こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


1975年4月発行の書籍

人気の作品

      アレクサンダとぜんまいねずみ ともだちをみつけたねずみのはなし

      レオ・レオニ

      好学社
      4.0
      いいね! Tukiwami
      • 確か私が小学校1~2年のころ、国語の教科書に載っていた物語です。
        この話が大好きで、教科書を何度も読み込んだ記憶があります。
        大人になって、子どもに読み聞かせをするうちにレオ=レオ二の本に出会い、またこの物語を思い出し、読んでみました。
        不思議で温かい気持ちにさせてくれる、やっぱり大好きな本でした。
        レオ=レオニの温かい雰囲気の絵(貼り絵?)も可愛くて大好きです。
        ちなみに、以前使っていた携帯のストラップは、このぜんまいねずみでした(笑)
        >> 続きを読む

        2016/03/20 by taiaka45

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      暗い落日 (角川文庫)

      結城 昌治

      5.0
      いいね!
      •  忘れられない映画がある。哀しみに染められた過去をもつ、心根のやさしいタフな男は私立探偵。自分の離婚話そっちのけで、友人の弁護士アルバートから依頼された大富豪失踪事件に取り組む。めまぐるしく事件が展開してゆくなか、殺人現場になぜか現れる友人に疑いの目を向けると、その友人は拳銃を突きつけてきた。
         タイトルは「動く標的」、主演はポール・ニューマン。プレミアムシネマで何度か放映されているし、原作者はあのロス・マクドナルドなのに最近までDVD化されなかった。冒頭とラストシーンがとりわけ有名で、冒頭のコーヒーを飲むシーンは邦画「探偵物語」にオマージュされています。そしてラストの男くさい友情。自分でもよく分かりませんが、ぼくは友だちがいないくせに男の友情にめっぽう弱いんですね。まだ年端のいかない子供だった頃、「走れメロス」のため涙の川を頬につくり、斜めに落ちゆく夕陽をひとりで眺めたものでした。
         ところで、ロス・マクドナルドが遺した作品に「ウィチャーリー家の女」という名作があって、このたび読み返してみると大変おもしろかった。ちなみに、主人公の私立探偵リュウ・アーチャーは「動く標的」の原作と共通している。
         しかし、オールタイムベストの常連でもあるこの傑作に、いささか不満をもった日本のある小説家は、自分なりの「ウィチャーリー家の女」を創作した。それが今回レヴューする結城昌治の「暗い落日」で、結城は日本の推理作家にしては珍しく、純文畑の作家からもその鮮明な文体を賞揚されていた。福永武彦はいくつものミステリー本を彼に貸したし、佐藤春夫ですら舌を巻いたほどだ。とにかく文章がうまい。「ウィチャーリー家の女」とおなじく家庭不和による少女の失踪からはじまる物語は、一貫して憂愁に包まれているのだけれども、こちらは母語のままで読めるせいかその憂いが肌身にせまる。カメラ越しではなく自分の眼がたしかに捉える斜陽が、読み手の心に影を落とすのだろう。
        >> 続きを読む

        2015/10/31 by 素頓狂

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      悪魔の辞典

      奥田 俊介Ambrose Bierceアンブローズ ビアス

      角川グループパブリッシング
      4.0
      いいね!
      • アンブローズ・ビアス(ビアース):Ambrose Bierce:1842-1914?はアメリカのジャーナリスト・小説家。日本へは芥川龍之介によって紹介されましたが、芥川に「侏儒の言葉(しゅじゅのことば)」という名警句集があるのと同様に、ビアスにも「悪魔の辞典」という面白い警句集があります。ちょっと見ていきましょう。(ものによっては長いおまけが付いているので、出来る限り短い文でできているものを選びました。)

        CABBAGE 名詞  :キャベツ  大きさも知能指数もほぼ人間の頭に匹敵するおなじみの菜園野菜。(以下略)

        LABOR 名詞  :労働   AがBのために財産を獲得してやる方法の一つ。

        LITIGANT  名詞  :訴訟  あなたが豚の形で入ってゆくと、ソーセージの形で
                出て来るはめになる機械の一種。

        MAGNET    名詞  :磁石  磁力の影響を受けるもの。
        MAGNETISM  名詞  :磁力  磁石に影響を与えるもの。
              前述したばかりのこの二つの定義は千人ものすぐれた科学者の仕事からの要約である。彼らは、偉大な白色の光をもって、この問題を明らかにし、言語を絶するほどに人間の知識を進歩させたのである。

        OCCIDENT   名詞  :西洋   東洋の西(または東)に存在する世界の一部。広範囲にわたって、強力な偽善者であるキリスト教徒が住む。彼らの主要産業は殺人と詐欺である。連中は前者を「戦争」、後者を「商売」と称するのを好む。もっとも、この二つは東洋の主要産業でもありはするのだが。

        PHONOGRAPH  名詞  :蓄音機  死んでいる騒音に生命をよみがえらせるいらだたしい玩具。

        RECOLLECT   動詞  :回想する  以前には気がつかなかったなにかあるものまでつけ加えて思いだす。

         どうでしょう?なかなかシニカルでスゴイ警句集です。私は大学時代、「東大マンガクラブ」に在籍していたことがあり、4編のちょっと変わったマンガを描きました。最初の1編は本名をもじって使いましたが、あと3編は「キャベジン」というペンネームを使いました。これはもちろん、ビアスのいう「CABBAGE」から採ったのです。「キャベツ程度のオツムしかない人間」という意味でです。ただ、この斜に構えたペンネームが嫌いになって別のペンネームにしようとしても、余りに皆になじんだものだったので、周囲は改名に反対し、まあ、それだけが理由ではないのですが、私はそれから程なくマンガクラブを辞めました。

         ビアスに話を戻すと、このような警句を書く人は、「韜晦(とうかい:真意を話さない)」の傾向があるような気がします。つまり自分の弱い自我を、このようなひねくれた視点を提起することによって隠す傾向があるような気がします。シニカルさもその表れであると。

         とは言え、ビアスはジャーナリストとして、1896年に話題になった事件・・・サザーン・パシフィック鉄道による、7500万ドルに登る政府融資を棒引きするという策謀を、社長のハンティントンを攻撃(風刺)することによって粉砕したとのこと。なかなか優秀なジャーナリストでした。

         ビアスの最期は、メキシコ革命中のメキシコに1913年に渡り、消息不明になったとのこと。韜晦が好きな彼らしい最期です。

         今回読んだ本は「悪魔の辞典」奥田俊介+倉本護+猪狩博 訳 (角川文庫)それぞれ3分の1ずつ担当したとのこと。
        >> 続きを読む

        2012/09/08 by iirei

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      恋人たちの森

      森茉莉

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 夢見心地とはこの事、溢れるロマンにうっとり。
        これが耽美の世界なのか!
        お洒落で美しい言い回しも濃密・濃厚に描かれる描写も
        全てが美しい、美しい世界。
        >> 続きを読む

        2015/08/01 by トマズン

    • 5人が本棚登録しています
      ひとあしひとあし なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし

      レオ・レオニ

      好学社
      4.0
      いいね! Tukiwami
      • かわいい、良い絵本だった。

        しゃくとりむしの姿を見ていて、ふと「人間は万物の尺度である」というプロタゴラスの言葉を思い出した。

        相手のルールや言葉に支配されるのでなく、自分で尺をとる、自分の尺度を持つということが、生き残るためにも本当に大切なことかもしれない。
        >> 続きを読む

        2012/12/27 by atsushi

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています

出版年月 - 1975年4月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本