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1986年10月発行の書籍

人気の作品

      カンガルー日和

      村上春樹

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 「100%の女の子」と「鏡」はすごく良かった。特に前者は1Q84の元ネタということでなるほどなあって感じだし、なんだかとても好き。

        でもそれ以外はちょっと初期の村上春樹色が強すぎて、フフッと笑いながら読んだけどどうもなあ・・・って感じ。

        「形而上学的な足の裏」とか、自分が村上春樹さんの信者だったとしてもついていけない所も多い。 やれやれ。笑
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        2018/01/01 by lafie

    • 他6人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      パロのワルツ グイン・サーガ - 25

      栗本薫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • イシュトヴァーン率いる盗賊団に襲われ、妻を失ったスカール。
        辛くも自身の生命は保ち、盟邦パロに逗留を続ける。

        辺境のノスフェラス奥地に踏み入ったスカールから、その秘密を聞き出そうとするナリスやレムスだったが、結局のところ、草原の鷹をパロと言う籠に閉じ込めることは出来ず、深夜に逃げるように出て行く彼を見送るしかなかった。

        グイン・サーガを語る上で、イシュトヴァーンの存在が大きいわけだが、もしアリに出逢ってさえいなければ、スカールの悲劇も無かったのかと苦々しく思わざるを得なかった。

        次は外伝7巻「十六歳の肖像」。
        ナリス、マリウス、ヴァレリウス、スカール。彼らそれぞれの16歳。とても楽しみだ。

        この巻を読み終えてレビューを書かずに放置していたのが、しばらく読書から遠ざかっていた理由なので、これを期に、少しずつ読書習慣を復活させていきたいと思う。
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        2016/01/19 by ice

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      わすれられないおくりもの

      スーザン・バーレイ , 小川仁央

      評論社
      カテゴリー:芸術、美術
      4.0
      いいね!
      • 死に臨むアナグマ。彼を偲ぶ動物たちと、彼が残したおくりもの。

        どうしても母親と重ねてしまい、多くのものを貰ったなぁと懐古した。

        多くの知識を持ち、それゆえに自らの死期が迫ったことを知るアナグマ。

        自らの死を受け入れていた彼に対し、彼の死に直面し、大いに嘆く動物達。

        堪らない喪失感の中で彼らは、旅立って行った彼が、意外にも多くのものを遺してくれて行ったことに気付く。

        モグラには切り絵を。
        カエルにはスケートを。
        キツネにはネクタイの結び方を。
        ウサギにはしょうがパンの焼き方を。

        数年前に母を失ったが、「死」に対して語り合った際に言っていたことを思い出す。

        お葬式やお墓なんかどうでも良い。たまに思い出してさえくれれば。

        今、そこで生きている母の口から聞いた言葉なので、なんて悲しくなることを言うのだと、その場では受け入れられなかったが、今にして思えば、何となくその気持ちも理解できるようになって来た。

        死が人と人を分かつのは事実だが、多くの思い出とともに故人を振り返るのが最高の弔いなのかも知れない。
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        2013/10/15 by ice

      • コメント 7件
    • 他1人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      最後の伊賀者

      司馬遼太郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 表題作を含む、歴史短編7編を収録。

        裏表紙の記述内容が非常に悪い。

        実態は伊賀忍者の活躍を描いたものだけに限った短編集では無いのだが、そのように誤認識させるような記述がされている。

        たまたま表題作を含む最初の3作品が忍者モノだったことも有り、
        以降の作品では登場人物の誰かが忍者だったのか?と無駄な想像を強いられた。

        円山応挙周辺の絵描き達、道頓堀の由来となったけろりの道頓など、忍者とは全く関係が無い印象的な作品も収録されており、
        無意味な先入観を持たない状態で向き合いたかった。

        新選組血風録を読んだ後なので本作品にも期待していたが、明らかに一歩落ちる。
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        2011/03/21 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      奥羽の二人

      松本清張

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 表題作を含む歴史物の短編集です。著者は超有名な推理小説家の松本氏ですが、歴史にも非常に造詣が深く、読み応えのある一冊です。
        特に表題作の「奥羽の二人」は、豊臣秀吉の奥州仕置により会津に移封された蒲生氏郷と、若き東北の覇者とも言える伊達政宗を主人公にしたものです。奥州の伊達政宗(会津は伊達政宗の旧領)を抑えるための配置をし、伊達政宗のみならず蒲生氏郷の天下取りの野望さえも抑える、という老獪な秀吉の仕置、また会津を取り返す為の伊達政宗の巧妙な謀反の計画とそれを見事に受け止めた蒲生氏郷の機知や胆力等非常に面白い内容です。 その他、室町幕府管領であった細川家を再興させた細川藤孝(幽斎)を描いた「細川幽斎」等も歴史好きには非常に面白い内容です。
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        2011/09/27 by toshi

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    • 2人が本棚登録しています
      じょうずなワニのつかまえ方

      バベルインターナショナル , ダイヤグラムグループ

      主婦の友社
      5.0
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      • いわゆるHow to本なのですが、
        人生において確実に無用と思われる知識ばかりを集めた本です。
        読んでいたのは小学生の頃で、
        使っているフォントや挿絵も面白いから学校の放課後にずーっと読んでました。

        本書の中で最も印象的だったのは『ミイラのつくりかた』でしょうか。
        お母さんに「ミイラ作りたいからハムスター買って!」と言い放った私は相当ヤバい子だったと思います。

        好奇心旺盛な子供が読むと悪い影響のある内容を含みますのでご注意下さい♪
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        2012/09/06 by hiko

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    • 1人が本棚登録しています
      どこかの事件

      星新一

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 今まで何冊も、星新一さんの小説を読んできました。

        その中でこの「どこかの事件」が一番、面白いです。

        もう何回目か忘れてしまうぐらい、読み直しています。
        けれど特に好きな話は、何度読み返しても、どんなに結末を知っていようとも、面白いです。

        この中に収録されている「となりの住人」という話は、私の中で特別な話でもあるぐらい、好きな話です。
        >> 続きを読む

        2018/11/21 by ゆずの

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    • 3人が本棚登録しています
      まんが道

      藤子不二雄

      中央公論新社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
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      • マンガ家マンガの王道であり、傑作の一つ。
        藤子不二雄Ⓐ先生がモデルである満賀道雄。
        と藤子・F・不二雄先生がモデルの才野茂。

        二人の“神様”である手塚治虫氏との交流を経て
        マンガ家を目指していく物語です。

        好き過ぎて、何を書いていいのか分かりませんが
        二人の努力や、挫折、
        そして、失った信頼をどうやって回復すべきなのか。
        そういう、人生の普遍的に起こる出来事であったり

        夢を叶えることの難しさ。
        夢を託す人たちの優しさ。

        NHKの銀河テレビ小説でのドラマ版も
        必死になってみていたのを思い出します。
        >> 続きを読む

        2013/07/04 by きみやす

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      猛烈社員を排す

      城山三郎

      文藝春秋
      カテゴリー:経営管理
      4.0
      いいね!
      • 経済、会社についてのエッセイ集。

        タイトルから余暇を大切にしよう的な内容を想像したが全く異なる内容であった。

        下請け会社の家族、隔離された環境での特殊研修に参加した自分自身、コンピュータ創成期のエリート技術者、兜町に蠢く怪しげな株屋。

        個別のエッセイも非常に魅力に溢れている上に、全体を通じて
        様々な視点から経済を見ることで、経済という実態の見え辛い概念を立体的に描き出すことに成功している。

        昭和45年に世に出た書籍だが、述べているコアな部分は時代を超えており、とくに古さは感じなかった。

        書籍のタイトルと内容が合致していないのが非常に残念。
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        2011/02/26 by ice

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      復讐のコラ-ジュ

      福本和也

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 息子を奪われ家庭崩壊の憂き目に遭った男の復讐劇。

        復讐する側だけでなく、される側の没落過程の心理がまた面白い。

        福本氏の作品は久々に読んだが、やはり読者をグイグイ引き込んでいく牽引力が有ると改めて思い知らされた。

        多くを持つ男が、全てを失った男から復讐されるという話。
        今回の場合、前者が後者から奪った結果のため、当てはまらないが、何も持たない人間から目を付けられるのは相当な恐怖だと思う。

        息子を交通事故で奪われた上、加害者の父親に、妻までをも奪われた復讐する側の男。
        長い時間をかけ、用意周到に復讐劇を演出していくのだが、どうも好きになれない。

        子供と妻。家族を奪われ、悠長に長期的な復讐を考える辺りが暗いと思う。
        失うものが無いところまで追い込まれたなら、倫理や道徳などに縛られず、その場で復讐を遂げるような人物の方が好感が持てる。

        登場するロケーションに土地勘を持っていたので更に一歩踏み込めた気もする。
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        2011/07/19 by ice

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      母の言いぶん

      高森 和子

      3.0
      いいね!
      • 18年間ずっと一人暮らしをしている母が、少しずつ壊れつつあり、老いていく今を受け止めるヒントになればと思い、
        もう一度手に取って読んでいるところです。
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        2014/11/07 by leafyoko19

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      三毛猫ホームズの騎士道 長編推理小説

      赤川次郎

      光文社
      5.0
      いいね!
      • 日本有数の大企業の社長一家の護衛としてドイツの古城にやってきた片山刑事。
        同僚の石津刑事に加え、ホームズと妹の晴美まで連れてきてくれるとはさすが社長太っ腹である。
        とはいえ、お城といっても要塞のような、いわば砦とも言うべき古城で
        剣や槍に弓、甲冑。さらには中世の拷問道具まで残っているとあれば不安になってくる。
        とどめに城主から「妻を殺した犯人が社長一家にいるから見つけ出す」などと言われれば、
        片山刑事の胃に穴でも開くんじゃないかと心配になる。
        そして城主の失踪を皮切りに、外と通じる唯一の橋を落とされ
        閉鎖空間となった古城で狂気が牙を剥く。
        はたして犯人は城主なのか、城主の妻を殺した犯人なのか?それとも…?

        古城が舞台ということもあり、三毛猫シリーズの中では割とグロテスクな描写がある方ではある。
        ただ、片山刑事が血を見ると卒倒するので過激な描写はそこまで多くない。
        この話は石津刑事が活躍するシーンが多くあったり、晴美に危機が迫ったり、
        さらには片山刑事が剣をもって戦ったりする。
        シリーズの他の作品と比べると少しテイストが違うと思う。

        じっくりと犯人を追いつめるというよりは、
        犯人に追い詰められていく展開は読んでいてスリルがある。
        さらに後半からの怒涛の展開と最後のトリックは、圧巻の一言。

        この話はドラマにもなった話で、私の好きな話の一つです。
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        2015/05/13 by 冷しカレー

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      柳生一族 傑作時代小説

      松本清張

      光文社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 幾つか光る作品は有ったものの、やはり短編では物足りない。

        8作品を収録した歴史物短編集。

        表題作をはじめ、幾つか光る作品は有るのだが、正直感動というよりは、ある印象的な場面を切り出したという程度のものだった。

        そもそも長編と短編では、狙うところが異なっているのが当たり前なので、もちろん長編の方が優れているという意味ではないのだが満足度という点では長編の方を志向してしまう。

        印象的だった作品は、知人の息子の結婚の仲介役を買って出た男と申し込み先の娘の父親との話。
        どちらの立場も分かるのだが、頑固一徹な武士ならではの結末にやるせないものを感じる。

        同時に、縁談の対象で有った男女と、その親達が感じたで有ろう後味の悪さは察して余り有る。

        松本氏の作品は、幼少の頃以来だったが、それほど際立ったものは感じなかった。
        >> 続きを読む

        2012/05/24 by ice

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    • 1人が本棚登録しています
      芥川竜之介全集

      芥川龍之介

      筑摩書房
      カテゴリー:作品集
      5.0
      いいね!
      • 『芥川龍之介全集 2』<ちくま文庫> 読了です。

        第一巻ではやや「書き過ぎ」のきらいがありましたが、第二巻では明示するのではなく、文脈の中で読者が自身の考えを持てるようにうまく書かれてあるように思われました。

        「或日の大石内蔵助」や「戯作三昧」のように、人の心の機微を描き出している秀作が沢山収録されています。
        そういう作品と比べると、有名ながら「蜘蛛の糸」はやや劣るように思われました。

        有名どころ以外でも、「毛利先生」「あの頃の自分の事」「開化の良人」などのように、「ああ、ここまで書ける力がついてきたんだな」と思わせる作品もありました。

        しかし、何といっても圧巻は「地獄変」ですね!

        これからの芥川龍之介の展開が楽しみです。
        >> 続きを読む

        2016/04/02 by IKUNO

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    • 1人が本棚登録しています
      ものぐさ小倉百人一首 (ものぐさシリーズ)

      今野幸一郎

      4.0
      いいね!
      • 受験用の参考書、ノスタルジーを感じ購入。文法、背景、英訳の記載あり。今野先生は中学一年生の時の担当で授業は躍動感があって面白かった。リスペクト。 >> 続きを読む

        2019/01/20 by Mura_P

    • 1人が本棚登録しています
      たまご

      VincentGabrielle

      ビーエル出版
      4.0
      いいね!
      • バンサンの絵本はいつもすごいけれど、これもすごかった。

        この「たまご」はいったいなんなのだろう。

        読む人によって判断は異なるし、解釈は人それぞれなのだろう。

        私は、世間の人のいろんな思惑や世評に左右されず、なんども創造しようとする、人間の本当の生命を描いている作品のような気がする。
        >> 続きを読む

        2012/12/24 by atsushi

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています

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