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菊池良生
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ヨーロッパにおける警察の誕生を書いている。古代ギリシャから始まり、中世から近世のドイツ、イギリス、フランスと主な国の警察の誕生を述べている。夜警国家であったギリシャを警察の誕生とし、警察権と軍事権の分離、警察権と裁判権の分離がどのような過程で行われたのか。ただ、本筋と関係ないような雑学が幾度となく現れるので読みづらい。後の章になって生きてくるというわけでもなく、無駄に思われた。 >> 続きを読む
2017/04/10 by Jinjinmin
毛利文彦
生半可なドラマや小説を読むよりずっと面白かった。筆者の熱と冷静さのバランスが良い。 >> 続きを読む
2018/10/18 by 室田尚子
「特殊班」に続き読了。こちらも十分面白いが、ややドラマティックに流れるきらいがあったか。でも読ませる。 >> 続きを読む
横田由美子
ジャーナリストの横田由美子先生の著書。タイトルの通り、横田由美子先生が出会った官僚たちの生態や価値観を興味深くまとめています。でも、組織の中でも異端で変わり者の人たちを取り上げているようで、一般的な人たちからはかけ離れているような印象。 >> 続きを読む
2017/08/20 by 香菜子
久保博司
日本一刺激的な新宿歌舞伎町交番で繰り広げられる日常。歌舞伎町に絡む人間たちの虚勢と寂寥感が愛おしくさえ感じる。欲望を満たしに来る人、その欲望を叶える人。彼らを騙そうとする人。実に多くの欲望が渦巻く新宿歌舞伎町で、市民を、そして歌舞伎町の住人を行き過ぎた暴力的行為から、時に体を張って守るのが新宿歌舞伎町交番の警官たち。やりがいは非常に大きいことは想定されるものの、あまりにもリスクが高い地域での勤務に耐え、志高く勤務されていることには頭が下がる。キャッチ、泥棒、ヤクザや浮浪者、援助交際の女子高生。個性豊かな登場人物たちのエピソードが織り成す世界は毒々しく光り輝き、読み物としても非常に面白いものになっている。新宿歌舞伎町交番で勤務する警官たちのエピソード集とも言える。 >> 続きを読む
2012/04/06 by ice
竹内明
「秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実」竹内明 講談社文庫スパイ小説好きな人は必読。密着ドキュメントだ。小説なんて目じゃないリアルな臨場感。スパイの冷酷さや悲哀もさることながら、その裏をかいて証拠を握り立件する職人魂に、感動しか無い。読み終わりたくない。けど、きっと淡々と粛々と終わるのだと思う。称賛も喝采も起こり得ないのが秘匿捜査だから。 >> 続きを読む
2015/11/06 by KTH
北芝健
長年警察に所属した著者による警察の裏側。警察の裏側という点では類似書は多いが、警察組織に対する愛とリアルな逸話が特徴。何にしてもそうだが、一方的な糾弾はどうしても嘘っぽくなる。類似書で有りがちなのは、ジャーナリストによる警察組織の暗部を書き立てるタイプのもの。もちろん、国家権力を代表する警察組織に対して、ペンで戦う姿勢は高潔で有り、そこに異論を差し挟むつもりは無いのだが、警察の日常に近い部分を、実際に、長年所属していた方に語ってもらうような作品が有っても良いと思っていた。そういう意味では待ちに待ったとも言える内容で満足度が高い。警察に限ったことではないが、ほとんどの組織では、大部分が忠実に職務をこなしているはず。交通違反で捕まった瞬間の怒りはともかく・・・、基本的には我々の平和な生活を守ってくれる彼ら。そんな、彼らが抱える不満や問題点を知っておくことは国民として、とても重要で有ると思う。確かに警察官が犯す犯罪は、他の職業よりも一段高いところで、糾弾されるべきだとは思うが、具体例を上げて説明されると、確かにそれくらいは許容範囲というものが多い。残念ながら、その一部には大罪を犯す者も存在する。しかし、これもすぐに警察組織の腐敗みたいな論調に持っていかず、局所的なものとして冷静に捉えることがフェアだと思うのだが、日常の彼らを知ることで、これが出来るようになる気がする。踊る大捜査線は結構リアルだと聞き、室井/青島の構図が好きなので、ちょっと嬉しくなってしまった。 >> 続きを読む
2011/06/13 by ice
退職手当制度研究会
こんなタイムリーな、ピンポイントな本があるんですね。多分読むことはないので、読んでないけどレビュー登録。。3,675円の価値が若干気になりますが、私にはおそらく意味がない。まさにこの本につけるタグは「その他」だ。 >> 続きを読む
2013/01/24 by fraiseyui
OBによる警察組織の裏。少し引いてしまうような事例も多いが、警察を身近に感じる。OBとは言え、警察に属していた人間として語るには、結構厳しいところまで踏み込んでいると思う。正義を貫き通したくても、上からの圧力や、民事不介入原則などが邪魔をし、泣く泣く諦めなければならない場合、横の繋がりや、場合によっては国際的な現場の警察ネットワークを通じて目的を果たす場合も有るという。泣く泣く諦めなければならない場合とは、それを実行すると越権行為になる場合なので、直接自分が手を下さなくてもリスクは大きいだろう。何とか正義を貫こうとする人、そして自分の信念を貫くため、間接的では有っても組織人としてのリスクを背負おうとする人。良い悪いは別として、いくら警察とは言え、生身の人間が集まって構成しているわけで、こういう人間臭いエピソードを聞くと、警察にも血が通っていることに安心する。警察においてキャリアコースに乗ることの重要性を実感した。 >> 続きを読む
2012/06/24 by ice
織川隆
北海道警を根底から揺るがす汚職事件に迫る。警察関係者には、そこが高潔な良心が求められる組織で有ることを再認識してもらいたい。拳銃検挙で圧倒的な実績を上げて来た稲葉警部。その捜査方法の問題。そして北海道警の組織そのものに巣食った問題について切り込む。安定的に拳銃摘発件数を稼ぐには、暴力団との密な関係の構築/維持が必要。そのためには金もかかるので、多少のことには目を瞑る。おそらく現場ではこのような相当な数のジャッジに迫られていると思う。ルールを厳格に守っていては仕事にならず、時々で拡大解釈を行うことは、警察に関わらず、どこの現場でも行われていることだろうと思うが、ここの拡大解釈が止まらなくなったのが、この事件の真相ではなかろうか。売り上げを維持したいから、他社製品に害の有るものを仕込むとか、競合他社と同じサービスを早期に立ち上げたいからハッキングしようとか。ビジネスを突き詰めるに当たり、法律に触れるアイデアが出ることも有るだろう。それを実施候補から外すのが良心で有り、警察にそれが無かったのは驚愕に値する。後半、贖罪なのか良心の呵責なのか、組織犯罪に手を貸して来た元最高幹部から汚職の詳細が暴露される。当然、タイミングを問わず悔い改め、その事実を明らかにした行為とその勇気は賞賛に値する。しかし、自分の現役時代には汚職を見過ごし、きっちり任期を勤め上げてから、部下/後輩が残る組織のそれを糾弾するという価値観に関しては、別の視点での評価が必要だろう。職務権限の悪用による増長。民間企業でも類似のことは有るが、結局のところ良心の問題だと思う。 >> 続きを読む
2012/10/22 by ice
西沢和彦 , 山田久 , 翁百合
読み物としてはちょっと堅いかなぁという印象。北欧の政策を参考に今後の政策を考えていくのが流行りのように叫ばれているが、ホントにそのまま採用できるの?上っ面しか知らないんじゃないの?と政治家に聞いてみたくなる。スウェーデンをはじめとした北欧諸国ではなぜ高い国民負担が許容されるのか?それは負担しても受益があるという感覚が国民全体に持たれていて、そういうシステムをきちんと維持してくれる政治への信頼があるからだと書かれていて、きっとその通りなのだと思う。だとしたら国民の政治への信頼が全くない日本では、同じ政策は成立しないのではないかと。読み終えてさらに日本の政策が良くなる気がしなくなってきた。 >> 続きを読む
2013/08/31 by freaks004
古賀茂明
ちょっと前に読んでた本ですが。「日本中枢の崩壊」も借りたけど内容は大体同じ、新書で読みやすい。どの仕事もだけど、特に公の仕事(政治や教育など)はその本質や目的を忘れたらダメだね。官僚(特に上の方、上級官僚)コワイね~。どうにかしないと、国が滅ぶかもしれない、ホント。「初心忘るべからず」ですね。意識改革は必要だと思う。公務員の仕事は国民を幸福にすること。考えるべき事は省益ではない。ただ、そのための構造改革をする時、そこに市場の原理を入れないように気をつけなければ逆効果に(保身に走る)、かえってより悪くなってしまうような気がする。自分や省庁の利益ではなく、国民の利益を考えることができるように、がんばって改革を進めてほしいと思います。国民のための仕事に誇りがもて、公務員の皆さんが誠実な心で頑張れる組織への改革をお願いしたいです。(ただの公務員いじめにならないようにね。普通に頑張ってる人はいっぱいいるのだから)・・・が、公務員改革、いつの間にか闇に葬られてないかい?いつになったらできるのでしょうね。増税や原発再稼働や改憲に向けては、行け行けドンドンですが・・・??? >> 続きを読む
2014/04/22 by バカボン
森田朗 , 市民が主役の地域情報化推進協議会
ウェブでも情報はとれるが、やはり、本で読んだほうがわかりやすいと思って読んだ。概要と実務ベースで対応が必要なことは、だいたいわかる。実務での対応は、いい悪いではなくて、法制度として要求されるので、そういう割り切りでやるだけ。職場での手続き変更はそれとして、どこまでの情報を伝えるのかがある。本当に、どこまでメリットがあるのか?どんなデメリットがあるのかはまだまだ未知数だろうと感じた。それだけでなく、危険性にも少しだげ触れられている。 >> 続きを読む
2015/01/10 by けんとまん
小室直樹
この手の経済や政治、外交等を論じる本は巷にゴロゴロあり、その本を読むのは好きである。論者によってその論理結論が異なるのは当然でそれに対する様々な反論があることと思う。私の悪いところは、Aさんはこう言っている、それはこういう論理でこういう結論が出ている、何となく正しいと思う、それに対してBさんは正反対の結論である、それなりの論理構成な気がする、果たしてどちらの意見に私は与するのだろうか、(どちらの論理も素直に聞いてしまって)うーん…わかんないとなるところである。この本は平成8年に著されている。主な主張は日本は腐蝕した官僚機構のせいで破産しかけている、いや、しているというものだ。その論理は私のような自分の頭で考えられない人間でも、より基礎から分かるように(大事なところは繰り返し)書かれている。多分正しいことを言っているんじゃないか、と思うが、また同著者の他の著書を読んだり、反対意見を読んだりして理解を深めたいと思う。 >> 続きを読む
2014/08/24 by harubou
大原瞠
青木理
田中一昭
木村盛世
門田隆将
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