こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


1954年4月発行の書籍

人気の作品

      野火

      大岡 昇平

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 戦地で結核を患い、わずかな食料のみで隊から追放された男。
        あてなくさまよい、飢えに襲われ食べられそうなものなら手当たり次第に口に入れる状況での物語。

        人間は生きるためには、死んだ人間の身体でも食べてしまえるのか。

        戦争を扱う作品で、実際戦争を体験された作者の言葉は読者に突き刺さってくる。

        宗教めいた描写もあり、危機的状況にあると心理として神や仏といったものが近く感じられるものなのかもしれない。
        特定の信仰を持たないひとの多い日本人であっても、そう思うものなのだなと思いながら読む。

        映画にもなっている作品らしいが、映画はまだ観ていない。
        いつか映画も観てみたいと思わせる一冊だった。
        >> 続きを読む

        2016/01/18 by jhm

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      フランダースの犬

      ウィーダ

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • フランスとベルギーの間の田舎町で貧乏ながらも支え合って生きる祖父と孫と犬。

        何とも救いが無い終わり方ながら、不思議と温かい気持ちにさせてくれるのは、きっとネルロ(ネロ)の人徳なんだと思う。

        バカボンさんのレビューを拝見して、是非とも原作を読みたくなって選択。(バカボンさん同様、青空文庫版)

        あやふやながらもストーリー大局を抑えているし、アニメ版の絵も強烈に刷り込まれており、更にはキーとなるのが絵画ということも有って、画像を表示できない小説と言うメディアで読むとどうなるのか、若干の不安とともに、興味を持って読み始めた。

        しかし、さすがは名作と言うか、全く心配するようなことは無く、一気に最後まで入り込んで読むことができた。

        お爺さんとネロが2人っきりで暮らしている理由。
        パトラッシュとの慣れ染め。

        あろうことか、アロアの父親との関係性まで、完全に忘却していたのがショックだったが、むしろ予備知識が少ない形で向き合うことが出来たので良かったのかも知れない。

        貧乏では有るものの、愚直なほど高潔に生きる彼ら。
        その地域に多大な影響力を持つお金持ちのアロアの父。

        最初は娘を思う父親の小さな暴走だったのだろうが、それに加速度が付いたことで生まれた悲劇。

        ネロが本当に高潔だったために最後まで人を怨まないでいたことに僅かな救いは有るものの、彼の純朴さが胸を刺す。

        幼少の頃にアニメ作品を観たきりだったのだが、この年齢にして改めて原作に触れることが出来たことを嬉しく思う。

        原作だとお爺さんは気難しくて無口なイメージが有ったのだが、それはハイジだったっけか?(笑)
        >> 続きを読む

        2013/10/11 by ice

      • コメント 8件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      金のニワトリ (岩波の子どもの本)

      エレーン ポガニー

      3.0
      いいね!
      •  独特な絵のタッチの児童書。

         王様が呑気な生活をしているのに腹が立った隣の国の悪い魔法使いが嫌がらせをする、というお話。

         わかり易かったけど、これでいいのか?となんとなく思ってしまった。
        >> 続きを読む

        2014/08/21 by foolman

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      盗賊

      三島由紀夫

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 男女それぞれの失恋の傷跡が、上流階級の社交場を舞台に設定することで、より深く悲しく描かれています。
        心中に至るまでの登場人物の心模は、おなじみ三島マジックで繊細に表現されていて、読んでいる最中の緊張感は素晴らしい。

        ただ、いつもそうですが、三島の文章を読み進めるのは骨がおれるので、★3つとしました。
        >> 続きを読む

        2017/02/26 by とーます

    • 4人が本棚登録しています

出版年月 - 1954年4月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本

茶の世界史