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カテゴリー"中国文学"の書籍一覧

      本が好き、悪口言うのはもっと好き

      高島俊男

      5.0
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      •  『お言葉ですが・・・』で有名になった高島俊男さん。
         この人のエッセイは必見ですぞ。本の題名をみればひと目でおもしろいと分かるし、エッセイの見出しをみるとそれが確信に変わる。たとえば、「税務署よいとこ一度はおいで」(これが金メダル)、「握りまして先番」(銀メダル)、「かかりつけの書評家を持つ幸せ」(銅メダル)。ね、読んでみたくならなくて? わたしはすこぶる惹かれました。
         新聞のことばの粗探しや書評十番勝負もいいが、なんといっても、「ネアカ李白とネクラ杜甫」が読みごたえ十分。漢詩の双璧とされる李白と杜甫、自分がどちらよりか考えながら読むと楽しい。私事で恐縮ですが、わたしは杜甫派かもしれない。残念ながら、根が暗い人らしい。しかしちょっと待てよ、酒の飲み方は李白より、性格もズボラだから李白より、筆不精なところも李白より(最近、本当にペンを持たなくなった)。あれ、もしかして李白派なのかオレは、とこんな感じで楽しめます。
         余談になるが、日本に大きな影響を与えた漢詩人といえば、白楽天と杜甫だと何かで読んだ憶えがある(李白の影響は教科書的らしい)。なぜなら、平安朝文学は白楽天に学び、芭蕉は杜甫の詩を愛したからだ。いまでこそ漢詩は馴染みのうすいものだが、かつては和の精神を形づくるために不可欠であった。
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        2015/01/24 by 素頓狂

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