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大崎善生
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決して文書は巧いとは思わないが、伝わるものはあった。死を傍らに感じるが故、生が強烈に浮き彫りになって、ここまで激しく濃密な将棋人生を歩めたんでしょうが、神様のされることは時に残酷です。 >> 続きを読む
2019/06/27 by hiro2
梅田望夫
面白い。確かに、将棋の強いプロにも世代があって、それぞれの特徴があるというがわかった。渡辺竜王、広瀬王位(いずれも当時)の強さは、今の時代だからこそのものだとも思った。それにしても、皆さん人間臭いなあ~と再認識。凄い集団ではあるが、やはり人間なのだ。だからこそ、それぞれの特徴もあり面白いのだろう。そんな中で羽生さんの占める位置は、やはり特筆すべきものだと思う。あの語り口は、ほかのプロにはないものだし、今後も現れないのかなと思う。 >> 続きを読む
2015/06/15 by けんとまん
谷川浩司
5名しかいない中学生棋士の一人。天才という言葉にふさわしい谷川九段だが、この本を読んで「ああ、同じ人間なんだ。」と強く感じた。栄光へと昇りつめた高さと同じだけ挫折を見ている。だからこそ、悩み、考え、試行錯誤してきた過程が私がたどってきた道と似ている部分が多い。もちろん、実践のレベルは全く違うけれど…やはり、鬼のように強い棋士の方々は、自分をしっかりと理解してコントロールしている。羽生三冠と同様、谷川九段にも本を読みながら強く実感した。勝つか負けるかの勝負の世界。しかし、スポーツは全く違う世界が広がっているところがとても面白く、興味をそそられる。スポーツを長く続けてきて、子ども達にスポーツを教る立場になった今、棋士の人たちの考えや姿勢は、スポーツの中でも子ども達を育て、指導していく上で参考になることが多々あった。小さいころから何か一つを極め続けることは、決して視野を狭くはしない。視野を広げなければ、続けられないから。と、読み終えて強く感じた。 >> 続きを読む
2017/02/10 by おかりん
羽生善治
羽生先生の話は誰よりもすーっと頭に入ってくる。7冠という偉業を成し遂げた超人だからということもあるだろうけど、そんなことを思わせないほど淡々と語っているところがとても好き。羽生先生は自分をわかっている。そしてコントロールすることができる。それが、ここまで強い理由だと私はこの本を読んで感じました。将棋を通して自分を知ることができている。これは、将棋じゃなくてもスポーツや没頭している趣味、いろんなことに当てはめることができると思う。このことをうちもいろんな人に伝えていきたいんだよな~っと。私事。ほんと、尊敬できる私の先生です。 >> 続きを読む
2017/01/15 by おかりん
米長邦雄
五輪の書の記載部分で、気持ちを落ち着かせ、冷静、静かに、自然体でのぞむ・・・他色々参考になる。 将棋連盟の話も面白そう >> 続きを読む
2015/01/02 by kazenooto
史上最年少名人を獲得した、谷川9段の著書。なんとか大学の入試に取り上げられたらしいので、読んでみた。やはり、一流の棋士という人の考え方は、ちょっと違う。目的意識というか、自分を律する力というか・・・。短期的な目標と長期的な目標を立てるという意味では、よくあるビジネス啓発書に似ているが、実践しているところと、現在も継続中であるところがすごい。ただ、お仕事は棋士なので、全体的な本の文章という意味では・・・。 >> 続きを読む
2008/08/07 by sasimi
田中寅彦
元七冠保持者、羽生善治の凄さ。勝負の世界に台頭する新世代の姿に社会の変容を見る。将棋という世界は、まさに勝負師の世界。刀や鎧は使わないが類似の攻防が有る。勝負師は、オーラビンビン、迫力満点のイメージだが、一見「のび太くん」的な風貌の羽生氏は全くそのイメージに沿わない。そんな風貌の羽生氏だが、やることはド派手で、将棋界のメジャータイトル7つを全て奪取。プライベートでは女優というよりアイドルを妻に迎えている。そんな彼の成し遂げた偉業の偉大さ、彼が将棋の世界に与えた影響の大きさを深く知り敬服せざるを得なかった。面白かったのは、強くなるためのアプローチ方法。とにかく得意技を一つ持ち、これを突き詰めることが最短距離と考える周囲を尻目に、全体を広く見渡し、自身は特定の得意技を持たないという羽生氏。いわばツボにはまれば100点をとるタイプと常に平均80点で揃えてくるタイプの違い。本当の一流は苦手を持たないということを知り、また平均点を揃えて来るための鬼気迫る努力に現代の勝負師の厳しさを見た。頭脳で日本を制覇した羽生氏は偉大だが。ITなら世界制覇も夢ではない。 >> 続きを読む
2011/12/05 by ice
増山雅人
多少、将棋は知っているので、馴染みやすい。それにしても、奥深いものだと思った。それと、子供の頃に使っていたような駒も掲載されていて、とても懐かしかった。確かに、いいものは、使うに従ってその材料の特性が現れてくるだけでなく、味わいも深まっていく。それと、駒だけを観る場合と、将棋盤との組み合わせで観るのでは、こんなにも雰囲気が違うとは、驚きだ。どれも、単に、伝統だけなく、芸術の域に達していると思うし、関わる人の生き方も映し出されるのかもしれないと思う。 >> 続きを読む
2014/07/23 by けんとまん
小学1年の息子が将棋に興味を持ったため 図書館で amazon で評判のいい入門書を2冊 図書館で借りたうちの1冊です。 私的には非常に分かりやすくまとめられた よい本だと思うため★4つでもいいくらいなのですが、 肝心の息子が食いつきませんでした。 棋譜の説明が丁寧だったり 囲い方を何種類も紹介していたり けっこう充実しているのですが、 子供が見るには(個人差はもちろんあるでしょうが) もっとビジュアルに訴えてくるものの方がよいのかもしれません。 そんなわけで本書は★1つへらして★3つ。 2冊借りたもう片割れの羽生さんの本を ★1つ増やして★4つにしたいと思います。 >> 続きを読む
2015/02/04 by kengo
小田切秀人 , 羽生善治
小学1年の息子が将棋に興味を持ったため 図書館で amazon で評判のいい入門書を2冊 図書館で借りたうちの1冊です。 もう1冊は先に紹介した中原 永世十段の本で 私はそちらの方が好みだったのですが、 肝心の息子はこちらの羽生さんの本が気に入ったようです。 個人の嗜好はあるのでしょうが、 息子はあちらはほとんど見ずに こちらばっかり見ています。というわけで、こちらを購入してきました。 時代的なものかもしれませんが、 本のつくりとしてグラフィックが大きく綺麗になっていることが 子供には良かったのかもしれません。 もちろん羽生さんが子供にも分かるように いろいろ工夫してくださっていることも 影響しているとは思いますが、 親目線だと絵の力が大きいように思います。 まぁいずれにしても 息子の将棋へ対する興味を継続させてくれたので ★4つとします。 いまは矢倉の囲い方に熱中しています >> 続きを読む
将棋界を知っている人には、結構面白いと思う。文章も読みやすいしわかりやすいから、棋士の方でも文章も書けるんだと、尊敬してしまう。ただ、将棋に興味がない人だと・・・。 >> 続きを読む
2008/05/02 by sasimi
湯川博士
なかなか面白くためになる本。要はチェス版の詰み将棋。わかりやすく書いてあり、チェスをやっている人向けです。日本にはあまりないタイプの本でもあります。この本を読んでいたころはチェスは今より強かったと思います。チェスどころか読んでいた頃の方がずっと今より頭の回転は速かったかな…チェスが強くなりたい人は読んで試してみるといいかもです。さらに極めて行くなら海外のプロの試合などもネットで見れるのでお勧めです。オープニングはクィーンギャンビットが好き。 >> 続きを読む
2013/07/23 by BlueBull
先崎学
多少、将棋を打つけれど、将棋界のエピソードなどは、あまり知らなかったので、結構面白かった。今後、その人となりを知ってから将棋を見ることが出来るようになるから、なお将棋が好きになりそう。でも、将棋界を知らない人に楽しめるかどうかは不明。 >> 続きを読む
2008/02/21 by sasimi
浦野真彦
将棋に興味を持ち始めた息子と毎日コツコツやっています。経験者には簡単すぎですが、駒の動かし方を覚えるレベルの人には最適かも。 >> 続きを読む
2013/12/11 by che_k
この本は本当に目から鱗が詰まってます。攻めの時の、垂れ歩や端歩やたたきの歩などはもちろん、受けの手筋もたくさん載っています。書いてある通り、自分はこの本の歩の手筋に関して、特にお勧めしたいです。将棋強くなりたい方は是非!!! >> 続きを読む
2015/04/30 by rockman1
とある棋士の日常を綴ったエッセイ、というよりも、日記のような感じ。さすがに文章はそこそこうまいものの、それぞれの話でおもしろさ(そして著者のテンション)の落差が大きい。個人的には、やはり普段なかなか見ることができない棋士の舞台裏の話が好き。傑作というほどではないが、あほど飽きず、ダラダラと読むことができる。 >> 続きを読む
2015/11/02 by Ada_bana
表題通り、どうすればアマ初段になれるのかを書いてあるHowTo本。自分のレベルの判断基準とそのレベルによる学習方法などが整理されて書いてあるために分かりやすい。特に、自己流で将棋を指している人は、自分の正確なレベルが分からないのが実態だ。街中の将棋道場とかに行けば判定してもらえるのだろうけど、道場に行くってのは、若干ハードルが高いため、結局、自分の実力が分からない。この本では、「これが出来れば、5級レベル」といった目安が書いてあるのが有難い。自分に照らし合わせてみたところ、自分のレベルを超えた戦術書をたくさん購入していた(笑)。この本を元に、自分の勉強スタイルを見直してみたいと思う。 >> 続きを読む
2011/03/01 by sasimi
団鬼六
賭け将棋のプロで有る真剣師。圧倒的に強く、私生活は圧倒的に脆かった男を描く。一芸に突出した強さ凄さ。そして代償に失った多くのもの。太く短い人生は物語りにすると面白い。プロを相手しても常勝街道を突き進んだ最強の真剣師小池重明。彼の凄まじいまでの強さには、男性として正直憧れる部分がある。おそらく全力を集中し他を圧倒していく姿を見れば女性からも魅力的に映るのでは無かろうか。無類の強さを示す一方で、素行の悪さからプロには受け入れられず、賭け将棋というビジネスも立ち行かなくなって行く中で、ますます荒れて行く生活。一時は将棋を捨て、日雇いの肉体労働者として、腹を満たした時期も有ったようだ。アマチュアとは言え日本一にもなり、プロも歯が立たないの腕前。本人の努力は認めるものの、それほどの才能を埋もれさせたことに対しては怒りを覚える。ひとつの事に突出し他は駄目な人間は、現代社会では受け入れられない。自分の才能を生かし、それを周囲に展開していくためにも、社会人としてルールを守り、周囲との信頼関係を築いていかねばならない。これが出来て初めて、その人の発言に周囲が耳を傾けるのだと思う。自分の腕一本で渡世を重ねる。男としては魅力的だが最低限ゼネラリストで有らねばと思う。 >> 続きを読む
2012/01/07 by ice
米長邦雄名人の勝負に賭ける静かな情熱。何としてでも勝つ。勝つためには手段を選ばない。これこそ真の勝負師なのかもしれない。どんな世界で有れ、頂点を極めた人間には学ぶべき点が多いのは周知の事実だが、こと勝負の世界となると、研ぎ澄まされた集中力についてとくに得るものが有るように思う。団氏作品としては真剣師小池重明で、その凄さを知ったわけだが、裏の世界で圧倒的な強さを誇った小池氏と比較すると一見魅力に欠ける。これはアウトローの魅力と言ったもので、確かに抗い難いのだが、表の世界で貪欲なまでに勝ちに拘った米長氏との背負っているものの違いに気付けばむしろ米長氏の方に魅力を感じてしまう。奇人、変人と言われそうな要素を確かに持ってはいるものの、それもこれも全て勝負に勝つための真摯な努力と考えれば、彼ほど真っ直ぐな人もいないかもしれない。負けたらおしまいという勝負の世界。とても足を踏み入れる度胸は無い。 >> 続きを読む
2012/02/18 by ice
宮崎国夫
賭け将棋で名を馳せた猛者たち。プロという言葉の定義について再考させられる。賭け将棋で食い扶持を稼ぐ。そんな世界が存在することも知らなかった。様々なハンデは有りつつも、基本は1対1の真剣勝負。現金を賭けた勝負のことを、この業界では真剣と呼ぶらしい。最後まで、何故プロになることに抵抗し、真剣に拘ったのかが理解できなかったが、このような世界が存在する(した)ことについては認識した。プロの定義は、それを主な収入源とする人だと思っていたが、プロ組織が有るものに関しては、その組織に所属していることが定義になっている気がする。確かにプロ組織に属することで、大会などへの出場権を得るなどの得点は大きそうだが、非合法で有っても、賭け将棋で食い扶持を稼いでいる人も、プロなのではなかろうか。昔は表で活躍するプロも賭け将棋に気軽に参加していた風なのが意外。 >> 続きを読む
2011/09/20 by ice
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