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1977年9月発行の書籍

人気の作品

      100万回生きたねこ

      佐野洋子

      講談社
      カテゴリー:芸術、美術
      4.4
      いいね! chibadebu chao ybook makoto sunflower kazuna-ri Sachupan romantic rerere40 wadachi Tsukiusagi
      • 2014年12月の課題図書だった。
        読んだときは、「100万回も生きられないんだよ、こっちは。この物語のどこがいいんだ?」と思ってました。
        100万回繰り返してやっと気づけたことに、私はたった1回の人生で気づかなくてはならない。知識ではなく、実感として。
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        2020/04/10 by たい♣

    • 他26人がレビュー登録、 71人が本棚登録しています
      百万ドルをとり返せ!

      ジェフリー アーチャー

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【詐欺には詐欺で対抗しよう】
         大富豪のメトカーフは、その莫大な富を築き上げるために相当あくどいことも繰り返してきました。
         下品で強欲な男で、自らの利益のためなら他人を蹴落としても一向に後悔するようなことは無い男でした。

         今回も北海油田を出汁にして一儲けを企んでいるところ。
         どうやら、この作品が書かれたイギリスではインサイダー取引は規制されていなかったようなのですが、このインサイダー取引を逆手に使い、相場操縦して莫大な利益をあげようとの企みです。

         この企みにまんまとひっかかってしまった4人の男がいました。
         それぞれが一攫千金を夢見たのが落ち度と言えばそうかもしれませんが、そもそもメトカーフのやっていることが詐欺なのですから。
         その4人とは天才的数学教授、医師、美術商、貴族でした。
         彼らは、メトカーフに騙し取られた総額100万ドルを、びた一文まけることなく取り返してやろうというのです。

         そのために、それぞれの専門分野を活かした詐欺を考え出し、4回に渡ってメトカーフから総額100万ドルを騙し取ろうと言うのです。
         貴族であるジェイムズは、この復讐戦の過程で美貌のモデルであるアンと知り合ったこともあり(どうもアンの方に気を取られがちです)、約束の期限が迫っているというのに、詐欺のプランを立案できずにいました。
         とにかく、他の3人のプランを台無しにしたくはないですから、それらのプランには積極的に協力はしているのですが。
         肝心の自分の作戦がどうしても思いつきません。

         というわけで、本作は4人がどうやってメトカーフを騙して100万ドルをとり返すかというお話です。
         少々都合が良過ぎはしませんか?という展開が目に付きますが、まあ、作品のタイプが痛快に騙して100万ドルを取り戻そうというテーマなので、その辺りは大目に見るのが吉でしょうか。

         最後の最後にはちょっとしたどんでん返しも用意されています。
         気軽に楽しめる痛快な一作というところでしょうか。
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        2019/07/19 by ef177

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      ほんとうはひとつの話 (岩波ものがたりの本)

      E.L.カニグズバーグ

      3.0
      いいね!
      •  収容されている「流星の夜」が学校時代の教科書に載っていた事、途中、イラストが文の代わりを務める部分がある不思議さから、記憶に残っていた話で、探して読んでいます。

         祖母の家へ孫息子ルイスがやってくる。
        「あら、ルイス」「やあ、おばあさん」

        両親が旅行に出るといつもこう。一人孫息子のルイスとおばあさんの関係は「けっこううまくやっている」。

        おばあさんとルイスは今夜、三十三と三分の一年に一度の天体ショゥを見るために解放される夜のセントラルパァクに行くべく、準備をする。

         天体ショウの模様も、喧噪も、一切、描かれない。ただひたすら、おばあさんとルイス、の関係が描かれる。
         時に、うまくいかなくなりそうに、なって、どこかお互いの間には隙間みたいなものが、常にある。
         そこをべたべたと修復しよう、ではなく、お互いに持っている考えを的確に聴きながら、相手に腹が立ったとしても、「何故?」と問われればそっけなく、自分で考えさせるように誘導する。相手を理解して、「うまくやっていく」。

         ちょっと素っ気ない関係かもしれないけれど、こんな察しの良く、さばさばした付き合いができたらいいな、と思わずにいられない。
         
        >> 続きを読む

        2015/05/28 by B612

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      Romazi nikki 啄木・ローマ字日記

      石川 啄木

      岩波書店
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      5.0
      いいね!
      • 通りすがりに見つけた古書店で購入。

        絶版の石川啄木のローマ字日記。
        私は彼の生き方が大好きで、短歌はほぼ読んだことがないが彼の伝記をよく読む。

        小学生の頃に、祖父が石川啄木について熱く語ってくれ、彼の本を与えてくれたが、小学生が貧困と情緒溢れる短歌を理解できるはずもなくそのままスルー。
        ずっと頭の隅にあり、去年から石川啄木に関する本を読むようになった。

        本当に中身はローマ字日記で、それが読みにくい人用に日本語に編集したものと分けて一緒になっている。
        私はとりあえず日本語のほうを読んだ。
        だいたい伝記やローマ字日記を解説したものを以前に読んでいたので、中身はわかっていたけど実際にすべての日記を丸々読めるなんて思っていなかった。

        日記には与謝野晶子や二葉亭四迷なども出てきて、交友関係がとてもVIPでリアルだ。
        昨日アキコさんと話した、アキコさんはこう言ったなど等。

        益々石川くんが好きになった。
        とても人間らしく素直だ。
        よって、日記には友達の悪口や、初対面であった人の鼻が不恰好だとか
        「ウチヤマくんの鼻のかっこうたらない!」
        (それ以降、鼻のウチヤマくんという表記になっていて悪口だ)
        書いてあって性格も悪いが、それが愛らしくもなってくるのはやはり彼がまっすぐだからだと思う。

        良い本にめぐり合ったと思う。
        通りすがりの古書店。
        こういう出会いを大事にしていきたいなぁと益々思った。
        >> 続きを読む

        2015/05/07 by snoopo

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      絞首台からのレポート (岩波文庫 赤 775-1)

      ユリウス・フチーク

      5.0
      いいね!
      •  かつて70年代に熱中して読んだ一冊。
        ▶岩波文庫
        ナチス・ドイツの占領下のプラハで,共産党第二次地下中央委員会の一員として捕えられた著者が,拘置されていた獄中で秘かに書き残した作品.魂をうつ極限状況の人間記録として,またナチスに対する抵抗運動の記録として八○もの言語に訳されて今日まで読みつがれている.巻末に著者の獄中書簡,詳細な訳注と年譜を付す. >> 続きを読む

        2018/05/23 by rikugyo33

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      砂の殺意

      夏樹 静子

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 女性心理が深く描かれた推理短編集。

        まさに女性心理描写が特徴的な作品群。

        表題作を含め、8編を収録。

        女性心理という一貫性の有るテーマの中で、1作品40ページ見当にここまで多彩な作品が盛り込まれているのは素晴らしい。

        読後に収録作品で好きなものを選ぼうと試みたが、どれも非常に印象的な作品ばかりで、順位付けするようなことは出来なかった。

        テーマでは有るのだろうが、良くも悪くも女性心理に特化し過ぎているため、ページ数に余裕の有る長編を読んでみたくなった。

        著名な大家だが初めて触れた形。さすがの安定感を感じた。
        >> 続きを読む

        2011/10/31 by ice

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      こちら葛飾区亀有公園前派出所

      山止たつひこ

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • こちら葛飾区亀有公園前派出所 第2/183巻(未完結)

        ギャグマンガのレビューはキツイと思っていたが、「こち亀」の場合、懐古的な視点なら書きやすいことに気付いた。

        ストーリー性の有るものならともかく、「こち亀」のようなギャグマンガはレビューを書くのがなかなか辛い。

        前回は、誰もが知っている「こち亀」の第1巻と言うことでネタは尽きなかったのだが、2巻で既に壁に当たった印象が有ったのだが、ゴーストライター丸出しの「五十嵐夕紀」なるアイドルによる毒にも薬にもならない解説?を読んで道が拓けた。

        この本の発売は1977年。
        Wikipediaによると、彼女は1960年生まれということなので、当時は17歳という、まさにアイドルの年齢だったようだ。

        作品では、「伊勢神宮参拝の巻」で登場する、「こだま」とか「ひかり」と思われる新幹線の外観がとてもノスタルジックで、最も昭和の香りを感じた。

        40年近く連載が続いている作品だけに、初期のものはこういう視点でも楽しめる。

        そう言えば、「こち亀」と言えば、フィギュア制作など多種多様な両さんの趣味のネタが多かった印象が有るが、この時点では、そういう話は出てきていない。
        >> 続きを読む

        2013/04/27 by ice

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      黄金のランデヴー (ハヤカワ文庫 NV 153)

      アリステア・マクリーン

      早川書房
      4.0
      いいね!

      • かつてリチャード・ハリス主演で映画化されたこともある、冒険小説の巨匠アリステア・マクリーンの「黄金のランデヴー」が、とてつもなく面白い。

        イギリスの豪華貨客船カンパーリ号の航海は呪われていた。
        アメリカの政府研究所から小型核兵器が盗み出されたため、サバンナ港では検査を受け、出航が大幅に遅れてしまった。

        検査はジャマイカ入港時にも行なわれた。
        そしてカリブ海上に出ると、次々と事件が起きたのだった。

        給仕長が突如失踪し、その捜索中に主任通信士が無線室で殺されているのが発見された。
        通信士は何か重大なことを伝えようとしていたらしい。
        さらに四等航海士が殺され、通信機がすべて破壊された。

        一等航海士のカーターたちはただちに捜査を開始、やがて犯人を暴く決定的な証拠を発見する。
        だが、犯人を捕まえようとしたその時、サブ・マシンガンを構えた男たちが現われた。

        カンパーリ号の乗っ取りを図る彼らの目的とは何なのか? そして、殺人事件の犯人は誰なのか?

        ハリケーンに襲われた荒々しい海、傷つきながらも犯人と闘う不屈の主人公。
        そして謎をはらんだストーリー。
        もう冒険小説の醍醐味にハラハラ、ドキドキさせられますね。

        この「黄金のランデヴー」には、アリステア・マクリーンの作品を特徴づけるすべての要素が組み込まれていると思う。
        語り手の主人公が、常にユーモアを失わないのもいい。

        この作品は、冒険小説の巨匠アリステア・マクリーンの素晴らしさを味わえる傑作だと思いますね。


        >> 続きを読む

        2018/04/07 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      詩人と狂人たち (創元推理文庫 M チ 3-8)

      G.K.チェスタトン

      4.0
      いいね!
      • ミステリというにはあまりに異色作。詩人・画家であり狂人専門の探偵という設定がまず興味深い。ブラウン神父シリーズと比べるとより思索的で、チェスタトンの思考により深く触れることができる作品かなとおもいます。8作の奇想的な短編たちを爽快感とともにまとめるプロットもお見事でした。
        神学的な側面は難解なところもありましたが、「まるい牢獄」の見解は面白かったですね(笑)

        個人的には「ガブリエル・ゲイルの犯罪」と「孔雀の家」が好み。

        一風変わったミステリを探している方にはおすすめできるかとおもいます
        >> 続きを読む

        2015/07/19 by ao-ao

    • 1人が本棚登録しています
      ゼラルダと人喰い鬼

      トミー・ウンゲラー

      評論社
      カテゴリー:芸術、美術
      4.0
      いいね!
      • 子どもたちを好んで食べる人喰い鬼が、子どもたちをさらって食べるため、人々は、子どもを連れて、地下室などに隠れて、誰もいなくなります。そんな鬼の噂を知らない少女ゼラルダがお腹を空かせた人喰い鬼に出会うのですが‥‥。

        寝る前の子どもに読み聞かせしました。
        ウトウトしかけながら聞いていた子どもが、最後のページを読んだとたん、「うそ~!!」と跳び起きました。
        自分も読んでいて「ええっ!!??」と言ってしまいました。

        大人も子どももびっくりな、衝撃の結末でした。
        外国の絵本だと、あり得るのかな。
        日本の鬼の感覚で読むと、びっくりする結末。
        >> 続きを読む

        2018/03/28 by taiaka45

    • 2人が本棚登録しています

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