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1974年2月発行の書籍

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      007号/黄金の銃をもつ男 (Hayakawa pocket mystery books)

      イアン・フレミング

      3.0
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      • 著者イアン・フレミングの死により007シリーズ最終作となった本作は、シリーズを締めくくるにふさわしくない、ちょっとへろへろのボンドがなんとか任務をこなす姿が描かれています。

        それでは、なんでボンドはへろへろなのか?

        それは「女王陛下の007」で愛する妻を新婚旅行中に宿敵スペクターに殺されたボンドは、人生のドン底に突き落とされ。

        続く「007は二度死ぬ」ではなんとか復帰を果たしたボンド。しかしながら、妻を失った後遺症は深かったようで、任務完了後にボンドは行方不明に・・・。

        その後、彼は廃人同様の姿で発見され、完全復帰を要望されたボンドが、上司から与えられた任務をへろへろになりながらも、なんとか遂行する姿を描いたのが本書「黄金の銃を持つ男」。

        だからなのか、クライマックスの敵役となったスカラマンガとの対決も、ボンドはかなり苦労するし、ストーリーも地味に展開されます。

        なかなか自身の仕事勘が取り戻せず、苦悩するボンドが結構描かれるので、ロジャー・ムーア演じるボンドのイメージで読むと、本作は別物みたいな印象を残しかねないです。

        もしイアン・フレミングが本作の後も存命だったなら、その後の作品でボンドは完全復帰を果たし、以前のようなド派手な活躍が出来たかもしれませんが、本作でシリーズは幕を降ろしたのは、ファンとしては少々悔やまれます。

        蛇足ですが、映画でスカラマンガを演じたクリストファー・リー先生はイアン・フレミングの親戚にあたるそうです。

        もうひとつ蛇足を・・・意外にもロジャー・ムーアはかなり腕っぷしが強く、俳優では一番強い男として知られたリー・マーヴィンをあっさり倒したそうですよ。
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        2017/10/27 by アーチャー

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