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1983年12月発行の書籍

人気の作品

      氷雪の女王 グイン・サーガ外伝 - 4

      栗本薫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
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      • リンダやレムスと別れて北へ旅立った後のグインのお話ですね。懐かしい・・・。

        で、表紙は氷の女王と彼女に恋するマリウスね。

        この外伝では、犬猿の仲?イシュトヴァーンとマリウスのかけ合いが微笑ましい。そして二人ともよくしゃべる。

        で、ヴァルハラでは女性ばかりの村で恐ろしい目に遭います。若くてキレイな女の子ばかりで天国だ~なんて調子に乗ってるから(グインは冷静)・・・あ~こわ~ ゾゾ~です。

        で、北上。

        北の国ヨツンヘイムでは、イシュトヴァーンは伝説の財宝を手に入れるため、グインは自分のルーツの手がかりをもとめて、霧怪フルゴル、三つの首を持つ地獄の犬ガルム、妖蛆クロウラーの三つの試練を乗り越える。ここで出会った氷雪の女王クリームヒルドは千年も氷の中で生きているが、その運命をあるがまま受け入れている善意の女王。マリウスはクリームヒルドに恋をし、イシュトヴァーンは宝を分けてもらい、グインは彼女から教えられる。

        >「運命を信じ、身をまかせることですわ」
        >「…他の人間と異なる運命をもつものは、いっそう、その運命を信じ、それが究極のおおいなる調和と完成のためにあったのだと感じつづけなくては生きてゆけませぬ。…」

        >「…わたくしは、あるがまま、ということを賢いことに思うのです。わたくしはこのような姿ですけれど、そうしてよりによってこのわたくしがこうなのか、と思ったことはありません。もっと平凡な運命の人々をうらやんだこともありませんでした。もし、あなたが、自らのそのすがたを自らのものとして受け入れ、いたずらにその秘密をさぐろうとするのをやめ、そのすがたを他の人間のそれと比べることをおやめになったらーそうしたら、きっと、そのときこそ、あなたは自らの運命とひとつになれるのでしょう。・・・・豹頭の下にあるものをさぐろうとするのをおやめなさい。それは時至って明かされるか、明かされぬかーいずれにしても、それは時の決めることであるのだ、と。」

        ♪ありの~ままの~ す~がたみせ~るの~よ~♪

        マリウスのはつ恋の人はいい人でしたね。17巻を改めて読み返すと、外伝のことがけっこう書かれてて、あ~って、読みやすかったです。

        これでやっと、本編に帰れる~^^
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        2015/07/24 by バカボン

      • コメント 2件
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      コインロッカ-・ベイビ-ズ

      村上龍

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! KEMURINO
      • この本凄くないですか?
        中学生の時、読んでから、これ以上の衝撃を受けた事がない。
        名と文庫本の裏のあらすじだけで、勘で購入した自分褒めたいと思った。
        ストーリーも衝撃だけど、描写が凄い!
        凄すぎて語れない!
        何度も何度も繰り返し読みましたが、また新鮮に読めるという。
        私はキクが走りに目覚めるところ、棒高跳びの場面が好きです。
        ワニとアネモネも好きですね。懐かしい!また読んでみたいです。
        >> 続きを読む

        2015/09/07 by まめたん

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      私の裏切り裏切られ史

      花登筐

      4.0
      いいね!
      • 脚本家または演出家として、テレビ草創期から第一線で活躍した作者が他人を裏切ったり裏切られた仕事遍歴。コンプライアンスなんて言葉はないが、局とスポンサーには逆らえられなかった時代に、仁義や恩義を重んじる作者は、相当理不尽で悔しい思いをしてきたのがうかがえる。ほとんどが実名で書かれていて、特に、元妻の女優(これに関しては実名なし。周知のことということか)と当時の有名コメディアンに対しては大きな裏切りだったと書いているが、私怨をぶち撒ける激しさよりも、虚しさや悲哀を感じる。ゴシップよりも仕事に対する壮絶ともいえる向き合い方が印象に残った一冊。
        >> 続きを読む

        2019/10/05 by かんぞ~

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      太陽の世界

      半村良

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 太陽の世界 第3/18巻。

        先住民がいる土地を安全に通過するために、禁じられて来た道具の使用を認め始めるアム族。

        飛舟を得、全く違うステージへと進化したアムの行く末に、人類の将来を重ねてしまう。

        必要性に迫られ禁を犯しながら仲間を守る男。
        彼に安全保障を依存している部族は、いつまでも彼に後ろめたい思いをさせるのは良くないと思っていた。

        族長としても部族が掲げる価値の根底を成す「道具の不使用」を認めることは大変な勇気が要ったと思うのだが、前例に縛られずに部族の将来のための大英断を下したのはさすがで有る。

        大きな力を得、それを使用することが公認される。
        いわゆる軍部の暴走的な事態にならないよう、より冷静に運用して欲しいもので有る。

        おそらく、今後も短期間に急激なパラダイムシフトが起こることになるのだろうが、アムが、それをどのように吸収し、どこまでその精神性を維持できるのかを注目したい。

        イハムとサハムは既にアム族がラムーに到達し、繁栄している未来が見えるようだが、結果が見えてはつまらない気もする。
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        2012/09/14 by ice

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      まんが百人一首事典 (学研まんが事典シリーズ)

      山田 繁雄竹本 みつる

      4.0
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      •  驚きました。百人一首の学習漫画が多い多い。『ちはやふる』がとても人気で、カルタ大会の運営が嬉しい悲鳴?を上げていたニュースは記憶に新しいし、どの歌が好みか語り合うのがすこぶる楽しいし、百人一首には不思議な力があると度々思います。恐らく、泉下にねむる定家も驚いているでしょう。わたしが知る範囲では、山部赤人、寂蓮法師、菅家、小式部内侍、能因法師辺りが人気で、渡辺泰明さんの『和歌とはなにか』では皇嘉門院別当のものを最秀歌としています。(紀友則のものを最秀歌とする声もある)もちろん、どれも甲乙つけがたいし、その日の気分で変わるものでしょう。わたしは伊勢が好みです。(なんか名前がすごくいい)

         百人一首には多くの役割がありますが、「和歌の世界の入口」であることがわたしには重要に思えます。最初から万葉集や古今集に飛び込んでいくのは難しい、そこで国語教師が百人一首を利用する。このシステムが大事なのです。そうそう、この漫画の感想を忘れていました。歌人の人となりを伝えるエピソードがおもしろい、豆知識が豊富、たまにあるカラーのページがうれしい。すこし古い本なので、もっと立派なのが出ているのかな。最後に一首

         世の中よ  道こそなかれ  思ひ入る  山の奥にも  鹿ぞ鳴くなる    
                                                         (皇太后宮大夫俊成)
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        2014/11/29 by 素頓狂

      • コメント 3件
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      怪人二十面相

      江戸川乱歩

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! SM-CaRDes
      • 江戸川乱歩を読むのは初めて。まさか手に取って12時間以内に読んでしまうとは思っていませんでした。なかなか面白かったです。江戸川乱歩、ほかの本も試してみます。 >> 続きを読む

        2017/06/15 by SM-CaRDes

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      七人の証人

      西村京太郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 昔から気になってた作品を最近になって
        ようやく読破しました。

        何者かによって気絶させられた十津川警部。
        目覚めた場所は絶海の孤島だった。
        そこには7人の人間が同じように連れてこられていた。
        島の中にあったのは、映画のセットのような街並みで
        その場所は一年前に殺人事件があった所であり、
        7人は事件の目撃者だった。
        事件の犯人は7人の証言によって逮捕され、
        獄死していた。
        やがて、現れたのは犯人の父親。
        息子の無実を信じる男は、私財を投げ売って
        孤島を手に入れ、殺人現場を再現し、
        事件を再検討しようというのだ。
        立会人として連れてこられた十津川は
        7人の証言を聴きながら、事件の真相を暴いていく。
        そして、その中で殺人が起きる。

        物凄く大掛かりで突拍子も無い設定ですが、
        単なるクローズサークルではなく、
        私設法廷という捻ったアイディアが面白かったです。
        犯人の父親が7人の証言の矛盾を巧みについて
        いく展開で分かるのは、人間の記憶がいかに
        曖昧でいい加減かということと、ちょっとした
        誘導で全然違うものになってしまうということですね。
        まったく無関係なのに、連れて来られた
        十津川警部はいい迷惑ですが、
        真相に辿り着くまでの頭の切れと
        犯人の父親と7人を平等に扱い、
        さらなる被害を防ごうとする
        優しさが光っていました。
        >> 続きを読む

        2015/04/30 by UNI

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      コインロッカー・ベイビーズ

      村上 龍

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      2.8
      いいね!
      •  村上龍の代表作。

         いや〜、熱いです。

         はじめは読みにくいかも知れません。文章の密度が濃い感じがして、ストーリーもなんだかモヤモヤして、頭に入ってきてるかどうかわからなくて。でも「面白いかな、これ? 面白いよな?」と判断が付かないうちから作品の孕んでいる熱気に充てられていたことに、後から気づきます。

         人間の持つ破壊衝動が主題です。人なら誰しも「破壊」の欲求を持ってるんじゃないかなと思います。別に悪いことでは全然なくて、例えば日常化から飛び出したい、自分を変えたい、というのも何かを壊したい気分の一種です。で、そういう衝動が少なからず「生きる」ことの原動力になっていることを思い知らされます。

         この世界は、ときに生々しくて、汚らしくて、理不尽で、容赦ないもので……。そこで生きていくためには大きなエネルギーが必要です。本作に籠っているのは「その熱さ」であるように思います。

         村上龍を読むならはずせません。
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        2014/10/14 by あさ・くら

      • コメント 2件
    • 18人が本棚登録しています
      さすがの猿飛

      細野不二彦

      小学館
      5.0
      いいね!
      • 全7巻のうち、自分が一番好きなこの巻にレビューを書いていきます。
        肉まんじゅうと美少女というアンバランスカップルのラブコメ。
        普通とシチュエーションが違うのは2人とも優秀な忍者という点。
        内容的には「愛」です。
        この巻と次の最終巻には「愛」があります!
        >> 続きを読む

        2011/06/03 by RZ350

    • 1人が本棚登録しています
      暗殺者

      Ludlum, Robert, 1927-2001 , 山本光伸

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • "国際謀略小説"というジャンルの小説が大好きで、色々と読み漁っていますが、この"国際謀略小説"と似たようなジャンルの"スパイ小説"と大きく違うのは、スパイ個人の闘いや悲劇など、一人の主人公を浮き彫りにせず、国家や巨大組織の"謀略の構図"そのものを描いていることで、アンチ・ヒーローの時代と言われた1970年代に急速に脚光を浴びてきた小説だと思っています。

        「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」などを著したイギリスのフレデリック・フォーサイスがその体表的な作家だと思いますが、国や組織の謀略や思惑を背景にして、そこで主人公の闘いに焦点を合わせれば"スパイ小説"になるのですが、フレデリック・フォーサイスは膨大な資料を駆使して、国際政治の裏側にある背景そのものを描き出していると思うのです。

        もちろん、彼の小説にも主人公らしき人物はいますが、その主人公は、"謀略の構図"の中を動く手駒にすぎないのです。その意味から、"国際謀略小説"は、現代的な"情報小説"と言えるかも知れませんが、とにかくヒーロー不在の小説なのです。

        アメリカでの"国際謀略小説"の作家では、ロバート・ラドラムがその筆頭だと思います。「マトロック・ペーパー」「悪魔の取引」「ホルクロフトの盟約」などの著書があるラドラムの体表作とも言える「暗殺者」を久し振りに再読してみました。この小説は、"国際謀略小説"という体裁をとっていますが、例外的に確固としたヒーローが存在する、もうハラハラ・ドキドキ、ワクワク物のごきげんな作品なのです。

        この小説はマット・デイモン主演で、記憶を失った男ジェイソン・ボーンの孤独な闘いを描いたジェイソン・ボーンシリーズの第1作目となる「ボーン・アイデンティティー」の原作で、映画の方は記憶を失った男が世界の各地を舞台に、自分の身元を探ろうとする"自分探しの旅"の中で、次々と現われる暗殺者たちと凄まじい攻防を繰り広げるさまをスリリングに描いていて、一級のサスペンス・アクション映画として実に面白かったのですが、この原作の小説は、緻密な構成、練りに練られたストーリー、巧妙な計算されつくしたプロットといい、映画化作品を遥かに凌駕するスリリングな面白さに満ち溢れていると思います。

        幕開きは、嵐の海。トロール船上の銃撃戦で海に落ちた男が目を覚ますと、ベッドの上にいます。自分の名前がわからず、完全に記憶を失っているのです。そして、彼の顔には整形手術の痕跡があり、視力は正常なのにコンタクト・レンズの使用痕があるのです。更に頭髪には脱色、染色の跡まで残っているのです。

        オートマチックを三十秒足らずで分解し、漁師に喧嘩を売られると体が自然に動いて、自分の想像を遥かに超える反撃をします。どうやら、火器の扱いに熟練し、格闘技にも長けているらしいのです。

        こうして彼は、体に埋め込まれていたネガの銀行口座番号だけを頼りに、"自分探しの旅"に出ることになるのです----。

        この記憶喪失の男を主人公にして、"自分探しの旅"に出る小説はそんなに珍しくはありませんが、何の前触れもなく、突然殺し屋が襲ってくるところから、この物語は激しく動き始め、文庫本上下巻800ページを一気に読まされてしまいます。

        登場人物が入り乱れ、背景にある"謀略"が少しずつ明らかになり、そして、クライマックスの国際的テロリストのカルロスとの対決シーンまで、この小説のサスペンスは緊張感を緩めず、最後まで息つぐ暇もありません。

        主人公ジェイソン・ボーンの"体の震え"が色濃く表現されているところが、私の好みですし、幾度も襲われながら、彼は本能だけで敵から逃げ、そして、倒し、そのたびに自分の持つそういう能力の発見に驚き、かつ"本当の自分"に近づくことを恐れるのです。

        そして、ひとつずつ明らかになる真実は、ボーンが冷酷な暗殺者であったことを指し示しているのです。この間のディテールが抜群にうまいのです。

        また、女性経済学者マリーの個性が際立っているのもよく、彼女の役割は恋愛の味付けというよりも、ボーンの正体が明らかになることへの伏線となっていて、このうまさにも唸らされました。
        >> 続きを読む

        2016/09/24 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342)

      グレアム・グリーン

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 1963年、英国情報部の大物キム・フィルビーが、1930年代からソ連の二重スパイとして、東側に情報を流していたことが判明。彼はソ連へと亡命した。

        世にいうキム・フィルビー事件だが、これは英国国民や西側政府筋に、よほど大きな衝撃を与えたらしい。

        スパイ関係の本を読んでいると、必ずといっていいぐらいに出てくるし、事件そのものをモデルにした小説もいくつか書かれている。

        スパイ小説の巨匠グレアム・グリーンによる「ヒューマン・ファクター」も、そのなかの一冊だ。

        スパイの家庭、愛情、人間性にポイントを置き、祖国を裏切らなければならなかった男の心理を、あますところなく浮き彫りにする。

        淡々とした日常生活の中で高まってゆく不安、閃光のように走る劇的な緊張。

        ミステリという枠を越えた、感銘を与える作品だ。

        >> 続きを読む

        2019/12/17 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      無刀取り (河出文庫 141A)

      五味 康祐

      河出書房新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 柳生兵法の達人たちを中心とした剣豪小説短編6編。

        すっかり剣の達人の世界に入り込み世界観を堪能することが出来た。

        これまで歴史小説には触れる機会が有ったものの、剣豪小説については本作品が始めてだった。

        時代劇的な勧善懲悪のノッペリとしたストーリーを想定していたが、良い意味で大きく期待を裏切られた。

        剣豪小説というジャンルでは、剣豪同士が激しく剣を交えるシーンが最大のヤマ場で有り、その描写が作品の良し悪しを決める判断材料になるだろうと考えていた。

        しかし作中で達人の口から発せられる言葉「剣を抜く前に勝負は決まっている」の通り、作品の中でも、勝負に至るまでの過程を書ききることで、実際に剣を交えるシーンは必要最低限の描写のみとなっているが、真剣勝負の迫力は十二分に表現されている。

        また、柳生新陰流創始者の宗巌。その子で達人として名高い宗矩でさえ、真っ向勝負では敵わないと判断すれば、勝ちを得るためには手段を選ばず相手の心を乱す奇策を用いた点などがリアル感を高めている。

        本書は短編集だったため、長編に触れてみたいと考えている。
        >> 続きを読む

        2011/03/01 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      「異説」日本人物事典―謎と不思議の日本史 (Sun lexica)
      5.0
      いいね!
      • 好い本だ
        日本人の歴史がわかる

        2016/03/01 by 孝志 松元

    • 1人が本棚登録しています

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