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カテゴリー"古生物学、化石"の書籍一覧

      鳥類学者無謀にも恐竜を語る

      川上和人

      3.5
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      • ベースは学術書で、ユーモアを交えた文章にすることで一般人にも飽きさせずに読ませる工夫をしている、という感じ。
        こういう種類の本としてはやはり『カラスの教科書』が一番に思い浮かぶけれど、それよりも本格派という感じだ。文章の面白さよりも、内容の面白さに興味がないと、若干読みにくいかもしれない。

        しかし、めちゃくちゃ面白い。

        私が子供の頃の恐竜図鑑では、彼らは暗褐色っぽい皮膚をしていて、ゾウやサイのようなイメージでした。
        しかし最近の研究では、彼らには毛が生えていたというのは、まぁ、聞く話。そしてさらに、鳥類というのは恐竜から進化したものというのが通説になっているそうです。

        とはいえ恐竜はすでに絶滅しているし、化石から彼らの生体や外見や暮らしぶりなどを推測するしかないわけで、かなり厳しい。それでもここまで研究が進んでいるって、すごい。
        特に面白いのはプロファイリングの仕方です。現在の鳥類をはじめとする現生生物の生態から恐竜の在り方を考えるところ。
        たとえば「白い恐竜はいたか?」というテーマを掲げる。現在の生物では白い姿をもつ生物はこういう特徴がある、なぜならこういう生物学上の理由があるからだ、それなら白い恐竜というのがいたなら、こういうところに住んでいてこういう条件下でこんな姿をしていたのではないか、現在見つかっている恐竜の仲間の中ではこれが近いはずだ…などなど。

        仮説と検証の繰り返し、しかし答えは闇の中。
        ミロのヴィーナスはどのような腕を持っていたのかわからないからこそ美しいのだと書いた随筆家がいましたが、恐竜もまさにそこなのだな、と思います。著者も書いていますが恐竜の最大の魅力は「じらしてやまない究極のチラリズム」なのです。
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        2017/09/03 by ワルツ

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      ザ・リンク ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見

      柴田裕之 , TudgeColin

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      • 人と猿との間の「ミッシング・リンク」に該当するのでは?と推測される霊長類の化石が発見されたことから始まります。

        発見された化石の霊長類についてだけでなく、動物の進化について詳細に述べており、化石からここまで解明できるのかと驚きです。

        巻頭には発見された化石のカラー写真が多数あり化石の見事であることが分かりましたが、逆に文中に挿絵・図が全くないのはマイナスかなと感じました。
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        2013/06/02 by 6kawa

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      骨から見る生物の進化

      PanafieuJean-Baptiste de. , 吉田春美 , BarralXavier. , 小畠郁生 , GriesPatrick.

      4.0
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      • (書棚から時折取り出しては眺める本。)

        写真がとにかく美しい。

        興味ある人は河出書房新社のHPから入手できる案内見本PDFをダウンロードしてご覧あれ。
        馬にまたがる人間、いずれも骨だけの写真。もはや芸術。

        http://www.kawade.co.jp/visual/bone/

        生きとし生けるもの、死んだら骨になる。魂のよるべとしての骨の神秘性は、人間と動物の垣根を取り払い、樸が悠久の時間の一瞬刹那に生きていることを感じさせてくれる。
        >> 続きを読む

        2014/06/14 by junyo

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      「恐竜」トリケラトプスと巨大ガメ ア-ケロンの海岸の巻

      黒川光広

      4.0
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      • 草食恐竜トリケラトプスの群れが、肉食恐竜たちと戦いながら、緑豊かな新天地を求めて南へ旅する冒険物語のシリーズ。

        巨大ガメ「アーケロン」の産んだ卵を必死になって守るトリケラトプスの子・リトルホーンのお話。
        読み聞かせていると、舌を噛みそうになるような名前の恐竜がたくさん登場。男の子は結構食い付く絵本だと思う。
        最後にアーケロンやカメの分かりやすい解説もあり、図鑑感覚で勉強にもなりました。

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        2012/02/05 by kumahachi

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