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SchmidBernhard M
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ポスト自体もそうなのだが、ポストのある風景に、それぞれの国の風土や文化・歴史を感じることができる。そこに住む人の顔が見えるようだ。 >> 続きを読む
2015/06/24 by けんとまん
伊原美代子
可愛い猫の写真集はいっぱいあるが、飼い主との会話が聴こえてくるものは少ない。みさおばあちゃんとふくまるの、言葉ではない心の会話が聴こえてくる。思わず涙ぐんでしまったのは、郷愁を感じるからか。それとも、2つの命の幸福感が眩しいからか。 >> 続きを読む
2015/12/02 by FUKUchan
クロード・レヴィ=ストロースフリーマン・ダイソン小崎 哲哉Think the Earth Project鄭 義池澤 夏樹アッバス・キアロスタミ
人間の「愚行」を記録した100枚の写真集。 写真に取られたこれらの出来事の多くは、よく「悲劇」と称されます。これにはいつも疑問を感じます。 多くの人々は、もちろん悲惨な状況を望んではいないでしょうし、様々な思惑や偶然が重なって、結果「悲劇」が起きてしまった……この言い分は理解できます。しかし「悲劇」と言ってしまえば、それは自分とは違う世界での他人事、ただの物語になってしまうように思います。ですが、これらの「愚行」は昔からずっとあり、現在も進行している、私達の「愚行」です。それは十分に理解されなくてはなりません。 これらの写真を眺めていると、ちっぽけな私が出来ることなど、既にほとんど何もないことを思い知らされます。積もり積もった人々の愚行の流れを一人一人の意識でどうにか出来るという考えがもうおこがましいのだと。 知らないということは、それだけで幸せかもしれません。何かを知れば、それだけ世界が複雑になる……というより、思っていたより複雑であったことがわかります。当然、複雑なことはしんどいです。ですが、面白くもあります。愚行の連鎖を止めるために、人類という種のために、そして、なにより自分のために、「知る」ことを拒んでいてはいけない……そう思いました。 >> 続きを読む
2015/05/28 by あさ・くら
JohnsonSachiko
『ことばはいらない』の続編(姉妹編)である。前作はほぼ写真のみだったが、本作では母・ジョンソン祥子さんのエッセイが付く。時系列的にはこちらの方が前に当たる。赤ちゃんである一茶くんが家族の一員となり、成長していく1年間が綴られている。ジョンソン祥子さんは結婚を機に渡米して、ミシガン在住である。少し変わった毛色で凜とハンサムな柴犬・マルは、赤ちゃんである一茶くんが誕生する前からジョンソン家にいた先住犬だった。祥子さんは一茶くんの出産にあたり、マルが赤ちゃんを受け入れることが出来るよう、さまざま気を配る。マルは「不思議な生きものが来たよ」とばかりに、やや警戒し、そして焼き餅を焼く。少しずつ心を開き、赤ちゃんに近付いていく犬。初めは怯え、だが次第に興味を持ち、仕舞いには犬を追いかけ回し始める赤ちゃん。祥子さんのカメラは、一茶くんの表情はもちろん、マルの気持ちも的確に捕えている。日々、ふたりを見守っていることがよくわかる。異国の子育ての心細い日々。ミシガンの長い冬の後の短く輝かしい夏。個人的にはこのあたりを綴ったエッセイにもとても共感を覚える。スタイリッシュでかつかわいい。ほのぼのと愛にあふれた写真が満載である。眺めていると、とてもしあわせなのだ。なのに何だか涙が出てしまうのだ。このしあわせが一瞬だと知っているから。一茶くんはやがて走り回るようになり、マルも後を追うだろう。野球に夢中になるかも知れない。それともサッカーかな? マルも試合に付いていくかもしれない。一茶くんの友だちとも楽しく遊ぶかも知れない。それもまた、フォトジェニックなことだろう。けれど。めぐり来る夏は、去っていった夏とは違う夏。一茶くんはやがて大きく成長し、マルは年老いて行くだろう。たくましくなっていく一茶くんをよそに、マルは静かな日々を過ごしていくようになるだろう。そして、いつかは別れが訪れる。だからこそ、この瞬間がいとおしい。そんな一瞬を封じ込めた、珠玉の写真集である。 >> 続きを読む
2016/05/11 by ぽんきち
Slinkachu , 北川玲
写真家スリンカチュは、街の中にフィギュアを置きミニチュアの視線で撮影するという作品を撮り続けている。地べたに這いつくばって撮るわけで、行動を怪しまれ、警察官に声を掛けられることもあるらしい。〔こびとの住む街 1〕は主にロンドンの町を舞台に仕立て、ブラックなシチュエーションとひねったタイトルを添えた作品が集められている。「ペットじゃないんだよ、スーザン」「嵐のあと」「会社を辞めたい」「ごちそう」「タグ付け」「電話ボックス」「悪夢のファーストデート」「職場の力関係」「通勤」「大鉱脈」「一歩間違えたら」「動けない」「最後のキス」などなど。日本語訳の妙を英語のタイトルと見比べるのも面白いかも。写真の世界の舞台や小道具になっているのは、私たちの世界そのまんま。マンホールのふたの水溜り、道路のひび割れ、たばこの空き箱、ジュースの空き缶、雑草、ハエにマルハナバチ…。クローズアップでミニチュアの世界を見せると同時に、その背景になる引いたアングルの写真も載せているので、「このこびと、こんなに小さいんだ~!」という驚きと共に、スリンカチュが選らんだその場の風景としてのなにげなさに見入ってしまうだろう。彼の表現する世界を「パラレルワールド」と表現していた方がいるけれど、まさにそんな感じ。日常の何でもない景色の中に突如異世界が顔をのぞかせている不思議。そのショックは心地よい。決してそこに見知らぬ美しい世界がある訳ではないのに。彼ら小人は我々と同じように働き子育てをし生活に疲れ、恋をしまたは恋に破れ、事故にあったり殺人事件まで!起こっている。なのに、世界が物悲しくも美しく見えてくるのはなぜだろう?目に映っていなかった、世界の隅っこに、愛を感じるのはなぜだろう?この写真集は、全世界で20万部を売り上げたという。http://www.slinkachu.com/little-people ↑作者のサイトでこれらの写真を見ることができます。どんな世界なのかご興味がある方はこちらへどうぞ。 >> 続きを読む
2014/04/06 by 月うさぎ
後藤 昌美
知床・生命の聖域というタイトル。聖域でもあり、また、生命の溢れる地という表現がピッタリでもある。動物・植物・鉱物に限らず、形のあるすべてのもの、そして、形がなくても感じられるもの、すべてが凛とした姿で現れてくる。もちろん、ほんわかにたものもあるが、その中にも、凛としたものを感じてしまうのは何故なのだろう?自分が、今暮らしているところにも、そんな命の息吹が多く感じられる。それを感じ取れなくなることだけは避けたいと切に思う。 >> 続きを読む
2015/10/03 by けんとまん
それにしても凄い。一番上に行くのに、どれくらい時間がかかるんだろうか?と思ってしまう。あと、それぞれのお国柄のようなものが、滲み出ているものも結構あって、文化というか考え方のようなものが感じ取れる。しかし、一番印象に残っているのは、やはりブリューゲルの描いたバベルの塔の画。そうならないことを願っている。 >> 続きを読む
2014/09/19 by けんとまん
川本史織
間取りフェチの私は他人の部屋を見るもの好き+.(´∀`*).+今回はオタ系女子の部屋。基本、みんなモノが溢れてる。綺麗な部屋は綺麗なんだけど……汚部屋って言うかカオス状態の部屋も(笑)好きなモノに囲まれて幸せだと思うけど、うちの息子の部屋と同じ又はそれ以上に汚いのも…思わず女の子としてどうよ!!ってお母さん目線になってしまった!!「(´へ`; (笑) >> 続きを読む
2013/07/06 by あんコ
川島小鳥
一枚の写真の前には、言葉は要らない。これが、最初に思ったこと。この子の生命力が、ビシビシ伝わってくる。それを表現できていることも凄い。いろんな表情があるが、全てが、作りものでない本物感を抱かせる。子どもって、本来、こういう存在なのだということを、思い出させてくれる。 >> 続きを読む
2020/01/27 by けんとまん
三好和義
この写真集は小笠原を丸ごと撮った写真集だ「小笠原で」撮った写真の集合本では、決してない。きれいだが、きれいごとでない。アートだが、アートを制作しようという野心や邪念がない。自然と対峙し見つめるうちに人は深みに達し「良心」を見出すのだと。そう思った。この本を連れて小笠原へ行こう! >> 続きを読む
2012/02/10 by 月うさぎ
新美敬子
世界20ヵ国42地域!で撮り集めた猫たちがカワイイ。ギリシア、イタリア、スイス、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、シンガポール、ネパール、ロシア、etc.旅情を感じさせる背景に日本猫とは顔立ちや毛並が違う個性的な猫がハマる。写真が撮られた「場」も大切にしていて、それが「外国であること」を伝えようとしている。繊細な絵のような写真はさすが女性写真家と思わせる。猫好きな写真家は猫の種類にも詳しい。メイン・クーン、デボンレックス、ノーウェジャン・フォレスト・キャット、マンクス…。珍種と呼ばれる世界の猫たちを求めてフィルムに収めるのも彼女の目的の一つである。この本のもうひとつの特徴は猫の名前が記されていること。飼い猫はもちろん、街猫にも地元の人がつけた名前があるらしい。猫写真には猫の名、町の名、猫の種類や出会いのエピソードが添えられている。わざわざ外国まで行って猫の写真を撮ってくるからには、こういう写真を撮るだろうと考える通り、予想を裏切らない写真集。写真家が女性という点、添えられた言葉、本のサイズ。すべてが女性向きにできている本でもある。かわいい猫写真を見たいなら、そして写真で旅情に浸りたいならお薦めの一冊。ただし、大胆なことを言わせてもらえるなら、海外で写真を撮る時間とお金といいカメラを持っていれば、私だってこういう写真が撮りたいわよ~というそういう目線で見てしまう写真でもあったりする。躾のできた飼い猫たちの優美なちょっとよそ行きなカメラ目線をみていて、「本来の猫」の姿はこうではない。と、ちょっぴり負け惜しみをつぶやいてみたりして。岩合さんの「ニッポンの猫」の対極を行く猫&旅の写真集といえるかも。あらためて、岩合さんはすごいかもしれないと考え直す。しかし、日本各地、世界各地どこへ行っても猫好きなヒトがいて、猫と人の関わりもどうやら基本は世界共通なものであるらしい。猫がつなぐ人と人の輪。というのも、ちょっといいかもしれない。それはとても平和なシーンだ。 >> 続きを読む
2013/11/11 by 月うさぎ
久保田博二
二十年ぐらいの、アメリカのいろんな様子の写真集。とても面白かった。今も変わらぬ風景も多いだろう。いろんな人種や民族や歴史を抱えるアメリカの活力をあらためて感じた。あらためて、アメリカの歴史や現在はとても魅力的で興味深いと思う。 >> 続きを読む
2013/10/05 by atsushi
曽根将樹
超かわいい。
2012/01/06 by 匿名
松原卓二
リスがめんこくて、めんこくて、めんこくて…もうリスのめんこさに文句なし★5つ!!ヾ(≧▽≦)ノ 見てるだけで、そのめんこさに癒される((´I `*))♪ 写真と本文とで筆者のリスに対する愛情が伝わってくる。うちのプチ(雑種のワンちゃん)と同じくらい(笑)いや、それ以上めんこいかもしれない(。-`ω´-)キッパリ!!。癒されるニホンリスの写真集。昔、プチと散歩しててエゾリスを見た事があるけどあの時ももテンションが上がったなぁ……w(*゚o゚*)w。リスめんこくてビックリだよ~(〃艸〃)ムフッ >> 続きを読む
2015/02/20 by あんコ
高砂淳二
息をのむようなブルーの世界。青って本当に綺麗で神秘的な色だ。地球の色。海の色。空の色。青を見ると心が落ち着くのは、たぶん私たち人間という生命体が青に囲まれているからなのだろう。この写真集を眺めていると青の神秘に想いを馳せることができる。透き通るような青。ハッとするような青。優しい青。BLUEの世界を閉じ込めた素敵な写真集。 >> 続きを読む
2012/05/11 by sunflower
石川賢治
月の光だけで撮影。だからみんな青系統なのね…神秘的と言えば神秘的!(b^ー°) 好き嫌いが分かれるかもしれない……。 >> 続きを読む
2012/05/31 by あんコ
星野道夫
アラスカの大自然とそこで生きるさまざまな生きものや花、人々の写真集。思わず心があたたかくなり、笑顔になるような、愛がいっぱいつまった一冊だった。アラスカの自然の雄大さと美しさ、グリズリーなどの動物たちのかわいさは、本当にかけがえがない、貴重なものだと思う。すばらしい写真集だった。「日々生きているということは、あたりまえのことではなくて、実は奇跡的なことのような気がします。」という末尾に記された星野道夫さんの言葉は、本当に胸を打つ。 >> 続きを読む
2013/01/16 by atsushi
星野道夫さんの写真集。「旅する木」からはじまった、アラスカの旅、自然。やはり、目で捉えなければと写真集を・・でも高価なので、図書館で借りました。スケール感のある写真ばかり、そこからは寒さよりもそこに生きるものの温かさが逆に伝わってくる。カリブ、ムース、ブラックベア、オオカミ、カンジキウサギ、ホッキョクジリス、ホッキョクキツネ、マーモット、、セミクジラ、ザトウクジラ、トド、ハクトウワシ、シロフクロウ、コクガン、トウゾクカモメ、ニシツノメドリ、彼らのつぶらな瞳。 ・・・そして、これらを包む壮大な自然・・・・。 >> 続きを読む
2020/10/14 by ごまめ
中村和孝
ペコちゃんみたいな表紙がかわいくて購入。
2012/03/02 by 匿名
白川義員
上下巻あわせて、本当に素晴らしい写真の数々だった。神の御手を思わせる絶景の数々。
2015/02/16 by atsushi
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