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1966年11月発行の書籍

人気の作品

      夏の終り

      瀬戸内寂聴

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 瀬戸内晴美 2作目読了。
        瀬戸内寂聴になる源は?という興味から、古い作品から読んでます。

        内容(不倫8年)については、若いころに読んでいたら全く理解できなかったなと思う。
        今の年代になったから、世間ではあるかもねくらいの理解で読めるようになった。
        自分は無理だけど。

        文章は巧みで読み応えがあり面白いので、他の題材で読んでみたい。
        >> 続きを読む

        2015/02/10 by 寺嶋文

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      馬と少年 (ナルニア国ものがたり (5))

      C.S. ルイス

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Moffy
      •  お話の中の後半で、偉大なライオン「アスラン」が登場し、それぞれのキャラクターの遭遇について解釈をする場面がありますが、その中で一番印象深かったセリフがあります:

        「わたしはあんたの話をしているのだ。
         ...わたしはだれにでも、そのひと自身の話しかしないのだよ。」

         他人の意見や生き方を参考とする必要がある時もありますが、
         私たちは結局、自分の人生しか歩めません。
         誰一人全く同じ人生を歩むことは出来ないのです。

         物語のキャラクター達は、それぞれの人生を歩んできました。
         同じナルニア国を目指しているのですが、遭遇やそこへたどり着くまでの道のりは皆違っていました。

         ありのままでいるだけで、
         既にその人だけの旅路、その人だけの物語が出来上がるのです。

          一人一人、それぞれの「ジャストサイズ」な方法で、目的地に向かっているのです。
        >> 続きを読む

        2018/08/24 by deco

    • 3人が本棚登録しています
      娼婦の部屋・不意の出来事 (新潮文庫)

      吉行 淳之介

      5.0
      いいね!
      • "性を通して人間の精神と肉体の在り様を乾いた文体で描き、人間の本質を見つめる作家、吉行淳之介の初期の名作"

        文学史上において、"第三の新人"と言われた、安岡章太郎、庄野潤三、遠藤周作と共に、私の大好きな作家、吉行淳之介の初期の短編小説の「娼婦の部屋」を久しぶりに読んで、あらためて吉行文学の素晴らしさを再確認しました。

        椎名麟三、野間宏、武田泰淳、大岡昇平、堀田善衛、三島由紀夫らのいわゆる戦後派の作家たちは、従来の古い文学に対して、著しく反抗的であり、人間性の回復を求めて、のたうちまわるような傾向があり、作品のきめは荒々しく、どぎつく、私小説的な日本文学の基盤に、西欧風の現代小説を半ば強引に移植しようという、冒険的な野心に自己の文学的使命を賭けていたと思います。

        つまり、彼らは、それまでの日本文学の主流であった"私小説"を否定し、日常的な"私"から抜け出して、社会的な構想の中に、自己の思想を表現しようとしていたのだと思います。

        これに対して、吉行を含む"第三の新人"群の作家たちは、戦後派のように、肩を怒らせて突進するような事をしません。そんな事は照れくさくて、たまったものではないと思っていて、彼らは、自己の身を置くのにふさわしい場所まで退き、こじんまりと、なおかつ、ちまちまと"私"というものを守る事によって、作品に投影させ、その結晶に心掛けているように思います。

        そして彼らの小説に登場する主人公に共通しているものは、自信もなければ、自虐もなく、変な自己陶酔といったものもない"自我"です。まるで空虚そのものなのです。

        "第三の新人の作家たち"の、"戦後派作家たち"との決定的な違いは、少年時代から軍国主義の風潮の中で育ち、彼らの多くは学徒動員で戦争に駆り出された世代に属しているという事です。したがって、日本の国家や社会、また、国家の始めた戦争に対する冷静な批判力を養う余地があまりなかったという事です。

        そして、これらの時代の風潮に対する抵抗は、臆病者、怠け者、道化者、要するに仲間はずれとして、自己を規定する事で己が身をそらす以外には、自己のアイデンティティを見出せなかったのだと考えられます。

        この新潮文庫版の「娼婦の部屋・不意の出来事」という吉行淳之介の初期の短編集には、計13編の短編が載っていますが、この中では、「娼婦の部屋」、「不意の出来事」、「鳥獣虫魚」の3編が特にその短編小説としての完成度の高さから何度も繰り返して読むほど、大好きな作品です。特に、「不意の出来事」は新潮社文学賞受賞の名作として、文学史上にその名が刻まれています。

        この「娼婦の部屋」の主人公である青年は、現代の社会から疎外され、孤立した人間として、娼婦の部屋に辛うじて自分の安息出来る場所を見出しています。自分が生きているという確証を得られるのはここだけだというのです。

        "愛する"という、わずらわしい人間関係に追い込まれる事なく、軀と軀(この軀という表現が吉行文学を理解するキーワードのひとつ)の触れ合う行為だけで、人間的なかかわり合いを実感出来るのです。

        だが、それさえ、まもなく不可能になってしまうのです。何故かというと、本来、彼の生き方からすればあってはいけない事なのですが、主人公は娼婦を"愛する"ようになり、そうなると、彼女の疲労の原因になっているらしい未知の男に対して"嫉妬"を覚えずにはいられなくなります。

        主人公は、その妄想を払いのけようとして、わけもなく苛立っている自分に気づき、娼婦の部屋がもはや彼にとっての安息の場所ではあり得ないという事を悟るのです。娼婦との関係の違和感を通して、例えば、"組織と人間"の問題にしろ、あくまでも肉体化されたものとして、鮮烈に描いているのです。

        本来の普遍的な社会的なテーマが、吉行独自の文学手法である、潔癖なまでに自分の感受性に溶かし込む事によって、見事な表現を獲得しているのだと思います。
        >> 続きを読む

        2016/03/23 by dreamer

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      どうぶつのおやこ (福音館の幼児絵本)

      薮内 正幸

      福音館書店
      5.0
      いいね!
      • 絵本の定期購読で届いたものですが、

        絵は地味なのに0歳の娘はきょうみ深々。

        文字はなく題名どうり動物の親子が乗っています。

        動物を覚えるのにオススメ★
        >> 続きを読む

        2012/08/01 by hinamama

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています

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