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大沢在昌
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小説を書くにあたり基本的な知識や、細かな技術、より良い作品へとレベルをあげる具体的な方法などが書いてあります。趣味で小説を書いていたり、プロを目指してる方は一度は読んでおきたい本かな。小説を書いていない人は、へーなるほど、って感じで終わるかもしれないけど、それでも内容的に面白いとは思う。なんかの講義内容を書籍にしたものなので、語り口調だから、気楽にスラスラと読める。前半が小説自体の講義内容で、後半は講義に参加してた方の作品を通してもっと具体的アドバイスを記したもの。自分はよくネット小説書いてて、今までこういうの読んだことがなく完全に我流だったので、確実にタメになったと実感できた。 >> 続きを読む
2015/03/08 by せせらぎ
米原万里
面白いショート・ストーリーを読みたかったのと、面白いことを言う人の頭の中を少し知りたかったので読んでみました。 結論から言うと、なかなか面白い本でした。 どういう理由で笑えるのか、なぜ面白いと感じるのか、様々な実例を引用して小咄の構造を分類して説明しています。 なるほどねぇ と思うこともしばしば。これだけまとめるのは大変な苦労だったと思われます。 でも、本書はこれを読んだからといって、笑いの理屈を身につけウィットに富んだトークができるようになるといった類の本ではないといえるでしょう。それだけ考えて面白いことを言うというのは大変なことなんだと思います。でもとても参考にはなりました。 お笑いの人たちには天才型と努力型がいるそうですが、努力型の人たちはこうしたロジックを理解しながら経験を頼りにいろいろ編み出していくんでしょうね。お笑い出身のコメンテーターなどは、きっとものすごく頭の回転が速いんだろうなぁと思ってしまいます。 >> 続きを読む
2015/02/01 by kengo
高橋源一郎
小説の書き方関連の本というと、プロットのたてかたとか、比喩の使い方とか、技術論が多く、得てして書き方の型を書いてあるものが多い。著者の高橋さんもそれを言っています。しかし、小説は"言葉"といかに遊ぶか、どうつきあうか、どう捕まえるか、であると高橋さんは言います。 今まで自分が小説と考えていたもの("文章の形態"だとなんとなくとらえていました)は、全く検討違いだった、そして小説に対する向かいかた・考えが読後かなり変わりました。 今は小説にたいしての凝り固まった態度から解放され、素直な気持ちで小説を読もうと感じています。高橋さんの小説に対する愛もものすごく感じました。 >> 続きを読む
2017/04/09 by Reo-1971
森村誠一
作家とはどういう仕事なのか実務的にデビューするきっかけや仕事の内容からその仕事をこなすのにどのような生活習慣となるか。さらに作家となる人物の性格をカテゴライズしたりと作家という職業を書くという事はもちろんその書くということを掘り下げた内容やその周辺の事を著者の体験を参考にまとめられていた。 >> 続きを読む
2015/01/12 by KMHT
MckennaDavid , VoglerChristopher , 府川由美恵
大塚英志さんの創作シリーズを読んでいたので、目新しいものはそれほどなかった。シーンは契約と心得よって所は割と新鮮だった。あと、メリケンの人はすぐお互いを褒めるよなって思いました。 >> 続きを読む
2014/03/27 by haruakubi
講談社 , 石崎洋司 , 藤田香
例のお話が面白かった。
2016/09/04 by Na-chan
筒井 康隆
ロックのレコードに針を落とす勢いで、むさぼり読んだ、若き日、ページの中に開放的な刺激と毒気、自由な精神がみなぎっていた。親や先生が口にしない物の見方、考え方を教えてくれた筒井作品は、社会に出てからも本棚から消えることはなく、小説の面白さと可能性を体現させてくれた。そして今、ご本人が「この文章は、作家としての遺言である」と思いを込めた文章論を耽読。文学への造詣と熱量はまさに「文をかける文士」の気迫。その生きざまこそ創作の極意であることを証明する魂の文学エッセイを記してくださり、ありがとうございます。 >> 続きを読む
2018/03/26 by まきたろう
森博嗣
正直、著者の思い上がりや開き直りが、鼻についた。テーマには興味があったが、内容に思いやりがない。著者が副業から初めて「売れてしまった」という特殊性からか、「プロ」を連呼する割には、読者の満足度は低いのではないか。この手の本なら大沢在昌『売れる作家の全技術』が秀作。 >> 続きを読む
2016/05/24 by とーます
岸本葉子
エッセイ執筆においてのノウハウ、テクニックなどが紹介されている一冊。 普段自分もちょくちょく書いているので、その参考書として。 とにかく: A「自分の書きたいこと」を、 B「他者が読みたくなるように」書くを徹底することが大事で、随筆といえどただ好き勝手に書いてしまうと読み手を失ってしまう。 即ち、書き場自体を無くしてしまうのだ。 個性が強調される時代になってきたが、やはり読者を意識しないと、エッセイストとしてはやっていけない。 >> 続きを読む
2021/02/13 by Moffy
CalvinoItalo , 須賀敦子
古今の様々な作品を読解する作品です。タイトルは、最初に「なぜ古典を読むのか」というエッセイがあり、そこから付けられています。この作品中で紹介されるのは古典に限りません。一つ一つの作品はごく短く(中には20ページ、30ページの長文もありますが)、焦点を絞って(長文はその限りにあらず)読解されていることに好感が持てます。しかし、端的に作品を紹介しようとしているためか、非常に濃密な文体で、一読しただけでは意図が攫みとれないことが多々ありました。はっきり言って難解な作品ですが、また挑戦したいという気持ちにさせる作品でもあります。 >> 続きを読む
2015/07/21 by IKUNO
日本推理作家協会
ミステリ作家さんに焦点を当てた本です。ミステリファンは多いですが、それを書く作家さんの本に興味を持つ人は少ないと思います。それでも、この本は稀代の人気作家数十名が寄稿した内容をまとめたものなので、ファンの方には楽しめる内容に仕上がっていると思います。私の場合、読むのが遅いのも有るのですが、どうしても新しい作家さんに出会うのが難しいので、この本を読んで、読みたい作家さんを見つけられるだけでも十二分に価値が有りました。普段、どんどんページを捲って、ああでもないこうでもないと批評してしまいがちですが、作家さんの創作の苦労を垣間見ることで、温かい目で作品に向き合うことができるようになりました。作家さんが、その作品で挑戦しようとしていたテーマを想像したり、誰がお気に入りのキャラクターなのかを妄想したり・・・同じ作品を読んでいても、二度も三度も美味しい思いができるようになりますよ♪ >> 続きを読む
2012/12/10 by MissTerry
宮永忠将
本書は、メインとなる「構築編」、そして魔法に関する用語(占星術や魔女、ルーン文字etc)解説の「資料編」から成り立っています。タイトルに「教典」とある通り、用語自体の説明ではなく、実際物語中でどう魔法を位置づけていくかに重点が置かれたガイドブックになっています。メインの「構築編」では7章に渡って、魔法の位置づけや描写のアドバイスが書かれています。どこを読んで良いかわからないと言う場合でも、「Yes」「No」形式のフローチャートで推奨ページがわかる為、非常に親切です。(ある程度設定が固まっている場合は、該当しそうな項目を選んで読んだ方が早いと思いますが)全体的にボリュームは控えめですが、本書は「読んで知識を得たい」方よりも「読んで考えたい(見直したい)」方向けかと思うので、特に不満には感じません。私自身一貫して最後まで読むよりも、逐一該当項目を拾っていく参考書のような利用をしている為、ステータスは「読んでいる」状態にしています。 >> 続きを読む
2014/01/14 by まるこ
木村治美エッセイストグループ , 日本漢字能力検定協会
新刊本買いましたエッセイを書きたいと思い買いました
2016/03/02 by 孝志 松元
保坂和志
Le GuinUrsula K , 谷垣暁美
岡道男 , 松本仁助 , Horatius FlaccusQuintus , Aristoteles
夏目漱石
綾辻行人 , 島田荘司
新城十馬
大塚英志
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