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1981年1月発行の書籍

人気の作品

      七人の魔道師 グイン・サーガ外伝 - 1

      栗本薫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      2.3
      いいね!
      • グイン・サーガには外伝もたくさん出てたんだった。
        で、どうも外伝4を読んでから17巻を読んだ方がよかったらしい。まだ、1冊も読んでなかったので、外伝4までとりあえず読むことにしました。

        この巻では、グインがケイロニアの王になってるし、あの強烈なキャラの皇女さんの事実上旦那。え~、そうなるのか~。ってちょっとネタばらしですね。まあ、そうなるまでの物語(正伝)も楽しみです。(正伝127巻の続きくらいだそうなんで、この巻は後回しでもよかったかも)

        グインの偉大な力を手に入れて、この世を支配しようとする黒魔道師たちとの戦いです。
        ラン=テゴスの魔女でいやらしいおばちゃん魔道師タミヤ、長舌の隠者ババヤガ、アグリッパの合成怪物イグ=ソッグ、首のないルールバ、エイラハ(忘れた)、と最大のダーク・パワーであるヤンダル・ソッグ。それと対決するのがグインと白魔道師のイェライシャ、踊り子ヴァルーサ、小男のアルス。表紙はヴァルーサだね。

        魔道界という違った世界を観ることができて面白かったけど、化け物のような邪悪な魔道師たちの話で、今回はこの世界にいまいち入りきれなくて、すいすい読み進むことが難しかったです。

        グインに恋人ができたかあ…。仕方ないかな~、奥さんがあれじゃね^^;
        >> 続きを読む

        2015/07/20 by バカボン

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      理科系の作文技術 (中公新書 (624))

      木下 是雄

      中央公論新社
      カテゴリー:文章、文体、作文
      4.0
      いいね!
      • 論文を書く機会が増えたため、文章の書き方が学べる本を探していたところ、この本に出会った。タイトルには「理科系」と書かれているが、文系にとっても学ぶことは多い。「文のうまさ」とは具体的に何なのか、この本を読めばその本質がわかる。 >> 続きを読む

        2016/09/04 by Soma

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2)

      ミルトン

      岩波書店
      カテゴリー:
      4.3
      いいね!
      • 大分前に読んだので内容をちゃんと把握できてるのか怪しいですが…
        世界史の文学部門で出てくるような歴史的な本です。
        しばしば日本人が書いた別の作品と間違われますが別物です。

        主人公はキリスト教におなじみのサタン。と書かれてますが
        ルシファーといった方がわかりやすいかも。
        最初は地獄に落ちたところから書かれていて、
        堕天する前から天界での戦い、イブを誘惑するあたりまで
        天使も悪魔も結構くわしく書かれてます。

        カテゴリーが詩になっているように、中身にしばしば詩がでてきて
        ちょっと読むのが疲れそうですが、とても面白いです。

        サタンも結構仲間思いでかっこいいです。
        下巻のお話かもしれませんが、
        アダムとイブの罪を許すための犠牲は誰にするかと訊かれたときに
        神の御子が立候補するのと、
        地獄から新しく出来た地球とかいうものがどんなものか誰か偵察に
        行かなければという時に
        誰も恐れて行かないのでサタンが単身で行くのと、
        神の御子とサタンを対比してるのかなあと感じました。
        善でも悪でも格の違いがあるというか、
        二人ともかっこいいなあと思います。

        聖書ほど信仰っぽい感じでもないので、
        本格的な天使悪魔に興味がある方はぜひ読んでみてください。
        もちろんゲーム等でルシファーが好きな方は特にお勧めです(笑)
        >> 続きを読む

        2015/05/18 by わだち

      • コメント 3件
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      皇帝のかぎ煙草入れ

      ディクスン・カー

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      4.8
      いいね! MissTerry
      • ディクスン・カーによる、名作として名高い傑作推理小説。

        名作と呼ばれるに相応しい気品さえ感じさせるクラシックミステリ。

        小学生時代、推理小説にハマり、少年向けの「怪盗ルパンシリーズ」や、名作推理小説を読み漁っていた。

        その流れで、推理小説のガイドブック的なものを幾つも読んだが、そこで上げられていた名作、そして代表作家のことが、今でも薄ら記憶に有る。

        その中の1冊が、この「皇帝のかぎ煙草入れ」。
        ディクスン・カーによる、ナポレオンが愛用した「嗅ぎ煙草入れ」というゴージャスなアイテムを用いた作品である。

        新しい結婚相手を見つけた離婚経験のある女性の寝室に、元の旦那が忍び込む。
        その窓越しに見えるのは、新たに結婚する相手の家族。
        スキャンダルを恐れ、窓から覗かれることを恐れる彼女だが、向こうの部屋で起こる惨劇に巻き込まれてしまう。

        残念ながら、トリックも含め、早々に犯人に気付いてしまったため、推理小説としては、正直あまり楽しむことはできなかったが、極めてオーソドックスに展開する謎解きは、なかなか気持ちが良かった。

        読み終えて思うのは、タイトルにもなっている「皇帝のかぎ煙草入れ」によるクラシックでゴージャスな印象。

        アッと驚くような刺激はないものの、たまにはこういうクラシックな名作に触れるのも良いと思った。

        アガサ・クリスティは先日読んだが、他にもエラリー・クイーンやヴァン・ダインなどの作品にも触れてみようと思う。
        >> 続きを読む

        2013/06/19 by ice

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      角川類語新辞典

      浜西 正人大野 晋

      5.0
      いいね! Tukiwami
      •    「歩くことのいろいろ」
         
         
         子どものころ、空港などで見かけるまっ平らなエスカレーターに憧れた。ふつうに歩くのと見える景色はちがうのだろうか? と興味津々だった時分にはついに利用することはなく、すこし前がつっかえたくらいでイライラしてしまう年齢になってはじめて乗ったせいか、まったく感動がなかったというより初体験の記憶すらない。悲しい。
         この頃はイオンにもその動く歩道はあるので、今の子どもたちはぼくの二の舞は避けられると思うけれど、田舎の子たちはどうなのだろう? いや、今となっては動く歩道そのものに興奮しないのかなあ~? ちょっと気になる。

         
         歩くことを表す言葉はわりと多い。
         どういう表現があるのか気になったので、久しぶりに『角川 類語新辞典』の言葉の世界へと冒険しに行くか。

         
        307番「歩行」
         このなかでは、「御拾い」がいいですね。奥様が御拾いになる、と例文にあって、歩くことの敬語表現であり、かつ古風な言い回しとのこと。もう一つあげると、「玉歩」。将棋盤の上で歩のまえに玉が鎮座することではもちろんなくて、これは皇族などの貴人の歩行に対する敬称。あまり見かけない気がする(新聞などにあるのかな?)。

         
        a[歩行のいろいろ]
         まず「夜歩き」。例文は女の夜歩きは危ない。本当ですよねぇ~、少なくとも一人で夜歩きはして欲しくないです。そして「急ぎ足」。会社に遅れそうなので急ぎ足になる。都合がわるいので次行こう(笑)。この項目のラストは「闊歩」。奇抜な服装で街頭を闊歩する。林家ペーパー師匠かな? この言葉は皮肉の含みをもつので使い方に気を付けましょう

        読書ログのみなさん「お前に言われたくないわ」


        b [はう・いざる など]
        はじめは「匍匐」。例文は匍匐して前進すると、匍匐性の蔓。おもしろい字面なので好きですが、さすがに使う機会がないね。平和な証拠です(笑)。次は「躄(いざ)る」。人形浄瑠璃の躄勝五郎のあたまの文字ですね(誰だあ?)。座ったまま進むことを表すようです。むかしの「クレヨンしんちゃん」の映画でそんなシーンがあったなあ~と思うのはぼくだけかしら。
         ラストは「膝行(しっこう)」。これはまえの「躄(いざ)る」とだいたい同じ意味です。例文は神前で膝行して進む。神社狂いのぼくには欠かせない言葉ですね(笑)。それと、さすがに「夜這い」はこの項目にはないね(大笑)。

         
         結びに代えて「銀ぶら」について。これは、銀座をぶらぶら歩くことではなく、銀座でブラジルコーヒーを飲むことだ、とテレビでやっていたのだが、どう考えても前者の使い方が理にかなっていると銀座のブラジルコーヒーを知らぬ男は愚痴をこぼした。
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        2015/05/23 by 素頓狂

      • コメント 27件
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      ねじれた町 (角川文庫 緑 357-27)

      眉村 卓

      4.0
      いいね!
      • 父親の仕事の都合で引っ越した町には、 空間の歪みによって町が明治時代に遡ったり、鬼と呼ばれる妖怪に恐れる人々が住んでいた・・・ この設定だけで充分面白さが保証された感じもする眉村卓によるSF ジュブナイル作品です。

        本書タイトルの意味は読み終えると、本当の意味が浮かび上がり、なかなか怖いですよ。

        また、ジュブナイル小説の面白さと共に、普遍的なテーマも込められており、そこをエンターテイメントという枠でさらりと描ける眉村卓のうまさを感じました。
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        2018/04/30 by アーチャー

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      日蝕の街 (カドカワノベルズ 6-2)

      勝目 梓

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 現在はなくなったカドカワノベルズは、ぼくの読書意欲が目覚めた頃と重なる1981年に創刊された。

        まだ読んだことのない作家やジャンルの小説を読むきっかけもカドカワノベルズが一役買ってくれた。

        勝目梓の「日蝕の街」もカドカワノベルズの1冊として発売され、とりあえず読んだことのない作家という理由で購入。

        いまから思えば、バイオレンス色の強いハードボイルド小説を読むのもほぼ初めてだったので、少女誘拐事件の顛末はもとより、途中で描かれる予想外にエロティックなシーンにはドキドキしたものです・・・私にもまだ素直な頃があったということですな。

        とはいえ、そこから勝目梓氏の作品にハマったりはしませんでしたが、ハードボイルド小説を読むときは、なぜか大人という自覚を持って、いろんな意味でしっかり読むようになりました。

        あまりオススメはできませんが、その意味で言えば「日蝕の街」は、私に面白い読書体験をさせてくれた作品です。

        >> 続きを読む

        2017/08/21 by アーチャー

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      鉄腕アトム

      手塚治虫

      講談社
      4.0
      いいね!
      • この鉄腕アトム13巻「地上最大のロボット」を元にしたPluteを読んだので、原作も、と思い読んでみました。

        鉄腕アトムは子供の頃にアニメが大好きでしたが、ぼんやりとした記憶しかなく、初めてきちんと漫画を読みました。アトムの誕生日が2003年。この漫画の発売当時はパソコンもまるで普及していない時代だったにもかかわらず、2003年にはアトムの世界になるというストーリー、夢があります。

        ちなみにPluteで主人公のゲジヒトは一瞬しか出てきません。
        >> 続きを読む

        2011/07/25 by chao

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています
      死の棘

      島尾敏雄

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • ついこの間、ネットのニュースで51歳の男が妻をハンマーで殴り殺したという事件を読んだ。仲良さそうに登山をしている姿が写真で掲載されていた。パソコンを壊した云々と言うよくわからないことが殺人の原因らしい。
        その時ちょうど私は島尾敏雄の「死の棘」を読んでいる途中だったが、このニュースを知ってその残忍な殺し方よりも、当事者夫婦の絆の弱さのようなものを感じた。
        島尾夫妻の絆の強さと比較していたのかもしれない。

        作者である島尾敏雄は、外に女をつくっていた。それも10年ぐらいもの間。その事を知った妻が、徐々に精神をきたしていき、夫を責め尋問し、それを四六時中受けた夫も完全に鬱になっていく。たまに妻は正常に戻り夫は束の間の安息を得るが、すぐにまた妻の発作が起こる。その繰り返しで作品が進んでいく。読んでいるうちにその夫婦間の諍い(カテイノジジョウと作品の中でされている)は、夫婦の絆を確かめるために行われているのではないかという思いが、私の中に芽生え、そして固まっていった。
        最終的には妻は精神病院に夫付き添いのもと、入院となる。妻の病状がだんだん悪化していくのとは逆に、夫婦を繋ぐ糸は決して切れないような物質にまで硬化していったように確信した。(精神病院に二人でいる場面の)ラストの文章に、島尾の妻への思いが如実に現れている。

        "逃亡を防ぐために窓には縦横に格子を打ちつけた、がらんとして調度品のない病室のベッドに腰かけて、寂しさをおさえてすがるような目なざしを送ってよこした妻のすがたが焼きついてはなれないのだ。この世で頼りきった私にそむかれた果ての寂寥の奈落に落ちこんだ妻のおもかげが、私の魂をしっかりつかみ、飛び去ろうとする私のからだを引きつけてはなさない。妻が精神病棟のなかで私の帰りを待っているんだ。その妻と共にその病室のなかでくらすことのほかに、私の為すことかあるとも思えなかったのだ。"

        親と子、兄弟は生物学的に遺伝子の繋がりがある。
        でも夫婦は生物学的にみれば、全くの他人である(近親結婚なんかは除いて)。
        でもそこにはある意味親子とは毛色の違う目に見えない強固な絆が存在している。それがなぜ存在しうるのか、その意味は何なのか、さらに掘り下げて考えてみようかと思った。
        >> 続きを読む

        2017/09/08 by Reo-1971

    • 4人が本棚登録しています
      香港殺人旅行 (徳間文庫 102-2)

      斎藤 栄

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • ツアー旅行で香港を訪れた人々の間に秘められていた関係。

        海外を舞台の一つにする必然性は有るが、香港の必然性が無いのが残念。

        ツアー旅行のトラベルミステリという予想に反し、多少薄めの社会派ミステリだった。

        タイトルからして、香港好きとしては、香港を舞台にした展開や描写を期待するが、少し裏切られた気持ちになるくらい、あっさりと処理されている。

        メインはあくまでも国内で、香港は謎解きのための舞台装置という面と、登場人物間の関係を強めるためのスパイスという程度の表現が妥当だろう。

        隠れたメインテーマで有る「公害」という問題は、非常に歯応えが有るテーマで、これに取り組む作品は、骨太な社会派作品になりそうなものだが、インスピレーションは受けたものの、あまり深く斬り込んでいないためか骨太感は全く無い。

        全体的にソツ無くまとまっており、どこを取っても及第点。
        しかし、特徴と言えるような点が無く、印象には残らないように思う。

        タイトルが不適当だと考えててみたが、むしろ妥当なところに面白さが有る。
        >> 続きを読む

        2012/09/27 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集

      岡崎 照男ツイアビTuiavii

      学研マーケティング(立風書房)
      カテゴリー:社会学
      3.0
      いいね!
      • 異文化の人間の目を借りて、価値観の転覆を狙うという手法は面白い。
        時代の洗脳による「常識」を疑い、新たな常識を発見する作業には、
        何時の時代においても意味がある

        パパラギとはサモア語で「空を打ち破ってきた人―帆船に乗って現れたヨーロッパ人」の意味。
        第1次世界大戦直後(1920年頃)のヨーロッパ文明及び社会批判の書である。

        サモアの酋長ツイアビは、渡欧して得た知見を村人たちに演説をして聞かせた。
        サモア諸島に1年滞在していたというドイツ人のエーリッヒ・ショイルマンが
        それをまとめて出版した。

        文明批判が意外な目線で展開され、ユーモアとも取れる皮肉さで語られていく。
        耳が痛くもあり、痛快でもある。

        しかし現在の通説では、どうやらこの本はショイルマンの「創作物」であり、
        ノンフィクションではない。ということである。
        ツイアビは実在をも疑われている。
        出版社はわざと曖昧にして読者の誤解を招く戦略をとったのだろう。

        この本を読んだのは80年代だったが、後にその説を聞いた時は
        ちょっとショックだった。
        でも十分あり得るとも感じた。
        読みながら無意識に、どこかしっくりこない部分があったのかもしれない。
        「無理やり」に感じる言葉づかいや比喩が確かにあったのだ。

        この本は1920年に初出、80年代に再販されてブームになる。
        そして今でも一定の評価を得ている。

        今、世界中で、バブル後の日本においても、
        物質文明や過度の簡便な生活に対する反省がなされている。
        エコやスローライフという価値観が広まり、金で買えない幸せも話題にのぼる。
        文明批判としては、当時と比べて、目からうろこというほどの衝撃は失われたと思う。

        それでも、パパラギには読む価値が残っている。

        パパラギで訴えられている平安な心と社会は、先進諸国において、
        まだ到底実現されることがなさそうなのだから。

        自分の心と向き合うための風刺小説としておすすめしたい。

        そして、愚かな戦争の本質が物欲であることを、再確認すべきだろう。



        「私たちは、哀れな、迷えるパパラギを、狂気から救ってやらねばならない。
        時間を取りもどしてやらねばならない。
        私たちは、パパラギの小さな丸い時間機械を打ちこわし、彼らに教えてやらねばならない、
        日の出から日の入りまで、ひとりの人間には使いきれないほどたくさんの時間があることを。」
        [p.66]
        >> 続きを読む

        2012/05/09 by 月うさぎ

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      草野心平詩集 (現代詩文庫 第 2期24)

      草野 心平

      4.0
      いいね!
      • 草野さんといえばカエルの詩で知られていますが、富士山の詩も多いことをこの詩集で知りました。

        >富士。
        >西に沈し。
        >       満月。
        >東に浮き。
        >あがる。
        (無題)

        何気ないのですけど、風景がパーっと浮かぶ言葉です。

        >富士は考えない。
        >考えるものは富士を考えるが富士は考えない。
        >ただあるだけである。
        (富士)

        このような詩を読むと、
        自然と相対して 無心であることがいかに難しいか いかにいろいろな「考え」にとらわれているかを思い知らされます。

        蛙の一人称みたいな詩や 読むよりも感じなくてはいけない詩も多く その世界に入るまで時間が必要でしたが その世界観に入り込んでしまえば 精神が透き通り 無心になるような快楽がありました。

        自然のなかに自分の肉体が生きていること、それ自体を感じさせてくれる詩集です。

        >> 続きを読む

        2017/06/12 by みやま

    • 1人が本棚登録しています
      きのこ―その見分け方

      大谷吉雄

      3.0
      いいね!
      • 久々に親戚の家に行ったら、昭和43年のきのこ本を発見。

        ボクのキノコ好きは遺伝なのかもしれないですねー♪ >> 続きを読む

        2015/01/02 by makoto

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      冬の夜ひとりの旅人が (イタリア叢書 1)

      イタロ・カルヴィーノ

      松籟社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【まさに、カルヴィーノっぽい】
         あなたは「冬の夜一人の旅人が」という本を手に取り読み始めたところだ。
         数ページ読み進んだところ乱丁に気がつく。
         どうやら途中から別の物語のページに差し変わっているようだ。
         乱丁っていう奴ですよね。

         興が乗ってきたのにとがっかりしたあなたはその本を購入した書店に行き交換を申し出る。
         書店主は「またですか。どうやら「「マルボルクの住居の外で」という本と製本がごっちゃになった版があるようなんです」と言い、ちゃんとした「旅人」と取り替えましょうと申し出てくれます。

         しかし待てよとあなたは考える。
         面白くなってきた小説というのは「旅人」じゃなくて「住居の外で」の方だということにならないか?
         あなたはちゃんとした「住居の外で」と交換してもらって家に戻る。
         そして再度読み始めるのだが、数ページするとまたもや違う小説のページが始まっているではないか。
         あなたはまたまた書店に赴き……。

         結局、私達は、どの物語も最後まで読むことはできないのですね。
         そんなのつまらないと思いますか?
         そう思ったあなたこそ、是非この作品を読んでみてください。
         絶対に引き込まれると思います。

         まったく、カルヴィーノは、こういうことを平気でやるからなぁ。
         そんなところが大好きでもあるんですけれど。
        >> 続きを読む

        2019/05/30 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      和文英訳の修業

      佐々木 高政

      3.0
      いいね!
      • ずっと前に買っておいた。
        そろそろあらためて勉強してみようかと。
        まずは予備編を軽く読む感じで。 >> 続きを読む

        2015/04/19 by soulfull

    • 1人が本棚登録しています

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