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1985年5月発行の書籍

人気の作品

      錦繍

      宮本輝

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Tukiwami
      • 亜紀も亜紀ではじめは寂しくて冷めた余裕のない女だとは思ったけれど、男どもの甲斐性のなさ、ずるさにイライラしながら読了。でもそういう弱い男がかわいく見えたりするのだろう…母性って厄介すぎる。亜紀は靖明も勝沼も許さなくてよかったと思う…いけない、悪い感情が止まらない。
        結局覚悟を決めたものが一番強い。亜紀にとっては清高がそれだったし、靖明には仕事とあの女性だった。そんなだれか、何かに巡り会えたら、苦境の中にあってもきっと幸せだ。
        >> 続きを読む

        2018/11/04 by aki

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      黒曜宮の陰謀 グイン・サーガ - 21

      栗本薫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • さらにドキドキ・ハラハラの展開です。続けて読んでるので、どこまでが21巻でどこからが22巻かわけが分からなくなる~

        とにかく、グインの秘密の作戦はあっと驚くものだし、緻密で、冷静そのもの。その頭の良さ、物事を見透す能力、判断力、すべて何というかその~つまり・・・器が大きい、懐がでかくて深い・・・、非の打ち所がない~


        >「復讐をしたところで、死者がよみがえりはせぬ」

        >「またいついかなるときであれ、ものはものでしかない。それにどのような価値を付すかは、それにかかわる人ひとりひとりが決めることだろう」

        >「俺は何も裁かぬ」

        >グインという男はほとんど、無駄に動いたり、意味のないことを口に出すということがない

        >彼のことばはどのようなときでも、ゆっくりとしか口から出ない

        ・・・やっぱりかっこいい~

        マリウスとイリスの恋も、二人とも人に言えぬ過去をもってて、ちょっと切ないのですが、特にイリスには何とか乗り越えてもらいたいしマリウスと幸せになってもらいたいと思います。で、マリウスが本当に純真で真っ直ぐで正直で、恋に前向きで(相手が男でもしゃあないわって…^^;)元気をもらいます。二人の場面は本当に心が和みます。いい子や~。

        マライア皇后は気の毒な人です。気の毒で悲しくなります。シルヴィア皇女も可哀想。でも、人間はどんな立場にあろうとどんな境遇にあろうと、やっぱり自分の見方考え方行い…、自分次第で幸せにも不幸にもなるもんだと思うんだよね・・・。そこに気がついてほしかったなあ。
        マライアさん、愛情は”もらう”ものじゃないよ。努力が必要だし、それでもどうしようもないことだってある。愛のない夫婦って悲しいねえ。シルヴィアさんも、自由は与えられるものではないよ。自由になりましょう。(でも政略結婚は嫌だよね。)籠の鳥だってしあわせに生きられるんだよ。やっぱり自分次第。

        グインは誰に対しても、人を決して悪く言いません。冷静な目で、その人のいいところを素直に見つけます。瞳が、心が澄んでいるんですね。無欲でまさに無我。私も見習わなきゃ!

        まあ実際、国と国の関係もなかなか難しいもんです。人と人の関係もね。権力争いに陰謀に・・・。ひゃ~、人間って大変。権力者も大変~

        グインのような器が大きくて賢くて心の広い人が・・・いないかな~?
        あっという間の21巻でした。
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        2015/08/28 by バカボン

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      男どき女どき

      向田邦子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
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      • この本は 講演会でゆでたまごという、話をきき、全編読みたくて買いました。エッセイが詰まってますが、特にゆでたまごは、親になって 子供を思う気持ちがわかりました。 >> 続きを読む

        2017/01/27 by 缶詰め

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      華麗なる地平線 史詩浅井長政

      笹沢左保

      中央公論新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 浅井家三代に渡る盛衰と受け継がれる血脈。

        三代に渡り受け継がれる夢と、戦国大名の振る舞いが魅力的。

        浅井亮政の見た夢を下地に、浅井長政までの三代を描く。

        正直、名前程度しか知識の無かった浅井長政だが、織田信長との関係や、その血筋が後世に与えた影響など、純粋に歴史を学ぶ上でも役に立った。

        武士の気概を持ちつつも、権謀術策に明け暮れる戦国時代。
        一国を治める大名の心労と、求められる能力には頭が下がった。

        結果、若くして散ることになる長政だが、昇り竜としての人生を全うしたと言えるのではないだろうか。

        代替わりするストーリーは面白いものが多いと実感。
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        2012/08/03 by ice

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      マッカーサーの陰謀 (トクマノベルズ)

      伴野 朗

      4.0
      いいね!
      • 私の大好きな作家の中のひとりで、「五十万年の死角」「陽はメコンに沈む」「33時間」などの歴史ミステリーの秀作を数多く発表している伴野朗の朝鮮戦争を題材にした、同時代史的な「マッカーサーの陰謀」を一気に読了しました。

        1950年9月、北朝鮮軍の猛攻に米韓軍は、釜山まで追いつめられていました。マッカーサー司令官は、戦況打開と次期大統領選出馬の思惑をかけて、大反攻作戦を立案します。

        GHQ内部の権力争い、CIAとマッカーサー司令官との対立は、作戦の場所と日時をめぐる彼我の諜報戦を熾烈なものにし、ソ連軍情報部のコゾロフ少佐、北朝鮮軍情報局長・李重浩少将、情報局次長・金建永大佐は、作戦の内容を知る米軍情報将校を前線から拉致してしまいます。

        これに対してGHQは、旧日本軍の元参謀の古城徹を囮として投入、攪乱を図ると同時に、"政敵"CIAが東側世界で握っているコードネーム《熊》なるスパイの正体を暴きにかかります。

        そして、北朝鮮情報局にもモスクワから「スパイがいる」と警告が来ます。情報の高度さからいって《熊》は上層部に食い込んでいると考えられるのです。

        果たしてその正体は? -------。

        このジャンルのものになると、日本軍はとかく劣勢になりがちですが、そこは、さすが伴野朗ですね。史実を土台にして、その上に虚構を展開する腕力では、日本の作家の中でも第一人者、とにかく読ませます。

        とにかく、マッカーサーはじめ金鍾泌、アンドロポフら実在の人物が登場してきて、虚実ない混ぜにして展開していくところが、歴史の裏話の好きな私にとって、とてもスリリングでワクワクするような作品なので、実に興味深く面白いのです。
        >> 続きを読む

        2017/09/18 by dreamer

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出版年月 - 1985年5月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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