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1994年6月発行の書籍

人気の作品

      連鎖

      真保裕一

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 第37回 江戸川乱歩賞 受賞作品

        「灰色の北壁」という好きな作品(山岳小説)の著者だったため
        何気なく手にとって読んでみたのですが、
        全く色の違う(ハードボイルド?)ストーリーに驚きました。

        違法な食品の輸出・輸入を調査する主人公が立ち向かう事件が明らかになっていくうちに、
        自分が毎日口にしている食品に対する不信感がわきあがってきます。

        チェルノブイリで放射能に汚染された食品が
        三角輸入と呼ばれる方法を取る事で日本国内に入ってきてしまうこと、
        検疫所でいくらチェックしたところで、結果、食品として流通する危険があること、
        様々な仕組みの問題点が明らかにされています。

        情報量と知識に圧倒はされましたが、非常に読みやすかったです。

        しばらくココア調製品は飲めないです・・・
        >> 続きを読む

        2016/11/11 by アスラン

      • コメント 4件
    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      月光ゲ-ム Yの悲劇’88 (創元推理文庫)

      有栖川有栖

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! taiaka45
      • 古い推理小説。大学の推理小説研究会メンバーとたまたま出会った他の大学の学生たちが山の合宿生活をしている時に噴火が起こり閉鎖されてしまった空間で起こる殺人事件。徐々に消えていく人、死んでいく人、と今となっては良くある設定の推理ドラマで、最後に推理小説研究会の主メンバーが鋭い推理を展開していく。要所要所に通の好きな有名な推理小説ネタが散りばめられていたり、学生の青くさい人間関係が見えたりなか面白かった。 >> 続きを読む

        2018/12/18 by aka1965

    • 他3人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      東の海神 西の滄海 十二国記-講談社X文庫

      小野不由美

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tomomo niwashi
      • 十二国記第5巻。

        領民を失う経験をした青年が、新天地で新たな国民を得る。

        優柔不断でいつもフラフラとしている王。そこからのふり幅の大きさにグッと来た。

        いつも10冊以上を同時並行で読むため、ある程度仕方がない面は有るのだが、ときどき、やたらめったら読み終わるのに時間がかかる作品ができてしまう。

        そういう作品は、途中まで読んでしばらーく放置。
        続きから読む場合に、その前のことを忘れてしまっているため、10ページくらい巻き戻った位置から読み始めることになる。

        そして流れを思い出して来た頃に、駅に到着して中断。そしてしばらーく間が空くと言う運の無さ?みたいなものも持っている。

        この作品も、なんやかんやで10ヶ月くらいかけて読み終えに至ったのだが、当然最初の頃の記憶などほとんど無いという何とも冴えない読了感を味わっている。

        それでも断片的(笑)な記憶を辿ると...

        十二国記の世界は、我々の住む世界と、全く別の世界が遮断されていながら、わずかに限られた行き来の手段が有る。そんな設定になっている。

        今回は、押し寄せる村上水軍を前に、領民を安全に逃がすために、身体を張りつつも敗色濃厚な弱小勢力の跡継ぎが、別の世界からやって来ていた麒麟(いわゆるキリンとは全く違う存在)に、「国が」欲しいか?と尋ねられ、「欲しい」と答えたことで、異世界の中の1国の王になると言うお話。

        普段がグダグダなのに、要所はバシっと締める辺り、遊び人の金さんと遠山の金さんを見るようで痛快だった。

        正直入り込み度はそんなに高くは無いのだが、読んでいる人の多いシリーズだし、最後まで読んでみようと思っている。
        >> 続きを読む

        2013/11/09 by ice

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      遥かなるケンブリッジ 一数学者のイギリス

      藤原正彦

      新潮社
      4.6
      いいね!
      • イギリスのリアルを知った気がした

        外から見る私たちには決して見えない
        イギリスの中だけのルールや価値観
        彼らの考え方を垣間見れた

        面白かったしイギリスのそういった伝統
        時代遅れだとしてもイギリスだから許される点もあり、そんな独自の価値観をこれからも続けて言ってほしい

        私もイギリスが好き
        >> 続きを読む

        2016/12/10 by snoopo

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ダブル・スター

      森下弓子 , ロバート・アンスン・ハインライン

      東京創元社
      4.5
      いいね!
      • 月うさぎさんにおすすめしてもらってから、読みかけでずっと積んでいましたが、やっと読み終わりました。
        主人公のロレンゾが、なんとも言えずよかったです。
        SFでなくてもよかったのではという感じですが、おもしろかったです。

        >> 続きを読む

        2015/01/24 by りんりん

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      いのちの木 あるバオバブの一生

      百々佑利子 , BashBarbara

      岩波書店
      5.0
      いいね!
      • 一本のバオバブが、どれほど多くのいのちとつながり、養っているか。
        瞠目させられた。
        とても良い絵本だった。 >> 続きを読む

        2013/10/12 by atsushi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      経済のしくみ100話

      岸本重陳

      岩波書店
      カテゴリー:経済学、経済思想
      2.0
      いいね!
      • 経済にまつわる100のキーワードについて、すべて「2ページ」で説明するという、なかなかの苦行をやってのけている本です。

        この本の目的について著者は「ふつうの言葉を使って、根本から理解する」述べていますが、確かに言葉づかいは比較的簡単なものの、2ページという自ら設定した制約のせいで、説明不足になっている部分が多々見受けられます。

        「なんとなくわかったような気にはなったけど、説明しろって言われたらできないよね」という状態になってしまう。無理に2ページにおさめるのではなくて、もっとキーワードを減らしてでも、もっと丁寧な説明をしてほしかった。
        「たとえばコレとコレあるでしょ。この場合〜」という具合に、イメージしやすい例をもっと活用すれば、良い本になれたのにな、ともったいない気分になりました。
        >> 続きを読む

        2014/03/12 by ふれいぶ

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      いつのまにか名探偵

      杉山亮 , 中川大輔

      偕成社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 3台の赤い車が面白かった。

        2016/12/27 by Na-chan

    • 5人が本棚登録しています
      腐蝕

      竹本健治

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 怖くないホラー。そんな印象の作品。

        時々ホラー作品が読みたくなるため、実はかなり買いだめしている。
        この日もホラーが読みたい日だったらしく
        完全にホラーの思考回路で臨んだのがいけなかったのかもしれない。

        印象としてはホラーではなくSF作品。
        外国映画で近未来モノ(Matrixなど)の世界観に近いように感じた。

        近未来SFは苦手な部類のため、そこに分類されていれば
        手に取らなかった可能性は高いが、ホラーに分類されていたのが
        評価に影響している観は否めない。

        とはいえ、それなりの爽快感は確実に有るので評価の分かれる作品だと思う。
        >> 続きを読む

        2011/01/22 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      暗闇坂の人喰いの木

      島田荘司

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 「御手洗潔」シリーズの、長編小説です。

        ひょんなことから、人喰いの木の存在を知った、御手洗潔と石岡君が、この謎に挑むのですが。

        最後まで、人喰いの木が恐ろしく思え、推理小説なんだけれど、どこかホラー小説のような感じもして、面白かったです。

        推理していく内に、展開がどんどん広がり、なかなかの長編小説でしたが、読み応えがありました。
        >> 続きを読む

        2019/07/16 by ゆずの

    • 7人が本棚登録しています
      ナイト・ダンサー

      鳴海章

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 第37回江戸川乱歩賞受賞作
        鳴海章のデビュー作

        M航空ニューヨーク行きのジャンボジェットはエンジントラブルにより墜落寸前にまで追い込まれた。ピンチを間一髪切り抜けたが、貨物に乗せられたアルミ合金を急激に腐食させる細菌が漏れ出し、飛行困難な致命的なダメージを受ける。
        なんとか日本へ引き返し切り抜けようとするが、細菌めぐる思惑から米軍は旅客機撃墜に動き、自衛隊は何も知らぬまま緊急発進する。陰謀渦巻く中、謎のジェット機「ナイトダンサー」も人知れず発進していた。
        「ナイトダンサー」とは何者なのか?

        国家某略航空冒険小説。ミステリー要素はありません。
        米国大統領、首相までが登場するスケールの大きな物語で、冷戦の名残が色濃く残る時代を感じる設定ですが、スピード感も有り面白いです。専門用語はさらりと読み流してやれば無問題。
        ジャンボジェットが墜落の危機を切り抜けるハラハラのスリル。ナイトダンサーと自衛隊機の息もつかせぬドッグファイトが見どころです。

        僕は新谷かおるの「エリア88」「ファントム無頼」が大好きだったので航空物結構好きな事に今回気がつきました。今回の主力はF14トムキャットとF15イーグルですが、僕の好きなファントムも重要な役割を果たします。
        ちなみにマクロスの戦闘機ロボットバルキリーのモデルはトムキャットです。
        戦闘ヘリ、アパッチも出てきます。アパッチという映画で中学生位の時に流行りました。どうでも良い情報でした。
        >> 続きを読む

        2015/05/10 by ありんこ

      • コメント 10件
    • 1人が本棚登録しています
      西方冗土 カンサイ帝国の栄光と衰退

      中島らも

      集英社
      2.0
      いいね!
      • 大阪を中心とした関西圏の庶民文化を綴るエッセイ集。

        変わった看板の写真や標準語と大阪弁の対応表など、B級テイストで描く関西分析。

        「関西」をキーワードとする言葉に、関西圏、大阪、関西人などが有るが、それぞれに対するイメージは人それぞれで有るものの、全国的に「関西」に対して、有る程度の共通イメージを持っていると言える。

        この共通的なイメージと関西に在住する人自身が持つイメージとのギャップの上に成り立っている作品で有る。

        正直、得るものの少ない作品では有るが、気楽に読める娯楽として消費する気持ちで臨めば案外楽しめるかもしれない。

        アジアの喧騒に近い異国情緒を味わうことが出来ると噂の大阪に更に興味を持った。
        >> 続きを読む

        2011/04/12 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      重要証人

      MartiniSteven Paul , 白石朗

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 私のご贔屓の法廷ミステリーの第一人者のジョン・グリシャムが絶賛した法廷ミステリーという事で、以前から気になっていたスティーヴ・マルティニの「重要証人」をようやく本棚の奥から引っ張り出してきて、読んでみました。

        この作品は猟奇的な連続殺人事件の謎と犯人探しと、その犯罪の立証をめぐって展開する、実によく出来た法廷ミステリーの傑作で、やはりジョン・グリシャムが絶賛するだけの事はあるなというのが、正直な感想です。

        とにかく、この小説は読み始めると、途中でやめられないのです。主人公を初めとするキャラクターの造形はいいし、プロットの展開も素晴らしいし、おまけにサスペンスも十分で、申し分ありません。

        しかし、私はこの法廷ミステリーとしての面白さももちろん良かったのですが、それ以上に惹かれたのは、実はこの主人公の"父親としての哀しみ"みたいなものに、妙にシンパシーを感じ、引きずり込まれたのです。

        どうも、この小説の主人公のポールには他人事ではない親近感を感じてしまうのです。それは、スティーヴ・マルティニの「重要証人」の主人公ポールが置かれた状況のことなのです----。

        彼は刑事弁護士なのですが、幼馴染の地区検事が病に倒れ、しばらくの間、その代行を頼まれます。そうなると、深夜でも早朝でも休みなしに呼び出される事になります。

        しかし、それはポールにとっては仕事なのだから仕方がない事なのです。しかも志願したわけでもなく、友情からなのです。それなのに、彼の妻はヒステリックに怒り出すから、これでは彼の立場もありません。

        娘のパレエ公演を観に行く約束をしていても、重要証拠が発見されたという連絡が来たからには、駆けつけなければならないのです。それなのに、この妻は、「お父さんは来ないの?」と尋ねる娘に向かって皮肉を込めて、「お父さんはね、もっと大事なご用事があるんですって」と言うのです。

        この主人公は妻に対して何も言わないから、彼に代わって、それはないだろ。遊びに行くわけじゃないんだ。彼だって娘を愛しているんだよ。強く強く愛しているんだよ。しかし仕事なんだ。となれば、どうしても出かけて行かねばならない。なぜ、その父親の哀しみをわかってあげないの?----と言ってあげたくなる程のシンパシーを感じてしまいます。

        この主人公のポールは本当に大変なのです。判事は法律を知らないし、刑事はやる気がないし、弁護人は証人をでっち上げて偽証させるし、まともな人間は誰一人いないという状況なのです。

        そんな中で、ほんの少数の仲間と共に犯人を捜し、その立証のために彼は奮闘していくのです。そして、主人公に対して復讐を誓うワルが次々に出て来るし、犠牲者の遺族からの圧力はかかるし、情報は漏れるし、更に出世の事しか頭になく、そりために捜査の邪魔をする者までいたりして、もう大変なのです。

        それで、くたくたになって帰宅すると、ヒステリックな妻が待っているので、ほんとに彼の立場がないのです----。

        このように、主人公を取り巻く状況は全く絶望的で、これは法廷ミステリーなので最後にはうまく事件が解決していくんだろうなと思いながらも、彼の男としての哀しみに付き合っていると、読んでるこちらの方もどんどんストレスが溜まってきて嫌だなという気持ちになり、こうなると早く終わりを見届けたくて、ページをめくるスピードがどんどん速くなり、一気に読み終えたという次第です。
        >> 続きを読む

        2016/09/22 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      花より男子

      神尾葉子

      集英社
      4.0
      いいね!
      • 花より男子7巻。

        花沢類とつくしが砂浜で抱き合っているところに現れた道明寺。
        道明寺は怒り狂い、つくしは無視され、花沢類はF4脱退させられることに!?

        好きな人と一緒にいるはずなのに、相手も優しいけど、緊張するし、どこかかみ合わない気がする、どうしてかしっくりこないという感じわかるなぁ、切ないなぁ。お互いに好きだったらうまくとも限らないもんね。

        この巻では道明寺のお姉ちゃんも登場。
        サバサバしてて強くてカッコイイ。
        >> 続きを読む

        2014/08/15 by sunflower

    • 1人が本棚登録しています
      名探偵コナン

      青山剛昌

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.3
      いいね! SM-CaRDes
      •  吾輩の生誕日である。自害する気はまだない。幾つになったか見当がつかぬ。薄暗いジメジメとした時間がコクコクと過ぎて行ったことは記憶にある。吾輩はここで初めて五十路へ向かう自分というものを見た。

         いや~、一年でいちばん嫌な日がやって来ました。また一つ馬齢を重ねるようです。ようやく、源氏の帖数の、前後をひっくり返した年齢になっちゃった。テへっ。源氏の帖数まで生きていられるかしら、そしてそれまで、楽しく読書できてるかなあ~。あああー、やっぱりなんか怖い、これだから誕生日はつらいぜ。
         今日は、本の話ではない話をしてもいいですか? いいよね、今日くらい付き合ってよ。『名探偵コナン』の好きな女性キャラについて語ります。本日、やっと映画を見に行くんです。誰と行くかは聞かないでね、友だちが少ないことを察して下さい。ちなみに、GWの予定らしい予定はこれ一つ。高校生か、ぼくら。

         えーと、第五十位は、いやいや、第五位は『結婚前夜の密室事件』のお嬢様。
        「子宝に恵まれますように」
        の台詞が印象的な社長令嬢です。この話は、蘭と和葉が打ち解けるエピソードもあり、とても面白い。

         第四位、『そして人魚はいなくなった』の犯人の巫女さん。ぼくが代わりに罪を被りますw
         第三位は遠山和葉。レギュラーキャラではいちばん好き。こういう明るい子がいいね。関西弁もわりあい好きかも。ただ、ぼくは平次くんに勝てる要素がありませんねんw

         第二位は、『呪いの仮面は冷たく笑う』、『黒いイカロスの翼』に出てくる、本当にそっくりの双子の姉妹。この二つはアニメオリジナルだから、原作しか知らない人は分かりません。ちょっと不気味な感じがいいんだ。男の夢だね。

         第一位は、映画『名探偵コナン 世紀末の魔術師』の香坂夏美さん
        「バルシェ・ニクカッタベカ」
        のお姉さんです。いや~、コナンはほとんど見ていますが、この人が圧倒的にいいね。それに、パティシエ。破産するまでケーキ買いに行きますw

         でもね、四位の巫女さんがいちばん好きかも。だって神社だもん。だけど、やっぱり香坂さんがナンバーワン!
         
         (今日は自己満足的な感じでスミマセン。どうかお許し下さい)
        >> 続きを読む

        2015/05/01 by 素頓狂

      • コメント 15件
    • 9人が本棚登録しています
      鳥人計画

      東野圭吾

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      •  1990年の吉川英治文学新人賞候補になった『鳥人計画』は、私が好きな『ブルータスの心臓』『宿命』『分身』『天空の蜂』に先駆けた1989年に刊行された。ここに挙げたいくつかの作品は、いずれも当時注目された社会問題をテーマに据えるという意欲的な作品であると共に、そのような問題に翻弄される登場人物の心理的な葛藤をも描き出していところが魅力的なのだが、鳥人計画は、人間ドラマというよりも、古典的な推理小説的を思わせる謎解き的な側面が強く、残念ながら好みではなかった。

         この物語は、複数の登場人物の三人称視点で描かれているのだが、それぞれの登場人物を克明に描いているとは言いにくく、どの登場人物にも共感できなかった。そのため、登場人物に捜査の手が及ぶ場面でも、一緒に追込まれるようなスリルを味わう事が出来なかった。

         しかしながら、この『鳥人計画』による助走が、後の東野圭吾さんの大ジャンに繋がったことは間違いない。
        >> 続きを読む

        2014/11/02 by カカポ

      • コメント 4件
    • 6人が本棚登録しています
      風塵抄

      司馬遼太郎

      中央公論新社
      4.0
      いいね!
      • 司馬氏のエッセーですが、「カセット人現」の中に記載された「感受性が豊かであれば世界と社会ほど面白いものは無い。」今日一日の新聞だけでも無数の劇場を提供してくれている…」という言葉が非常に印象に残ります。
         また、「たかが身長のために…」の中の小村寿太郎(明治の外務大臣で吉村昭の名著『ポーツマスの旗』の主人公)や高田 嘉兵衛(司馬氏の「菜の花の沖」の主人公で江戸時代の豪商)についての記載等も非常に面白いです。
        >> 続きを読む

        2011/04/25 by toshi

    • 1人が本棚登録しています
      シェイヨルという名の星 人類補完機構

      伊藤典夫 , SmithCordwainer

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 猫好きな作者が贈る、SFで猫を文字通り擬人化したのに、猫耳がないという斬新な、人類補完機構シリーズの短編集。
        ノーストトリアでも触れられている「人類の再発見」に至るための物語が主で、ノーストトリアで名前だけしかでなかった人物についても描かれていたりする。
        逆に、こちらから読むと、これらの物語がどのように実を結んだのかが、ノーストトリアで読めることに。

        よく読めば、意外と哲学的な問いのようなものもあり、人類補完機構が人類を幸せにした世界での、人類の衰退に対して、現代の私たちの文化を語るときに、気が狂った人種を見るが如く語られるのが面白い。
        車一つとっても年間5万人は死ぬのに、それが戦争ではないなんてっ!

        人類補完機構シリーズは、西暦の1900年から16000年まで、かなり長い歴史を描いている作品のため、歴史を追うという意味での特有の面白みがあるものの、やっぱり初めて読む分には「鼠と竜のゲーム」「ノーストトリア」がおすすめ。
        未完のシリーズのため、ここまで全部読んでしまうと、最後の「落日の補完機構」が読めないことがとても悔やまれます。
        >> 続きを読む

        2015/07/03 by ミコト・T

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      目は嘘をつく (ミステリアス・プレス文庫)

      ジェイン・スタントン ヒッチコック

      4.0
      いいね!

      • 「目は嘘をつく」というタイトル、ヒッチコックという名がつく著者名、騙し絵画家というヒロインの職業と謎めいた絵。

        この本を手に取った瞬間から、何かをやってくれそうなゾクゾクするような予感を感じてしまいましたが、読み終えてみて、その期待を裏切らなかったと思う傑作でした。

        著者が巧妙に仕組んだ罠が待ち受ける結末まで、私は息を抜く暇もなく、一気に読ませられ、ミステリの醍醐味を心ゆくまで味わうことができました。

        とにかく、ごく少数の登場人物は、いずれも風変わりでかつ魅力的であり、作品全体に満ちている上品な、それでいてどこかゴシック風な雰囲気は、私を一気にこの作品のミステリアスな作品世界に、引きずりこんでしまうんですね。

        まるで背筋が寒くなるような結末まで、よどみなく私を誘うさまは、とてもじゃないが、これがデビュー作とはとうてい思えないほどの見事さでした。

        >> 続きを読む

        2018/02/09 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      サイボ-グ009

      石ノ森章太郎

      秋田書店
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • 吹き荒ぶ風が良く似合う 9人の戦鬼と人の言う
        だが我々は愛のため 戦い忘れた人のた
        涙で渡る血の大河 夢見て走る死の荒野
        サイボーグ戦士、誰が為に戦う

        弔いの鐘が良く似合う 地獄の使者と人の言う
        だが我々は愛のため 戦い忘れた人のため
        闇追い払う時の鐘 明日の夜明けを告げる鐘
        サイボーグ戦士、誰が為に戦う
        >> 続きを読む

        2011/08/24 by RZ350

    • 1人が本棚登録しています

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