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1970年10月発行の書籍

人気の作品

      三銃士

      アレクサンドル・デュマ

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 上巻。何度目かの再読。

        何度読んでも面白くて夢中になる。
        子供向きに書き直されたものを小学生の頃に読んだときはちっとも面白くなかったのに、中年になってから岩波文庫の旧版四分冊を読んでハマった。旧漢字に旧仮名使いという読みにくさにもかかわらず、一気読みした。本書は、その旧版四分冊を二冊に改版したもので、上巻だけで500ページ近くある。

        読みながら思うのは、作者は面白い小説とは何かを知りつくしていて、作品中にてんこもりにするんだなと。恋、冒険、友情、陰謀、裏切りといったものがからみあって速いテンポで展開するので、ページをめくる手を止めるのが惜しい。特に、ダルタニャンが王妃の使者としてイギリスに向かうくだりは、読むたびにワクワクする。

        三銃士の中で個人的に気に入っているのはアトスだが、アラミスについては思い出がひとつある。アカデミー賞をとった映画『スラムドッグ・ミリオネア』の中で出されるクイズの最終設問が、この三銃士の一人の名を当てるものだった。愛読者として、ファイナルアンサーに正解できたのはうれしかったが、一緒に映画を見た外国人の友人が『三銃士』を知らなかったのは意外だった。


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        2020/05/07 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      Xの悲劇

      エラリー・クイーン

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 自分は正直言うと、古典ミステリは苦手です。特に、殺人事件を、関係者のインタビューによって解決していくタイプは苦手で、とてもページをめくらせる力があると思えない。クリスティもヴァン・ダインも、イマイチ積読から抜け出せないのはそういう理由からです。
        本書も、スタートはその臭いが漂っていましたが、途中の裁判のシーンから劇的に変化し、指に力が込められるようになりました。ドルリー・レーンが痛快と思える推理を見せ始めたところからです。
        結果として、自分的上位に入る本とはなりませんでしたが、古典を読むきっかけにはなりそうな気がしました。すでにYも積読済み。頑張ろう!
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        2014/03/01 by 豚山田

    • 5人が本棚登録しています
      赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1)

      イーデン・フィルポッツ

      5.0
      いいね!
      •  江戸川乱歩が高く評価したという古典的名作。
         同じ著者による『闇からの声』の感想を検索すると、
        「『赤毛のレドメイン家』より良かった」
        と書かれている方が目立ったので、読んでみました。
               
         確かに驚くべき展開です。
         古典的ミステリーはホームズ役とワトソン役が登場することが多いのですが、本作品では探偵(刑事)が二人登場します。
         ピーター・ガンズがホームズ役で、マーク・ブレンドンがワトソン役の刑事となります。
         マーク・ブレンドンもスコットランド・ヤードの敏腕刑事ということですが、今回の捜査では苦戦します。
         ブレンドン刑事はガンズ探偵に色々とアドバイスを受けます。
         読者はブレンドン刑事になった気になって、果たして事件の真相を推理することができるでしょうか。
                
         確かに「驚きの真相」「どんでん返し」なのですが、それを強調すること自体がネタバレになります。
         私も事件の構造がある程度想像つきました。しかし完全に100%推理することはなかなかできないでしょう。
         この作品が描かれた当時、或いは江戸川乱歩の時代には確かに驚愕したであろう真相ですが、最近の読者は目が肥えているようだから。
         古典的ミステリー、特に本作品は、ミステリーの知識が増えてすれっからしになる前の純真な時期に前知識なしに読むのがいいのでしょうね。
         しかし、『闇からの声』にしろ、フィルポッツの描く人物は味わい深い。悪人ですら魅力的です。
                
         今回私が読んだのは井内雄四郎訳の旺文社文庫版(1979年5月)。
         訳者による巻末の7ページほどの解説は簡にして要を得た的確なものと思います。
               
        「現代は科学の発達とともに、ますます推理小説のトリックも複雑・緻密になっている。そういうタイプの推理小説に日頃親しんだ読者なら、この作品に用いられたトリックぐらいなら、すぐに見破られるにちがいない。」
                
        ……と、ネット上にもよくある本作品の弱点を挙げながらも、本作品の意義について論じられています。
         なお、ウィキペディアの【赤毛のレドメイン家】の項目で、日本の代表的な翻訳が記されていますが、現時点(2017年3月13日)で井内雄四郎訳の旺文社文庫版の記述がありません。
        (なお、私が読んだのは旺文社文庫版ですが、読書ログでは登録できないようなので、版違いのこちらに書き込みました。)
           http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170313/p1
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        2017/03/14 by 荒馬紹介

    • 2人が本棚登録しています
      サーカスをみよう (じぶんでひらく絵本 4)

      H.A.レイ

      4.0
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      • こういう仕掛け本は想像が広がっていいなあ~。
        やっぱり、外れた、そっか~と楽しめる
        サーカス、最後に観にいったのは、いつの頃だろうか、もう、思い出せないくらい前だ。
        ただ、あの時の、異空間に迷い込んだような感覚とワクワク感は覚えている。
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        2014/07/31 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      てぶくろをかいに

      新美 南吉

      ポプラ社
      5.0
      いいね!
      • この絵本、実は私が幼い時に、家にあって、よく親が読んでくれた。

        というわけで、とてつもなくなつかしい一冊。

        ほとんど忘れていたのだけれど、あらためて読んでみると、なんともあたたかな、やさしいぬくもりのある話だと思う。

        誰もがこのようなやさしさや思いやりを忘れず、持ち続け、育てていくことができれば、世の中はきっともっとまともなものになるのだと思う。
        そういう新美南吉の願いを、ずっと子どもの頃から経った今は、ひしひしと感じざるを得ない。
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        2013/01/24 by atsushi

      • コメント 4件
    • 3人が本棚登録しています
      こぐまちゃんとどうぶつえん

      若山憲 , 和田義臣 , 森比左志

      こぐま社
      4.0
      いいね!
      • こぐまちゃんとしろくまちゃんが動物園へ。
        うんちをしたぞうさんに対して、「おべんじょ、ないの?」
        など子供視点でのツッコミが好き。
        >> 続きを読む

        2016/01/03 by ゆこゆこ

    • 2人が本棚登録しています

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