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1979年10月発行の書籍

人気の作品

      荒野の戦士 荒野の戦士

      栗本薫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 暗黒の川ケス川を下って逃げることにした一行。しかしゴーラの追手が…しかし運良くもノスフェラスの奇怪な生物とのゴタゴタのお陰でゴーラの追手から逃げてノスフェラスの砂漠を行く。

        いや~この巻は超グロい生物の出て来ること出て来ること(^_^;)あんまり想像しないようにして読んだほうが精神衛生上いいと思われます。
        でもエンゼルヘアーなんかは一度見てみたいなぁ。

        ということで、まだまだノスフェラス脱出出来ないようです。
        >> 続きを読む

        2014/09/24 by yan

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      詩のこころを読む

      茨木 のり子

      岩波書店
      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね! keyaki-
      • ・どんな本?

        自身も有名な詩人である茨木のり子が好む詩をまとめた詩集。日本人が書いた詩が多いためか親しみやすいように感じた。難しい言葉が多用された詩もほとんどない。解説が上から目線でもなく、押し付けがましさもないのがよかった。


        茨木のり子の解説自体が詩的で読んでいて心地よい。読者に詩の読み解き方を教えてくれる、というより詩の読み方や楽しさを詩と茨木のり子の感想を通して気づかせてくれる。そして詩の美しさ、言葉の持つ力、それらを認識させてくれる良書である。
         
         
        ・詩につきまとう難解なイメージ

        詩というと難しいものというイメージをもつ人は多いのではないだろうか。少なくとも私はそうだった。私が詩というものにはっきりと向き合ったのは大学のある講義を受けた時である。


        その講義は「水」をテーマにしたものだった。水、あるいは水の属性を持つ言葉が使われている文学作品を読み解き、その作品のなかで水というものがどのような役割を果たしているかを考える。そして人間にとって水はどのような意味を持っているのかを学ぼうという主旨だ。だが、講義で扱った詩人がボードレール、ランボー、ヴェルレーヌ、萩原朔太郎といった人たちで、作品自体が当時の私にとって非常に難解であった。

         
        それらの詩人や作品を丁寧にかつ楽しめるように解説してくれたし、ジブリ作品なども取り扱ってくれたため、講義自体は楽しいものであった。しかし、私は詩というものに対して難解さと浮世離れしたイメージを抱いてしまい、自らそれを嗜む気持ちは起こらなくなったのだ。
         
         
        ・詩は難しいものではないヨ!楽しく美しく心地よいものだヨ!色々なことを気づかせてくれるよ

        鳩を口実に女に近づき、その実女のことしか目にはいってない男(あるいは女も)の恋の詩。哲学の意味すら知らないのにてつがくをしようとするライオンの童話チックでやさしさにあふれた可愛らしい詩。この詩集の中の詩はこれらのように親しみやすく、楽しみながら読めるものばかりだ。


        それでいて何かを感じさせてくれたり、気づかせてくれる。詩というものは書く側も自由だけど、読む側も構えず気軽に自由に読めばいいんだな、ということに気づかせてくれた。
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        2015/11/04 by けやきー

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      ぼくは王さま

      寺村輝夫

      理論社
      カテゴリー:文学
      4.3
      いいね!
      •  寺村輝夫さんの「ぼくは王さま」シリーズの1冊目。
        「ぼくは王さま」シリーズは、私が子どもの頃に既に存在していたようですが、なぜか今まで読む機会はありませんでした。
         多分、小学校の図書室に入ってなかったのでしょう。


         巻末に上野瞭(児童文学者)という方の、
        「卵の王様について」
        という小論文が、解説として収められています。

          
        「寺村さんは、そうした風潮の中にあって、じつにまじめに「でたらめ」な物語の効用を考えた人である。最近になって「でたらめ」は「ナンセンス」などというしゃれた言葉で市民権を獲得したが、寺村さんはその出発点を切りひらいた人である。王さまと卵料理に万才!」

         
         私も何十年も生きてきて考え方・発想が教条主義的で硬直化してきていたのですね。
         もっと「でたらめ」「ナンセンス」を楽しむ姿勢が必要です。
         とりあえず、男の料理を作り出すことから始めることでしょうか?

          
         しかし、なぜ私が最初にこの物語を読んで違和感を感じたのかというと、最近、現実の政治が「でたらめ」「ナンセンス」化していて、それに憤慨することが多く、そのことを思い出したからなのです。


         社会がしっかりしているからこそ「でたらめ」「ナンセンス」を楽しむ余裕が生まれてくるのではないでしょうか。
         今後の日本は「でたらめ」「ナンセンス」な作品やお笑いを楽しめる社会ではなくなっていくのではないでしょうか。
         そして、ある日突然、身に覚えなく逮捕されて抹殺されるというシュールで不条理な社会になっていくのでは……。
          http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140614/p1
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        2014/06/22 by 荒馬紹介

      • コメント 6件
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      五十万年の死角

      伴野 朗

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 私はミステリー小説の中でも、とりわけ"歴史ミステリー"というジャンルが大好きです

        もともと日本史・世界史といった歴史が大好きな事もあり、歴史書を読むのと同じくらいに、歴史を散策する楽しみと小説を読む悦びを併せて堪能出来る、この"歴史ミステリー"が大好きなんです。

        その中でも特に、歴史の闇の中に埋もれた真実を探求していくというような内容のものに魅了され、奥深い歴史の森の中を彷徨っていく、このひと時が非常にいいんですね。

        高木彬光の「成吉思汗の秘密」、井沢元彦の「猿丸幻視行」、高橋克彦の「写楽殺人事件」、中津文彦の「黄金流砂」等々、数え上げたらきりがない程、この"歴史ミステリー"というジャンルにはまっていて、毎回寝るのも忘れて読みふけっています。

        ハワイの真珠湾の米軍基地を、日本軍の航空機部隊が襲い、日米両国が遂に開戦した昭和16年12月8日。この同じ日の北京では、北支派遣軍・那須野中将の命を受けた日本軍の部隊が、北京協和大学を急襲します。

        そこには歴史的に名高い周口店で発見された北京原人の化石骨が保管されていたからなのです。しかし、この化石骨は、厳重に管理されていたはずの金庫の中から忽然と消え失せていたのです----。

        五十万年前にこの地球上に棲息した人類の祖先----。戦争の拡大により、貴重な人類の遺産の消失の発覚を恐れた那須野中将は、軍属通訳の戸田駿に化石骨の探索を命じるのです。

        戸田が北京原人の化石骨の行方を調査してしていくうち、この消失事件の直後にアメリカ人の大学事務総長とドイツ人の女性秘書が姿を消している事を突きとめます。また同じ頃、日本人の骨董商が散乱した化石骨のレプリカと共に、射殺死体で発見されます。

        こうして、二つの事件を手がかりに戸田は化石骨の行方を追い始める事になるのです。中国国民党と繋がる謀略組織の藍衣社や、日本の特務機関、更には中国共産党などが絡んで来て、戸田の前に立ち塞がり、謀略渦巻く三つどもえの争奪戦に巻き込まれていくのです。

        果たして戸田は、北京原人の化石骨の行方を突きとめる事が出来るのか? ----。

        朝日新聞の外報部記者として、東南アジア各地の特派員を歴任した作者の伴野朗にとって、この中国を舞台にした"歴史ミステリー"は、まさにうってつけの題材であり、この作品で第22回の江戸川乱歩賞を受賞して、推理文壇に颯爽とデビューしたのです。

        北京原人の化石骨の消失という"歴史上の謎"に、事件当時の大陸情勢を背景に複雑な中国の政治状況を絡め、様々な秘密組織が入り乱れる状況の中、主人公・戸田駿のみずみずしい探求心とヒューマニズムを謳い上げたサスペンス・ミステリーに仕上げた腕前は、このデビュー作以降も一貫して発揮されていると思います。

        とにかく、この物語の前半の手がかりを求める地道な探索から一転して、後半の連続するアクションシーンまで、間然とするところがありません。

        そして伴野朗の何よりもいい点は、ジャーナリスト出身の作家らしく、豊富な歴史の知識と丁寧な取材に裏打ちされたリアルな風俗描写が実に素晴らしいのです。"歴史的な謎の解釈"の面白さの背後に、"堅牢な作品世界"があってこそ、私のような歴史好きを狂喜させ、安心して読める"歴史ミステリー"が出来上がったのだと思います。

        また、伴野朗の憎らしいところは、後に名を成す人物をチラリと登場させるなど、歴史好きの私をニヤリとさせるようなサービスも用意されていて、全く申し分のない"歴史ミステリー"の傑作だと思います。

        >> 続きを読む

        2016/11/05 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      鉄腕アトム

      手塚 治虫

      講談社
      3.5
      いいね!
      • 手塚治虫せんせいが駄作と切り捨てた「鉄腕アトム」。
        差別などがテーマになっており実は暗い話が多い。しかし後半は対決物になり派手な敵やアトムのパワーアップが目立つ。
        確かに代表作ではあるが、他の名作に比べるとストーリ的に面白味がかけるのも否めない。

        第1巻には鉄腕アトムの前身となった「アトム大使」が収録されている。読書ログのレビューではあらすじを書かないようにいつも心がけているのですが、興味がある人も多いかと思いますので簡単にご紹介します。
        ----
        ある惑星の終焉に人間達は宇宙船に乗りこみ移住できる星を探しに出る。そして長い年月の旅路の末、見つけたのは地球。

        宇宙人の少年達は探検に出て、そこにはパラレルワールドのように自分たちとそっくりな人間を見つける。そしてサーカスで見せ物になっているロボットのアトムと出会う。

        お互いの存在を知った地球人と宇宙人。一度は共存することを選んだ地球人達だが来る食糧危機を憂慮した科学省の天馬博士(アトムの生みの親)が宇宙人の排除に乗り出す。
        天馬博士が開発した細胞収縮液薬により次々と消滅する宇宙人達、生き残った宇宙人は宇宙船に戻り超過学力を持って地球人殲滅に動き出す。

        全大陸を明け渡すか総攻撃を受けるか、地球人に残された猶予はあとわずか。
        地球人の信頼が失われた状態で最後の交渉役にアトムが選ばれる・・・
        ----
        何、このハリウッド映画並のスケールw

        2013年1月、日本初のテレビアニメーション「鉄腕アトム」が放映されてからちょうど50周年を迎えました。

        漫画家でありながら、アニメーターでもあった手塚治虫氏。アニメ制作会社「虫プロダクション」を設立。当時は劇場用しか存在しなかったアニメをお茶の間に持ち込んだ。

        TV会社が支払う制作料を破格の設定に。当然ながら大赤字で漫画の原稿料で補填したそうな。
        そのおかげで安くて短期間でアニメーションを作るノウハウが日本に生まれ、後発のアニメーション会社も同じく価格の土俵に上がらざる得なかった。
        結果的にテレビにはアニメが溢れ後の多くの名作TVアニメ誕生や原作漫画の活況に繋がった。

        まさに鉄腕アトムのアニメ化が今日のクールジャパンと言われるポップカルチャーのルーツなのだろう。
        >> 続きを読む

        2013/01/12 by ybook

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      新約聖書の世界―白川義員作品集
      小学館
      カテゴリー:聖書
      5.0
      いいね!
      • すばらしい写真集だった。

        イスラエルは、もちろん荒野もあるのだけれど、とても豊かな自然もあることがこの写真集を見ているとわかる。

        山上の垂訓が説かれた丘の写真や、ピリポ・カイザリヤの小川や、ヘルモン山やベツサイダなどなどの写真は、なんだか涙が流れてくるほど美しく感じた。

        福音書と使徒行伝のさまざまな場所のこれらの写真を見ていると、本当に生き生きと当時のことが想像される。
        そして、書かれていることは、絵空事ではなくて、本当にあったことだったんだなぁとしみじみ感じられてくる。

        いつか機会があれば、直接これらの場所の、少なくともいくつかは、見てみたいものだ。
        >> 続きを読む

        2013/05/09 by atsushi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      ふしぎなかぎばあさん (フォア文庫 A 2)

      手島 悠介

      岩崎書店
      5.0
      いいね!
      • 小学生のころ、夢中で読んだシリーズ。

        自分も鍵っ子だったので、いつか自分のところに
        かぎばあさんが来てくれるんじゃないかといつも期待していました。
        >> 続きを読む

        2012/09/10 by Piicca

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      パタリロ! (第1巻) (花とゆめCOMICS)

      魔夜 峰央

      白泉社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 変態王子(後に即位して王様)
        パタリロ・ド・マリネール8世が巻き起こす
        ギャグハリケーンのが凄すぎます。
        正直『負けた』と思いました。。。
        >> 続きを読む

        2011/06/06 by RZ350

      • コメント 1件
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      チョコレート戦争 (フォア文庫 B)

      大石 真

      理論社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 町でも有名な洋菓子店の金泉堂のショーウィンドーには、チョコレートの城が飾られていた。
        ある日、たまたまそこにいた光一と明の目の前でウィンドーが割れた。
        とっさのことに戸惑う二人を、金泉堂の大人たちは犯人だと決め付けてしまう。
        悔しくてたまらない光一はチョコレートの城を盗み出す計画を立てた。
        しかし、この事件は、光一が計画したのとは別の方向から、決着がついたのだった…
        >> 続きを読む

        2013/12/06 by books

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています
      星の牧場 (フォア文庫 C)

      庄野 英二

      4.0
      いいね! Tukiwami
      • 著者の願いがつまっているのだろうか。
        ストーリーは簡単だが、深みを感じた。

        戦争が平和に、
        武器が楽器に、
        叫び声が笑い声に、
        戦友が心の友に。

        全ては、美しい幻だったのだろう。
        あのきれいな音楽達も、陽気なジプシー達も。

        上手く言葉に出来ない。
        でも、何かがしっかりと心に残った。

        そんな不思議な不思議なお話しだった。
        >> 続きを読む

        2019/01/29 by deco

    • 2人が本棚登録しています

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