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1994年8月発行の書籍

人気の作品

      るろうに剣心 明治剣客浪漫譚

      和月伸宏

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.2
      いいね! yutaka nepia stone14 kuuta tadahiko makoto
      • 実写映画化で話題になっている、るろうに剣心。
        少年時代、ジャンプでリアルタイム連載を読んでいた身としては懐かしい作品の一つである。

        一時代を築いた作品の第一巻は

        ①悪者登場
        ②「なんだこの優男は?」
        ③悪党フルボッコ
        ④「えー!お前が幕末最強の剣士人斬り抜刀斎!?うひー」

        といった単調な展開が続くため、
        再読ということもあるが、グッと引き込まれるといったことはない。

        ただ薫はもちろんのこと、
        弥彦や左之助といった今後物語の中核を担うメンバーが続々登場。

        曖昧な記憶と懐かしさだけで、再読を続ける十分な理由になる。
        できれば、続巻で新鮮な発見があるといいな。
        >> 続きを読む

        2012/09/21 by すーくん

      • コメント 2件
    • 他8人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      戦艦大和ノ最期

      吉田満

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 映画「男たちのYAMATO」を見て、この有名な本のことを思いだし、読んでみました

        著者は21歳の海軍少尉として戦艦大和に乗りこみ、その撃沈を生き延び、終戦直後、わずか1日でこの小説の初稿を書き上げたということです。

        大和の最後を描いたこの作品、映画の幾つかの印象的なシーンは、この小説からそのままとられています。たとえば、長島一茂演じる臼淵大尉が、激しく言い争う士官の間に割って入って語るときの言葉とか、特攻作戦を伝える特使にくってかかる若手艦長のシーンとか。

        映画では、戦闘シーンは15分程度だったと思いますが、実際には約2時間、壮絶な(というか制空権、制海権が失なわれた海を行く大和へのほぼ一方的な)戦闘が繰り広げられ、そして巨大戦艦が爆沈した後、放り出された乗組員たちは重油の海の中を2、3時間漂い、ようやく僚船に救出されます。

        この作品は、その戦闘の経緯を描いたドキュメンタリーです。

        文語体、カタカナという、われわれには読み慣れない文体で書いてあるので、とっつきにくいところはありますが、それゆえに独特の臨場感と緊迫感があります。

        雲ノ切レ間ヨリ大編隊現ワル 十数機ズツ編隊ヲ組ミ、大キク右ニ旋回
        正面ニ別ノ大編隊 スデニ突撃隊形ニ入リツツアリ
        「敵機ハ百機以上、突込ンデクル」 叫ブハ航海長カ
        雷撃、爆撃トモニ本艦ヘノ集中ハ必至
        艦長下命「射撃始メ」
        高角砲二十四門、機銃百二十門、一瞬砲火ヲ開ク
        護衛駆逐艦ノ主砲モ一斉ニ閃光ヲ放ツ
        (p72 開戦)

        第二波去ルヤ踵ヲ接シテ第三波来襲
        左正横ヨリ百数十機、驟雨ノ去来セル如シ
        直撃弾数発、煙突付近ニ命中
        塚越中尉、井学中尉、関原少尉、七里少尉ラ相次イデ戦死
        機銃指揮官戦死ノ報アトヲ絶タズ
        艦橋ヲ目指シテ投下サレタル爆弾ノコトゴトクガ外レ、コレヲ囲繞防衛セル機銃群ニ命中セシタメナリ
        魚雷命中、左舷ニ二本
        傾斜計指度僅カニ上昇ヲ始ム
        (p87-88 間断ナキ猛襲)

        治療室ニ辿リ着キ、 傷ヲ縫合スル
        軍医官二名、全身ニ返リ血ヲ浴ビ、マナジリヲ決シテ「メス」ヲ揮ウ
        応急治療室ニハ浴室ヲ使用ス 湯水ノ流ルル「パイプ」ニ、血ヲ通スタメナリ
        他ノ室ナラバ、ヤガテ血ノ海トナリ、血ニ溺ル
        室ノ一隅ハ、天井ヨリ堆キ坂ヲナシテ死体ノ山ナリ
        (p148 救出)

        戦争について書かれた作品の中で、一度は読んでおくべき作品だと思います。
        最初は読みにくいですが、一度読みはじめたら止まりませんから。
        >> 続きを読む

        2017/11/20 by Raven

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      風の万里 黎明の空(上) 十二国記-講談社X文庫

      小野不由美

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tomomo niwashi
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        責任を果たさずに手に入るものなんか、ねえんだよ。
        あったとしたら、それはなにか間違ってる。
        >> 続きを読む

        2012/12/12 by 本の名言

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      無伴奏

      小池真理子

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 仙台が舞台。80年代に仙台で学生生活を送りました。住んでいたところも物語どおり。小説は学生運動で街や大学が荒っぽく書かれていますが、私がいたころはバブルのころで、楽しく浮かれていました。懐かしくて何度も読みたくなる本です。 >> 続きを読む

        2015/01/19 by berry

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    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      孟夏の太陽

      宮城谷昌光

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 御先祖様という何代も前の一族のことを意識したことすらない。なんてことない一般人だった故に、曽孫の代くらいにはその存在がほとんど伝えられることがないのだろうか。自分は御先祖様にどこか似ている所があるのだろうか?読んでて親父に聞いてみたくなった。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      天体議会 プラネット・ブル-

      長野まゆみ

      河出書房新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ちょっと読むのに時間かかってしまいました。
        内容は日常にちょっと不思議な少年が現れるくらいなのですが、世界観が半ファンタジーな感じで、不思議な感じでした。
        ファンタジー小説を最近読んでいなかったので、そっち系の想像力が衰えている自分に驚きました。

        主人公、銅貨と水蓮の友情、兄への羨望と嫉妬、謎の少年、鉱石、天体観測…幻想的な世界でリアルな心理描写。うっとりします。

        それにしても不思議なくらい女性が出てこないこと。
        バービィとか母親の設定が変わっているのにさほど話に影響してこないことが不思議でした。
        >> 続きを読む

        2014/10/26 by みずゑ

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    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      読みなおす一冊

      朝日新聞社

      朝日新聞出版
      カテゴリー:読書、読書法
      3.0
      いいね!
      • タイトルと著者名しか知らない本ばかりというのがいかに寂しく残念なことかを実感。名著と呼ばれる古典だろうが水嶋ヒロ齋藤の新刊だろうが、とにかく読まなきゃ話にならんということ。なんとなくテレビ見るのだけは止めよう。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

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    • 1人が本棚登録しています
      美奈の殺人

      太田忠司

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 海で出会った少女に深入りし翻弄される。

        確実に前作「僕の殺人」より落ちる。

        「僕の殺人」に続く3部作の2作目だが、ストーリーに関連性は無い。
        意外性という点では勝るものの、全体としては、前作よりも落ちる。

        まず感じるのが、動機というか必然性に乏しいこと。
        ストーリーに入り込んで行くには、殺人を犯す人間の心理に共感出来ることが必須では無いかと思われるが、ここが弱いためにどうしても入り込めない。

        また、前作同様の意図なのだろうと思われるが、若者っぽさを出すための友人達とのシーンなども正直、冗長だと感じてしまった。

        それほど特殊なトリックでは無いものの、意外性という点ではなかなか満足させてもらったのは事実だが、ストーリーに入り込めていない以上、その他全ては大したファクターでは無い。

        3部作の最後を読んで今一度評価してみたい気もする。
        >> 続きを読む

        2012/07/07 by ice

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    • 1人が本棚登録しています
      創竜伝

      田中芳樹

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 竜堂四兄弟の力を目の当たりにした敵精力は、長兄・始の殺害命令を出す。ついに四兄弟全てが竜に変身するが――。

        未完結の伝奇シリーズです。
        この辺でようやく敵のボスの正体が見えはじめます。

        この巻は神話色が強いのですが、あまり詳しくないのでどこからが作者の創作なのか実はよくわかってなかったりします(笑)

        かなり刊行ペースが遅い(というか完璧止まってしまってる)ので完結するんだろうか?とちょっと不安だったりします。

        【http://futekikansou.blog.shinobi.jp/Entry/135/】
        に感想をアップしています(2010年9月のものです)
        >> 続きを読む

        2013/12/24 by hrg_knm

      • コメント 4件
    • 3人が本棚登録しています
      小石川の家

      青木玉

      講談社
      4.0
      いいね!
      • エッセイでありながら、何か長編小説を読んでいるよう。

        あの幸田露伴の孫、幸田文さんの娘さんの青木玉さんの本。

        九つの時、母親と一緒に、小石川のおじいちゃんの家へ移り住む。

        昭和初期の日本の家、それも偏屈なお祖父さんで文筆家の露伴の
        今だったら、苛めかと思える厳しい躾け、それも言葉で・・・・
        プロ中のプロが、小学校の小娘にきついきつい言葉を浴びせる。

        お部屋にお薬を持っていった、作者に、露伴は
        「何の為の薬か、何も聞かずに持ってきたのか」と叱り、
        はいも駄目、いいえはなお、三つ目の聞いて来ますの一時ののがれも許されない。
        黙って畳のヘリでもぼんやり見ていれば、そこに返事が書いてあるのか、と突込まれ。
        口を利かずに腰でも浮かせば、返事もしないで座を立つことができるのか、
        ならば立ってみよと、足払いがかかる。

        でも、その様な小石川の家の様子は、異常すぎるかもしれないが、
        昭和の家長、お父さんの存在はかくあるべきと思えるところもある。

        しかし、戦争になり、空襲や疎開がはじまった後半の部分は重苦しい。

        94年度芸術選奨文部大臣賞受賞作品。

        読み応えございます、の一言でおます。
        >> 続きを読む

        2014/08/27 by ごまめ

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    • 1人が本棚登録しています
      あなたには帰る家がある

      山本文緒

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      •  あなたには帰る家がある。図書館の棚にゆれる背表紙の波のなかで、この本のタイトルがひときわ輝いてみえた。いや、胸の内から温もりが湧いてきたのかもしれない。心のなかでタイトルを口ずさみ、帰宅するときの玄関ドアの握りに伸ばすような手で引っつかみ、プロローグとあとがきだけ目通して借りることにした。
         じつをいうと、「家庭」をテーマにした作品をこのごろ読んでいる。イプセンの「人形の家」という戯曲に圧倒され、映画「クレイマー、クレイマー」をはじめて観たときのやり切れなさを思い出したのだ。書名に「家」とあったから、小池真理子さんの「墓地を見下ろす家」も読んだけれど、この本については特に感想なし。どこかでよく見かける素っ頓狂というフレーズが度々出てくるのが鼻についた。こちらはホラー本。
         そして山本文緒さんの「群青の夜の羽毛布」に出会った。
         ところで、ぼくにはどうしようもない難癖があって、同時代小説を読むと必ずといっていいほど恋わずらいを起こし、自分を見失ってしまうのだ。ピュアな少年心がひょっこり顔を出してしまう。「群青の夜の羽毛布」ではさとるさんにやられたし、この「あなたには帰る家がある」では綾子さんがいいですね。本の中身は前者のほうがおもしろいのに、後者をレヴューすることに決めたのはそういうことなのだろう。ただただ、転落した綾子さんの行く末が気になって仕方ない。更生してほしい。

         物語の内容は、まったくの偶然で関わりを持つことになる二つの家庭(佐藤家と茄子田家)が同時に崩れる話。どちらの家庭も肺にこびりつく煤のような空気が充満していくなか、佐藤家の妻の真弓はたくましく成長するのに対し、茄子田家の綾子は堕落していく。夫のほうは両方とも転ぶ。いや、茄子田太郎ははじめからダメですね。佐藤秀明は綾子と不倫の仲になる(妻の推移はきれいなコントラストになっている)。
         子供の発育と価値観形成において、これらの家庭に漂う空気ほど良くないものはないが、いつ何どき、どの家庭にも生じ得る怖さと生々しさが、骨身にまで伝わってくるところにこの小説の凄みがある。
        >> 続きを読む

        2015/10/02 by 素頓狂

      • コメント 7件
    • 1人が本棚登録しています
      第四次元の小説 幻想数学短編集

      三浦朱門 , ロバート・アンスン・ハインライン

      小学館
      4.0
      いいね! Tsukiusagi
      • 久しぶりに単行本の本を読んだ。
        個人的には文庫が大好きなのですがこれは文庫がでていないので単行本を。
        こういうときに電子化されていたら便利なのにと思った。

        先日感銘を受けた、フェルマーの最終定理の中にもこの小説がチラっとでてきてとても興味を持った。
        この小説は数学というより、世にも不思議な物語要素が詰まった短編集だ。

        どのストーリーもとても印象深く今までに覗いたことのない世界が広がっていた。

        そして解説付きで歴史上の人物などがたくさんでてくるので教養にもなる。
        ロバートAハインラインはこの読書ログの課題図書「夏への扉」の著者でもあって凄く期待したし、期待どおりの面白い数学的ストーリーだった。
        読み返せば読み返すほど、理論の理解ができるようになるかなぁ。
        >> 続きを読む

        2015/05/07 by snoopo

      • コメント 14件
    • 1人が本棚登録しています
      武士の紋章

      池波正太郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 大坂の陣で傾く豊臣家側につき奮戦する真田幸村の生きざまや昭和20~30年代の力士・三根山のいきざま等感動する内容が凝縮されています。息子・三根山の角界入りを反対していた厳父との別れの描写はつい涙…でした。 >> 続きを読む

        2011/04/13 by toshi

      • コメント 1件
    • 3人が本棚登録しています
      茜に燃ゆ 小説額田王

      黒岩重吾

      中央公論新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 黒岩重吾の"古代史小説"は、他の作家があまりアプローチしていない、古代という時代を舞台として、その陰謀渦巻く政治ドラマや人間ドラマを描いていて、歴史的な興味も重なって、一度読み始めるとあまりの面白さに、あれもこれもと読みたくなってしまいます。

        そこで、今回の"古代史小説"は、大化の改新と壬申の乱という二つの大きな政治的事件の狭間で、大海人皇子と中大兄皇子に愛された女流歌人の額田王の生きざまを描いた、情感溢れる「茜に燃ゆ 小説額田王」を読了しました。

        それまで、この額田王を描いた作品は、井上靖の「額田王」がありますが、この黒岩重吾の作品は、女性を主人公としている事から、熾烈な王権争いを"愛憎劇の視点"から捉える手法が斬新で、"政争と愛憎"が過不足なく重なり合って、古代王朝の世界が、作者・黒岩重吾一流のバイタリティを伴った人間らしさの表象として描き出されている点が、この作品の核であり、素晴らしいところだと思います。

        作者お得意のエロティシズム溢れるラブ・シーンも用意されており、妊娠した額田王に向かって大海人皇子が、「吾は吾のもので子袋を破ってみせるぞ」と挑みかかる場面と、その大海人皇子に見せつけるがごとく、額田王が湯の中で中大兄皇子と悦楽にふける場面は、この小説の上下巻、それぞれの圧巻の描写になっていると思います。

        "誇りと自立"をもって生きようとする額田王とパラレルに描かれる、息子の中大兄皇子に夫、蘇我入鹿を殺された皇極女帝や、中大兄皇子の野望の道具とされつつも、耐える事によって、愛を貫き通そうとする鏡女王など、三者三様に描き分けられた女人たちの姿というのも、この作品の読みどころの一つだと思います。あらためて、黒岩重吾という作家の女性を描く視点、描写力の凄さに舌を巻きます。

        読み終えて、この「茜に燃ゆ 小説額田王」は、額田王が後世に遺した、数々の歌に想いを馳せながら、黒岩重吾が古代の人々の生きざまをロマンの源流として解き放そうとする、作家としての姿勢を感じる事ができ、古代における政治的な争いという、大きなうねりに翻弄されながらも、自分自身の誇りや矜持を失わずに生きた女人たちを練達の筆で描き切った、古代史ロマンの傑作だと思います。
        >> 続きを読む

        2016/10/12 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹

      EugenidesJeffrey , 佐々田雅子

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 1999年の映画ソフィア・コッポラ初監督作品、『ヴァージン・スーサイズ』の原作
        なつかしい、この物語。

        ただし、タイトルの通り、美しいリズボン家の娘たちは・・・そして『アッシャー家の崩壊』のようにリズボン家も崩壊する。

        近所の男の子たちの注目の的だった5人姉妹。そんな男の子たちが考古学のように姉妹たちを思い出し、記述します。

        何十年も経った後、1970年代のこの事件を調べるという形をとっていて、どこかレポート風な文体が露骨さを避けています。美しくて、はかなくて、手の届かない存在だった5人の美少女姉妹。

        親の抑圧、監視の目がとても厳しいのに反抗しても、娘たちには何もできないのです。
        さらにそんな娘たちを遠くから、見ている少年たち。

        わかりやすい原因や理由よりも、リズボン家の崩壊は1970年代のアメリカ帝国の崩壊を暗喩しているとか。

        映画は衝撃的でも、透明感があって美しく、とても好きな映画です。中国映画の『五人少女天国行』にも少し似ています。
        英ガーディアン紙必読小説1000冊から知りました。
        >> 続きを読む

        2018/07/05 by 夕暮れ

    • 1人が本棚登録しています
      エヴァが目ざめるとき

      PeterDickinson , 唐沢則幸

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • おもしろかった。中身は人で体がチンパンジーの少女は、人とチンパンジーどちらなのか。それを少女が受け入れて、現状を静かに分析しているのは、よく考えると恐ろしい。 >> 続きを読む

        2014/02/18 by tenpuru

      • コメント 4件
    • 3人が本棚登録しています
      裁判長のたくらみ

      和久峻三

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 完全犯罪のはずが数奇な運命に弄ばれる裁判長。

        犯人が最初に分かっているのに最後まで緊張感が持続した。

        犯人当てという要素は、ほとんど無いものの、主人公の裁判長は、最初から最後まで常に不安と自責の念に苛まれる。

        中だるみせずにストーリーを進行していく著者の力量はサスガだが、プロットの時点で本作品の面白さは保証されていたようにも思う。
        それくらい、とても良く練りこまれた作品である。

        真面目に生きてきた中年男性に訪れた恋。
        そこに没頭する余り全てを失うなどというのは有り触れたマヌケ話だが、その後に2人で新しい生活が始まるとしたら、マヌケ話とは言い切れない。

        それが若い女性に向いてしまうと不幸なことだが、人生がルーチンワークだと感じてしまうような状態ならば、思い切って打ち込める何かを持った方が幸福に近づくのではなかろうか。

        これほど魅力的な女性となら。と想像するくらいが幸せかもしれない。
        >> 続きを読む

        2008/09/27 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      厚田村〈上巻〉

      松山 善三

      3.0
      いいね!
      •  北海道石狩郡の厚田村を舞台にした物語です。
        いまでは石狩市厚田区になっていますね。
        朝市が人気で、今年は道の駅もオープンし、
        地域おこしに頑張っている地区です。
         
         時代は日清戦争と日露戦争のあいだころ。
        かつては毎年うなるほど押し寄せたニシンも
        数年おきにしかやって来なくなり、
        網元はまだしも いち漁師の家庭はみな困窮にあえいでいる・・・
        そんな状況の中で一人の少女が
        気丈にまっすぐ成長していく様子が描かれています。
         
         同じく北海道の昔を題材にした本としては
        先日「石狩川」を読みましたが、
        あちらの方がぐっと重厚な時代小説だと言えるでしょう。
        対して「厚田村」はかなり創作の入った物語という感じですね。
         
         クマとの交流や厳しい生活を助けるために
        山野や川から食物を調達してくる様子など
        なかなか楽しく読めます。
         
         当時の生活の雰囲気を感じることも出来、
        読みやすいお話なので、
        昔の北海道に興味がある方は読んでみてもよい一冊だと思います。
        >> 続きを読む

        2018/11/29 by kengo

    • 1人が本棚登録しています
      厚田村〈下巻〉

      松山 善三

      3.0
      いいね!
      •  主人公のセツは美しく成長し、
        小樽で評判の芸妓に成長しました。
         
         それはいいのですが、
        世津がどれだけいい女だろうと
        下巻がそのほとんどの部分を
        世津をめぐるドロドロの愛憎劇になっていることには閉口しました。
         
         このまま終わったら★2つだなぁ・・・
        と思っていたら、終盤にちょっと持ち直してくれました。
        それがなければ酷評に終わったところですが、
        とりあえず救われました。
        地元を舞台にした本という身びいきも少し含んで
        ★3つです。
        >> 続きを読む

        2018/11/29 by kengo

    • 1人が本棚登録しています
      ザ・バンド 軌跡

      ステファン デイヴィスリヴォン ヘルム

      4.0
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      • ザ・バンド『ラスト・ワルツ』公開40周年デジタルリマスター版を劇場にて鑑賞。ボブ・ディラン、ヴァン・モリソンらが超かっこ良くて、ザ・バンドにも興味が湧いて、CD4枚組完全版を購入した。同封のブックレットが感動的で、この本を読むことに。
        ザ・ホークスから、ディランのバックバンドを経て、デビューから2nd発表までは、音楽が出来上がるわくわく感に溢れてる。その後は、コカイン・酒・お金と、この時代お決まりの転落に向かって進んで行く。なんとも心が痛む。
        リヴォン・ヘルムが映画『ラスト・ワルツ』を良く思っていないのを知って、納得はするけど正直寂しい。これが入口のだからね。確かにロビーしか印象に残らなかったのはそういうことか。この本を読んで、リック、リチャード、ガースへの愛着が生まれた。
        次は「ロビー・ロバートソン自伝」読んでみたい。
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        2018/12/13 by まさあき

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出版年月 - 1994年8月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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