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1982年9月発行の書籍

人気の作品

      草原の風雲児 グイン・サーガ - 11

      栗本薫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! chao
      • いまだ、各国の位置関係がはっきりしないし、登場人物が、えっと誰だっけ?てなることもあるけれど、
        ぼちぼちとグイン・サーガの世界を味わっております。(人間関係図や地図のガイドブックがほしい)
        新装版を読んでます。とりあえず11巻分。

        リンダとイシュトバーンの熱くて甘くて切ない最後の時間(人目を忍んでのデート?)は、あの喧嘩ばかりしてたリンダとイシュトバーンがねえ・・・って、お姉さんしみじみ~です。若いってイイネ。
        恋をすると、こんなになっちゃうのかねえ。あのリンダがメロメロ・・・
        イシュトバーンも、なかなかの男になったね。
        さて、立派になってリンダを迎えに来るのはいつなのか?

        グインとも別れることになるが、パロの新国王レムスにした忠告はやはり賢者だ。

        「十五の若さで君臨する身となる。そんな人間は、とにかく・・・云うとおり認めさせようと焦るあまり、何から何まで自分の手柄にしようとする。それをせぬことだ。自分は、暗愚、飾り物と云わせるぐらいの気でいろ。部下や王族に手柄を立てさせ、成果をしっかり収穫しろ。王とは、自ら果実をつむ人間ではない。果実を捧げられるものだぞ」

        かっこいい~。さすがグイン。

        そして、ナリス。モンゴール黒騎士のカースロンを味方に取り込もうと・・・ていねいに理性的に説明し・・・
        カースロンと一緒に私もつい術中?にはまって納得してしまう。ふむふむ。カースロンもその気になるわな。
        完璧に見えるナリスの弱点(完璧すぎること?普通の人の気持ちがわからないこと?)を心配するリギア。なかなか深い。

        草原の風雲児、アルゴスの黒太子スカール。
        「やってみなければわからない」 なぜ、はじめから不可能だなどと言うのか?
        この前向きさが好きだな~。

        一人ひとりが個性的で、生き生きと描かれてて、飽きずに早もう11巻。

        NHKで大河ドラマ、・・・はないか (1年じゃ終わらない)
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        2014/04/23 by バカボン

      • コメント 3件
    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      まよなかのだいどころ

      神宮輝夫 , SendakMaurice

      (有)冨山房
      2.3
      いいね!
      • 引き込まれるものの、最初から最後までの不思議ワールドが理解できない様子。センダックは合わないよう。 >> 続きを読む

        2015/02/25 by ぶぶか

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      阿寒に果つ (角川文庫 緑 307-2)

      渡辺 淳一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 18歳で夭折した、天才少女画家・時任純子。
        著者の自伝的な要素を踏まえながら、彼女への思いを綴った小説。

        思い出したくない、青臭い若かりし頃を
        半ば、強制的に思い出させられる作品です。

        ヒロイン・純子のキャラクターが
        まず、ここまで、やるのかというのか。
        最初は、意図してやっていたのか
        最終的にはそのプロデュースしていた自分の“像”に
        飲み込まれてしまったような印象を受けました。

        「こんなインパクトのある人間が
        身近にいたらそりゃあ小説家にでもなるわなー」
        と思ったのを思い出します。

        (お姉さんが望んでいた小説家ではなく
        その当時、なろうとも思っていなかった
        著者が小説家になっているのも
        人生の皮肉というか、不思議なものを感じますが・・)

        画家の浦部が
        「純子にいちばん影響を与えたのは私だと思います」と
        言っている辺りなんかは、特に・・・

        本当に、男の下らない独占欲というのか
        最初に彼女の才能に気がついた、(かつ、手をつけた)のは自分だと

        (おそらくは、女性にとってはどうでもいい事柄なんでしょうが・・・)

        誇るのが
        同性からしても馬鹿だなぁ・・・と思いながら
        半ば理解できるところが
        なんとも複雑なところです.

        著者も書き終えて、自らの青春に決着をつけたように
        ラストでは自分も愚かな男の一人として
        ある種の笑いまで提示するのですが。

        実はその当時、高校生で
        何も持っていなかった青年が

        登場した、画家、記者、医師、カメラマン、姉、(教師)に対して
        あなた達は記憶の中に
        封じ込めていただけかもしれないが

        自分は、ここまで(作品として仕上げるまで)
        彼女にこだわっていたんだと

        やっぱり、自分が一番彼女を愛していたんだ、と
        証明したいという気持ちと

        (自我の強い)彼女にとって
        死後も自分の存在を他者に知らしめることができる
        この作品こそが
        一番、彼女の喜ぶものだと。
        自分が一番の彼女の理解者だと。

        確信犯的に、
        彼女のために捧げられた作品のような気もします。

        ・・・・本当に、男というのは
        救いがたいというのか、愚かなもんですね(笑)
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        2013/07/13 by きみやす

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      遠き落日

      渡辺 淳一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 渡辺淳一っていうと「失楽園」や「ひとひらの雪」などの、いわゆる「新情痴文学」(そんなタームがあるって知らなかった汗)がすぐ思い浮かぶけれど、野口英世の生涯を描いたこの作品は、自らの医学というベースを存分に活かした骨太の作品で、蒙を啓かれた。学校の図書館に並んでいる「偉人伝」しか読んでいない人にとっては「野口英世」のイメージが大きく変わること請け合い。それともう一点、明治時代にこんな風に果敢に、情熱を持って海外に出て行き、そこで大きな成果をあげた日本人がいたという事実に胸が熱くなる。ぜひ、若い人に読んでほしい作品。 >> 続きを読む

        2019/08/14 by 室田尚子

    • 1人が本棚登録しています
      人間交差点(ヒューマンスクランブル) (3) (ビッグコミックス)

      矢島 正雄弘兼 憲史

      4.0
      いいね!
      • 人間交差点(ヒューマンスクランブル) 第3/全18巻

        このシリーズは、1冊に幾つもの上質な短編が収録されていて大ファンと言って良い。

        この巻も同じく面白かったが、最後の作品が飛び抜けて素晴らしかった。

        「片隅」

        狭い田舎町で、二人っきりで育った姉弟。
        ずっと片隅でも良いから支え合って、生きていこうと誓い合った二人。

        置いてくれる家を転々としながら、本当に片隅で慎ましく生きてきたが、ある事件を境に姉の制止を振り切って上京する弟。

        月日は流れ、東京で発生した殺人事件から、手繰り寄せられた先に有ったのはあの町。

        若干出来過ぎ感は有るが、業と言うか因縁と言うか、森村誠一の小説のような、やり切れないながらも非常に奥深い感動が有った。

        僅かな時間で、長編小説の様な満足が得られるため、立読みでも構わないので、機会が有れば触れてみることをおすすめしたい。
        >> 続きを読む

        2016/02/10 by ice

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    • 2人が本棚登録しています
      チェ-ザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

      塩野七生

      新潮社
      カテゴリー:個人伝記
      3.0
      いいね!
      • ルネサンス期、小国が連立していたイタリアで、イタリア統一の野望に燃えた男、チェーザレボルジアの話。時のローマ法王の息子で、27歳の時には軍事、政治面で広範な領土ロマーニャを支配してしまう能力は素晴らしい。飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、物語の後半でマラリアに罹患してしまい、そこからというもの人生が一気に変わってしまう。権謀術数の体現で有名だが、敵を作りやすいのもあって、一気に攻めこまれてしまっている。もし、マラリアになっていなければ、その後の歴史がかなり変わっていただろう。高校の世界史でもう少し名が取り上げられていたかもしれない。
        高校の世界史では文化史の面で、マキャヴェリやレオナルドダヴィンチやユリウス二世という名前を見かけた気がするが、彼らはこの本に登場してきてチェーザレボルジアとかなり絡んでいたので、知識が繋がって勉強になった。

        優秀な人材の登用、部下の離反、病気などの要素は銀河英雄伝説でも見かけたので、ラインハルトのモデルになったのかなと思った。
        先にモームの昔も今もを読んでいて、マジョーレの反乱などには予備知識があったので読みやすかった。
        >> 続きを読む

        2016/02/17 by harubou

    • 4人が本棚登録しています
      ファイアスターター

      深町真理子 , スティーヴン・キング

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • ちょっと前に読んだ「読書会」という本で取り上げられていて
        キングのこれは読んでないなぁーと思い手に取った。

        上巻は父と娘の逃亡の巻ですね〜
        さて下巻は、、、

        映画、見てるはずだけど忘れてるから・・・
        まっさらなような感じで読んでますw
        >> 続きを読む

        2016/01/08 by 降りる人

    • 4人が本棚登録しています
      ファイアスターター

      スティーヴン・キング

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 読んだ!

        下巻は父娘が捕まって5ヶ月が過ぎてから始まる。
        アンディ、チャーリーともう一人の主人公といえるレインバードが
        頭の中で鮮明に動く。
        騙されているなか、いつ破滅の扉が開くのかと後半ドキドキだったよ。
        最後の最後にチャーリーがあそこに行くとは!!

        正直、キング作と言われなければわからないんじゃないかしら。
        レインバードは映画ノーカントリーの殺し屋のイメージで読んでましたw
        >> 続きを読む

        2016/01/09 by 降りる人

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    • 3人が本棚登録しています
      秘本三国志

      陳舜臣

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 蜀を取り地盤固めを進める劉備だが、ほう統とともに関羽を失う。

        流れ流れて、やっと蜀を取ったものの、重鎮二人を失う劉備。

        中でも、やはり関羽と張飛は別格で、関羽が欠けたことで(実際に次が最終巻だが)終焉に向かっている感じが強まってくる。

        作中で劉備が漢中王となった際、前将軍を任命された関羽は、後将軍の黄忠と並列で扱われたことに不満を述べるシーンが有る。
        ちなみに左将軍は馬超。右将軍は張飛。

        ここで気になったのは、三国志演義では
        五虎大将軍として名を連ねる趙雲の名前が登場しないこと。

        お気に入りのキャラクターの扱いが不満だったため調べてみると、史実では蜀の中での趙雲の立場は、彼ら前後左右将軍よりもかなり格下で有ったということ。

        なるほど、演義だけでなく史実にも注意を払っている秘本三国志としては、正しい扱いなのだと納得した一方、現代では演義の方が広く知れ渡っているため趙雲ファンが多いのだろうということを知った。

        鳳雛と称され、孔明と並び立つ軍師だったほう統。
        漢字表記したいのだが、正しい記述を見つけてコピペしても「澄統」として張り付いてしまう。
        ソース表示したところ、龐で文字参照しないといけないらしい。なるほど。

        前後左右将軍も悪くないが、五虎大将軍の方が美しい気がする。
        >> 続きを読む

        2012/05/23 by ice

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      秘本三国志

      陳舜臣

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 陳舜臣版三国志ついに完結。

        新視点を盛り込んだ三国志。権力者以外の目線が加わったことで厚みを増したのは確か。

        あぁ。ついに終わってしまった。
        ストーリーは完全に読めるにも関わらず、何故これほど三国志は人を惹きつけるのだろう。

        吉川英治版の三国志で虜になり、関連書籍を幾つか読んで来た。
        ここで陳舜臣版を加えたことで、さらに深みを増した。

        各英雄達のキャラクターの立ち方では吉川三国志に比べるべくも無いが、宗教という絶妙なスパイスを入れたことで、第三者視点から英雄達を再定義することに成功している。

        一風変わった三国志だったが、これも有りだと思う。
        史実に忠実で有ろうとしたところで、当時の正確な情報が得られるわけでもなく限界が有る。
        それなら割り切って、様々な三国志から自分の三国志を創ろうと思う。

        小学生の頃、古本屋で見つけた秘本という響きに惹かれ、少ない小遣いを貯め6冊セットで購入した。
        しかし吉川三国志が素晴らしすぎて世界観が崩れることへの恐怖から読めずにここまで来たという思い入れの有る作品で有った。

        孔明が自身亡き後の未来を語るシーン。こればかりは本当に有っただろうと確信した。
        >> 続きを読む

        2012/05/31 by ice

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      テロルの決算

      沢木耕太郎

      文藝春秋
      5.0
      いいね! momomeiai
      • 自分がまだ、高校生の頃、現代文の問題は
        実は良い読書のナビゲーターの一つでした。

        それでこの作品や『人の砂漠』や『一瞬の夏』を知ったのですが。

        1960年(昭和35年)10月12日
        日比谷公会堂。


        昔のTVで何度か放送され、子供心に
        何か“不穏なこと”が起こっているのはわかっていても
        その事件がなんだったのか。

        この作品を読むまでずっと、記憶の隅に留まった
        ままでした。

        日本社会党委員長と右翼少年。
        演説の途中に壇上に駆け上る少年。
        そしてその短刀が代議士の脇腹に突き刺さる。

        自分たちはあまりにも劇的なその瞬間しか
        記憶に留めませんが
        そこに行き着く為に
        少年の心に何があったのか。
        代議士は演説の際に何を訴えたかったのか。

        自立した十七歳のテロリストと
        ただ善良だったというだけでない
        人生の苦悩を背負った六十一歳の野党政治家が
        交錯した一瞬を描き切る日本ノンフィクションの傑作の一つ。

        (当時、無名に近いであろう)若い頃の著者が
        必死で対象との距離をとりながらも
        誠実に事件と、もしくは事件以上に
        その周辺を調べていく姿に
        そして、いくつかの偶然に慄然としながらも
        読み終え、圧倒されたのを覚えています。

        どんな理由があれ、やはり殺人は殺人であり。
        そのことがどういう意味を持つのか
        再確認する為に、何年かに一度は手に取ります。
        >> 続きを読む

        2013/06/11 by きみやす

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      おやつがほーいどっさりほい (新日本出版社の絵本 ふれあいシリーズ 3)

      梅田 佳子梅田 俊作

      新日本出版社
      4.0
      いいね!
      • 「おやつが ほーい どっさり ほい プリンに クッキー ホットケーキ
        おやつを もって ピクニック」

        ことばのリズムが気持ちいい。つい一緒に口ずさみたくなります♪
        これって、もしかするとラップ?(笑)

        歌を聞いた はらぺこ ぎつね が、おやつ欲しさについていきます。

        「いこうよ いこう ピクニック」

        どこまでいくの?おなかが ぺこぺこに なるところまで

        プリンもクッキーもホットケーキも 「ぼくの からだと おなじいろ」 なんて
        きつね君の期待感はどんどん高まりますが……

        きつね君の表情の変化がなんともユーモラスです。

        ちゃんと落ちのあるストーリー。(^^) 笑えます。
        きつねって言えば悪巧みでしょ?とか、こんなに努力したのに大丈夫?とか。
        大人な私はちょっぴりハラハラしちゃいました。
        >> 続きを読む

        2014/06/20 by 月うさぎ

      • コメント 6件
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      ふみ絵のはなし

      谷真介 , 鈴木博

      (宗) 聖パウロ女子修道会
      5.0
      いいね!
      • ある温泉のある村に、よそから、病気の父親を白い馬に乗せて若者がやってきた。
        若者は、おじいさんを湯治させながら、薪を山で切って来ては売って稼ぎ、白い馬と一緒にいつもよく働いていた。

        その村の庄屋の娘さんが、その若者を好きになり、若者もそうだった。

        若者の父も、徐々に回復して、元気になってきた。

        しかし、ある日、役人がやってきて、村の全員が踏絵をさせられた時に、その若者と父親は踏絵を拒んだ。
        かくれ切支丹だったことが発覚し、二人とも処刑された。

        庄屋の娘は嘆き悲しみ、雪の積もる雲仙岳にのぼり、火口に身を投げた。

        と、その時、若者の白い馬がはしり出てきて、娘をのせて、遠くへと駆けていった。

        その直後、雲仙岳が噴火した。
        それは、罪もない親子の命を奪ったからだと人々は噂した。

        その娘は、熱心な切支丹となって、長崎に近い山奥でいつまでも白い馬と一緒に暮していた。

        との話である。

        島原・雲仙あたりの民話のようだが、このような物語がずっと伝わっているのは、なにがしか元になるような話があったのかもしれない。

        良い絵本だった。
        >> 続きを読む

        2013/05/23 by atsushi

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