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1955年2月発行の書籍

人気の作品

      千羽鶴

      川端康成

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「千羽鶴」ほか4篇の連作短篇集。

        亡き父の愛人と関係を持ち、その愛人の娘にもそこはかとなく惹かれてゆく。
        なんとも背徳的な話だが、不潔な感じはしない。
        そばには必ず焼き物がある。焼き物のそばに人がある、ともいえる。

        志野焼、楽焼、唐津焼。
        焼き物にはあまり詳しくないので、ヤフーで画像検索しながら読んだ。
        綺麗な器の写真を見ていると、実物に触りたくなってくる。

        この小説はじつに触感的だ。

        菊治は太田夫人の触感を思い出す。
        「触感がよみがえって来ると言っても、彫刻的な感じではなく、音楽的な感じであった。」

        川端康成の文章も、彫刻的というよりは音楽的だなと思う。
        >> 続きを読む

        2015/01/03 by seimiya

      • コメント 1件
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      夜明け前

      島崎 藤村

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 第一部は、主人公の言動が7割、歴史的背景が3割ぐらいだったが、第二部は逆転。
        政治情勢や、世情の変動についての説明が詳しい。
        もちろんそうしてもらわないと、こちらは状況がわからないし、そうした部分も、かなり興味深い。

        版籍奉還から廃藩置県といった大きな制度の変転のもとで、主人公たちに直接かかわる庄屋や宿場の制度も急激に改められていく。
        暮らしの変化の中で、闇を透かして見ても、時代の先はまだ見通せない。
        主人公たちばかりでなく、この時代のほとんどの人がそうだったろう。

        まさに夜明け前だ。
        >> 続きを読む

        2017/09/19 by Raven

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