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石牟礼道子
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Wikipediaの純文学で例示されていた作品。水俣病に関する作品ということで、ネタバレした状態で読み始めたのだが、おそらく楽しい話ではないじゃん。読みにくい文体ではないのだが、お風呂読書しているとイライラしてくる。22ページで早々にドロップした。 >> 続きを読む
2020/06/14 by 和田久生
養老孟司 , 池田清彦
環境問題について一言。 「環境問題、何が真実?何が虚実?マジわからねぇぜ!! どうにかしてくれ、この野郎!!! 」自分の環境に対する認識が揺らぐ。 いままで正しいと思ってやってきたことは本当に正しかったのかどうか...、と。 環境を守るためには、何ができて、何をしなければならないのか、考えさせられる一冊でした。 >> 続きを読む
2017/06/22 by タバティー
GoreAlbert , 枝広淳子
地球温暖化に警鐘を鳴らした本、どんどん地球がおかしくなっていく?!「不都合な真実」http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2014-11-08 >> 続きを読む
2015/04/10 by youmisa
不都合な真実 ECO入門編 地球温暖化の危機。アルゴア先生の著書。世界の環境問題、CO2地球温暖化問題を平易に解説している良書。地球温暖化をテーマに、写真やビジュアル中心でわかり易い構成になっているので、世界の環境問題やCO2地球温暖化問題を初歩から学びたい大人や中高生にもおすすめできます。アメリカのような大国が不都合な真実に目を背けてばかりでは、世界の環境問題、CO2地球温暖化問題はなかなか解決しないでしょうね。 >> 続きを読む
2018/07/12 by 香菜子
ナマケモノ倶楽部 , Cullis-SuzukiSevern
1992年のブラジルのリオデジャネイロで開催された国連の地球環境サミットで当時12才だったセヴァン・カリス・スズキ先生が子供の環境団体の代表として地球環境問題についてスピーチした内容とその背景をまとめた良書。たった12才で世界の人たちの共感を得るようなスピーチをして、世界の環境問題への関心を高めることに成功したなんて心から尊敬。もちろんセヴァン・カリス・スズキ先生個人の才能や努力もあるだろうけれど、12才の女の子に地球環境問題を真剣に考えるきっかけや環境を与えた周りの大人たちもすごいと素直に思う。 >> 続きを読む
2017/09/18 by 香菜子
岡田幹治
ミツバチは人類が生存する為に必要なのである。世界の食料の90%を供給する100種の作物のうち、70種以上がミツバチによって受粉しており、昆虫や他の動物による花粉交配は世界の食料生産にとって必要不可欠なものという。なぜ、ミツバチが減っているのか。それは、餌になる植物の減少、寄生虫や病原菌の増加、大気汚染などによってミツバチの生息環境が悪化したから。非常に敏感なんですねえ。ミツバチって。 >> 続きを読む
2014/02/01 by 本の雑酒
日引聡 , 有村俊秀
経済学と環境問題の関係の重要性をミクロ経済学の視点からよく理解することができた。少し古いが実社会での対応や京都議定書についての記述もあり環境経済学をより深く学んでみたいと思える1冊だった。購入を検討される際はコラムだけでも読まれるといいかもしれません。 >> 続きを読む
2017/09/08 by Mishiro
MooreCharles , PhillipsCassandra , 海輪由香子
人によって違うかもしれないけれど、読む本を選ぶ際、筆者はそのタイトル(題名)を重視している。その点でいえばこの「プラスチックスープの海~北太平洋巨大ごみベルトは警告する」は秀逸なものである。 海におけるごみ、中でもプラスチックに注目した本書は、たくさんの海洋研究者や環境研究者、それに化学者、環境活動家、そして海を愛する多くの人たちによって作られたと言っても過言ではないだろう。「海のごみ」と言えばあなたは何を思い浮かべるだろう。流木やビニール袋、ペットボトルだろうか。数年前、横須賀に行ったとき、巨大な自衛艦や米軍潜水艦を背景に、横須賀公園から見える海の水面にはたくさんのごみが浮かんでいたことを思い出す。 筆者が高校生だった頃は、地元山口県の沿岸(瀬戸内海)でもよく赤潮が発生していた。赤潮とは、プランクトンの異常発生によって海が赤く変色する事態のことだ。環境汚染によって過剰に垂れ流された栄養素がプランクトンを増殖させ、そしてその死骸が赤潮となった。現在は、赤潮も発生しなくなり、多少沿岸の海もきれいになったのかと思ったけれど、どうやらそうでもないらしい。 本書で問題としているのは、「プラスチック」である。プラスチックは木材や紙などと違って、人が石油から人工的に作り出した素材であり、その分解は非常に困難ときている。つまり、埋めたり海に捨てたりしても、なかなか自然に帰ってはくれないのだ。プラスチックは、その姿のまま、最悪の場合は毒素を含んだ状態に変化して海の中を漂う。 とうぜん、魚や海洋動物(鯨やアザラシなど)、それに海鳥たちが食べるエサの中にもプラスチックが混ざってしまう。さすがに大きなプラスチックはそのままだが、微細なプラスチックは知らず知らずの間に食べてしまう。ウミガメやクジラがクラゲと間違えて、ビニール袋を食べてしまう、という話は有名ではないだろうか。 プラスチックは中々自然に還らず、そこに留まってしまうという意味では、水銀にも似ているだろう。チッソという企業が垂れ流した有機水銀が水俣病を引き起こしたことは日本人なら知っていることだろう。プラスチックは、水銀ほど劇的な症状をすぐには表さない分、水銀よりも更に厄介である。しかもその影響は、汚染源よりもはるか数千キロ離れた海上にも影響を及ぼす。なかなか分解されないので、何年もかけて海流に乗り、流されていくのだ。 東日本大震災の津波で流されたがれきが未だに、アメリカやカナダの海岸に漂着していることでもわかるように、海は広く、そしてその時間は人間の生きるスピードよりもはるかにゆっくりしている。だがそのスピードに甘えて、対応が後手に回っていては話にならない。 海のごみで最も多いのは漁具だというが、その漁具も多くはプラスチック製である。理由は言うまでもなく安いからだ。海が汚れてしまうと最も困るはずの産業である漁業が、海を汚しているとすれば、これほどの皮肉はない。 プラスチック産業(石油化学産業)は、筆者の兄弟や同級生もかかわっており、他人事ではない。それに漁業もそうだ。今日、誰もがプラスチックと無縁では暮らしていけない。今、筆者が叩いているパソコンもスマートフォンも、それに食器、電化製品にもプラスチックが使われている。人はプラスチック無しには暮らしていけないくらい、プラスチック(石油化学製品全般も含む)が溢れている。 それがごみとなって海を漂う。プラスチックの中には、劣化や燃焼を防ぐため、人体に有害な物質を混ぜているものもあるという。だが多くの石油化学製品メーカーは、企業秘密を盾にその物質の詳細を明かさない。塩化ビニールなど、後になって問題になる物質もある。それが海に流れ出すのだ。 我々の生活に深く結びつく海。その汚染、それもプラスチックによる汚染は、他人事ではない。先にも言った通り、我々の生活にプラスチックは多く関わっている。少しでもプラスチックを使わないようにすること。それが一番なのだが、現状では難しいだろう。なぜなら、ガラスや金属よりもプラスチックは安価だからだ。企業も自治体も、コストのかからない選択をしたがるものだ。だが、安易な選択が地球を汚し、さらには我々の生活を真綿で首を絞めるように少しずつ苦しめていくことを忘れないようにしたい。 >> 続きを読む
2015/02/14 by ぽんぽん
Weisman, Alan , 鬼澤忍
奥州平泉を訪れた松尾芭蕉は、藤原三代にわたる栄華の地が、野原に変わっているのを見て、人の世の無常を詠んだ。アラン・ワイズマンのノンフィクション「人類が消えた世界」が描く世界は、少しこれに似ていると思う。違うのは、人間たちの夢に思いを馳せる俳人すらも、そこにはいないということだ。人間がある日、突然いなくなったら?-----。例えばニューヨーク。地下水を汲み上げる管理者がいなくなった途端、地下鉄は水で溢れ、舗装道路が陥没し、やがて摩天楼は崩壊する。著者は、生物学、考古学、土木工学、大気物理学など諸分野の研究者や、交通局の担当者、橋の管理人、製油所の広報担当者ら様々な人々を取材し、人類が突然消えた後の世界を予測する。裏返せばそれは、人類が地球に与えている負荷を明らかにし、一方で、私たちが堅固だと思っている文明の儚さを知らせることでもある。しかし、描かれているのは世界の終焉ではなく、むしろ再生と新たな創造の世界だ。かつて繁栄した二本足の動物のことなど気にも留めず、植物は瓦礫の間から芽吹き、繁茂する。生命の長い歴史に比べれば、ほんの一瞬の間に、コンクリートジャングルは緑にのみ込まれていく。どこからか草食動物たちが戻り、それを追う肉食動物が戻ってくる。人類がいたことを示すプラスチックや重金属、放射性物質などは、しばらくの間、生態系に残る。ある生物は絶滅し、ある生物は新たな進化を遂げるかもしれない。人類の英知で地球環境をコントロール出来ると信じている人は、意外と多いのかもしれない。そうした人たちは、自分が暮らす街が、うっそうとした森に戻る可能性を考えたことがあるだろうか。何のコントロールも必要ない。ある日、私たちが消えればいいだけだ。新緑が美しい季節だ。しかし、私たちはこの美しさを後世に残せるだろうか。我々自身が消えることなしに。 >> 続きを読む
2020/05/11 by dreamer
辻信一
とても良い絵本。 冒頭に、火事をひとしずくの水を運んで消そうとするハチドリの絵本が載っている。 そのあとに、いろんな人のメッセージが載っている。 冒頭の絵本だけならば、ほんの数ページなので、ぜひ多くの人に手にとって読んで欲しい。 "I am only doing what I can do." 「私は私にできることをするだけ。」 山全体の火事をひとしずくの水で消そうとして何ができるのかという問いに、ハチドリはこう答える。 この心が、大事だと思う。 私は私にできることをする。 >> 続きを読む
2012/12/30 by atsushi
武田邦彦
一般人のエコ活動は実質無意味か...結局エコの名の下に金稼いでる奴がいっぱい居るんだよなぁ。ペットボトルはよく燃えるってさ。 >> 続きを読む
2013/06/15 by freaks004
高橋敬一
究極のエコは、人間がいなくなること。人間が本能のままやりたい放題することを止める。何もしないことがエコだという。自然農の福岡正信さんも、人間には何もできない、余計なことをするな・・・と言っていた。たしかにそうだ。でも、人間も生きたい・・ 1万年前の原始生活にもどるのも難しい・・・高橋さんは、エコだエコだといって自己満足的な押しつけをやめてほしいといっているのであって、環境を壊してもいいのだ、ということを言っているわけではないと思う。(分かりにくいけど)エコツアー、エコキャンペーンとか温暖化対策だとか、環境保全団体だとか、結局金儲けの手段になったり自分たちの都合のいいように押しつけてくるのがおかしいと言っているのだと思う。(多分) 「エコはいいことだ、進めるべきだ」ということが、人間のエゴ、押しつけになってはいけない。価値観は人それぞれで、互いにわかり合えないものだから、妥協点を模索するのが本当だろう、と…。(そのとおりですね)>「自然との共生」を唱える際も、人間は自らが環境を改変する動物、すなわち他の生物の住居(ニッチ)を破壊して初めて生きることができる生物であることを忘れがちだ。(忘れないようにしよう)>「自然との共生」とはまさに、「自分にとって懐かしい自然、自分にとって個人的に重要な自然をとっておきたい」という、まことに自己中心的な利己的欲求なのだ。(利己的・・・う~ん、人間がすることだから、人間と自然は繋がってるから結局はそうなってしまうけど、そこが一番じゃない、そう思ってない人もいると思うけど・・・。怒ってんの?)>人為的な環境改変が人間社会の存続に大きな脅威となっているのを否定するわけではない。ただ私は、そうした環境の変化をもはや食い止めることは出来ないと思っている。なぜなら今日の環境悪化を引き起こし人間を滅ぼそうとしているものの真の正体、それは人間の本能そのものだからだ。>天文学的な数値で増え続ける人口、長寿命化、留まることのない経済発展への渇望。大量絶滅が起こっている最大要因はこうした人間の本能的部分にこそある。(そうだ思います)>自分で高い金を出して無農薬野菜を買うならいいが、すべての農家に無農薬で従来通りの価格のかつ見栄えもいい作物を作れなどというのは、他人には義務を課し、自分においては権利を主張するのとなんら変わるところはない。(そうだけど、そんなことを言ってる人がいるってこと?自分勝手だねえ)ある意味、人間がすることは自然ともいえる。本能(欲)にまかせて生きることは自然だと。人間も自然の一部だから。しかし、人間が他の動物とちがうところがあるとすれば、高度な智慧(理性)をはたらかせることができるということじゃないでしょうか。(もっとも、動物は"ほどほど"を知ってるみたいだけどね)自然の一部である人間も、遅かれ早かれいつかは絶滅するのだろうけど、本能(欲)のまま生きてそのスピードを速めるか、智慧をもって絶滅へのスピードにブレーキをかけるかは、私たち人間次第なんだと思います。人間の本能は変えられないかもしれないけど、智慧(理性)で本能(欲)をコントロールすることはできると、私は思っています。ちなみに、自然は循環するけど、最近は循環しないものが増えて困りますね。 >> 続きを読む
2013/08/21 by バカボン
原田正純 , 三枝三七子
水俣の、ある一家の物語。はじめに妹が、やがてお父さんもお母さんも、水俣病で死んでいった。最初は、木が枯れ、魚が死に、猫が狂い死んでいった。あらためて、水俣病の悲しみを思わざるを得ない。あとがきで、原田正純先生が、「私たちの周りにいる”小さないのち”も、”私たちのいのち”と繋がっている」ことが水俣病のメッセージだというのは、本当にそのとおりだと思う。水俣病からのメッセージをきちんと受けとめ、記憶を風化させず、もう一度考え直していくためにも、多くの人に読んで欲しい絵本だと思う。 >> 続きを読む
2013/05/24 by atsushi
「エコ」社会が日本をダメにする―真面目な人がバカをみる、あやしい「環境運動」。武田邦彦先生の著書。世の中には間違っていて無意味な環境運動があるのは武田邦彦先生のご指摘のとおりであると思うけれど、だからといって正しくて意味のある環境運動の存在が否定されるものではないと思う。それぞれの人が環境問題を真剣に考えて、自分の身の丈にあった環境運動を行うことが大切。 >> 続きを読む
2018/12/28 by 香菜子
WorldShift Osaka 実行委員会
地球の中の一部であるという認識を忘れずに生きているか資本主義の世界(お金という魔物に支配されている世の中)で今後幸福に生きて行くためにどういう考えかたをすればいいのかなど様々な経験を持った33人が、未来を変えるにはどのようにしたら良いのかのアイデアや考え方が非常に面白い。ホリエモンや岡田武史、著名人の話も面白いが太平洋を葦船で渡った人、エリート銀行員からカトリック司祭になった人、日本で初めてTシャツを広めた人なども出て来る。この人たちのアイデアを実現できたら真に豊かな国、世界になって行くと思う。メモ地球のあらゆるものと生きているという認識を持つこと持続可能で循環型のエネルギー食材をものではなく命を捉えているか人のために、他の何かのために生きて行くという感情=愛を一番に考えること足るを知ることが真の心の贅沢子供達に受けて欲しい教育 豊かな土で美味しい野菜を作る、電気に頼らず豊かな生活ができるかお金で買えないもの、精神的価値や心の世界が大切集団で生存し続けるためのボックス(集団的同意、規則)を認識し、そのボックスにい続けることは危険である。ボックスから一度出てみる勇気、ボックスを根本から見直す。 >> 続きを読む
2018/08/18 by sammy
青樹簗一 , レイチェル・ルイーズ・カーソン
養老孟司
内藤正明 , 加藤三郎
池田清彦
カテゴリー"公害、環境工学"の書籍一覧 | 読書ログ
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