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1997年4月発行の書籍

人気の作品

      中国行きのスロウ・ボート

      村上春樹

      中央公論新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 再読多分2回目。村上春樹を知ったきっかけになった短編集。高校の国語の授業で「中国行きのスロウ・ボート」の一部が取り上げられ、興味を持ったのが動機。「中国行きのスロウ・ボート」以外は初読み。「カンガルー通信」は今こういうことをやったらストーカー扱いだなと考えながら読んだ。印象に残ったのは「中国行きのスロウ・ボート」の女性の中国人留学生のやり取りの話。「ノルウェイの森」を始めて読んだような切なさを感じた。「午後の最後の芝生」や「土の中の彼女の小さな犬」も作者らしい作品でいい。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2017/04/19 by おにけん

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      ゴルゴ13 (1) (SPコミックス)

      さいとう たかを

      リイド社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね! tadahiko
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        チャンスを逃さないのがプロの鉄則だ! >> 続きを読む

        2013/06/18 by 本の名言

      • コメント 3件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      閉鎖病棟

      帚木蓬生

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 本屋に行ったら、「おススメ」と書かれていたので、買って読んだのですが、正直いまいち。
        途中で読むのをやめようかと思ってしまった・・
        >> 続きを読む

        2011/03/30 by higamasa

    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      イギリス式人生

      黒岩徹

      岩波書店
      2.0
      いいね!
      • エッセイという感じで散逸した内容を感じた。
        面白いけれどもう少し系統だっていたら、タイトルに納得できるのに、とも。
        ぼんやり読むのに良い本。
        >> 続きを読む

        2014/10/30 by ちょだ棚

    • 1人が本棚登録しています
      もとちゃんの痛い話

      新井素子

      角川グループパブリッシング
      いいね!
      • 痛い・・・
        左胸の〇〇の闘病記と虫歯の話の2本立てエッセイ。
        再発を繰り返すのは嫌ですね・・・
        読んでて痛いんだけど面白いからページをめくる手がとまらないw
        >> 続きを読む

        2015/11/18 by 降りる人

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      あなた (角川mini文庫)

      赤川 次郎

      2.0
      いいね!
      • 故郷で罪を犯し、そして、去った男がいた
        彼は人生の勝者となりこの街に帰ってきた
        かつての彼を覚えている者はいない
        ある女性が口癖にしている言葉が気になった
        「あなた・・・」と語りかける
        男はむかし裏切った女性を思い出した・・・・・・
        てなお話

        つまんなーい

        世代を超えて受け継がれたある言葉が男を襲います

        因縁とも呼べる男女の物語なんだけど
        短編ではちょいと無理がある物語ですかねー
        三世代ですから・・・・・・

        なんか
        この男
        気持ち悪いし・・・・・

        中途半端な感じが否めませんでした
        >> 続きを読む

        2015/10/05 by momokeita

    • 1人が本棚登録しています
      奇跡の人

      真保裕一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 事故で記憶を失った主人公が、自分の過去を探し求めていく物語。

        失った過去が、謎ときになっていて、ぐいぐい読み進めました。途中までは。

        しかし!!

        過去が明らかになるにつれて、「え…,そうなの?」なんだかな、という感じ。

        最後は読後感があんまりよくなく、真保作品の中では、「あーあ...」です。

        やっぱり、真保作品は、ミステリーがいいみたい!!
        >> 続きを読む

        2013/11/11 by ヒカル

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています
      秘法超能力仙道入門 天地に充満する気を練成し超人になる (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

      高藤 聡一郎

      学研マーケティング
      カテゴリー:道教
      4.0
      いいね!
      • 仙道、仙術、果ては仙人。
        一般的には、怪しげな印象を抱かれている概念ではないかと思う。

        でも、旧時代から存在して、現代でもその名残が残っているものには、何かしらの残存意義が有るのではないかとchibadebu的には考えるんだな。

        例えば、「気功」と言う言葉に言いかえれば、かなりポジティブに受け入れられるように思うが、この本を「気功」と言う言葉だけで語るには無理が有る。
        先入観を除外して読むことができれば、メンタル面を安定した状態に持って行くこれ以上に優れた方法はないと気付くはずなんだな。

        ただ、chibadebu的にも認めざるを得ないことは、この本を読んでも仙人にはなれないし、仙術を使えるようにもなれない。
        だから本のタイトルに「超能力」とか書いちゃうのは、無用な誤解と批判を招いてしまう点で残念なんだな。

        オカルト的な興味を持って読む人には、マジメ過ぎてちと物足りない可能性が有ることを付記してchibadebuは筆を置きたい。
        >> 続きを読む

        2012/11/19 by chibadebu

      • コメント 6件
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      悪魔の世界管理システム「ハープ」

      宇佐和通 , ManningJeane , Begich, Nick , 並木伸一郎

      学研マーケティング
      5.0
      いいね!
      •  ムー・スーパーミステリーブックスのうちの1冊ですが、内容はエンタメ系ではなく、アメリカの軍事科学の最新動向について記したれっきとした専門書を翻訳したものです。
         細かい字がぎっしりと詰まっているし専門用語や学術用語が頻出するので読むのに骨が折れます。
         ともかく、アメリカの軍部が、地球の電離層に電磁波を照射する実験をしていることは陰謀論でもなく、事実のようです。
         この実験が地球環境や人々にどのような影響を与えるかはよく分かっていないので、色々な陰謀論がささやかれる原因となっています。
         電離層は、宇宙から届く有害電磁波を遮る働きをしている大切な部分で、そのような部分に電磁波を照射すれば、地上に悪い影響を与えると考える科学者も多いといいます。
         チョウが羽ばたきすると、遠く離れた地域の天気が変わると言われているくらいですから、影響がないはずないでしょう。
         近年の異常気象は、そのために引き起こされているのでは?
         ハープのテクノロジーは、ニコラ・テスラの研究も取り入れているという記述があります。
         もちろん、テスラは軍事利用のために研究していたわけではありません。
         テスラの死後、彼の部屋からFBIが一部の書類を持ち去ったと書かれています。
         本書の中でも繰り返し述べられていますが、本来、科学とは、人類の平和と幸福のために人道的に使われるべきなのです。
         ところが、軍事目的のために研究されることが多いのですね。
         科学の進歩は軍事力の進歩でもあるという。
         科学の研究にはお金がいる。お金を持っている所には権力も集まって来る。よって、軍事研究には金も権力も集まって来る。
         それではいつまでたっても人類の平和と幸福は得られないですね。
           http://sfkid.seesaa.net/article/437430319.html
        >> 続きを読む

        2016/05/03 by 荒馬紹介

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      封印再度

      森博嗣

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • もはや週一ペースで借りて読んでる
        森作品の5作目。

        今回はタイトルにかなり大きな意味があります。
        5作目なのに毎回新たな面白さがあり
        近作もまったく中だるみすることなく
        楽しんで読めました。
        S&Mシリーズ全10作とのことなので
        残りの5作も楽しんで読んでいけそうです。
        >> 続きを読む

        2014/11/03 by MUSICA

      • コメント 4件
    • 5人が本棚登録しています
      夢みたものは… (ルピナスパロール)

      立原 道造

      3.0
      いいね!
      • 夭折の詩人。人生の始まりに立ち、その先に歩んでいけなかった若き人。
        その人の哀しさを思うと、それだけで心が締め付けられる。
        女は物語に恋をし、言葉に酔う。
        文学少女たちを虜にしていたのが彼。立原道造。
        胸を病んで24歳の若さで逝った詩人という、それだけでも、
        10代の少女に充分に愛される資格があるのだ。

        高校時代、中原中也好きの友人に、「あなたなら立原道造を好きになりそう」と言われて、
        多いに期待したのに特別好きになれなかった。
        もっと美青年かと期待していたのがいけなかったのかもしれない。
        いや、そもそも私は「詩」というものが苦手であった。
        人が書いた意味不明の心の叫びに、どう考えても自分にはシンクロできそうにもないのだ。
        立原道造がわからないまま…。
        それがちょっと悔しくて、ちょっと心残りで
        大人になって彼の詩集を1冊手に入れてみた。それがこの本だ。
        単なる詩集ではなくて、立原道造本人が若い頃に描きためていたパステル画を集めた「詩画集」となっている。
        やわらかな色とタッチは立原の詩にも通じるものがあるようだ。
        明るく、シンプルで濁りがなく、なのにどこか寂しい。

        『夢みたものは ひとつの幸福
         ねがつたものは ひとつの愛』

        立原の詩には問いかけられている者がいる。
        それは「おまへ」である。
        愛する女性なのか心の友なのか今詩を読んでいる私なのか。
        彼の詩の世界は孤独に完結してはいない。
        かなしみを歌っている時も、絶望とは無縁だ。

        それは青い空に白い雲の浮かぶ孤独であり、流れ消える霧や朝露や夕日の色や陽炎のように儚い

        移ろい消えそうな世界への愛
        そして今ある世界への穏やかな感謝

        「五月のそよ風をゼリーにして持って来てください」
        病床にあった彼が言ったという言葉。
        その一言だけで、生粋の詩人であったことの証明だろう。

        童話作家の立原えりかがこの詩集の編者だが、彼女のペンネームがそもそも立原道造から取ったものだったとは。
        この本は大部前に買って読んだはずなのに、今更気づいた私でありました。
        >> 続きを読む

        2015/11/12 by 月うさぎ

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      カイジ 賭博黙示録

      福本伸行

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • カイジ 第4/全13巻

        1巻以来、(ダジャレでは無いが)一貫して、「じゃんけんカード」が続く。
        前巻にて、いよいよ終わりか!と思ったのだが、この巻でも終わらず、絶賛じゃんけん継続中で有る...

        とは言え、ゲーム終了に向けた緊迫感は継続しているので、読んでいる最中はとくに間延び感が無いのが救い。
        ただ、全13巻の内、既に4巻を同じネタで埋めているマンネリに対する思い切りの良さみたいなものを感じてしまう。

        残り時間も僅か。
        これまで何度か陥れられて来た宿敵に対し、我が身を犠牲にして最後の打ち手を繰り出すカイジ。

        「もう、あと一掻きか二掻きで、向こう側へ辿り着くって最後の時に・・・
        抱きつかれたっ!
        溺死寸前の3人に・・・!」

        確かに残り時間僅かで、この展開はキツかろう。
        やはり慢心は付け込む隙を作ってしまうものなのか。

        さすがに次巻ではゲーム終了に至ると思うが、終了以降も山場を残す辺り、サスガと言えよう。
        >> 続きを読む

        2014/01/22 by ice

      • コメント 6件
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      サバイバル・ブック これを知っていたら助かる

      柘植久慶

      集英社
      カテゴリー:社会福祉
      3.0
      いいね!
      • 元フランス外人部隊所属の著者が語る非常災害時に取るべき行動。

        元フランス外人部隊所属の著者が様々な局面で「生き残る」ために取るべき行動について語っている。

        著者の小説は好んで選択しているものの、本書のようなアプローチのものは初めて接した。
        時にはマニュアルを否定することになっても著者が良かれと考える生き残るために最善の方法が満載されている。

        細かな部分を突いていけば反社会的な記述も多いが、巷の「防災マニュアル」的な毒にも薬にもならないようなパンフレットとは異なり極めて実践的で有る。

        各局面ごとに想定される状況や取るべき行動が連なって本書を成している形だが、さすがは柘植氏。エンターテイメントとしても読むに耐える作品に仕上がっている。

        具体例として取り上げられていた、幾つかの生命を賭けた選択を上げておく。
        ・サーフィンを楽しんでいたら大地震発生。陸と沖どちらに逃げる?
        ・真冬のボート遊びで転覆。陸に向かって泳ぐ?ボートに掴まって助けを待つ?
        ・核兵器が使用され放射能が蔓延。何色の服を着て外に出る?

        有事の際に読んでいたことを感謝する作品だと思う。
        >> 続きを読む

        2011/02/08 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      幸福らしきもの

      原田宗典

      集英社
      5.0
      いいね!
      • ハラダ君のいうとおり。

        幸せは、待っているものでも求め追いかけるものでもなく、よお~く見てみれば、自分の周りのそこここにあるものなんだよね。

        (私と誕生日が同じ)水前寺清子さんが歌う「365歩のマーチ」(ちなみに ジョンレノンも一緒)

        「幸せは歩いてこない」 でも 「だから歩いて行く」・・・ のでもなく、ハラダ君のように、既にある小さな幸せを感じる心をもちたいものである。
        >> 続きを読む

        2013/01/18 by バカボン

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      コンデ・コマ 1 (ヤングサンデーコミックス)

      鍋田 吉郎

      5.0
      いいね!
      • コンデ・コマを全巻読んだ。
        面白かった。
        明治時代の実在の格闘家の物語。
        嘉納治五郎なども出てきて、なかなか面白かった。
        血沸き肉躍る思いがする、名作と思う。
        >> 続きを読む

        2015/04/25 by atsushi

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      めぞん一刻

      高橋留美子

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 思ったよりも長い話だった。
        なにしろ7年間も仲良くなったり離れたりお互い別の人に目を向けたりが続くので。

        それにしても管理人さんと主人公がたった2歳しか違わない(初登場時点で21歳と19歳)ということを知った時には吃驚した。本を手に取るまで5歳以上離れてるかと思っていたので。落ち着きすぎだろ昭和の20代(´ω`)
        >> 続きを読む

        2018/02/27 by kikima

    • 2人が本棚登録しています
      牛への道

      宮沢章夫

      新潮社
      5.0
      いいね!
      • 牛への道

        タイトルがあやしすぎる。

        父親に勧められた本だったのだが、
        これは父親に感謝している。

        とても笑わせてもらいました。

        エッセイっていうとお堅いイメージがあったのですが、
        日常を面白い観点から切っていて、わかりやすく、
        何となく納得させられる一品でした。

        日常に笑いがほしい人向け。
        電車では読まないように。
        >> 続きを読む

        2013/05/29 by ティッシュ

      • コメント 6件
    • 6人が本棚登録しています
      御伽草子

      やまだ紫

      中央公論新社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 面白かった。

        「長谷雄草子」や「猫の草子」は、よく知らなかったので、新鮮で面白かった。
        「鉢かづき」や「ものくさ太郎」もあらためて面白かった。

        「酒呑童子」も、今の漫画の「彼岸島」の原型のような気もした。

        中世日本の妄想力というか、想像力というか、めくるめくようでいてのほほんとしているような、面白い発想の数々も、本当に興味深いと思う。
        >> 続きを読む

        2014/03/19 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      鷲は舞い降りた 完全版

      HigginsJack , 菊池光

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 冒険小説の雄ジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」を、久しぶりに再読しました。

        ず、この小説の良さは、第二次世界大戦下における、英国のチャーチル首相誘拐という着想の良さにあると思います。こんなプロットは、なかなか考えつけるものではありません。

        チャーチルが誘拐も暗殺もされないことは、初めからわかっているのに、緊迫感に満ちた素晴らしい迫力で、この物語は展開していくのです。

        とにかく、この小説は、プロローグが実に素晴らしいんですね。大雨の中をある作家が、ノーフォーク州の寒村にやって来ます。彼は、村の教会の墓地で偶然、巧妙に隠された墓石を発見するのです。

        その墓石には、こうあったのです。「一九四三年十一月六日に戦死せるクルト・シュタイナ中佐と、ドイツ落下傘部隊員十三人、ここに眠る」と。

        吹きつける雨の墓場。ジャック・ヒギンズの小説の舞台は、いつもこうして幕が開くのです。そして、埋め込まれた墓石に刻み込まれた、驚くべき真実とは------。

        こうして、ジャック・ヒギンズは、この墓碑銘から波乱万丈の物語を紡ぎ出していくのです。

        この小説において、ジャック・ヒギンズは、従来の敵役であるドイツ軍人を魅力的な主人公に仕立て上げています。クルト・シュタイナ中佐は、ナチスのSS長官ヒムラーの言葉を借りれば「非常に頭が良くて、勇気があり、冷静で、卓越した軍人だ。そしてロマンティックな愚か者だ」と評しているほどの落下傘部隊の歴戦の勇士でありながら、上層部にうとまれ、死刑同然の特攻作戦ばかりをやらされているという人物なのです。

        チャーチル首相誘拐のため、英国本土に潜入したシュタイナ中佐は、名誉を重んじる軍人であり、負け戦を覚悟で、崩壊寸前の祖国ドイツのために全力を尽くす、まさに騎士なのです。

        この小説の題名の「鷲は舞い降りた」というのは、英国本土への降下成功と、作戦始動の暗号なのです。とにかく、この作品には、ジャック・ヒギンズの魅力が凝縮していると思います。

        まず、主人公のクルト・シュタイナ中佐の造型です。運命に逆らいながらも、自己の"男の美学"を全うしようとする誇り高き男というヒーロー像が、凝縮されているのです。

        戦争という「狂気」の世界から見れば、シュタイナは確かに愚か者でしょう。しかし、その愚かさが愛しく、騎士道精神にあふれたこの男に胸を揺さぶられるのです。

        さらにシュタイナに命を預けた部下たちもまた、雄々しく優しさに満ちた愚か者たちなのです。

        美しい教会のオルガンで、バッハを弾いてしまうハンス・アルトマン。バード・ウォッチングを何よりの楽しみとするヴェルナー・ブリーゲル。誰よりも頼りになる副官のリッター・ノイマン中尉。そして、英文学者でありながら、アイルランド共和国軍(IRA)の闘士リーアム・デヴリン。このリーアム・デヴリンは「人生が不運なお笑い草であったことを知り、それを笑う以外にない」と決めた、数々の修羅場を潜り抜けた皮肉屋の快男児なのです。

        彼らの計画は、着々と進行して行きますが、溺れかけた少年を助けたばかりに-------。そして、そこから先が山また山の展開になって行くのです。

        戦争という不条理ゆえに、互いに戦わなければならない男たち。その誇り高き勇士に、熱く胸を揺さぶられるのです。


        >> 続きを読む

        2017/11/05 by dreamer

    • 4人が本棚登録しています
      よその子 見放された子どもたちの物語

      入江真佐子 , HaydenTorey L

      早川書房
      カテゴリー:障害児教育
      3.7
      いいね!
      • 随分以前に購入して、本棚に入れっ放しになっていたもの。

        精神障害、情緒障害、学習障害、知的障害、発達障害、
        言葉はさまざまあるし、症状もそれぞれだとは思う。
        身近にいて見るかしなければ、きちんと理解することは難しいだろう障害を持つ児童を指導するトリイが子供たちとの日々を記した一冊。

        批判もあるだろうが、こういった障害のある児童を、無理に普通学級で指導することには否定的な考えを持っている。
        そんなわたしは、最初トリイがこの子たちは普通なんだとムキになっている女性に感じられ、寄り添えないまま読んでいた。
        読んでいくと、そうとばかりは言えず、悩み、迷いながらも子供たちにとって良い方法を探す女性だと感じられた。

        身体的な障害に比べ、見えない部分の障害は理解しようと努めなければ、正しい理解は得られない。
        人間は、見えないものは想像し難いものだから。

        障害を持つ児童が、必ず持っている可能性を引き出し、より生きやすくなるよう援助するためには、子供たちに関わるひとたちの理解と協力にかかっている。
        そのまた更に周りのひとたちは(わたしはここに属する)、せめて見守る姿勢、協力を求められたら出来る範囲での協力を惜しまないことが大切なことかもしれない。

        本書では、トリイと子供たちの頑張りの結果、良い方向へ進みはじめている。
        努力は報われる。
        これって、とても素晴らしいことだと感じた。
        >> 続きを読む

        2015/03/11 by jhm

      • コメント 4件
    • 4人が本棚登録しています

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