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1979年3月発行の書籍

人気の作品

      新装 ぼくを探しに

      シェル・シルヴァスタイン

      講談社
      4.1
      いいね! chao sunflower atsushi kyon-kyon
      • メンバーさんのレヴュ(みんなの感じ方)を読んで、すごくその本に興味を持ち早速読みました!

        自分の欠片(弱点)とみれば協調性の欠落だな・・・
        とか思っているけども、、、その弱みを活かした強味もある努力で欠片を補う行動あり。

        実際読み終えたら、いろいろ湯水のごとく、色んな考え、感情が湧いてきて、こちらの単純な絵、イラストではありえない、白い紙が、感情のコラージュでいっぱいになっちゃうような絵本になりそうです。読んだ後の「ぼくを探して」のページが。。。チョーカラフルになっています!

        いったんいろいろ書いたけど、まとまりがなくなったので一度消しました。笑

        ただ、自分にピッタリ欠片で真ん丸になりスピーディに転がる人生もありだとはおもいました。もちろん、ミミズや蝶々としゃべれないけどもスピードある世界にはその世界を楽しみがあると。何かを手に入れる事は、同時に何かを失うものだとも。。。(ボクシングに夢中になり手にした感情もあるけど網膜剥離になったとか。左目で字が読めなくとも一生自分に刻みこんだ、矜持の欠片を手に入れる)

        で、

        いろいろ自分の人生、自分に置かれている環境から思うのは、

        「一つの正解はない!」

        これはこの本のひとつの根幹だと思うし、問題提起だと思うけども、

        「自分の回答は正解!」には、導く為の努力を惜しまない

        ともつよ~く日々思っています。


        で、

        大げさだけども、人生最後の瞬間、死の前のその瞬間(もちろん未経験)に、自分に「よしよく頑張った」と思える生き方をいつも考えています。その時に初めて自分の最後の欠片を自分に埋め込めれると私は考え思っています。

        なので、

        この本もそうだし、昔ばなし(ストーリー、展開)などのラストの「めでたしめでたし・・・」的な余韻、、、のあとの人生、時間(行動)がすごく自分には重要で大事だと考えています。


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        2018/08/04 by ジュディス

      • コメント 6件
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      トオマス・マン短篇集 (岩波文庫 赤 433-4)

      トーマス・マン

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • トーマスマンはヴェニスに死すしか読んだことがなかったので、今回読んでみました。
        いユーモア、皮肉、答えのないテーマが散りばめられている短編集でした。道化師という話の主人公と同じようなふわふわした学生生活を送っているので、読んでいて生活の中の問題点を投げかけられているようでした。個人的には、読んでる最中誰かに説教されているような気分になったのであまりお気に入りの一冊にはなりませんでしたが、考えさせられる話が多いので星四つです。 >> 続きを読む

        2016/03/29 by noko_y8

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています
      ペガーナの神々 (ハヤカワ文庫 FT 5)

      ロード・ダンセイニ

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【詩情溢れる神話世界の創世】
         ケルト神話、北欧神話などを下敷きにしつつ、ダンセイニ卿が生み出した小さな神話です。

         この世界がまだ生まれる前、絶対存在?唯一存在?であるマアナ=ユウド=スウシャイは、『宿命』と『運命』の賽子勝負の勝者の求めに応えて神々を生み出すことになりました。
         『宿命』と『運命』のどちらが勝ったのかは分からないのですが。

         アマナによって生み出された小さな神々の一人、スカアルは、沈黙の世界であるペガーナにあって、ただ一人音を出す太鼓を作りました。
         そして、スカアルが太鼓を打ち鳴らすと、その音に耳を傾けたアマナは眠りに堕ちて行ったのです。
         スカアルは、永遠に太鼓を叩き続けようと腕を振っているのでした。

         アマナが眠りに堕ちている間、アマナによって生み出された小さな神々は天を創りました。
         『尋(と)めゆく者』として流星を創り、『見つめる者』として月を創り、決して動かぬ『安らぐ者』として北極星を創り、そして『驚きにうたれる者』として地球を創ったのでした。

         『時』とは、神であるシシュが飼う猟犬です。
         シシュは容赦なく『時』を追い立てて行きます。
         古の伝えごとによれば、いつか『時』はシシュに刃向かい、アマナを除くすべての神々を殺めにかかるというのです。
         ほんとうのところを言えば、神々というのは、遠い昔にむすばれたアマナの夢の幻に過ぎないのだとか。

         死を司る神はムングです。
         ムングはあらゆる時間にあらゆる場所を歩きます。
         ムングに出会ってしまい、ムングの印を結ばれたなら、その者の魂は大地を去るのです。
         
         人間たちは、予言者を生み出し始めました。
         ヨナス、ユグ、アルヒレト=ホテップ、カボクと、代々に。
         しかし、皆、ムングに印を結ばれ、『過ぎ去った者』と席を分かち合うことになるのでした。

         次にユン=イラーラという予言者が現れました。
         ユンは、ムングを呪いました。
         「人が神を呪うだと?」とムングは言いました。
         ムングは、決してユンの前に現れませんでした。
         ユンの前に現れたのは時の神シシュでした。
         シシュの猟犬は、ユンの髪を白くし、四肢に疲れを与え、ユンのいる塔を蔦で覆いました。
         ユンは、シシュこそが己の敵であることを悟り、死をもたらしてくれるムングを恋い焦がれたのです。
         「人が神を呪うだと?」
         ユンは遂にひとかたまりの骨になってしまいましたが、ムングは現れません。
         ユンは、骨になりつつもユングに慈悲を請うたのですが、ムングは本当にいるのでしょうか?

         大変ファンタジックで、幻想的な小さな神話です。
         これ大好きなんですよね。
         ハヤカワの巻末解説は荒俣宏さん。
         荒俣さんのペンネームの『団精二』は、もちろん、ダンセイニのもじりです。
         
         もしかしたら、ダンセイニは今はあまり読まれていないかもしれませんが、大変素晴らしい作品を残しています。
         ちくま書房から結構まとまって出ていますよ。
         都市を呪った作家としても知られています。
         ファンタジーの大御所、ダンセイニは必読!
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        2019/08/04 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      世界カタコト辞典 (文春文庫 127-3)

      小田 実開高 健

      4.0
      いいね!
      • 家の書庫より発見。
        あとがきに書き始めて10年経過し、なくなった言葉があると話があった
        それから月日が流れ、私が読むとなると
        下手したら歴史の授業で聞いたような話もあった
        しかしそれは文字の中で文語で読むものだった
        この本は言葉に焦点を当て、それもスラング等をありのまま書く口語のようで
        沖縄統治の話など言文一致に成功した本を初めて読んだような印象を受けた
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        2018/07/24 by kotori

    • 1人が本棚登録しています
      御宿かわせみ (文春文庫 ひ 1-8)

      平岩 弓枝

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 作家の平岩弓枝さんが文化勲章を授賞されましたが、平岩さんの「御宿かわせみ」シリーズを長年愛読している一読者として、非常に喜ばしく、本棚の奥から1冊取り出し、再読、というより、私にしてみれば折りにふれて読んでいるので、これで5~6回目くらいなのかも知れませんが、読書の悦びに浸りながら、この日は豊饒な時間を過ごしました。

        時は幕末、大川端の小さな旅籠「かわせみ」の女主人るいは、もと八丁与力の娘。父の死後、役宅を返上し、半年間の町屋暮らしを経て、「かわせみ」の女主人となったのです。

        るいの幼馴染の東吾は、南町奉行所の吟味方与力の神林通之進の弟で、講武所教授方で軍艦操練所に通う、神道無念流の遣い手。

        このるいと東吾は相思相愛の仲ですが、東吾の兄の通之進は、妻の香苗との間に子供がなく、東吾に跡を継がせたいと考えているのです。そうなると、今のるいは東吾にはいわば身分違い----。

        そして、この二人に東吾の親友で堅物の八丁堀定廻り同心の畝源三郎、おしゃべりだが気のいい女中頭のお吉、昔は凄腕で鳴らした元八丁堀の捕方、老番頭の嘉助、深川の蕎麦屋「長寿庵」の主人で岡っ引きの長助といった人々に、温かく見守られながら、切ない二人の思いは募りゆくのです----。

        かつて、「グランド・ホテル」という映画がありましたが、この映画はベルリンのホテルを舞台に、そこに泊まりあわせた5人の宿泊客の1日半の人生模様を描いていて、後に、この"限られた時間と場所に様々な人物を登場させる作劇法、グランド・ホテル形式"の原点ともなりました。

        この平岩弓枝の連作シリーズの「御宿かわせみ」は、時は黒船が人々の安眠を妨げるようになった幕末、場所は大川端の小さな旅籠かわせみ。

        物情騒然となり始めた人と時代の諸相を、"捕物帳的な要素を取り入れたグランド・ホテル形式"で書き始められ、私を含む数多くの読者の圧倒的な支持を得て、長大なシリーズとなったのが「御宿かわせみ」なのです。

        私がこの「御宿かわせみ」シリーズを捕物帳ではなく、捕物帳的な要素を取り入れた小説だと思うのは、このシリーズは一話完結という形で江戸の町に起こる様々な事件を解決していくものの、シリーズ全体の縦糸として、"るいと東吾との忍ぶ恋"を描くという趣向が取られているからなのです。そして、この二人を温かく見守る人々の輪が、彼らの恋をどこまでも盛り立てていくのです。

        このような家族、もしくはそれに類する人々などの地域の共同体の中での"絆や交情"を描く事は、平岩弓枝という作家の最も得意とするところではないかと思います。

        代々木八幡の宮司の娘として生まれ、幼い頃から日本舞踊や三味線などの芸事を習い、更に小説家を志してから、長谷川伸の門下生となった平岩弓枝には、常に自分の成長を見守り続けてくれたグループ、すなわち、"人の輪"が存在したはずなのです。

        家族と、そして家族とは似て非なるものですが、時にはそれ以上の存在となる地域の共同体に対する認識、思い----、そういったものが、このシリーズの中では、かつてあったはずの"江戸の残り香"ばかりでなく、今日、我々の周囲にほとんど朽ち果てながらも残っている"生活の原風景"さえも、生き生きと再現してくれるのが、平岩弓枝作品の素晴らしいところだと強く思います。

        「水郷から来た女」「江戸の怪猫」などの優れた作品がこのシリーズには数多くありますが、作中で東吾の兄、通之進をめぐる秘めたる恋が語られる「白萩屋敷の月」は、傑作中の傑作で、このシリーズ中の白眉ではないかと思っています。

        そして、主人公のるいと東吾は、シリーズ15巻目の「恋文心中」に収められた「祝言」で長い間の忍ぶ恋に終止符を打ち、ようやく結婚する事になりますが、この作品が雑誌に掲載された時には、平岩さんのもとに多くの読者から祝電が送られたという微笑ましいエピソードが残っているそうです。

        こうしたエピソードからも、るいと東吾が作者の手を離れ、あたかも実在の人物であるかのように、我々読者の間を一人歩きしている人物になっているのだと思います。

        >> 続きを読む

        2016/11/04 by dreamer

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