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1987年4月発行の書籍

人気の作品

      レ・ミゼラブル

      ヴィクトル・ユーゴー , 豊島与志雄

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 今年の夏に念願のミュージカルを観に行く機会に
        少し予習をと手に取ったのが公演1週間前。
        仕事もあり読むのが遅いのもあったが
        ジャンバルジャンがなかなか出てこない。
        その時代のその世界をすみずみまで記す。
        その作者の心に私の軽い気持ちで読み始めた私は甘かった。
        200ページを越えたあたりでジャンバルジャンが出てきたあたりはほっとした。
        そもそも作者が書きたかったのは、Les Misérables。
        「悲惨な人々」「哀れな人々」についてだ。
        ジャンバルジャンは主人公であったとしても、作者が描くのは
        主人公だけじゃない。幸せに見えて不幸な人、不幸に見えて案外幸せそうな人。その全てを汲み取っているようだった。
        物語を越えた何かがあるはず、それは豊島訳からだけでは
        私にはわからない気がする。
        かといって他の訳と見比べる体力があるかなと思いつつ読めないでいる。
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        2015/12/23 by kotori

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています
      Yawara!

      浦沢直樹

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
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      • 某大型中古本取扱店にて一~二十九巻を大人買いしてしまいました。
        努力して、強くなって、周りのみんなが応援してくれて、恋して、笑って泣いて、勝って負けて、周りのみんなにも人生があって、それも応援して、家族の悩みがあって、ライバルたちに恵まれて、ラストが爽やかで!
        漫画ってこうじゃあないといけませんねっ!
        浦沢直樹さんは天才だ!
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        2014/12/23 by 課長代理

    • 1人が本棚登録しています
      恐婚 (文春文庫)

      色川 武大

      5.0
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      • ひさしぶりに読む色川武大。みずみずしいセリフのやりとりに、舌を巻く。

        2015/10/18 by Ryo

    • 1人が本棚登録しています
      過去からの弔鐘

      田口俊樹 , BlockLawrence

      二見書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 現在は無免許で、私立探偵のような仕事をしている、元警官のマット・スカダー。

        彼曰く、彼は決して私立探偵をしているのではなく、「ただ人に便宜をはかっているだけ」。
        そんなスカダーの元にやってきたのは、ケイル・ハニフォード。

        コーラー警部補の紹介だという彼は、先日、娘のウェンディを殺されたばかり。
        ウェンディの同棲相手だった、リチャード・ヴァンダーポールが、事件の直後に逮捕され、リチャードは、独房で首を吊って自殺。

        警察にとっては既に終った事件だった。
        しかしケイルは、娘がなぜ殺されたのか、娘は本当はどんな人間だったのかが知りたいのだとスカダーに語るのだった--------。

        ローレンス・ブロックの「過去からの弔鐘」は、マット・スカダーシリーズの1作目の作品。

        2年前の警官時代、バーに入った強盗を撃った弾が、七歳の女の子を殺してしまい、15年余の警官人生にピリオドをうったマット・スカダー。

        現在は、ニューヨークの安ホテルに住み、探偵のようなことをして暮らしている。
        スカダーのやり方は、関係者を一人ずつ当たり、目指す人物のイメージを固めていくという方法。

        根が真面目なスカダーにとっては、本当はあまり向いていない方法なのではないかと思うのだが-----。
        相手のイメージ、そして相手の罪を丸々受け入れるということは、彼自身の罪をわざわざ思い起こさせることになるような気がするんですね。

        警察官であることに、耐えられなくなって辞めたスカダーなのに、なぜ今もまだ同じようなことをしているのでしょう。
        慢性的な自殺行為のようでもありますね。

        しかし、そのイメージを膨らませるやり方によって、彼は確実に犯人に近づいていくんですね。
        そして、最後の決着のつけ方も、とてもスカダーらしいなあと、妙に納得してしまいますね。

        ジャンルとしては、骨太なハードボイルド。
        派手さはないのですが、とても読みやすい作品です。

        田口俊樹さんの訳文が、実にこなれていて、いいんですね。
        翻訳物が苦手な人は、翻訳特有の文章に入り込めない、登場人物の名前が覚えられない、という理由が大きいのではないかと思いますが、そういう人にとっても、この簡潔で抑え気味の文章は、とても読みやすいのではないかと思いますね。

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        2021/04/11 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      絵巻平家物語

      瀬川康男 , 木下順二

      ほるぷ出版
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 平家物語の文覚の物語。
        文覚の強烈な生き様と個性が非常に印象深い。
        相手がどのような権力者であろうと、言うべきことは平然と言い放つ文覚のような人間が、ひょっとしたらいつの世も大切なのかもしれない。 >> 続きを読む

        2013/08/01 by atsushi

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      あけがたにくる人よ

      永瀬清子

      思潮社
      カテゴリー:詩歌
      5.0
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      • 80歳で書かれた表題の詩、老いた人の枕元に訪れるのは、若かった日の苦い恋の記憶です。

        女性の生き方、老いについて、硬派にかつ瑞々しく綴られています。
        姑や旦那様とのやりとりにもかなり泣けます。
        昔の人は偉かったなと思います。

        もう若くないと感じている女性に特におすすめです。
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        2011/04/23 by ack

    • 1人が本棚登録しています
      蒲生氏郷

      佐竹 申伍

      3.0
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      • 学生時代に友達が読んでいたのを思い出して手にとった。当時は蒲生氏郷のことを知らなかったが、その後は信長の野望シリーズは言うに及ばず歴史小説などでその名前に馴染むようにはなった。蒲生氏郷が主人公の大河小説のようなものかと期待したのだが、信長や秀吉が主に登場する典型的な戦国時代歴小説という感じで、ちょくちょく蒲生氏郷が出てくるという感じで物足りない。歴史の流れをつらつら書くよりも、蒲生氏郷について焦点を絞ってほしかった。 >> 続きを読む

        2021/01/21 by 和田久生

    • 1人が本棚登録しています
      アザラシは海の犬

      R.H. ピアソン

      4.0
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      •  ある日の朝、本書の著者であるR・H・ピアソン氏は、アザラシを訓練して、自分に忠実な「水中犬」にすることを思い付く。

         そして本当にアザラシの幼獣(それも二頭)を捕獲して、自宅の庭で飼いはじめるのだ。アザラシは確かに可愛いけれども、自宅で飼うという発想がそもそもおかしい。この本の原書が出版された当時、つまり1950年代では、まだ水族館でもアザラシの飼育は難しかったという。

         このため著者やその関係者は右往左往しながら手さぐりでアザラシを飼育していく。その様子を、イギリス人ならではのユーモラスな文章で描いており、読んでいてとても楽しい。

         現在では、アザラシの飼育方法などがある程度確立されており、佐々木倫子氏の漫画『動物のお医者さん』でも、獣医師を目指す主人公たちが研修で水族館のアザラシを飼育する姿が描写されている。

         さて、著者の家に連れてこられフリッパーとダイアナと名付けられた二頭のアザラシはどうなったのか。

         残念ながらフリッパーは病気で死亡してしまい、ダイアナは海に還って行った。

         それはともかく、アザラシはとても利口でなかなか人懐っこい動物であることが随所で紹介されている。ただし、人懐っこくて利口だからといって、犬のように人間とずっと一緒に暮らせるとは限らない。それは海と陸との生活圏の差かもしれないし、もっと本能的なものかもしれない。

         もしも、著者が人間ではなく半魚人とかだったら、本当に犬のように一緒に暮らせていたかもしれない。
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        2014/09/19 by ぽんぽん

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      哭きの竜 3 (近代麻雀コミックス)

      能條 純一

      竹書房
      4.0
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      • 哭きの竜 麻雀飛翔伝 第3/全9巻

        敵対組織との戦争を進めつつ、竜との対局に臨む石川。

        やはりヤクザストーリーとしては、史実を舐めているかのような正確さを感じる。

        下克上の成就を目指す石川。
        念願叶って、ついに竜と卓を囲むところに漕ぎ着ける。

        竜と甲斐組幹部という面子で粛々と進む局。
        同時並行的に、甲斐組の実行部隊は対抗勢力の幹部の殺害を進めており、終盤ではついに敵対組織の首領である川地の殺害に成功する。

        おそらくは竜と卓を囲むことで石川は運を引き寄せたと言いたいのだろうが、どうしても、他人の運を使ってことを成すという世界観は受け入れ難い。

        ただ、哭きの竜の世界観では、これを受け入れてこそ成立するもののようなので、マンガの世界の中だけでも慣れていくようにしようかと思う。

        関東を束ねることに成功した石川。
        次の目標、全国制覇に向け、すぐに動き出す辺りのオラオラ感が堪らない。
        >> 続きを読む

        2013/02/11 by ice

      • コメント 3件
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