読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
渡邉格
1クリック登録
ただただ面白かった。先日、Facebook で関連記事を見てからこの本のことがどうにも気になって頭から離れず、買ってすぐに読んでしまった。マルクス経済学の下りは、一応大学院で新古典派系の経済学を学んだ身からするとにわかには受け入れられない部分があったが、パン作りの実感の中から得られた菌、食べ物、社会構造の話は独自の視点でかなり面白く、心に響くものがある。本書の中にいろんなメッセージがあったが、自分の日頃の問題意識と重なったのは、サービスにお金を払って他人にアウトソーシングした結果、暮らしの中から技術や知恵が失われたのではないか、それを少しずつ取り戻すことが人生の豊かさにつながるのではないか。という主張。小さくともいい。自らの手で、信じることのできる何かを生み出すことが、豊かさにつながる。というのは、これからの暮らし方を考える上で卓見だと思う。 >> 続きを読む
2017/01/08 by Ochista
武田尚子
薬だったチョコレートがどのように世界を動かし、恋人へのプレゼントになっていったのか。褐色の宝石を通して世界史を見ていきます。 >> 続きを読む
2015/03/05 by ぽんた
川北稔
~どんな本?~砂糖を中心として歴史を追うことでプランテーション、植民地をめぐった戦争、奴隷制度、産業革命などの背景や繋がりを教えてくれる。これらを理解することは今、私たちが暮らしている世界のシステムや抱えている問題(例えば南北問題)を理解することに繋がるだろう。~利益をもたらす甘い砂糖、栽培するのは甘くない~砂糖を獲れば儲かるけれど、砂糖きびの栽培の条件は厳しい・適度の雨量と温度が必要・栽培による肥料分の消耗が激しく土地が荒れるため、耕地の移動が必要になる→天候に恵まれた広大な土地が必要→プランテーション、植民地獲得へ・砂糖を栽培するのはとても重労働で現代な規則正しい集団労働が必要→奴隷が必要~三角貿易で豊かになったヨーロッパとその犠牲~ 莫大な利益をもたらす砂糖を手に入れるため、西欧諸国はカリブ海の島を植民地としモノカルチャー化した(これが後に経済発展の妨げの要因となり現在にも爪痕を残している)。収穫された砂糖は宗主国である西欧諸国に輸出された。そして労働力となる黒人奴隷はアフリカ大陸からたカリブ海や南米地域の植民地へ輸出された。西欧諸国は植民地から砂糖、綿、タバコなどを安価に入手する一方、アフリカの黒人王国へは綿布、鉄砲などを輸出し莫大な利益をあげていた。(三角貿易) これによって大きく経済発展しさらに経済的な豊かさをもたらすイギリスの産業革命へとつながってゆく。しかしヨーロッパの豊かさは黒人奴隷や植民地の犠牲の上に成り立っていたのだ。そしてそれは飢餓でたくさんの人が死ぬ国がある一方で、食べるものに困らず豊かな生活を送っている、先進国の私達にも言えることだろう。 >> 続きを読む
2015/09/19 by けやきー
山本昭彦
決してお酒飲みではないつもりですけど最近ワインにはまっています。と言っても、まだ知識は全然なのでお家でお勉強しながら楽しんでいます。動機が不純かもしれませんが、いつかオシャレなレストランで素敵に味わいたいという夢のためなんです☆うんちくには興味はないのですが、臆病なのでお作法だけはちゃんとお勉強しようと幾つか本を読んでいます。この本は3000円くらいを中心に簡単に入手できるワインを紹介してくれています。ちょっと奮発することになりますが素敵な夢のための投資だと思っています♪ >> 続きを読む
2012/08/13 by sayaka
サッポロビール株式会社 , 渡淳二
ビールを含めてお酒は飲めませんので、色々と「知っている」ふりをするために読んでみました。BLUE BACKS だけに難しい内容かと思いましたが、ビールの泡・ビールの老化のしくみだけにのみ科学式(元素式)が登場しました。ビールの歴史・ビールの種類・ビールにあう料理 etc 「科学」からはかけ離れた内容が大部分でしたので、読みやすい内容でした。「ビールの教科書」と言ってもよいのではないでしょうか? >> 続きを読む
2012/07/01 by 6kawa
古賀邦正
全くお酒を飲めませんが、知ったかぶりをするために読みました。分かったことは(1) 生産地で分類すると5種類に分類され、そのうちの一つが「ジャパニーズ」らしい(2) 全行程の99%が樽の中での熟成になっているが、なぜ熟成すると色・風味が変化するのかは総べては解明されていない(3)「天使のわけまえ」は正式な言葉である・・・やはり、奥が深そうです >> 続きを読む
2013/05/19 by 6kawa
青井博幸
ビール好きな日本人にぜひ読んでほしい1冊。ただなんとなく、よりいろいろわかって飲むとさらにおいしいですよ?しかも日本のだけじゃなくてヨーロッパのいろんなビール、飲んでみたいと思いません? >> 続きを読む
2017/06/07 by コノハ♦
ジュウドゥポウム
パリとスイーツってぴったりすぎてほんとに絵になる♡宝石みたいに並んだスイーツはもちろんステキだけどラデュレを筆頭に本当にステキなお店揃いです。ただただ甘ったるいんじゃなく、洗練されたかわいさとごちゃつかない美しさのあるお菓子屋さんばかりでうっとりと幸せなキモチでいっぱいになります[*Ü*] >> 続きを読む
2013/10/29 by 山本あや
玉村豊男
エッセイストである著者が長野県でワイナリー始めたことは、いつ頃からか知っており、いつかは訪れてみたいと思いつつもすっかり忘れていましたが、近頃、美味しいNAGANO WINEに出会い、たまたま目にしたこの本を手に取ってみました。著者のワインに対する熱い思いが伝わってくる一冊です。本当にこんなワインバレーが実現したら面白いだろうなと、自分なりのイメージを描きながら読み進みました。ワインをコミュニケーションのツールとしてとらえているのは、すごく共感できました。日本酒や焼酎、ウィスキーとは違うこともわかる気がします。 >> 続きを読む
2016/12/18 by あっ!いち
楠田枝里子
ハッキリ言って、チョコレートは好きである。ホワイトよりもブラックのほうが、好みに合う。シンプルなのがいい。いろいろ耳にはしていたが、チョコレートの効用というやつ。改めて、その守備範囲の広さに驚くばかりだ。もちろん、適量というのはある。何事も、過ぎたるは・・・というやつだ。毎日、少量を食べ続けるのがいいということ。その理由も書かれている。今度から、少し食べ始めようかなと思わずにはいられない。 >> 続きを読む
2015/06/05 by けんとまん
田崎真也
タイトルの通りである。1995年の世界最優秀ソムリエ田崎真也のおすすめする3000円以下で気軽に飲めるおいしいワイン集。味わい別に分類してあるので、自分好みのワインをすぐに見つける事が出来る。飲みたいワインのページに付箋を貼ったところ付箋だらけになってしまった。実際、何本か飲んだのだが、どれも大変美味であった。ちなみに私が持っているのは、田崎氏のサイン入りである。ミーハーなので、彼の店にはいつか特別な日に行こうとこっそり決めている。 >> 続きを読む
2012/05/10 by Iris
魚谷雅彦
平均点のマーケティングは失敗する新しい価値に消費者はまだ気付いてなイメージ戦略
2011/12/02 by OguChon
小泉武夫 , 石毛直道 , 藤井建夫 , 鈴木建夫
夏の小泉先生の講演を思い出した。発酵食品はまさに魔法の力とでもいうような力が詰まっているとともに、その現状も書かれていて、食品文化の危機も感じてしまう。富山の黒作りがでていて、地元民として嬉しかった。 >> 続きを読む
2015/07/17 by けんとまん
地ビール完全ガイド制作委員会
旅行で訪れた南ドイツでヴァイツェンビールに出会って以来いろいろな種類のビールを飲むようになりました。 日本は大手ビールメーカーの<ピルスナー>が世界的にも非常にレベルが高く、それに慣れしたんだ消費者の口に合うようにと地ビールも(お土産的な微妙な物もあるが)全国的にレベルが高い。 クラフトビールの魅力はドイツ・チェコ・ベルギー・英国などの世界各国のビアスタイルを楽しめる点。 日本には200社以上のクラフトがあり国内旅行に行く時にはこの本で行き先付近の醸造所情報をチェックしてから出かけています。 ちなみに一番のお気に入りは山梨の富士桜高原麦酒の<ヴァイツェン>です。レビューを書いていたらビールが飲みたくなってきた・・・ >> 続きを読む
2012/07/20 by ybook
いやあ~懐かしい~だけでなくって、結構、今でも販売されているんだなあ~と思った。もちろん、少しずつ包装も変わってきているのも、面白い。もちろん、全部を知っているわけではない。富山で販売していないのもあるだろうし、眼に触れるのは一部だけだ。やはり、最近のよりも、昔のやつのが食べたいと思う。こうやって見ると、時代の変遷もわかる。その時その時の嗜好もあるだろうし・・・段々、駄菓子から袋入り・箱入りが増えてきているようだ。それはそれで、ハッキリと覚えてもいる。 >> 続きを読む
2014/08/01 by けんとまん
ここのところ忙しい日が続いていたけど、久々に今日は家でゆっくり。たまには昼間っから飲んじゃおっかなーと、お気に入りのバーボン「I.W.ハーパー」を注いでみたりして。ビールがあまり好きじゃなくて、高校の頃からこれなんだけど、たぶん最初は背伸びしてたんだろうな。高校生がバーボンって、もう精一杯背伸びって感じだしね。(もちろん未成年だったので当時は眺めていただけなはずだけどね)この本を買ったのは、もう1年くらい前だと思う。ずっと飲んでるんだし、せっかく渋い酒なんだから、普通のウイスキーとの違いくらい語れないとね。でも、読むときはハーパー飲んでる時だけなので、毎回途中で酔っ払って全然進まないんだよね。そんな優雅な1日に感謝。 >> 続きを読む
2012/08/25 by katsu
本屋さんで和菓子雑誌を発見して、少しだけ立ち読みさせて頂きました。和菓子に関するちょっとしたお勉強ができたり、最後のページの方には全国の和菓子屋特集が組まれていたりして、和菓子好き(初心者)にはたまらない一冊の様な気がします。ただ、雑誌なのにこのお値段と思ってしまいその時には買う気にはなれなかったのですが、また出会えたらこの雑誌買いたいです。 >> 続きを読む
2014/02/24 by Cana
中橋一朗 , 中本晋輔
怒涛の年末コミケ追い込みを越え、奇跡の生還を果たしたchibadebuが年始一発目にお送り致すんだな。chibadebu的食生活は、ジャンクフード中心で外食はラーメンというのが良く知られた事実と思われるものの、飲料に関してはコーラを中心に摂取していることは知られざる事実。キワいところの探究を良しとするchibadebuとしては、コーラに関してもコカコーラとペプシコーラだけではなく、古くはジョルトコーラやバージンコーラに加え、輸入食材店では新種をゲットして悦に入っていたんだな。しかし、やはり蛇の道は蛇?と言うことで、どの世界にもマニアはいるらしく、この本では何と500ものコーラが集められている。こういう本を世に出す方もツワモノだとは思うが、この本をコミケで読みふける同士も相当なレベルに達していると思うわけだが、これまた、執拗に粘ってこの本を譲り受けるchibadebuもやはり相当なモノで有ると思うんだな。ただ、声を大にして言おう!世界中に500を超えるコーラが有ろうとも、白米とベストマッチなコーラなんかはきっと存在しないと思うんだな。 >> 続きを読む
2013/01/07 by chibadebu
土屋守
日本一のウイスキー評論家 土屋守氏の著書。ウイスキーにまつわる、ちょっとした小ネタや雑学を紹介。「完成度が高すぎて倒産した会社とは?」「スコットランド王家伝統の秘酒」 「『蛍の光』を生んだ酔いどれ詩人」など100話。 >> 続きを読む
2010/08/14 by MOJI
みずのじんすけ
巷ではラーメン好きで通っているchibadebuでは有るが、実は生まれ変わったらカレクックになりたいと思うほどのカレー好きの側面もあるんだな。とはいえカレー屋さんよりも圧倒的にラーメン屋さんが多いので、外食で考えるとラーメン好きに映るんじゃないかと。この本はレトルトカレーのパッケージの写真が載っている。そしてほとんどそれしかない。ただし、1123種類も!載っているのでカレー魔神な方々には楽しめるはずだと思うんだな。ちなみに日々忙しく暮らすchibadebuだが、1123回の照合作業を繰り返した結果、約250種類くらいは食したことがあることがわかった。( ・´ー・`)どや >> 続きを読む
2013/04/21 by chibadebu
カテゴリー"食品工業"の書籍一覧 | 読書ログ
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本