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1966年9月発行の書籍

人気の作品

      魔術師のおい(ナルニア国ものがたり(6))

      C.S. ルイス

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Moffy
      •  ナルニア国物語は、子供達が簡単にキリスト教思想が理解出来るよう書かれた作品だそうです。
         『魔術師のおい』では、人がどのようにして戒めに逆らい、過ちを犯すのかについて本当に分かりやすく書かれております。

         極悪人でない限り、「白にしなさい」と教えられ、「嫌だ、黒にする」と真逆な行動を真っ先に取る人はあまりいません。
         大抵の場合、誰でも何とか善良に生きていきたいと思っています。
         しかし、たとえ本来は善良に正しく生きていきたいと思っていても、あることを通して、徐々に白から黒に染まっていき、最終は取り返しのつかないことになります。

         それはーー戒めの一部を自分の良いように変えてしまうことです。

        「白にしなさい」だったはずの戒めを「もしかしたら完全に白じゃなくて、白に近い色にしなさいということなのではないか」と本来の戒めを微妙に変えてしまうのです。

         こうしてしまった瞬間、小さなヒビが入ってしまった船のように、時間が経つにつれヒビがどんどん広がり浸水が酷くなって、ついに水の重みに絶えず沈んでしまうのです。

         「小さなヒビぐらい大丈夫だろう」という考えが、
         大きな船を沈ませてしまうのです。
        >> 続きを読む

        2018/08/31 by deco

    • 3人が本棚登録しています
      虚空遍歴

      山本周五郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!

      • 私が敬愛してやまない作家・山本周五郎の新しい浄瑠璃の作曲に生涯を賭けた男の純粋で孤独な遍歴を描いた「虚空遍歴」(上・下巻)をじっくりと読みました。

        「この作品では、一人の人間が自分の欲する仕事に全情熱を打込んでゆく"人間の姿"を書こうとしたのです。主人公の中藤冲也が、浄瑠璃を作曲することに重点を置いていない。また芸術論を展開したものでもありません」と作者の山本周五郎は、この作品の製作意図を語っています。

        自己の全存在を賭けた新しい浄瑠璃、冲也ぶしを完成できないまま、おけい以外に誰一人として知る者もなく、旅路のはてに若くして世を去った冲也は、悲運の芸術家と言えるかも知れません。

        しかし、作者が座右の銘にしているというブロウニングの「人間の価値は、その人が死んだとき、なにを為したかで決まるのではなくて、彼が生きていたとき、なにを為そうとしたか---である」という言葉が、そのままこの作品に生きていると思います。

        また、冲也とおけいが男女の交わりをもたなかったという設定は、不自然かもしれないが、男女のなまぐさい関係がないからこそ、おけいの姿に無償の奉仕が象徴されているのだと思います。

        考えてみると、おけいの役割というのは、芸術家が乱れに乱れ、狂いに狂っても、それを静かに見つめている自我を超越した存在ではないかと思いますね。

        そして、おけいの"独白"が、同じ作者の「樅ノ木は残った」の"断章"のように、この作品に深い奥行を与えているのだと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/04/09 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      かわ

      加古里子

      福音館書店
      3.0
      いいね!
      • 地図好きの子どものために購入。全編俯瞰図なので内容よりも絵を見るのが好き。

        2015/02/01 by ぶぶか

    • 3人が本棚登録しています
      ふしぎなたけのこ

      松野正子 , 瀬川康男

      福音館書店
      3.0
      いいね!
      • 第1回世界絵本原画展でグランプリ受賞の作品。見開きカラーと見開きモノクロが交互にあらわれて、どきどきしながら読み進める。横長、横書きの本なのに、途中でいきなり90度回転して縦長に化けたり。たのし~い。名作は時代をこえる。 >> 続きを読む

        2014/11/17 by junyo

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています

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