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木下 是雄
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論文を書く機会が増えたため、文章の書き方が学べる本を探していたところ、この本に出会った。タイトルには「理科系」と書かれているが、文系にとっても学ぶことは多い。「文のうまさ」とは具体的に何なのか、この本を読めばその本質がわかる。 >> 続きを読む
2016/09/04 by Soma
辰濃和男
文章を書くことがあまり得意ではないので、図書館で見つけたときは思わず手に取ってしまいました。どのような表現を心掛けるか、文章を書くことだけではなく感性を磨くことも大切である、、といったことを様々な作家等の言葉を交えつつわかりやすく説明してありました。とても読みやすく、為になる本であると思います。この本を読んで、文章を書いて人に見ていただく機会を少しでも増やそう、と思ったこともこのサイトに登録した理由の一つであったりします。 >> 続きを読む
2016/10/21 by yadon
荒川洋治
日記に文字を記することを、「日記をつける」という。「日記を書く」ともいうが、多くは「つける」を使う。「書く」は、書いたものがその時だけそこにあればいいという、のに対して、「つける」は、しるしをつける、シミをつける、と後々まで残す感じがする。だから日記は「つける」なのだ。幸田文の日記には、後で書こうとしたエッセイのヒントが書かれている。・ある日、ごみを見る→「ごみとはなんだろう。本来ごみというものはない。かつてはみな何かであったものである」→「ごみ」・ある日、人から身にしみる話を聞く→「身にしみる日というのがあるのかとおもふ」→「身にしみる日」・知り合いの訪問を受ける。彼はいう。昔々、勤めていた菓子店に久しぶりに、代替わりした新しい店を訪ねて、菓子を買ってみると、包装紙の包み方が昔通りだった。」ああしてこうしてと心の中で手がいっしょになって動きました」、。懐かしい。→「包む」誕生。エッセイを書くには、常日頃から、何事にも「興味をもつ「」こと。問いかけそのものに、興味をもつこと。 >> 続きを読む
2020/04/04 by ごまめ
古賀史健
分かり易く、大学生にも薦めたい本
2017/09/03 by 動物島博士
中野巧
最初、眉唾もんだったんだよ。なんで6分で文章?「(´へ`;嘘くさい!!って…これがホントならラッキー♪みたいな感じで取り敢えず読んでみた。で、読んでみたら案外良かった(´∀`*)自分にでも出来そうな気がして(気がするだけ、笑)早速、本に付いてるエンパーチャーシートに、書いてある通り書き込んでみた。文章を書く作業は【埋める】【貼る】【繋ぐ】この3つが大事って事なんだけど、 私に足りないのは繋ぐ力だったよ…il||li _| ̄|○ il||l それと文章を書くにはポジティブだけじゃなくネガティブの感情も大事って…目から鱗だったよw(*゚o゚*)w >> 続きを読む
2013/09/20 by あんコ
樋口裕一
実をいうと、五年ほど前に読み終えていた本。タイトルにあるように、「ブログ」の書き方を伝授していて、良いブログを書こうと、あからあさまなので、敢てレビューは書かずに置いてあった。再び、読み返してみると、結構無意識の内にも実践出来ていると、手の内披露ではないが、気のついたことを整理してみると・・・。おもしろい文章の条件は、大きく分けて三つある。①読み手が知らない情報が含まれている。②読み手にはない経験が含まれている。③誰もが知っている有名人が書いている。③の有名人ではないので、いかに興味あることが書かれているか。でも、誇張しても、嘘を書いても、すぐにアラがでてしまうし・・・・ということで、気長に少しずつ、まさしく自然体でのぞんで、ブログの書き手としての楽しさを味わうことが最大のコツだと。この「ごまめ〜の〜いちょかみ」も始めて十年以上経過、自然体そのままで、よう続いたもんでおます・・・・。最後の方で、著者は、ブログというものは、書き続けることが重要と。長く続けるうちに、書く力が着くだけではなく、人生を味わう能力が高まっていく・・・・嬉しいではありませんか。来年のテーマは、「散歩人生」。散歩の気分で人生をゆく。あっちへ ふらふらこっちへ ふらふら気ままに歩く休みたければ、“休む”。 >> 続きを読む
2019/10/12 by ごまめ
無着成恭
戦争は終わったものの農家の暮らしは楽にならず、学校を休んで農作業をすることが親孝行と呼ばれた昭和30年代。山形県にある山間部の中学校では、生活綴方という作文を通して、農村の厳しい暮らしの生きづらさについて考えている。親から「家の恥だから書くな」と叱られた貧しい暮らしの実態をみんなで調べて話し合い、「これは家の問題でなく、歴史の問題であって、国の問題だ」と目覚めていく。そして、「自分たちはこう生きたい」と志を立てる。その過程は生きる力をつける学びそのもの。自由とは、ただ野放しにさせることではなく、自由が守られる環境を大人が整えないといかんのだな~と感じた。これらの実践記録を60年前の過去のことと片付けられない。だって、子どもの貧困やいじめ、虐待などの生きづらさは、今だって解決できていないから。 >> 続きを読む
2019/10/10 by かんぞ~
瀬戸賢一
・どんな本? レトリックについてエッセイや小説、詩などを通して30の技法を学ぶといった構成になっています。レトリックは5部門で構成されているとのことですが、本書では修辞(文体)部門を中心に見ていきます。修辞は表現に肉付けをすることで魅力的に見せる技法です。 隠喩やパロディーといったおなじみのものから、くびき法や撞着法といった少し変わった技法まで紹介されています。 ・レトリックってなに? 本書ではレトリックについて次のように定義しています。『レトリックとは、あらゆる話題に対して魅力的なことばで人を説得する技術体系である』(p.7) ・レトリックを学ぶ意味は? 私達人間は他人を説得するとき、あるいは他人に自分の考えを伝えるために言葉を使います。言葉を巧みに扱う技法であるレトリックを学ぶことで、自分の意見を魅力的に説得力をもって伝えることができます。これは議論の場で、あるいは会社の意思決定の場で強力な剣となってくれることでしょう。一方で魅力的な言葉で彩られた詭弁から、身を守るための盾にもなってくれることでしょう。 >> 続きを読む
2015/10/08 by けやきー
本多 勝一
日本人である限り、日本語を使うのは絶対。タイトルのままではあるが日本語の作文技術を記したこの本、ためになります。文章の構成の仕方、読みやすさ、わかりやすさなどさまざまな観点から日本語の作文を考え、それをわかりやすくまとめています。なにより、ダメな点を解説しながら、本自体の文章からダメな点がどんどん減っていって最終的にきれいな文章になるという演出がにくい。 >> 続きを読む
2014/04/24 by tak_198
板坂 元
先般の「リーダーの本棚」を読んで、早速購入した本の中の一冊。考える技術・書く技術、とあるが、すべてはリンクしていて、いかに脳を使うか、毎日の生活の中でウォームアップとしてのトレーニング方法を伝授してくれている。目次を見ただけでも、●頭のウォームアップ、●視点、●読書、●資料整理●文房具、●発想、●説得、●文章、●構成。そう、文房具のあり方まで、懇切丁寧に事細かに教えてくれる。ただ、私も永年に渡って実行している共通の事柄も多く。なるほどと、合点。読書法では、多情報の中からいかに選択するか、「いかに読むか」より、「いかに読まないか」の技術の方が大事だと・・。例えば、ベストセラーも耳学で済ます・・・(私もできるだけ避けていますが)。 雑学のすすめ・・(たまに、ジャンルの拡がりを敢てしてますが・・偏りますな)。捨てる読み方、速読の仕方・・・・(結構、速いです)。 反面の精読の工夫・・・・(読んだ後、直ぐに付箋の部分、要点を読み返しています)。。黄色いエンピツ(1973年の発刊ですから、今はマーカーですか)見出しつけとカードとり(まさに今、プログで要点をまとめているような)。そして、読む技術と考える技術、そして書く技術は、相互に影響しながら、脳を使う、脳を老いさせない、脳の寿命を伸ばす、身体はあちらこちらガタがきてますが、脳だけはジム通いのつもりでトレーニング続けたいですな。 >> 続きを読む
2018/11/07 by ごまめ
井上ひさし , 文学の蔵
井上ひさしさんの発行されている文章関係のものは、読んですぐ書架に入れてあるはずが、見当たらないものがある。 勉強のためにまたこの本を買ってきた。 「文章」というより、初歩の「作文」を書くということについて書いてある。原稿用紙を使うことも少なくなったが、作文教室ということで、基本から始まっている。 三点リーダ(…)は2箱使うことなどは忘れていた。 日本語は語彙が多いことについても。 常に辞書で調べよ。 「て・に・を・は」が代表する、助詞、助動詞で悩むことがあるが、これにも明解に答えてくれている。 助詞「を」については湯・を・沸かす飯・を・炊く穴・を・掘る ズボン・を・縫う この「を」は材料というより、出来上がったもの必ず指す決まりになっている。だから「水・を・沸かす」ではなく「湯・を・沸かす」 「は」と「が」についてはよく知られている「象は鼻が長い」から理論的に「は」と言うのは、もう明らかになったことに付き、「が」は未知――まだわからないことにつける。 前触れの副詞を使うことについて 「まだ」の後には否定が来る「さぞ」「けっして」「たいして」など無意識に使っている言葉がある。 段落について点(、)のうちかたについて等々も文章に接着剤を使いすぎるな「にもかかわらず」「にくわえて」「とともに」「とどうじに」「につづいて」「のほかに」「ものの」「だけに」「うえに」「するいっぽう」「しつつ」などと言う接続詞 「――ので」「――ために」「――から」「――ことにより」などの接続詞。 「――が――」はつながりのないものを繋いでしまう「今日は雨だったが、私は元気に生きた」となることがある。 接続詞、接続助詞は「理屈をこねる」のに使われてしまう、注意しよう。 言葉に興味を持ち、極めようとする人の、文章を書く上での注意点に何度も頷いた。いきなり核心から入る自分を指す人称代名詞は、ほとんどの場合、削った方がよい。 意識をなるべく研ぎ澄まして、観念的に、じゃなくて具体的に。理屈ではなくて、具体的に。 自分にし書かけないことを解りやすく。 「誠実さ」「明晰さ」「わかりやすさ」――これが文章では大事なこと。 270ページの中味は、作文教室で学んだ人の宿題添削もふくめ、自分を見直すことがばかりだった。 読み返して反省しよう。もっと書いて教えていただきたかったのに、あとがきで予言したかのように亡くなってしまった。ご冥福をお祈りいたします。 >> 続きを読む
2015/02/19 by 空耳よ
丸谷才一
濃密な文章論だった。精神面から技術面まで微に入り細にわたり記されているが、結局は第二章の「名文を読め」に尽きる。たくさんの言葉やレトリックを知っているだけでは良い文章を書くことはできない。古今東西の名文を読み、その息遣いを感じること。文章の型を学び自分のものにすること。これは名文家であれば誰しも通る道なのだろう。多読家が名文家とは限らないが、名文家は必ず多読家であるはずだ。本書の中に引用されている文章は読んだことのないものばかりだった。谷崎潤一郎、佐藤春夫、折口信夫、石川淳、その他いろいろ。今年も大いに読まなければ。 >> 続きを読む
2015/02/01 by seimiya
戸田山和久
論文が何かわかっていない人にとってこれほどわかりやすく読みやすい本はないと思います。なんとなくで書く論文はダメです。ダメダメです。読みにくく、何が言いたいかもわからない。私も後輩の論文を添削することがありますが、論文の書き方を勉強していない人と勉強した人の間には雲泥の差があります。特に一回生はこの本でなくともいいので、論文の書き方を勉強すべきです。きっとボスからの評価も上がることでしょう。 >> 続きを読む
2014/11/04 by 郷里優人
鷲田小弥太
その本は、福引でもらった割引券をつかうためにBookoffに行き「今日は掘出物は無いな」と帰りかけた時、新書コーナーで出会った。『まず「書いてみる」生活―「読書」だけではもったいない』は、1年間、ある切欠から小説ばかり読んできた私にとって、とても魅惑的なタイトルだった。 カテゴリーは、趣味・実用なのだろうが、その内容は、哲学者でもある鷲田小彌太さんの、文筆家としての成長譚でもあり大河ドラマでもある。と言っていいほど小説的な感動に溢れた物語りであった。 私は、良い書物とは、読者である私に勇気や希望を与えてくれるものと思っている。このコミュニティに参加している皆さんの中には、読んでいるだけではなくて「書いてみたい」と思っている方も少なくないのではないかと思う。まず「書いてみる」生活を実践してゆこう!という気持ちになる一冊である。 >> 続きを読む
2014/08/24 by カカポ
木村衣有子
仕事以外で、年賀状を避けると手紙、もう何年書いていないんだろう。今年から三年日記を書き始めて、未だ続いていますが・・・手紙には憧れますな。メールとかラインとかで頻繁に行き来している昨今、今さら、まあ誰に出すか、そこから思案でございます。実は、この本、パラパラとめくった時、黄色とオレンジのLAMYが目に入り、そして、どんな手紙をくれるかと穂村弘さんの手紙が載っていたので、買ったのですが・・・便箋、封筒、葉書、こだわりたいもの沢山ありますな >> 続きを読む
2020/05/26 by ごまめ
齋藤孝
書くことについては分かりやすい。要点がまとまっている。指南書というよりも、書くことに向き合うためのヒント集のような感覚か。淡々と書かれており、少し眠くなることも。参考書を読む気持ちで取り組むと、良いかもしれない。 >> 続きを読む
2016/12/09 by あーか
堀井憲一郎
「こう書けばいい」というマニュアル的な書き方では全くないのが良かった!SNSなど、何かをだれかに発信するのが「どこか苦手」だと感じてしまう人に読んでいただきたい一冊です。文章をこれから書きたいと考えている方、もちろん文章を書いている方、何かしら得るものがありそうです。 >> 続きを読む
2016/08/22 by mhk
むらかみかずこ
メールばかりで、思いを伝えている昨今、たまには手紙でもと、「たった3行のシンプル手紙術」の本を購入。でも、会社の便箋と封筒を使うわけにもいかず、まずは、一筆箋やメッセージカード、封筒を買わなければ・・・・。そうしているうちに、丁度年賀状の季節、23日の天皇誕生日に、半日書き上げたのですが、そこには、スペースが無くて、2行でしたが、出来るだけ心を込めてメッセージを。皆様、旧年中は素敵なご縁ありがとうございました新しい年を迎え、ますます素晴らしい一年になりますように >> 続きを読む
2015/12/27 by ごまめ
阿部紘久
文章を書くにあたってのコツが短くまとめられているので、読みやすく参考にしやすい。
2014/09/06 by M_Ham
山田ズーニー
この本には、人を感動させる文章法を書いているわけではない。簡潔に言えば、内なる自分の想いを探り、それを発進すれば、想いは伝わり、人は揺さぶられる、ということが書いている。そのことは、当然、社会と繋がりが強い人であれば経験的に学習している。しかし、内なる自分の想いの探り方や、その発進法とは、どういったものかと訊かれても、多くの人は、おぼろ気なイメージを答えることしかできないのではないだろうか。この本は、おぼろ気なイメージを実用できるレベルにまで落とし込み、論及されている。しかも、この表現するに難解な内容が、非常に読みやすく、わかりやすく書かれている。私は、著者自身が、この本の中で、自分の想いが、どうすれば私たちに届くか考え、努力してくれている姿勢を感じとった。そして揺さぶられた。 >> 続きを読む
2014/04/08 by nogi0314
カテゴリー"文章、文体、作文"の書籍一覧 | 読書ログ
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