈な弾圧ぶりに、いまさらながら驚かされます。
        しかし、本書、とくにこの第1巻の焦点は、そういった弾圧ぶりを描くことにあるのではなく、密輸した拳銃で武装し、潰されても潰されてもしぶとく再建を図る非合法共産党と、それに対して次々とスパイを送り込み、悪辣なまでに容赦のない殲滅を図る特高との闘いを描くことにあるようで、これが手に汗を握るおもしろさ。一気に読んでしまいました。
        複雑怪奇な話でも、まるで波乱万丈の冒険小説を読んでいるみたいにスラスラ読めるのは、立花隆の論術がいつものようにクリアで分かりやすいおかげだと思います。
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        2017/11/17 by Raven

    • 2人が本棚登録しています
      日本共産党の研究

      立花隆

      3.0
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      • 1930年代初めの共産党。
        弾圧はますます強まり、スパイがますますはびこり、ついには組織の責任者がスパイだったり、最高指導部5人のうちの2人がスパイだったりという、まともな非合法組織だったらありえない状態になってしまう。

        ここまでくると、悲惨というよりほとんど喜劇だ。スパイである幹部がスパイである別の幹部を立場上査問しなければならないなんて不条理な出来事も出てくる。

        「これではまるで官製共産党ではないでしょうか」(p188)

        と特高側の職員が語ったほど、戦前の日本共産は完全に警察の監視下に置かれていたわけである。命がけで活動していた労働者たちは、とんだ馬鹿を見たものだ。

        最後の一撃、戦前の共産党運動の息の根をとめた事件の詳細は、次の第三巻。いよいよクライマックス。
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        2017/11/17 by Raven

    • 1人が本棚登録しています
      日本共産党の研究

      立花隆

      3.0
      いいね!
      • 最終巻。いよいよ宮本顕治によるリンチ共産党事件の詳細が語られる。
        この事件のあと戦前の共産党は完全消滅する。

        宮本顕治。
        わたしの共産党のイメージは、やはりこの人が議長で、書記長が不破哲三という人。
        99歳で2007年に亡くなったそうだ。

        現委員長の志位和夫は宮本家の家庭教師だったそうです。ふ~ん。

        立花隆のこの研究は戦前で終わっていますが、戦後編も読みたかったな。
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        2017/11/17 by Raven

    • 2人が本棚登録しています
      自民党 政権党の38年

      北岡伸一

      5.0
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      • 自民党の歴史は派閥抗争の歴史なんだということがよく分かる。政権政党を争う野党ではなく自民党内での強烈な権力闘争の実態、今なら間違いなく離党だろうとおもわれるほどの激しい抗争。残念ながら、そこに国民は驚くほど不在である。
        しかし、この闘争を勝ち抜いて総理になる政治家にはみな何かしらの魅力があったのだろう。果たして今の政治家達に、そんな魅力があるのだろうか。55年体制と呼ばれた時代とはまた異なる自民党一強政治。日本人には二大政党制は馴染まないのだろうか。
        >> 続きを読む

        2018/03/02 by MT1985

    • 1人が本棚登録しています

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