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1982年7月発行の書籍

人気の作品

      きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)

      五味 太郎

      福音館書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! su-kun
      • 出産のお祝い、何がほしい?と聞かれて「絵本!」とリクエストしていただいた「きんぎょがにげた」。

        私、実は五味さんのイラストがあまり好みではないのです。色彩なのか、あの独特な人の表情なのか。なので、この本、最初から好きなわけではなかったのです。だけど、何度も読んでみると言葉のリズムといい、シンプルなのに親子で楽しめて色々な読み方ができる余白といい、とっても良い絵本なんです。じわじわと好きになって、今ではお気に入り絵本の1つ。近所のママ友さん家族と1歳の合同誕生会をした時に絵本のプレゼント交換をしたのですが、その時にもこの絵本を選びました。

        最初はただ絵を見て楽しんでいた娘が、1歳何か月かの時に急にきんぎょを探して「ん!」と指さすようになって、成長を感じた絵本でもあります。この頃は模造紙にクレヨンでお絵かきをするのですが、私がきんぎょを書いて、娘はそれを探して喜んでいます♪

        最近の絵本で絵本の読み方が書いてあるものがあります。「○○しているね、などと声をかけましょう。」など。でも色々な絵本の読み方があって良いはずだし、よい絵本はそんな説明がなくても色々なカタチで自然と親子でコミュニケーションが増えていく気がします。この絵本はまさにそんな絵本です。
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        2017/04/20 by chao-mum

      • コメント 4件
    • 他5人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      ビッグ・オーとの出会い 続ぼくを探しに

      倉橋由美子 , シェル・シルヴァスタイン

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.8
      いいね! Minnie chao sunflower atsushi
      • 「ぼくを探しに」をプレゼントしてくれた友人にこの本もプレゼントしてもらった。

        最初「ぼくを探しに」と同じテーマというかメッセージがあるのかと思ったが、どうやら違うようだ。でもどっちにしても自分に欠けているものを人に求めることが違うということなのかな。

        人生で立ち止まっていたり、悩んでいるような時にこの本を読むと何かヒントになるかもしれない。

        受け取り方は人それぞれだと思うけど。
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        2013/10/22 by mahalo

      • コメント 5件
    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      狼の怨歌 (角川文庫 緑 383-53 ウルフガイシリーズ)

      平井 和正

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 羽黒獰との闘いに斃れたはずの犬神明が生きていた。
        医師により壮絶な解剖を受け<不死>の秘密を探ろうとする凄惨な場面から物語は始まる。

        一方、<不死>を求める人間は多く、米国CIA
        中国情報機関との暗闘へと変化していく。

        犬神明と同じく<不死>の力を持つ神明。
        中国情報部のエージェント虎4。
        そして個人的に大好きな、CIAの殺し屋・西城恵も登場。

        凄絶な闘いを繰り広げるシリーズ第二作。

        物語は大きく展開していくのですが
        犬神明の血によって変貌する三木看護婦。

        以前の作品等『死霊狩り』でも描かれていた
        真に残虐で、どうしようもないのは“人間”の方という
        その当時の著者のテーマがここからも伺えます。

        ちなみに著者はこの輸血というアイデアがよほど気に入っていたらしく池上遼一版『スパイダーマン』の後半
        『スパイダーマンの影』や
        アダルト・ウルフガイの『人狼、暁に死す』でも使われます。

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        2015/01/26 by きみやす

    • 2人が本棚登録しています
      狼のレクイエム 第1部 (角川文庫 緑 383-54)

      平井 和正

      5.0
      いいね!
      • この後もシリーズは続くのですが、
        (一応持っていますが)
        自分の中ではこのシリーズはここ(第一部・第二部)で終わりです。

        犬神明・神明。
        虎4・虎2・林石隆 西条恵・恵子・チーフスン。

        CIAをも、謎の組織が画策する“不死鳥作戦”

        不死を巡っての争いの中で
        多くの人間たちが変化していく様が見事です。

        ある意味、犬神明の青鹿先生に対する愛情。
        甘いと言われようとも、その献身ぶりに
        人間社会の暗部に属する工作員・暗殺者たちの心が
        (本人たちは否定しますが)
        変わっていくのはとても読み応えがあります。

        特に“鮫のような笑い”を浮かべていた西城。
        そして、虎4。

        どちらも大きく変わっていくことで
        物語に大きな変化をもたらします。

        そして、やはり、この結末。
        ここで、十分なんですよね。
        これ以上はやはり、蛇足にしかならない気がします。

        あとがきや
        後に出版された『ウルフランド』でも触れられ、
        著者自身の手で、なんとか考え出した別のヴァージョンのラストが掲載されているのですが
        やっぱり、“物語”そのものが死んでしまう印象を受けます。
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        2015/01/26 by きみやす

    • 1人が本棚登録しています
      ナポレオン狂

      阿刀田高

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      •  阿刀田高さんの文章は、妙な熱気のようなものがあります。
        この『ナポレオン狂』は、昭和40~50年代に書かれた短篇小説集です。

         13編の短篇ですが、どの短篇も最後の数行で「あっ!」という逆転の連続で、「驚き、すとんと腰がくだけてしまうような余韻」が見事に詰まっている短篇です。

         短篇は文字数が限られているため、出だしでさっと読者をひきこまなければならない難しさにあると思います。
        表題作となった『ナポレオン狂』では

        「気と正常とは、ある明確な一線を堺にしてキッカリと左右に峻別されるものではあるまい。
        もちろん大部分の人間は完全に正常であり、またひとめで狂気とわかる人間もいる。
        だが、その境界線あたりに位置するというのも当然存在するはずである。」

         つまり、出だしの文章でこの物語の骨子をすでに手際よく語ってしまっていながらも、「私」が出会った、ナポレオンが好きを通り越して「ナポレオン狂」とでもいいたいぐらいの収集家との出合いにつながります。

         犯罪を扱ったミステリ短篇が多く、『来訪者』は、赤ちゃんという新しい家族が増えてきた中に入り込もうとする「来訪者」が不気味で、執拗なところがラストの逆転の伏線となっています。

         昭和の時代の短篇集ですが、エスプリ、ユーモア、アイロニーといった少々、ひねくれた味付けでありながら、匂いたつような空気を持つ短篇は今読んでも十分に読み応えがあります。

         ただただ「面白いもの」では単なる娯楽で終わってしまいますが、その先に鋭い人間心理、行動の観察というものがあるので、読み終わった後の余韻がたっぷり。それが13編もあるなんて贅沢な一冊だと思います。
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        2018/07/04 by 夕暮れ

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています
      秘本三国志

      陳舜臣

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 各地で董卓の動きが本格化。董卓体制を瓦解し新たな秩序構築に向けての胎動。

        本作品では呂布が主人公級で取り上げられており爽快で有る。

        あまりの専横ぶりに都の内外から妥当計画が噴出する董卓。

        打倒董卓を旗印に集結を見せていた地方の群雄達だが、いわば内部的に瓦解したと言える董卓体制の崩壊を受け、新たな秩序の構築に向けて、それぞれが様々な思いを抱え動き出す。

        魏呉蜀で三国志だが、曹操、孫堅、劉備と置き換えると、曹操は大きなターニングポイントを迎え、飛躍の準備が完了したところ。
        孫堅は早々と舞台から去っていき、劉備はほとんど姿さえ見えない。

        そんな中で主役級の扱いだったのは呂布。
        抜群の武力と、抜群の分かりやすいキャラクターで、爽快感を吹き込んでくれる。

        三国志演義寄りではなく、史実よりかと思っていたが貂蝉が出てきているところからも、史実に拘っている素振りは無く、陳氏版の三国志と理解するのが妥当と思われる。

        そういう意味では秘本というより私本では無かろうか。

        全6巻なのに未だ劉備陣営が出てきていないに等しい状態が心配になって来た。
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        2012/04/03 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      トビウオのぼうやはびょうきです

      津田櫓冬 , いぬいとみこ

      金の星社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 涙なしには読めない一冊。

        核実験により、死の灰をあびてしまったトビウオの子ども。

        お父さんは、その核実験で他の多くの魚と一緒に死んでしまった。

        やがて、トビウオの坊やは病気になる。

        トビウオのお母さんは必死に坊やの病気を治そうとするが…。

        第五福竜丸の事件があった後に、この作者の方が渾身の思いをこめて書いた作品だそうである。

        ぜひとも多くの人に読んで欲しい。
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        2013/05/01 by atsushi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      みなまた海のこえ

      丸木位里 , 石牟礼道子 , 丸木俊子

      小峰書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 石牟礼道子さんが文章を書いている絵本。

        かつて、あらゆるいのちが仲良くつながって幸せだった水俣の海や山や村。
        生まれてくる子どもは、みんな喜ばれ、みんなでそのいのちが生まれてきたことをよろこんで、これから幸せな人生を送るだろうとみんなで思っていた。

        しかし、最初にチッソの工場が来た時に、山からキツネたちが巣を爆破されて追い出されて天草に逃れていき、

        徐々に、海や湧水に毒がたまり、魚や生きものたちも、そして生まれてきた子どもまでが、毒にやられて苦しみながら死んでいく。

        彼らの無念の声と、かつてこの地がどれほど豊かで幸せな地であったかを、絵も文章も入魂の筆で描いていた。

        多くの人に一度手にとって読んで欲しい。

        また、水俣病の淵源は、決して昭和の三十年代ではなく、もっと昔から、戦前の、工場が進出した時からに始まる、ということをキツネの物語を通じて描いているところに、考えさせられた。
        自然が狂いだすのは、本当にひどい状況が目に見えるようになってからだけでなく、ささいなところから始まっているのだと思う。
        その時に、その変化や声に耳を傾けることができていたら。

        声なき悲しみや無念の声を代弁する石牟礼さんの言葉は、本当に貴重なものだと思う。
        >> 続きを読む

        2013/04/30 by atsushi

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      私はどうして販売外交に成功したか

      フランク・ベトガー

      ダイヤモンド社
      カテゴリー:商業経営、商店
      いいね!
      • 21ページ スピーチの力こそ自身になる
        私は多数の聴衆の前で平気でスピーチができるだけの度胸がつくと、
        個々の人たちと面談する場合にも、ものおじをしなくなるものだと
        いうことを発見した。たとえ、相手がどんな偉大な人物であろうと、
        重要な地位にある人であろうとも、それは問題ではない。

        このスピーチの訓練と経験を積んだおかげで、人と打ちとけた話が
        できるようになり、自分自身の力というものに対して自ら理解する
        ようになり、さらに自分の視野も広げることができた。

        これが私の運命を転換するひとつの大きなポイントとなったのである。

        203ページ: フランクリンの13項目を実行する
        著者の13項目
         1 情熱
         2 秩序 自分自身の行動を組織的にすること
         3 他人の利害関係を考える
         4 質問
         5 問題の核
         6 沈黙 相手の話をよく聞くこと
         7 誠実 信用を得るに値することをする
         8 自分の事業に関する知識
         9 正しい知識と感謝
        10 微笑 幸福感
        11 人の名前と顔を記憶すること
        12 サービスと将来の見込みに対する予想
        13 販売を取り決める 購買行動を起こさせる

        フランクリンの13項目
         1 節約
         2 沈黙
         3 秩序
         4 決意
         5 倹約
         6 勤勉
         7 誠実
         8 正義
         9 中庸
        10 清潔
        11 平静
        12 純潔
        13 謙遜
        >> 続きを読む

        2019/05/03 by Neo*

    • 2人が本棚登録しています
      びゅんびゅんごまがまわったら

      林明子 , 宮川ひろ

      童心社
      カテゴリー:芸術、美術
      5.0
      いいね!
      • びゅんびゅんごまの遊びを、校長先生が4つコマを回せたのがすごい!
        と思ったら、それをみんなが真似して回していたのこすごかった。
        校長先生がみんなに笹笛が吹けるように宿題を出したら、みんな吹けるようになってすごいと思った!
        >> 続きを読む

        2015/11/21 by れおっち8

    • 3人が本棚登録しています
      海にしずんだしま

      谷真介 , 富賀正俊

      (宗) 聖パウロ女子修道会
      4.0
      いいね!
      • 切支丹の伝説。

        九州の西の方に島があり、作物がなかなか実らず貧しかった。

        人々が神に祈ると、雪のようなものが天から降って来て、やがて多くの作物が実り、豊かな島になった。

        しかし、豊かになると、人々は神を忘れ、逸楽や悪に耽るようになった。

        丸じという村人に、神のお告げがあり、島にある狛犬(こまいぬ)の石像の眼が赤くなったら、島が洪水で沈むと言われる。

        丸じは、村のみんなに伝えたが、みんな少しも信じず、聴かなかった。

        丸じの話を信じたのは、足が生まれつき悪い丸じの兄と、狛犬の周りで遊んでいた六人のみなし子だけだった。

        丸じは大きな木をくり抜いたくり船をつくった。

        と、突然大洪水が起こり、足の悪いお兄さんは、自分を置いていくように言い、丸じたちは泣く泣くお兄さんを置いてくり船に向けて走った。

        島は沈んでしまい、丸じと六人の子どもだけがくり船のおかげで助かった。

        と、足の悪いお兄さんを背中に載せて、向こうから狛犬が泳いできて、お兄さんも無事に助かることができた。

        丸じたちは無事に九州に辿りつくことができた。

        という話。

        長く鎖国をしているうちに、ノアの箱舟伝説が変化したものだと思うが、とても面白かった。
        >> 続きを読む

        2013/05/03 by atsushi

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています

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