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1984年8月発行の書籍

人気の作品

      Akira

      大友克洋

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね! yutaka kimiyasu
      • AKIRA 第1/全6巻

        AKIRA Part 1 鉄雄

        噂に違わぬ名作。1巻にしてガッチリとハートを鷲掴みにされた。

        以前からずっと読みたいと思っていながら、なかなか機会が無かった作品。

        今や押しも押されぬ巨匠といった感の有る大友克洋氏。その代表作「AKIRA」に、やっと触れることが出来た。

        学生時代から、この印象的な表紙のデザインと、マンガとしては、やたら大判なサイズが強く印象に残っている。
        その後もいろいろなところで目にしていたので、途中までは読んだ気でいたが、今回読んでみて完全に未読だったことを確信した。

        読む前は、近未来が舞台ということだったので、攻殻機動隊のようなイメージでいたが、もっとリアルに感じる。

        とくに惹かれたのは、近未来テイストバリバリのバイク。

        あんなに寝そべった状態で運転したら、転回性能が低すぎるだろ!と言うツッコミはさておき、あのフォルムはメッチャ、テンション上がる!!
        そして、アジアの喧騒を思わせる町並みも非常に好み。

        まだ1巻なので、AKIRAって何なの?と言う感じでは有るが、この巻では、「鉄雄はクスリによってバーサク状態に入る」ってトコだけを抑えておけば良い気がしている。

        また、大きな声では言えない?が、好みの女性キャラが出てこないマンガでハマれるのは珍しい...(恥)

        続きが非常に気になるのはヤマヤマだが、続けて読むと24バリに眠れない気がするので、強い意志でしばらく放置!!
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        2013/06/14 by ice

      • コメント 11件
    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      石橋湛山評論集

      石橋 湛山

      岩波書店
      カテゴリー:政治
      4.0
      いいね!
      • 戦前から戦後にかけて、あれほど鋭く、的確に、時事に向って言葉を紡ぎ続けた人は、そんなに多くはないだろう。

        今読んでも、戦前に湛山が指摘した問題(たとえば官僚制の問題や、市町村主体の地方自治の不足など)という問題が、いまもってちっともクリアされてないどころか、きわめて今日的な課題であることに驚かされる。

        また、日本の膨張政策や侵略に、一貫して警鐘を発し続け、的確な批判と代替案を出し続けていたところも、本当に勇気のある、すごいことだったと思う。

        問題は、湛山のこれほどの智慧と先見の明が、ちっとも当時の日本には生かされなかったことがだろう。
        それは戦前もそうだったろうし、戦後もそうだったのかもしれない。

        石橋湛山という人は、これからこそ、もうちょっと見直されて、検討されるべき人なのかもしれない。
        この精神の継承に、日本の将来も幾分かかかっているような気がする。
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        2012/12/22 by atsushi

    • 2人が本棚登録しています
      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 2

      きうちかずひろ

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第2/全48巻

        カンニング作戦が不発に終わった結果、ダブりが決定して荒れまくる2人。

        主要キャラクターが続々顔を見せ始めたことと、何よりも絵が安定して来たところが嬉しい。

        1巻では、絵がすごく不安定で、それ以降のシリーズと同じとは思えない状態だったが、この2巻の中盤くらいから概ね安定して来た。

        ダブりが決定し荒れ狂う2人だが、入学した泉今日子のおかげで鎮静化する。

        この、カワイイ娘がいればオールオッケー的な思考は、アホらしく感じるわけだが、高校時代の異性に対しての気持ちから言ったら、むしろリアルなんじゃないかと思ったりもする。

        教師に卒業式のお礼参りのボディガードを依頼され、交換条件付きで応諾する2人。
        ボディーガードを成し遂げた後に、弱みを握ったことになる教師に対しての捨てゼリフが、もろにヤクザで迫力が有った。

        他にも、兼子信雄(舎弟)や前川新吾。大前均太郎なども顔を見せ始め、役者が揃いつつ有るのが嬉しい。

        ストーリーが有るようで、ほとんどギャグマンガの作品に対しての全巻レビューは結構な苦行だと思い知っている。
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        2012/10/11 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      黄金流砂 (講談社文庫)

      中津 文彦

      3.0
      いいね!
      • 今から30年くらい前の乱歩賞受賞作品。いわゆる、謎解き及び暗号解読物ミステリーであるが、けっこう、面白く読めた。さらに、奥州藤原氏と義経伝説を絡めた作品だから、歴史に興味のある方々にはたまらないかもしれない。

        私は歴史より、暗号解読派ではあるが、ただ、「阿比留草文字」だとか、「魔方陣」だとかが出てきたらちょっと訳がわからなくなってしまった。それも、金色堂がキーとなるなどとは思いもよらず・・・。

        さらに、アリバイのトリックもあった。ただ、これは飛行機を使う単純な時間合わせ的なトリックなので、そう複雑ではない。ただ、最初はダラダラと義経北紀行の話でつまらなかったが、後半の暗号解読場面から勢い最後の結末まで進んでいく展開は圧倒的でした。
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        2016/12/17 by sumi

    • 1人が本棚登録しています
      丘の家のミッキ- コバルト・シリーズ)

      久美沙織

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 丘の家のミッキーシリーズ、一作目。

        私のひとつふたつ上の世代のライトノベルかな。評判が良いから図書館で借りてきた。

        …うっわ、面白い!とすぐに嵌まってしまった。
        時々分からない言い回し(特に華雅の学校に関すること)はあるものの、テンポが良いし登場人物の豪華かつ魅力的なことよ。
        鎌倉も凄く素敵な場所のように書かれていて、行きたくなる!

        キラキラと眩しいthe青春、な小説を久し振りに読むと、良いね。なんか良い。ワクワクする。
        主人公のミッキー(未来、ミシェール、呼び方はあれど確かにミッキーが一番しっくりくる)も心身ともに健やかで、読んでてストレスがたまらない。

        世間知らずな温室育ちの未来が世俗にまみれた(?)学校に転校してこの先どうなるのか、楽しみである。

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        2014/03/07 by パクパク

      • コメント 8件
    • 2人が本棚登録しています
      ロリータ (新潮文庫 赤 105-1)

      ウラジミール・ナボコフ

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  アメリカ文学の古典。旧約。

         ロ、リー、タ。わが生命のともしび、わが肉のほむら。(冒頭より引用)

         冒頭から「うわあ……」と、どん引きしてしまいました。良い意味で。

         日本においては、作品のタイトルである単語はあまり良い意味を含んでいませんが、私もその例に漏れず、漠然と「変態紳士的な話なのかな」と知能指数の低い予想を立てていました。

         しかし開始わずか数ページでその予想は裏切られました。
         ばっちり書かれています。
        「彼(主人公)は変態的人間だ。紳士ではない」と。

         ただ予想に反して、直接的な表現は全くと言っていいほどありません。間接的に、湾曲的に描かれます。美しさすら感じられるほどです。そう言う意味では紳士です。
         物語終盤には、もしかしたらこれって純愛ものなのかも、と錯覚しそうになります。まあ、主人公の一人称なので、これはきっと騙されているのですが。
         
         全体を通して、あらゆる表現が素晴らしく巧いのですが、「どん引いて楽しむ」という目線から読むと、文章の巧さが非常に際立ちます。
         この作品は手記の形をとるのですが、突然「この手記の最後までロリータという言葉で埋め尽くしたい!云々」とか出てきちゃいます。

         実際のところ、本書では様々な言葉遊びや表現の工夫がされているようです。
         聞いたところによると、例えば、上に書いた冒頭の文章では「L」と「R」の発音が巧みに織り交ぜられていたりだとか……。
         原書で読めるような語学力があればな、とか思うのですが、思うのですが、やっぱり思うだけです。

         ナボコフ自身、この作品について「いかなる教訓もひきずってはいない」と言っているようですし、自分なりに楽しんでみました。
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        2015/01/01 by あさ・くら

      • コメント 7件
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      星々の悲しみ (文春文庫 (348‐1))

      宮本 輝

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 芥川賞作家の宮本輝さんは好きな作家さんです。言葉が美しく、深く、その背後に独特の世界の広がりを感じます。
        この短編は、予備校に通う若者が、図書館に通ううちに女子大生風の娘や仲間、文学作品や絵画と出会い、その若い仲間の死によって、宇宙のリズムや無限の時の流れや死…などの人生の秘密に気がついていく様子が描かれています。
        この小説はとても深いと思いましたし、文章が端整で心に染み渡ります。読んでよかったと素直に思います。誰がいつ読んでも、輝いていて心の糧になるのではないでしょうか。普遍的なテーマで、何かに迷ったときには取り出して読み返したいです。
        >> 続きを読む

        2015/03/27 by noriko34

      • コメント 2件
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      わたしと小鳥とすずと 金子みすゞ童謡集

      金子みすゞ

      ジュラ出版局
      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね!
      • 私が金子みすゞを初めて知ったのがこの本でした。
        本屋さんで平積みになっていた本の表紙のデザインとタイトルに惹かれて…
        それは、1999年のことでした。

        本来詩集にはそれほど興味があるわけではない私が
        なぜ、この本を即買いたいと思ったのでしょう?

        まだ、この時には金子みすゞがどういう人か、何も知らなかったのに。

        多分、この本が、手に取らせる力を発散していたからでしょう。
        開いたページからは、初体験となる言葉の力が溢れ出し
        心に飛び込んできました。

        やがてあちこちでみすゞさんの詩を見かけることになります。

        どれも、「どこかで聞いたことがある…」ではなくて、
        確かにみすゞの詩だと、すぐに気づくのです。
        彼女の言葉は、それほどに、独特なのですね。

        表題作「わたしと 小鳥と すずと」と「大漁」 は
        特に心に突き刺さった作品でした。

        この本の編集はちょっと変わっていて、いくつかのテーマによって分けられています。

        ☆おさかな
        ☆春の朝
        ☆みんなをすきに
        ☆つゆ

        このニュアンスによる選者の詩のチョイスも見事だと思います。

        巻末に選者矢崎氏の後書きが載せられています。
        彼、矢崎氏も、みすゞの「大漁」に心を打たれたといいます。

        彼が調べたみすゞの生涯やエピソードが語られ、
        私はここで初めてみすゞのことを知るのでしたが、
        この深い「詩」が単に詩ではなく 「歌詞」 であることも知りました。

        童謡の歌詞として作詞されたこれらの詩。

        メロディがついたら、どんな歌になったことでしょう。

        童謡だからこそ、子供の純真さと透明な目線の鋭さが
        ストレートに詠み込まれているのですね。

        「だれの心のなかにも、みすゞはいるのです」
        選者、矢崎節夫は語ります。

        日本人の誰もが、きっとそれが本当だ、と知るでしょう。


        同じ装丁のシリーズ本として、第2作「あかるいほうへ」第3作目「このみちをゆこうよ」も出版されます。

        どれも素晴らしいと思われますが、この1作目があまりに完璧です。
        彼女の代表作はほとんどこの中に選ばれていると思います。
        もしも、たった1冊の詩集が欲しいなら、迷わずにこの本かな。と思います。
        >> 続きを読む

        2013/07/02 by 月うさぎ

      • コメント 9件
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