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カテゴリー"兵器、軍事工学"の書籍一覧

      ロボット兵士の戦争

      小林由香利 , SingerPeter Warren.

      5.0
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      • このP・W・シンガーの「ロボット兵士の戦争」は、21世紀の戦争というものに鋭く考察した衝撃的な戦争論で、技術革命で日々変貌していく戦争の姿をリアルに描いている。

        「プレデター」という米軍の無人機がアフガニスタンやイラクの空を飛んでいる。
        24時間滞空でき、3千メートル上空から車のナンバーが読めるカメラとレーダーを備え、偵察や監視、攻撃を行なう。

        米国ネバダ州の基地で、操作盤の前に座ったパイロットが遠隔操縦をする。
        無人機からの衛星画像を見て、現地の地上部隊と交信し、ミサイルを発射する。

        「テレビゲーム感覚だ。ちょっと残酷になる場合もある。だが、とにかくすごい」とパイロットは語る。
        彼らは攻撃されるリスクもなく、基地に出勤して遠隔操縦をし、夕方、帰宅して家族と食事する。

        日常との境目がないバーチャルな戦争だが、無人機は確実に"流血と死"をもたらしている。

        米軍は、9.11米国同時多発テロ以降、「テロとの戦い」を掲げ、味方の被害は最小限に、敵には効率よく打撃をと、「無人システム」すなわち、軍用ロボットの大量配備を進めてきた。

        走行ベルト付きの爆弾処理ロボットや武装ロボットに加え、昆虫型偵察ロボット、兵士の脳にコンピユーターチップを埋め込むサイボーグ化などの開発も進んでいる。

        米国の安全保障の専門家であるである著者は、軍用ロボットが戦争の在り方を大きく変えると指摘する。
        味方の犠牲者が少ないと見込めるほど、開戦は気安くなる。

        無人機が撮影した戦闘の映像が、ネットで公開され、戦争が見世物化する。
        ロボットによる民間人殺傷といった戦争犯罪の責任は誰が負うのかなど、国際人道法の想定外だった被害の拡大にも警鐘を鳴らしている。

        だが、富める国は兵器を無人化できても、攻撃される側の多くは生身の人間であり、流血はやむことがない。
        一方で、軍と企業と科学者がロボット開発に走り、膨大な軍事費が注がれ、そこに利潤が生まれてくる。

        私はこの本を読み終えて、軍産学複合体による"戦争中毒国家"である米国が作り出す、おぞましい現実と未来が、この本の中から浮かび上がってきて、戦慄が走りましたね。

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        2019/02/16 by dreamer

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています
      最強兵器入門 戦場の主役徹底研究

      野原茂

      2.0
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      • 兵器のデータ集。

        兵器データの羅列。資料的価値はともかく一般人には得るもの無し。

        兵器についての知識が無いため、データ集としての評価は出来ない。

        どうも納得できないのが、この作品が文庫として出版されたこと。
        データ集ならカラー写真が有るべきだろうし、そもそもデータ集というカテゴリは商業的に文庫化して採算が合うようなものでは無いだろう。

        読書方針上、全部読んだが、苦痛以外の何者でもなかった。

        単なるデータの羅列で著者の主張も何も無い。
        >> 続きを読む

        2012/01/29 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      図解戦車

      新紀元社 , 大波篤司

      4.0
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      • 戦車の知識ゼロでも、「そもそも戦車とはなにか」という定義のレベルから丁寧に説明してくれるので大変わかりやすい。また、1項目1見開き簡潔で、右ページにはイラストによる図解も挿入されており、イメージがわかりやすいのも◎。章末に挟まれているコラムも戦車愛にあふれており、完成度の高い入門書となっている。 >> 続きを読む

        2015/10/29 by Ada_bana

    • 1人が本棚登録しています
      武器事典

      新紀元社 , 市川定春

      5.0
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      • chibadebu的にはコスプレに臨む際にはできるだけ入り込みたいと考えている。

        従ってファンタジー系キャラに扮する場合には、自ずと中世ヨーロッパの騎士について知っておくと良い。

        この本の優れているところは、銃や大砲などの火薬を用いた飛び道具が登場する前の時代を中心にしている点。
        マニア度は下がるもののモデルガンもコレクションしているが、やはりコスプレ重視的観点で言えばちょうど良いのだ。

        ちと値が張る本では有るが、パラパラとめくるだけでバイキルトがかかるので実はリーズナボーなのである。

        しかし、いまだに自宅コスプレはともかく、イベントへの参戦は敷居が高いのだが、既に腹は決めたのでバーサク状態のchibadebuの雄姿を楽しみにしていただきたい。
        >> 続きを読む

        2012/08/24 by chibadebu

      • コメント 5件
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