こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


1978年7月発行の書籍

人気の作品

      カラマーゾフの兄弟

      フョードル・ドストエフスキー , 原卓也

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね! tomato Tukiwami
      • 市原隼人がでているドラマでカラマーゾフにハマり、本も読んでみよう!と思って読んでみた。

        ドラマの前知識があるおかげか、結構スラスラと読めた。
        上巻ではキリストがどうとか神がどうとかそのようなことが語られていて、私や日本人である人はあまりピンと来ないと思う。

        ちょっと哲学的な感じだった。

        上巻なのでまだストーリーは全然進んでいないが、今夜から中巻を読むので楽しみだ。

        内容はたぶん理解出来ていないがとりあえず、ストーリーを楽しもうと思う。

        光文社現代語訳の亀山さん訳のが読みやすいと評判だが、カラマーゾフの空気感が軽いといったレビューを見たため、新潮文庫の原さん訳で挑戦!

        やはり読みやすい=どうしても空気感が軽くなるんだと思う。
        読みにくくても、カラマーゾフの雰囲気を味わいたいのでこのまま読み進めていこうと思う。
        >> 続きを読む

        2015/06/19 by snoopo

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 32人が本棚登録しています
      赤ずきん

      グリム

      岩波書店
      2.5
      いいね!
      • 初めて読んだときはハラハラして手を握りながら聞いていたわりに、思ったほどのめりこまず。 >> 続きを読む

        2015/02/01 by ぶぶか

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      祭りの場 (講談社文庫 は 6-1)

      林 京子

      3.0
      いいね!
      • Wikipediaの純文学で例示されていた作品。まさか長崎で原爆にあった女子学生のお話とは思わなかった。読みにくいわけではないが、読んでいて気持ちのいい話ではない。いや、後世に語り継がなくてはならないが、とりあえず表題作は読み終えて、つぎの「二人の墓標」の原爆っぽかったので、ドロップした。
        >> 続きを読む

        2020/01/14 by 和田久生

    • 1人が本棚登録しています
      文車日記―私の古典散歩 (新潮文庫)

      田辺 聖子

      5.0
      いいね!
      • 長い間探していたが、母の蔵書の中に紛れていた。67編のエッセイがある。見出しに丸がつけてあるのは気に入ったものだろう。
        ざっと読んでみると、想い出すものとそうでないものがある。ジャンルも古典文学に限ったものでなく落語まである。さすがお聖さんだ、面白い!
        二編ずつ読んで考えよう、「その一」と言うことで今日から始める。



        額田女王の恋(万葉集)
         奔放な歌と物語を残した万葉の星。少女の頃に中大兄皇子に従ってきた大海人皇子と恋に落ちた、厳しそうなお兄さんより優しい微笑と優雅な弟の方がいいわ。
        おおらかな歌で斉明・女帝に愛され、有名な歌を読んだ。

         熟田津に船乗りせむと月まてば潮もかないぬ今は漕ぎいでな

        彼女は宮廷の華、周りの人々の心を惹きつけていた。
        兄の中大兄皇子に求められた。斉明帝が崩御し天智天皇(中大兄皇子)が即位し、その男らしい統率力を見て愛人になった。
        ある初夏の一日、蒲生野で狩りがもようされ、大海人皇子をみかけて歌った歌。

         あかねさす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖ふる

        大海人皇子の返歌

         紫の匂える妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも

        周りは大喝采。
        座興とはいえ実におおらかな歌だった。
        何十年の前の記憶が浮かび、恋の記憶も、馴れ合いの歌の中にはあったのかもしれない。

        その後も天智天皇の愛人であり続けたが没年は定かではない。

         君待つとわが恋居ればわがやどのすだれ動かし秋の風吹く

        晩年の

         いにしえに恋ふらむ鳥は時鳥けだしや鳴きしわが恋ふるごと

        どちらの天皇を深く愛したのか、巫女の身分でお后になることはなかったが、聖子さんはどちらも同じウエイトで愛したのではないか、と締めている。






        むかしはものを

        百人一首の中で人気がある歌。

        あひみてののちの心にくらぶればむかしはものを思はざりけり

        あなたにあってから物思いが増えました、と私などは読み取ってきた。

        だが聖子さんは「あひみての」に複雑で皮肉な響きがあるという。
        あい見るとは、ただ出会ったのではなくて、既に一夜をともにした。その後男はひょっとして白けてしまったのかもしれない。
        あぁ昔思っているだけの日々の方が良かった。恋は萎んだ。

        ――作者の藤原敦忠は男女の愛の微妙なながれのゆくすえを早逝者の直感で洞察していたに違いありません。――

        こういう読み方は初めて知った。聖子さんの洞察も興味深いものだった。
        >> 続きを読む

        2015/05/19 by 空耳よ

      • コメント 12件
    • 2人が本棚登録しています
      カラマーゾフの兄弟

      フョードル・ドストエフスキー , 原卓也

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね! tomato Tukiwami
      • いよいよ面白くなってきた。

        中巻ではほとんどがミーチャのシーンだ。

        尋問を受けているときのミーチャの二転三転っぷりが本当に面白い。
        ロシア的というか古典文学的というかオペラ的というか、重い空気なのにどこか笑えてしまう。

        ドラマではイワンを軸にしてストーリが転回するが小説ではミーチャなのかな。

        ドラマを見ていたので犯人は誰かわかっているが、もしわからなかったらどういう気持ちでこのストーリーを読み進めていただろうと思うと、犯人を知らずにこの本を読めなかったことに対して少し後悔。

        あと、グルーシェニカってそんなに魅力的な女性なんだと興味を持った。

        今日本屋で下巻を買って早速読む。
        >> 続きを読む

        2015/07/01 by snoopo

      • コメント 6件
    • 19人が本棚登録しています
      カラマーゾフの兄弟

      フョードル・ドストエフスキー , 原卓也

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! tomato Tukiwami
      • とうとう読み終わった。

        私の読書生活、カラマーゾフを読むことを目標としてきたがとうとう読了した。

        神だとかなんとか論者とかそのへんはさっぱり分からなかったがストーリーを追うだけでも面白かった。

        登場人物のそれぞれがしっかり個性を持っていて、満遍なく全体のキャラクターがしっかり描写されとてもバランスの良い小説だ。

        最後、アリョーシャの子供たちに言う言葉の数々がとても素敵で美しかった。

        でもこの本、日本人ではなかなか心底から理解出来る人は少ないと思う。
        ガチガチのキリスト教で育ったわけではないし、日本の社会がそんなに宗教宗教していないので、それぞれのキャラクターが持つキリストへの信仰心に対して共感したり反撥したりの意見を持つのは難しいのかなぁと思う。

        あまり宗教の概念が根強くないから。

        そういえば、高校のときの英語の先生がすごくアメリカかぶれしていて、キリスト教に改宗して子供もミドルネームがある…みたいな英語の先生がいて…なんかそれって、それってお飾りキリスト教?と感じたことがあるのを思い出した。
        まぁ本人がそれで満足しているなら、私はいいんだけど。。懐かしい。
        >> 続きを読む

        2015/07/07 by snoopo

      • コメント 9件
    • 19人が本棚登録しています
      大統領に知らせますか? 新潮文庫

      ジェフリー・アーチャー

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 暗殺者に狙われるのは、エドワード・ケネディ。時は、1983年3月。
        彼は二年前、第四十代アメリカ合衆国大統領に就任した。

        「大統領に知らせますか?」は、暗殺された第三十五代大統領ジョン・F・ケネディの弟、エドワード・ケネディの就任式のもっともらしい、人をくった描写で始まる。

        就任式の朝、この大統領当選者は、兄のジョンとやはり暗殺されたロバートの墓参から帰宅すると、「《ワシントン・ポスト》と《ニューヨーク・タイムズ》にざっと目を通しながら、食物を機械的に口に運んだ。両紙とも新大統領の門出を祝ってやろうという心づかいから、過去のスキャンダルには一言も触れていなかった」。

        実在の名士の暗殺計画が進められているという着想に、まず驚かされる。
        上院議員一人を含む、五人の男による陰謀の情報を入手したのは、FBIのワシントン支局だ。

        その1983年3月3日、午後5時45分から、笑いを誘うサスペンス・ストーリーが展開していく。

        型破りのFBI新入生、マーク・アンドリューズの活躍。
        一週間の話であり、その間のFBIと犯人グループの動きが刻々と伝えられ、怪しい上院議員が徐々に絞られてくる。

        実在と架空の人物が入り乱れて登場する、この近未来政治小説は、本来の政治小説のパロディーのようだ。
        フォード、カーター、ニクソンも端役ながら、なかなかの熱演をみせているのも興味深い。

        >> 続きを読む

        2020/06/24 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)

      エラリイ・クイーン

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【ABC殺人事件、再び?!】
         ニューヨーク、マンハッタンで連続殺人事件が発生しました。
         警察は全く手がかりをつかめないまま、既に6人の被害者が出ているのですが、その6人には何の関連性も、共通する事項も全くないように思われます。
         犯行の手口はいずれも絞殺で、インド絹でできた特殊な紐が凶器として現場に残されていました。

         新聞は、この犯人を『猫』と呼んで事件を書き立て、新たな被害者が出る度に猫のイラストの尻尾を一本ずつ増やしていき、数字を振っていきました。
         この事件は無差別殺人のような様相を呈してきたことから、ニューヨーク市民の間に、「いつ自分が狙われるかもしれない」というパニックを引き起こしていたのです。

         全く進展しない捜査に業を煮やしたニューヨーク市長は、これまで数々の難事件を解決してきたエラリー・クィーンに白羽の矢を立て、エラリーを市長直属の特別捜査官に任命したのです。
         エラリーが捜査に加わり、いくつかのポイントを発見したものの、犯人の絞り込みまでには至らず、その後も『猫』による殺人が続きました。
         そして、被害者は遂に9人を数えるまでに至ってしまったのです。

         作中で、エラリーは、『ABC理論』という呼称で連続殺人の一つの動機を説明してみせます。
        ミステリ好きな方ならもうお分かりの通り、これはアガサ・クリスティの名作、『ABC殺人事件』のことを指しているのです。
         Aという頭文字の町でAという頭文字の人物が殺害されます。
         次にBという町でBが、Cという町でCが次々に殺されていきます。
         どう見ても被害者に関連性も共通する事項も見あたりません。
         そしてまたDという町でDという人物が殺されました。
         一体、犯人はどういう基準で被害者を選んでいるのか?
         単にアルファベット順に無差別殺人を繰り返しているだけなのか?
         これが、クリスティが『ABC殺人事件』で私達に突きつけた謎でした。
         同じ事が『九尾の猫』でも行われていないとどうして言える?

         作者のクィーンは、この謎に一つの答を与えました。
         作中のエラリーはその謎を解き、『猫』の正体を暴くことに成功した……かに思えたのですが。

         巻末解説によれば、エラリー・クィーンは(その時点では共著者のマンフレッド・リーは亡くなっていましたので、フレデリック・ダネイは、ということですが)自作のベスト3を挙げているそうです。
         それは、①チャイナ・オレンジの秘密、②災厄の町、③途中の家だそうですが、番外として、本作『九尾の猫』も挙げているのだとか。
         ふ~む。
         この自選ベストは、私の評価とはかなり異なるのですが、本作はダネイにとって自信作だったのでしょうね。
         以前、レビューしたネヴィンズの『エラリー・クィーン 推理の芸術』では、本作について、「クィーンの長編の中で最も優れていると言っても過言ではない作品」と高評価しています。

         確かに、一見無差別殺人のように見える連続犯行、何か意味があるとすればそれこそABCか?と思わせておきながら、一つの意味のある推理を組み立てる本作はよくできた作品だと思います。
         水準以上の作品であることは間違いないでしょう。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2020/03/01 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      緑は危険 (ハヤカワ・ミステリ文庫 57-1)

      クリスチアナ・ブランド

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【変わったタイトルだけれど、どうしてこういうタイトルかと言うと……】
         本作の舞台となるのは、第二次世界大戦中のイギリスの陸軍病院です。
         ちょうどイギリスがドイツによって空爆されていた頃の物語。
         病院にはひっきりなしに患者が運び込まれ、正規の医師や看護師の外に、民間人からも篤志看護師が治療に当たっていました。

         そんな病院に大腿骨を骨折した郵便配達夫が運び込まれたのですが、手術中に亡くなってしまいます。
         最初は麻酔事故ではないかと思われたのですが、捜査に派遣されたコックリル警部は他殺を疑います。
         とは言え、ここはちょっと不親切なのですが、郵便配達夫の死因ははっきり書かれないので読者としてはよくわからないのです。
         おそらく、麻酔に使われた3種類のボンベのどれかの中に何か毒物が仕掛けられたか、あるいは注射液の中に毒物が仕掛けられたのではないかと想像するのが精いっぱいです。

         さて、ここでリードに書いたタイトルの意味なのですが、手術の際に麻酔に使われるボンベは3種類あります。
         通常は、一酸化炭素が入った黒いボンベと、酸素が入った黒に白い線が入ったボンベの2種類のみが使われ、特殊な場合のみ二酸化炭素が入った緑色のボンベが使われるということです。
         郵便配達夫の手術の際にも、黒いボンベと黒に白線が入ったボンベの2種類のみが使われ、緑のボンベは使われてはいません。
         しかし、『緑は危険』というタイトル(原題も“Green for Danger”です)からすると、どうやら緑色のボンベが関係ありそうだと推測がついてしまいます。
         私も、そこからこの事件の殺害方法(ハウダニット)は分かってしまいました。

         その後、第二の殺人が起きるのですが、これはどうやら第一の殺人事件の犯人を知っていると考えた看護師が、それを警察に言うと騒ぎ立てたため、口封じのために殺されたのではないかと思われます。
         殺害現場は手術室で、看護師はナイフで刺殺され、その後に手術着を着せられ、その上からもう一度ナイフで刺され(第一の傷のみで致命傷になっています)、ナイフは刺さったままの状態で発見されました。
         犯人は、何故2度刺しし、しかも2回目はわざわざ手術着を着せてその上から刺したのかが謎となるのですが、この謎を推理するのはかなり難しいと思います。
         読者に与えられる手がかりが少なすぎるように思われるのです。

         そして、さらに第三、第四の殺人未遂事件が発生するという展開になっていきます。
         コックリル警部は、早い段階で犯人が分かったと言うのですが、その決め手が無いと言う理由で、容疑者全員にプレッシャーをかけ続け、犯人が尻尾を出すのを待つという手段を取るのですが、この辺りはどうかなぁと思いました。
         犯人が分かったというのなら、そこで決着がつけられるようにプロットを構成した方が鮮やかな解決になったのではないかと思うのですね。
         本作のような展開にしてしまったため、ラストは読者によって好みが分かれるのではないかと思います。
         後味が良くないと感じる読者もいそうです。

         また、本作に出てくる篤志看護師の若い女性たちは随分と恋愛沙汰に積極的で、見ようによっては鵜の目鷹の目で良い男を漁っているようにも読めてしまい、そこもどうよ?と感じてしまったのです。

         さて、本作は、真っ当な本格ミステリとして及第点を与えられると思います。
        本書の巻末解説には、「クリスチアナ・ブランドに匹敵する本格ミステリを読みたいのなら、大御所中の大御所(クイーン、クリスティ、カー)を求めるしかないだろう」というアンソニー・バウチャーの評が紹介されているくらいです。
         確かに、これら大御所ばりの本格ミステリであることは異論はないのですが、手がかりの与え方、論理的な詰め、ラストの驚愕と言った個々の部分を子細に見ると、そこはやはり大御所連中には一歩を譲るというのが私の読後感でした。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2020/07/01 by ef177

    • 1人が本棚登録しています

出版年月 - 1978年7月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本