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1973年4月発行の書籍

人気の作品

      本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

      横溝 正史

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
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      • 世の中上には上の悪女がいるのかもしれない…(黒猫亭事件)

        2018/03/11 by aki

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA (6))

      光瀬 龍

      5.0
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      • 【レビューもできない壮大さ】
         いつかはレビューを書きたいと思っていた作品なのですが、どうにも書けずにいました。
         この気が遠くなるほどのスケールをどう書けばいいか……

         序章では、打ち寄せる波の音から始まります。
         そして、この世界が生み出されるまでの描写です。
         星が生まれ、そこで生命が発生し、生命は海から陸へ上がり……そして、一人の、何というか、人間の原型のような者が海中に生まれ、彼は長い眠りにつきます。

         場面は変わって、古代アトランティスが描かれます。
         プラトンが登場し、そして彼は物語の進行と共にオリオナエという司政官へと変容していきます。
         そして、アトランティスの最期。火山が噴火し、アトランティスは海底に没します。

         次の場面はインドです。
         漆達太太子(釈迦ですね)が登場します。
         漆達太は、世の乱れ、人民の不幸を嘆きます。
         そして、兜率天(とそつてん)へと上っていきます。兜率天の首都はTOVATSUE(トバツ)市という未来的な都市でした。

         漆達太は、そこで世界の「熱的死」を目の当たりにし、梵天王と出会います。
         梵天王が語るところによれば、兜率天は摩仁(まに)宝殿に位置し、この摩仁宝殿こそ天上界全体のあげて守らなければならない最後の砦であり、破局を回避するためには失うことができないところであるのに、阿修羅王の軍勢が侵攻してきており、それが世界の「熱的死」の元凶であるとのことでした。

         漆達太は、阿修羅王に会い、何故世界を破滅へと向かわせようとするのかを問いただします。
         阿修羅王は言います。
         「私とて、この世界の従属物だ。この世界の荒廃はこの世界の内部自体に起因するものではない。破滅や発展は単なる変化の部分的性質だ。梵天王は、この世界の荒廃は私が原因だなどと言うのだろうが、梵天王は今こそ転輪王の企図をこそ知るべきである。」と。

         転輪王とは、王の中の王であり、この世界の外にある者。転輪王の姿を見た者はいないが、いつか偉大なる絶対神として、そして造物主としてこの世界に現れると信じられているのでした。
         漆達太は、阿修羅王に問います。「そのとき現れ出でて人間を救うのが弥勒ではないのでしょうか。弥勒は56億7000万年後にこの世界に現れて救済すると説かれています。」と。
         阿修羅王は、何故それが信じられるというのかと逆に問いかけます。
         何故この世界の救済のために56億7000万年もの絶望的な月日を待たねばならないというのかと……

         さらに場面は変わり、エルサレム。
         ナザレのイエスが登場しますが、そこで描かれるイエスは、品が無く、田舎言葉でまくしたてる狂人のようなイエスでした。
         ナザレのイエスは、はりつけにかけられることになりますが、そこにイスカリオテのユダが現れます。
         イエスの信徒としてではなく。
         このユダこそ、冒頭の序章で永い眠りについた彼だったのです。
         イエスはゴルゴダの丘で十字架にかけられ、槍で突かれますが、死ぬことはなく昇天していきます。

         そして、交わる世界。
         アトランティスのオリオナエが、TOVATSUEの漆達太と阿修羅王が、そしてユダが…。

         漆達太は、未来都市の中を疾駆します。そこは「シ」が統べる都市でした。
         「シ」とは?
         漆達太を消滅させるために追ってくるナザレのイエス。
         救いに入るあしゅらおう。
         そしておりおなえ(ここでは二人は平仮名表記になっています。いや、漆達太もシッタータと表記されているのですけれど)。
         そして、彼らはそこで目にするのです。
         「市民」達の姿を……

         うわー。やっぱり書けません。
         とにかく壮大過ぎて、何ともまとめようがありません。
         ざっとした粗筋を書きましたが、さっぱり分からないかもしれませんね。
         そして非常に難解なイメージをもたれたかもしれません。
         確かに、難解は難解ですが、でも面白いのも間違いありません。
         本当に、気が遠くなるような感覚を何度も味わうことができます。
         漫画家の萩尾望都さんが、原作に非常に忠実に同名で漫画化してくれています。
         こちらも難解と言えば難解ですが、イメージはつかみやすいのでそちらから入ってみるのも良いかもしれません。
         個人的には非常に評価の高い、傑作だと思っている作品でした。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by ef177

    • 2人が本棚登録しています
      おにのあかべえ

      寺村 輝夫

      ポプラ社
      4.0
      いいね!
      • 昔懐かしい「あっかんべぇ」から創作されたお話です。
        日本昔話的で素直に面白かったです(*^^*)

        おにのオトナになるには、体が小さすぎるおにのあかべえは、人間のオトナになろうと決心して、おにの村を出て行きます…。

        父さんおにに「人間の仲間になりたければ、石をぶつけられてもニコニコしたりと、何でもさかさまにすれば怖い鬼とは思われないぞ。」と助言され、大勘違いで実行していきます。

        人間のズルさと、あかべえの純粋で一生懸命で真っ直ぐな優しさの対比が面白く描かれています。
        最後はもちろんハッピーエンドで、あっかんべー♪♪となるんですけど(笑)、これが微笑ましいのです。
        >> 続きを読む

        2012/10/03 by kumahachi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています

出版年月 - 1973年4月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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