こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


1985年7月発行の書籍

人気の作品

      キリング・フィールド

      水野谷とおる , Hudson, Christopher

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 映画「キリング・フィールド」は、この映画の主人公であるアメリカ人記者シドニー・シャンバーグが、雑誌に発表した手記をもとに制作された作品。

        本書は、その手記と、映画のシナリオをもとに、作家のクリストファー・ハドソンが小説化したもの。映画のノベライゼーションである。

        映画の中では分かりずらかった部分の解説にもなっている。
        >> 続きを読む

        2017/09/02 by Raven

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      しっかり母さんとぐうたら息子の人生論

      植木等 , 沢村貞子

      岩波書店
      カテゴリー:映画
      4.0
      いいね!
      • 明治女と大正男が戦中戦後を生きぬいて、ますます便利になっていく世の中について自由奔放に語り合う。30年以上も前の本だけど、十分面白かった。
        意外に思ったのは、「近頃の若いモンは…」という「今を憂う懐古趣味」に陥っていないこと。
        沢村姐さんは、「私は昔のやり方でしかできない」と言いつつ、「でも、新しく変わっていくことは悪くない」とサッパリ。ああそうか、自分に自信を持っているからこそ、変わることを怖がっていないんだ。昔に拘る人ほど、何かにしがみついていないとダメなのね。本当の強さとはしなやかであること。う~ん、そういう人になりたいねぇ。
        >> 続きを読む

        2017/10/10 by かんぞ~

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      街道をゆく

      司馬遼太郎

      朝日新聞出版
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      4.0
      いいね!
      • 京都の叡山延暦寺は、所謂天台宗の大本山として有名だが、その天台宗の開祖である最澄についてや弟子の円仁についての様々な話し等が非常に面白い。
        あの偉大な宗教家の最澄が自己を卑下して、自分のことを「塵禿の有情」(つまりどうにもならないやくざな奴)と言っている等、最澄のストイックな生きざまを彷彿させる話しや師匠を慕う円仁の律義さ等も紹介されている。
        また、天地天皇が、唐・新羅の連合軍との白村江(はくすきのえ)の戦いに大敗した後、大和から近江の国に遷都(所謂大津京)するのだが、その際、大和の三輪山の神を勧請した日吉大社についての内容も面白い。
        >> 続きを読む

        2013/10/11 by toshi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      女二人のニューギニア

      有吉佐和子

      朝日新聞出版
      5.0
      いいね!
      • お腹を抱えて笑った。有吉さんが豚の丸焼きよろしく運ばれるところ。今でも思いだしては、にんまりする。 >> 続きを読む

        2017/05/25 by ayaka0920

    • 1人が本棚登録しています
      ミステリ博物館

      赤川次郎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 探偵役、補佐役を配した短編6作品。

        短編ながら、それぞれにドラマが有り印象的。さすがは赤川氏。

        中学高校の頃には良く読んでいたが、ここのとことは遠ざかっており、赤川氏作品は久々。

        当時からジャンルに拘らず乱読することを自分に課しているため、ときに非常につまらないものや、非常に難解で読み進めるのに大きなストレスを感じる作品に出会うことが有る。

        こんなときに、頭や気持ちをリフレッシュさせてくれたのが赤川氏の作品で有り、それを期待して彼の著書を読んだことも多かった。

        本作品も短編が6本という構成ながら、それぞれにドラマが有り、全体的に満足度や印象度が高いのはさすがで有る。

        何となくティーンエージャー向け作家のようなイメージも有るのだが、今後は積極的に読んで行きたいという気持ちになった。

        ライトな感覚で読め、きっちり手応えを感じさせてくれる。
        >> 続きを読む

        2012/03/22 by ice

    • 2人が本棚登録しています
      シートン動物記

      阿部知二 , SetonErnest Thompson

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 何をおもしろく感じるか、というのは人それぞれだとおもうが、私に関していえば、小学生のときから、今にいたるまで変わらずおもしろく、大好きなのが、シートン動物記だ。いま手元にもっていないのだけれど、また読みたくなってきた。 >> 続きを読む

        2016/05/17 by まるち

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています
      若草物語 (講談社青い鳥文庫 (98‐1))

      ルイザ=メイ=オルコット

      5.0
      いいね!
      • 読了日は適当です!!
        …というのも、何度も何度も読み返している本なので、読了日はありません

        「若草物語」は私が生まれて初めて読んだ小説で、とても思い出深い大切な小説です
        今でも初めて読んだときの興奮を覚えています
        あまりにも大好きで、「若草物語」というタイトルのついた本を買いまくり、読み比べもしてました笑

        中学生になり、児童文学を読んでいることが何か恥ずかしくなってしまい、本を全て売り払い、以来まったく読んでいなかったのですが、社会人になり、偶然この本を譲っていただき、再度「若草物語」に夢中になりました

        また、読書の楽しさを思い出させてくれたのもこの本です

        「若草物語」の良さはこのレビューでは書ききれないくらいあります!!笑

        まず、登場人物が個性豊かで皆大好き!!


        ちなみに、色々読み比べてみましたが、この青い鳥文庫のこの本が、言葉も挿し絵も一番好きです♪
        >> 続きを読む

        2016/07/17 by MOMIX

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      エヌ氏の遊園地

      星新一

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • こんなにアイデアが生み出せるってすごい。まぬけな失敗でくすっと笑えるものから、ぞくっとさせるもの、意外にもほっこりするものまで幅広く、次の話が気になって、少しずつ読もうと思っていたのに一気読みしてしまった。登場人物に名前がないところや、時代背景を感じさせるものが出てこないところが、今読んでも古さを感じさせない。 >> 続きを読む

        2019/08/17 by asaki

    • 3人が本棚登録しています
      火の杯 (新潮文庫)

      山本 周五郎

      3.0
      いいね!
      • 著者プロフィール

        (1903-1967)山梨県に生まれる。本名は清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、銀座の質屋で奉公、後に筆名としてその名を借りることになる店主・山本周五郎の庇護のもと、同人誌などに小説を書き始める。1926年、「文藝春秋」に『須磨寺附近』を発表、文壇デビューを果たした。その後15年近く不遇の時代が続くが、やがて時代小説の分野で認められはじめる。『日本婦道記』(1942-1946)で直木賞に推されるがこれを辞退、生涯で一個の賞も受けることはなかった。『樅ノ木は残った』(1958)、『赤ひげ診療譚』(1958)、『おさん』(1961)など次々と名作を発表し、人間に対する深い愛と洞察力で多くの読者の支持を得た。中でも『青べか物語』(1960)は著者畢生の名作として名高い。
        >> 続きを読む

        2018/05/29 by rikugyo33

    • 1人が本棚登録しています
      日本の川を旅する―カヌー単独行 (新潮文庫)

      野田 知佑

      5.0
      いいね!
      • 何度読んだか分からないくらい読んでいるので、表紙は無いわ変色しているわでえらい事になっています。
        日本を代表するカヌーイストと紹介される事が有りますが、折り畳みカヌーを使った旅を日本で初めて提唱した方という方が正しいでしょう。
        日本の懐かしい風景の中でひたすら川を下り、温泉に入り、おばあちゃんの肩を揉み、本を読み、酔っ払い、自由を謳歌すると共に失われていく自然に怒りを露わにします。
        。骨太な文章の中にユーモアが沢山散りばめられていて、人生に迷うarinko青年はハアハアと鼻息荒くページをめくっておりました。もう憧れで胸が一杯になってはちきれんばかりでした。

        野田氏の本に影響を受け過ぎて、ある時会社を辞めて自転車で放浪の旅をする事にしました。まだ若かった。ですが色々な事を棒に振るには結構いい年でもありました。

        埼玉から沖縄まで、フェリーを併用して自転車で4か月程旅をしました。
        色々な人に助けて貰ったり、知らない人の家に泊めて貰ったり、遭難してないのに何故か島で捜索されたり、カヌーの先生の家に何故か数週間居候したり。
        短い間だったけれどとても楽しかったし、死ぬほど辛かった。
        もう一回やれと言われたらちょっと出来ないかも知れない、けどちょっと今でもわくわくするなあ。

        今でも1年に1回は絶対に読み返す本です。
        若者を行動させるだけの力がこの本にはあるのだ!
        >> 続きを読む

        2015/05/26 by ありんこ

      • コメント 12件
    • 1人が本棚登録しています
      香港旅の雑学ノ-ト

      山口文憲

      新潮社
      カテゴリー:アジア
      4.0
      いいね!
      • 昭和60年当時の香港。
        何故かノスタルジーを感じる古き良き香港の記録。

        昭和60年当時までの香港の息吹を、香港愛に満ちた目線で写し撮っている。

        ・香港うまいものマップ
        ・香港お買い物マップ
        ・香港穴場マップ

        良くあるこれらの書籍とは一線を画す内容で、香港文化の生い立ちと今を
        日々の生活現場レベルから書ききっていることに価値がある。

        個人的には、香港を研究する機会を持っていたことも有るが、
        せいぜい返還時期の2000年前後しか体験的には知らない。

        本書が世に出たのは昭和60年なので計算が合わないのだが、
        紹介されている生活の一片が今でも香港の街角で繰り広げられている気がする。

        蛇足だが体験的に補足すると、香港では観光化された都会と田舎との印象が
        日本のそれよりも大きく感じられる。

        香港を旅した際、香港のアキバと言われている深水捗(サムスイポー)に足を伸ばしたことが有る。
        その名の通り電気街で有り、開発が極端に遅れているはずは無いにも関わらず
        店を出れば、まるで中心部とは異なる大陸的な風景が広がっているようだったのを覚えている。

        カンフー映画に出てくるような街角を、人民帽/人民服で固めた人々が、
        自分の畑で採れた作物を乗せて来たリアカーの上に置いたまま声を張り上げている。
        ふと横を見れば、タダみたいな値段でインスタントラーメン「出前一丁」と、
        マカロニをお湯に浮かべたスープみたいなものを食べさせる店のおばさんに袖を引張られている。

        本書に登場する多少怪しげなお店や人々も、メインストリートから一本入った路地裏や
        田舎町の一角にきっと残っていると感覚的に信じている。

        背伸びをせずに香港の魅力を描いた素晴らしい作品である。
        >> 続きを読む

        2011/01/01 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      水木しげるの雨月物語

      水木しげる

      河出書房新社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 妖怪漫画の第一人者・水木しげるさんは、上田秋成(1734-1809)と似ています。上田秋成は、江戸中・後期の医師、国学者、戯作者です。国学者として、本居宣長に論争を挑んだことがありますが、その本領は戯作者にあると思われます。雨月物語、春雨物語などが特に有名です。

         彼の場合、5歳で天然痘にかかり、生死の境を漂い、また、肉親がはやくに亡くなり、妖怪怪異を身近に感じていたのでしょう。雅号も剪枝畸人というようになんだか奇異なペンネームを使っています。(他にも「無腸:節操のない人ないし蟹のこと」というのもあります。)この辺が現代の日本文化に少なからぬ影響を与えた「水木しげる」さんに似ているのです。そう、江戸時代の水木しげるが上田秋成なのです。その水木しげるさんも、雨月物語に絵をつけて発表しています。幼少期から妖怪になじんでいたのが、両者共通だったのですね。

         雨月物語は9篇の短編小説からなりますが、今日は特に怖く、また水木さんが取り上げている作品を取り上げます。

         そのお話・「吉備津の釜」(きびつのかま)は、備前の国、吉備津神社の神事・鳴る釜の儀式をモチーフにした話。井沢正太郎は、生来の遊び好き、身もさだまらぬ風に懸念した親は、身を固めさせれば心がけもかわるだろうと、神主の娘・磯良(いそら)との縁談を進めます。その際、この結婚の行く末はどうなるか、釜鳴神事を行います。水を張った釜を火にかけ、ウシが鳴くような音がすれば吉兆、音がしなければ凶兆。・・・釜は鳴りませんでした。悪い予兆・・・でも当事者の親は神事をやった巫女たちが穢れていたのだろうと、結婚させます。

         当初は磯良のかいがいしさでおとなしくしていたものの、正太郎はまたぞろ遊び心がわいてきて、袖という遊女を身請けして別荘に囲います。そして磯良にいうには、「袖は身寄りがない身、京にのぼればなんとか生活できるであろう、路銀を貸して欲しい」と頼みます。磯良はなんとか工面して(親をだますなどして)お金を用意しますが、これは正太郎のオオウソで、彼は袖と二人で逐電してしまいます。真相を知った磯良は、恨みを発して死んでしまいます。

         さて、これからは磯良の怨霊が主役になります。まず袖を取り殺し、袖を葬った墓のそばで供養をあげている正太郎と、同じく供養をあげているある娘が意気投合し、娘の主人のところにお邪魔するのですが、そこで待っていたのは、磯良の怨霊。正太郎はあまりの恐ろしさに気絶します。

         絶望の淵、でもここで正太郎に光が見えてきます。陰陽師(おんみょうじ)の見立てと処置を受け、呪符を書いてもらい、42日間の夜、物忌みし、お堂からでるな、という仕儀です。毎晩磯良の怨霊はやってきて、「この符があっては入れない、ああ、くやしや」と叫び、生きた心地もしません。そして、42夜が明ける際、誤って夜の時間にお堂を出てしまったので、あはれ、見事に磯良に取り殺され、血痕のほかはなにも見えなかったとのこと。あるいは、家の軒先に男の髻(もとどり:マゲの一部)が引っかかっていたぐらいで、正太郎の死体はどこにも見えませんでした。すぐに取り殺せなかったとは言え、磯良の怨霊が、42夜も正太郎をおびえさせたこと、磯良にとっては本望だったでしょう。

        この小説は、妬婦(とふ:ねたむおんな)になった女性の恐ろしさを語っています。上田秋成はそのように書いていますが、あれほどの酷い仕打ちにあえば、男だって化けて出ると思われます。そして、妻である怨霊は、自分からやってきて夫を取り殺すのです。

         「吉備津の釜」はその恐ろしさにおいて世界の文学と比較しても「白眉」であろうと思います。ただ、10年くらい前にフジテレビでこの話が取り上げられましたが、脚本が最後の部分で異なり、「磯良が袖の姿になり、お堂を開けて欲しい」としたので、ホイホイ外へ出てしまう正太郎の愚かさ・磯良の底意地の悪さがくっきりしていて、原作を超えているような気もします。磯良という名は、古事記などにも登場する吉備津彦命(きびつひこのみこと)が備前の国で退治した温羅(うら)という者の名をイメージしたものであると言われます。この神(吉備津彦命)は「桃太郎」のモデルであったとも考えられています。

        最後に:上田秋成は、和漢の諸文献をさらっと取り込むのが上手いですね。「吉備津の釜」は剪燈新話の「牡丹燈記」・本朝神社考・今昔物語などを使っています。まあ、牡丹燈篭なら、夜な夜な通ってくる美人を待っているお話ですが、「吉備津の釜」はオソロしい怨霊がやってくるという点が相違点であると同時に、同系のお話だとも言えるでしょう。先に触れたように、現代の水木しげる氏に、そのものずばり「水木しげるの「雨月物語」」(河出文庫:480円)という挿絵入りの文庫があり(上掲)、3篇収められています。「吉備津の釜」も収録されています。水木しげるさんも、いつかは雨月物語をマンガ化したかったとのことです。今回の記事は「新潮日本古典集成第22回「雨月物語・癇癖談(くせものがたり)」」を参考にしました。昭和54年初版です。

         それにしても、江戸期の文学は読みやすいです。私は平安期のやたら読解が難しい女性の手になる日記は敬遠しますが、雨月物語は読みやすいので、かつて高校生の家庭教師をしていた際、「吉備津の釜」を授業で取り上げたことがあります。もっとも、点差をつける大学入試では、難解な女流日記が主流ではあるのですが。
        >> 続きを読む

        2012/10/17 by iirei

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています
      私の軽井沢物語―霧の中の時を求めて

      朝吹 登水子

      2.0
      いいね!
      • ・戦前戦後の上流階級を豊富な写真の掲載と共に偲ぶ(貴重な資料である)
        ・別荘番や女中は「男」「女」で、名のある実業家や公爵令嬢は「男性」「女性」と表記するのは如何なものか。著者が選民意識を持つ事を非難はしないし、実際にそのような呼称で暮らして来たのであろうが、戦後の大衆化社会の読者を想定した出版物としては不用意と言える >> 続きを読む

        2017/05/17 by michi2011

    • 1人が本棚登録しています

出版年月 - 1985年7月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本

集団探偵