こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


1980年4月発行の書籍

人気の作品

      地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇 (岩波文庫)

      芥川 龍之介

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 鬼気迫る絵師の狂気。

        絵師の描く地獄。真の地獄を描くには、真の地獄を体験しなければならないものらしいが、プロならイマジネーションで描けるべきではなかろうか。

        短編集だが「地獄変」のみ読了。

        最近は意識して名作と呼ばれるような作品を読むように心掛けているが、中には、その当時はセンセーショナルだったんだろうと思うものの、現代に読んでもいまいちピンと来ないようなものも少なくない。

        そんな中、この作品は、時代を超越したテーマを扱っているため古さを感じさせない魅力を維持していると言える。

        もうひとつ特徴的だと思うのは、「○○のやうだ」とか「ゐるにちがひございません」など、古い表現で記述されているにも関わらず、抵抗がなく読めること。
        散々読み散らかしているわりに、こういう表記だと普段は一気に読むスピードが落ちるため、自分としては画期的にさえ感じる。

        ミステリ等ではないのだが、短編で有り、ネタバレするとつまらない類の作品なので詳細は語らないが、絵師の狂気は今も昔も変わらないようだ。

        天才と狂人は紙一重と言うか、そのギリギリまで踏み込むから天才の域に達することができるのかも知れない。

        読後に思うのは、平凡という幸福である。あんな風にまでなって、天才になっても何一つ良いことは無かろう。目先の幸せを大切にしたいものだ。
        >> 続きを読む

        2013/07/11 by ice

      • コメント 6件
    • 3人が本棚登録しています
      一分間だけ―ショート・ショート (角川文庫 緑 357-22)

      眉村 卓

      3.0
      いいね!
      • ショートショート全68編を収録した本書はタイトル通りにどの作品も1分ちょっとで読めます。

        趣向を凝らした"起承転結"のある作品を多く楽しめるけど"誰に言っても信じてくれないだろう"みたいな"結"が多いのはページ数の制約があれば仕方ないかな。

        とはいえ、僕はこの当時角川文庫から多く発売されていたSF&推理短編集が大好きなので楽しめましたよ。
        >> 続きを読む

        2019/04/19 by アーチャー

    • 1人が本棚登録しています
      歴史と視点 私の雑記帖 私の雑記帖

      司馬遼太郎

      新潮社
      5.0
      いいね!
      • 著者の司馬氏は、第二次世界大戦に陸軍の戦車兵として従軍された経験をおもちだが、当時の日本の戦い方や戦車の性能、ソ連軍との違い等も非常に面白い。
        また幕末時に坂本龍馬を暗殺したとされる「見回り組」についてや長州藩の白井小助の生き方等も興味深いものがあります。歴史好きの方は多分、一気に読んでしまう内容と思います。
        >> 続きを読む

        2011/04/08 by toshi

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      灰色のためらい (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-22 87分署シリーズ)

      エド・マクベイン

      5.0
      いいね!
      • 87分署シリーズのなかでも、全編犯した罪に対して、自首するべきか悩む犯人が主人公、そしてその犯人側の心中&視点で描かれた異色作。

        なのでキャレラを筆頭にした各刑事は、あくまでも87分署の刑事のひとりとして登場し、彼らの見た目の印象も犯人側から語られていて面白い。

        また、犯人も凶悪な性格ではなく、肩入れしやすい人物として描かれてため、彼がどんな決断を下すのか、事件は解決するのかといった緊張感が最後までマクベインの筆力で楽しめます。
        >> 続きを読む

        2017/08/08 by アーチャー

    • 1人が本棚登録しています
      ショットガン (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 13-26))

      エド・マクベイン

      3.0
      いいね!
      • 87分署シリーズ23作目。

        ショットガンによる夫婦殺人事件をメインにしたストーリー

        もう数十年前に読んだっきりなので、正直事件の経緯などは覚えてませんが、本書はシリーズの傑作である(と、僕は思ってます)「灰色のためらい」の犯人が、あっさりと逮捕されてしまう出来事が描かれていることで印象に残っています。

        また、この時期に発表された87分署シリーズは、それまでの作品よりも劣る、あるいは良くも悪くも安定していると評価されいます。

        しかしながら、エド・マクベインは読者を楽しませること出来る作家であり、87分署シリーズを読んだことがないミステリーファンには是非とも一読してほしいシリーズです。
        >> 続きを読む

        2018/05/01 by アーチャー

    • 1人が本棚登録しています
      零式戦闘機 (文春文庫 や 1-1)

      柳田 邦男

      文藝春秋
      カテゴリー:航空宇宙工学
      3.0
      いいね!
      • 零式戦闘機はどのような経緯で開発されていったのかを技術者視点で追っていった作品ですね。
        要求される性能に対してそこまでやるのかというほど設計をしていく様子は簡単にマネできない姿でした。
        >> 続きを読む

        2014/04/18 by 怠け猫

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています

出版年月 - 1980年4月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本