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1997年8月発行の書籍

人気の作品

      ねじまき鳥クロニクル

      村上春樹

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • この小説を読んだのは多分3回目。
        いつ読んでもすごすぎる小説。

        第1部は運命というようなものがどのように忍び寄ってくるのか、そんな話。

        例えば自分が誰かのことを好きになるとき、それは何を根拠にできるのだろうと思うことがある。

        青いティッシュペーパーと、柄のついたトイレットペーパーだけは、絶対に買ってはならない。
        牛肉とピーマンは、絶対に一緒に炒めてはならない。

        そんなことさえ知らずに、僕は彼女の何を理解できているというのだろう。
        無条件に信じろと言ったところで、誰が信じてくれるだろう。

        そして、彼女はいなくなる。


        変わった人々が現れ始め、おかしなことが起こり始め、猫が姿を消す。

        運命がささやく。

        「もっとひどいことにだってなりえたのだ」

        第1部はとにかくそんな風に、翻弄される僕らの物語なのかもしれない。

        >> 続きを読む

        2019/01/14 by lafie

    • 他6人がレビュー登録、 31人が本棚登録しています
      ねじまき鳥クロニクル

      村上春樹

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! cocodemer
      • 第3部。

        圧倒的な運命性があり、逃れられないものがある。
        過去へ戻り、記憶を旅し、歴史を遡ってまで辿らなければならないのは、呪いに他ならない。
        第2部であれほど勇気をくれた笠原メイが「今ここには居ない」という事実。(あの手紙の数々は素敵すぎるけど)

        でもだからこそ、一人で闘わなければならない。

        僕は誰を助けるために208号室へ行き、井戸の中で誰の名前を叫ぶのだろう。
        >> 続きを読む

        2019/01/14 by lafie

    • 他5人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      ねじまき鳥クロニクル

      村上春樹

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 第2部。

        1−3部の中で一番好き。

        過去に2回ほど読んでいるにもかかわらず、第2部のラストは涙が止まらなかった。

        それは悲しみでも感動でもなく、誰かを強く想うこととそこにあるべき勇気が語られているからだ。

        多分僕らは何か失われたものを探し続けているからこそ、闘うべき相手と守るべき相手を間違えてはいけない。

        笠原メイの言葉が圧倒的に重くて素晴らしい。
        >> 続きを読む

        2019/01/14 by lafie

    • 他4人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      タ-ン

      北村薫

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • おもしろかった。

        こちらとあちらのやりとりを通して少しづつ確認しあっていく過程がいい。

        設定もおもしろい。スキップにもある何か青春的な要素がある。とても前向きになれるような。

        ロマンチックでよかった。
        >> 続きを読む

        2017/06/24 by Matching

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      魔女たちのたそがれ (角川ホラー文庫)

      赤川 次郎

      4.0
      いいね!
      • 閉鎖的ながらどこか昔懐かしい山村が舞台。
        その小学校に赴任してきた依子は正義感の強い活発な女性だ。
        村での生活にも慣れ始めたころに、教え子が何者かに殺されてしまう。
        葬儀の際に刺殺事件が起きても村人は騒ぎになるどころか何もしない。
        村に違和感を覚えた依子は、やがて”谷の住人”と呼ばれる存在を知る。
        そしてその存在を知ってしまった依子は…。

        人間ではない異形の存在がいたら。
        どこの国でも、昔の人はそんなことを思っていただろう。
        日本では鬼や妖怪などがそれに当たると思う。
        この話では村の近くに魔女、というか吸血鬼に近いモノが住んでいる。

        得体の知れないものの不気味さと事件を追うスリル。
        ホラーとサスペンスの融合は少しのユーモアで胃もたれすることがない。
        >> 続きを読む

        2015/05/14 by 冷しカレー

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      魔女たちの長い眠り

      赤川次郎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ある男は殺人事件を追っていた。
        それはとても不可解な事件で、追えば追うほどに謎が深まる。
        やがて男は人智を超えた”谷の住人”という存在に触れてしまう。
        また、ある男は待っていた。
        ちっぽけな人間がやつらに復讐する瞬間を。
        ホラーとサスペンスの混じる「魔女たちのたそがれ」から続く解決編。

        群像劇のように多くの登場人物が出てくる。
        それらの多くの視点で物語が進むが、新しく出てきた人物は敵なのか味方なのか。
        命がけの心理戦が続く中で、脅威である吸血鬼に立ち向かわなければならない。
        絶望の中で一筋の光に希望を見出す彼らに惹かれると同時に、
        希望が見えず絶望に呑まれてしまう人たちの気持ちもわかってしまう。

        前作を読まなくても楽しめるようになっているが、前作からの伏線もあるので
        両方読み終えたときの、パズルが完成したかのような気持ちはとても心地よい。
        >> 続きを読む

        2015/05/15 by 冷しカレー

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      ガラスの麒麟

      加納朋子

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 加納さん初読み。

        通り魔に殺された女子高生の安藤麻衣子。
        その彼女がいなくなったことで、クラス内は混乱をきたし、その家族や教師たちも浮き彫りにしていく。

        展開は「告白」みたいなイヤミスなのかなと思ったが、次第に犯人が誰かというよりも、そこに至る心の揺れが重要な部分に。

        解決するエピソードがあれば、余計な付けたしのように思えるエピソードもある。

        犯人像を追求せず、当事者や被害者のみで事件を見せるというのは斬新な試みだった。
        >> 続きを読む

        2018/07/19 by オーウェン

    • 1人が本棚登録しています
      バ-バパパのジュ-スづくり

      TisonAnnette , TaylorTalus , 山下明生

      講談社
      3.5
      いいね!
      • 夏休みなので久々に本を買ってあげることに。2歳の息子さんにはこれ。
        懐かしいです!
        子供たちのくいつきも良いので、シリーズ集めてしまうかも。
        親の希望で(^^;)
        >> 続きを読む

        2012/08/24 by fraiseyui

      • コメント 3件
    • 6人が本棚登録しています
      陽のあたるオヤジ

      大沢在昌

      集英社
      4.0
      いいね!
      • 週刊プレイボーイに連載されていたエッセイをまとめたもの。

        大沢氏のファン、または作家志望には間違いなく楽しめる。

        日本のハードボイルドでは第一人者で有る大沢氏のエッセイ集。

        文中でも触れられているが、同じくハードボイルド作家である北方謙三氏が、当時、ホットドッグプレスに視聴者からの相談への回答を連載しており、こちらに関してはリアルタイムで目にしたことが有った。

        北方相談室、試みの地平線は「ソープへ行け」等、回答がシュールで、全体的には、若さゆえに反発を感じることが多かったが、大沢氏のエッセイは「モテたい」とか「釣り」など、取り上げられるテーマからして万人向きで有り、少し笑いに走り過ぎている観も有るが、総じて面白い。

        とくに印象に残っているのは、作家という職業の実態についての記述。
        収入や生活パターン。作品の映画化や、作家にとっての文学賞の位置づけなど、作家という職業に興味を持っているせいも有り、大いに参考になった。

        野沢菜の爆発。ハードボイルド作家のエッセイとは思えないが、そこが魅力。
        >> 続きを読む

        2012/02/14 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      Major Dramatic baseball comic

      満田拓也

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 横浜リトルとの決着がつきます。ボロボロになりながらピッチングをする五郎に感動します。五郎の執念ともいえる打球がライト線を破り三塁を狙う五郎にタイミング的にはアウトになりそうな返球が返ってきますがヘッドスライディングした五郎のヘルメットに直撃してボールが転がります。その間に五郎はホームインして、サヨナラ勝ちをします。 >> 続きを読む

        2015/05/08 by tamu

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      ウは宇宙船のウ

      萩尾望都

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 【キモチのやわらかいトコロ】
         私が敬愛して止まない萩尾望都さんの文庫版コミックです。
         収録されている作品のいくつかについて、昔読んだ記憶が残っていたのでこの機会に購入・再読です。

         原作は、レイ・ブラッドベリの同名の小説なんですが、非常に忠実に漫画化してくれています。
         レイ・ブラッドベリは、「SFの抒情詩人」と呼ばれている作家さんなのですが、その雰囲気を巧みに絵として表現されていると思います。
         漫画は詳しくは無いのですが、背景の描き方や、霧に煙る灯台の描写、雨の描写など、原作の持つ空気感のようなものがしっかり描かれているように思います。

         萩尾さんは、小説を漫画化することを他にもされていますが、原作の雰囲気を損なわず、さらにイメージを広げてくださっているように感じており、個人的に高く評価しております。

         問題は自分の頭の方でして、昔読んだ時のイメージが勝手に脳内で増殖しているのでしょうね。「こんなカットがあったはず」という思い込みが強すぎて、実際には無かったというのがいくつかありました。いえ、でもそれでも素晴らしいのですけれど。

         作品的にはどれも素晴らしいのですが、特に、以下の作品は落涙ものです。
        ○「ウは宇宙船のウ」
         宇宙飛行士に憧れる15歳の少年のお話。いつか宇宙飛行士に選抜されることを夢見ているんですね。親友や母親との細やかな愛情が描かれます。

        ○「霧笛」
         灯台守のお話なんですが、灯台を目指してやってくるものがいるという悲しいお話です。

        ○「宇宙船乗組員」
         宇宙飛行士の父親=夫の安否を気遣う母子のお話。この飛行を最後に宇宙飛行士をやめる決意をして宇宙に飛び立って行ったのですが……

         そもそも、ブラッドベリ自体が好きなところにもってきて、これまた好きな萩尾望都さんのコラボですから気に入らない訳がない!
         私の本棚の、ブラッドベリの「ウは宇宙船のウ」の隣に、本書を並べて置きました。
        >> 続きを読む

        2019/03/20 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      行きそで行かないとこへ行こう

      大槻ケンジ

      新潮社
      カテゴリー:雑著
      4.0
      いいね!
      • 行きそうだが実際には行かない場所の取材記。

        やはり文才を感じる。得るものは無いかもしれないが単純に面白い。

        謎のカレー屋、日光江戸村、ホモ映画館、浅草のストリップ劇場。

        行きそで行かないというコンセプトは有るが、実際に大槻氏が選択した取材場所を上げていくと、それだけで笑えるのが既に大槻ワールドなのだと思う。

        大槻氏の作品は、これで二冊目となるが、前回に引き続き、純粋に楽しめる作品に仕上がっている。

        随所に挿入される、上手いんだか下手なんだかという挿絵も微妙な空気を維持する役割を果たしており、意外に計算高く企画されている気がしなくも無い。

        本作では、コンセプトからして、エッセイ的にならざるを得ないのだが、彼の作風に興味を持ってしまった身からすると、一度、長編を読んでみたい衝動に駆られている。

        テレビなどで著者を見ている際は、どちらかというと好きでは無かったが、著作に触れてからは、非常に興味が有る。

        タレントというとゴーストライターが浮かぶが、大槻氏は自分で書いている気がする。
        >> 続きを読む

        2011/06/15 by ice

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    • 1人が本棚登録しています
      自負と偏見

      ジェーン・オースティン , 中野好夫

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • モーム曰く「大した事件が起こるわけでもないのに、ページをめくる手が止まらなくなる」、まさに。 >> 続きを読む

        2016/03/15 by one

    • 6人が本棚登録しています
      わくわくゴロリの牛乳パックでつくろう NHKつくってあそぼ工作絵本

      ヒダ オサム

      NHK出版
      カテゴリー:木竹工芸
      5.0
      いいね!
      • NHKつくってあそぼの工作絵本。私の幼少期はのっぽさんとゴンタ君のできるかなでしたが(笑)。

        乗り物や動物・ゲームなど、動きのある楽しく遊べる物が割と簡単に作れます。材料も牛乳パックとだいたい家庭にある物です。

        さっそく年長の息子がラジコンカーを作り、出来栄えに大満足。
        工作好きの私も子供達にたくさん作ってあげたくなりました。

        買った玩具ばかりでなく、空き箱や牛乳パックなどの廃材を使って親子や自分で作った物で遊ぶことは、頭や手先を使い、エコで楽しくって、ホント素晴らしい!と思います。
        >> 続きを読む

        2012/05/25 by kumahachi

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      きんぎょの夢

      向田邦子

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 向田さんといえば昭和。
        携帯電話もパソコンも出てこない
        ともするとたばこの香りが
        全体的に漂っているような短編小説3つ。

        「きんぎょの夢」は不倫の話が主体。
        夫の心はすでに妻から離れ女にある。
        その女はおでんやを営んでいるのだが
        そこへ妻が乗り込んで挑発する。
        その挑発に女も乗る。
        ドロドロになりそうなのだが
        いやいや向田さん、うまくまとめたなぁと。

        「母の贈り物」は
        結婚式を明日に控えたその日
        男を作って出て行った母親が現れた。
        娘が結婚すると知って勝手に婚礼家具を運んでくる。
        身勝手な母親の態度にいやなものを感じる。
        それをね、あることがきっかけで許していくわけだけど
        うーん、人はひとりでは生きていけないということだろうか。
        特にこの時代の女性は。

        「毛糸の指輪」はファンタジーかもね。
        本当の娘でもないのに
        ふとしたことから出会った若い女を
        娘のように可愛がり、結婚まで導き
        ちょっとした裏切りにはあうものの
        最後はうまくまとまるという。
        その時代の結婚に対する価値観がよく出ていると思う。

        ちょっとしたことをうまく広げて
        話の枝葉を広げていくところは
        向田さんならではだなぁと思います。
        今生きていたらどんな作品を生み出していたのだろう。
        読みたい気がします。
        >> 続きを読む

        2017/08/29 by bluepopy

    • 1人が本棚登録しています
      おもろい韓国人 愛があるから、ここまで言える

      高信太郎

      光文社
      カテゴリー:社会学
      3.0
      いいね!
      • 隣国である韓国人の分析。

        1997年当時と比較すると、現在では随分関係が進展しているのを実感する。

        日本人による韓国人の分析。
        韓国に関しての本は、これまでもかなり読んで来たが、本書は主張が中途半端でどうも素直に受け入れ難い。

        サブタイトルにもなっている、韓国への愛という部分。
        韓国にとって都合の悪い話に触れる際に用いる枕詞として、免罪符のような使われ方がされているように感じられる。

        冒頭とあとがきに、著者としての思いを書くのは必要なことだが、繰り返し出てくると言い訳がましく感じてしまう。

        「私は韓国が好きだけど、こういうところは嫌だよね」という論法で、感覚としては「私はあなたが好きだけど、こういうところは嫌だよね」と嫌なところを列挙されているような居心地の悪さで有る。

        韓国の身分制度的な話は知らなかったので、勉強になった。
        >> 続きを読む

        2012/08/14 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      アワビがねじれてサザエになった 生物界ふしぎ不思議

      奥井一満

      光文社
      カテゴリー:動物学
      3.0
      いいね!
      • 現代版ファーブル昆虫記/シートン動物記。

        子供から大人まで楽しめる生物の不思議な生態。

        普段、何気なく見過ごしてしまう昆虫などにも、それぞれ強烈なアイデンティティが存在することが詳細なイラストも交えた形で紹介される。

        こっけいとも思われるタイトルが示すように、進化の過程で起こる不思議な分岐や寄生や雌雄同体など、人間という生物からすると、とても不思議な特徴を持つ生物。
        しかし読み終えた後、それぞれの生物がどことなく人間臭い印象を持った。

        ファーブル昆虫記を読んだ少年時代を思い出させる作品である。
        >> 続きを読む

        2011/05/07 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      内なる宇宙

      ジェイムズ・P・ホーガン , 池央耿

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」の<巨人たちの星シリーズ>の続編。

        架空戦争に敗れたジェヴレンが舞台。
        ガニメアンと地球人類は、ジェヴレン全土を管理していた万能コンピュータシステム「ジェヴェックス」を停止し、ジェヴレン人の自立を促そうとしていた。

        が、それは思ったようには進まず、怪しげな宗教団体が乱立。
        その宗教団体が起こす騒ぎで社会が混乱する事もしばしば。

        当初、至れり尽くせりの「ジェヴェックス」停止による「禁断症状」のため、と考えられた。

        しかし、行政官ガルース(元シャピアロン号の指揮官)の見るところ、原因は、それだけではなさそうだ。
        ただし、それが何かまでは見当もつかない。
        そこでガルースは旧知のヴィクター・ハント博士に助けを求めた・・・。

        まず感じたのは<巨人たちの星シリーズ>の続編でなくても良かったのでは?という疑問。

        「序」を読むと、著者は編集者に「ジェヴレン人のその後は、どうなったか描ききっていない」と言われたのと、以前から暖めていたアイディアを展開できる設定を持つのが、ガニメアンの高度なコンピュータシステムであったそうだ。
        この部分で「著者の想い」よりも「会社の都合」を優先したと解釈してしまったためだろうか「週刊少年ジャンプの、終わらせ所を見失った超人気マンガ」と同じ匂いを感じてしまった。

        ガルースがなぜ原因は当初、考えられていたもの以外にある、と感じたか不明、それにタイトルにもなっている「内なる宇宙(エントヴァース)」の設定が分かりにくいという事などがあり、今一つ、話の中にのめり込めなかった。

        本作のために補足すると「星雲賞」を受賞しているので、面白い作品ではあると思う。
        単に個人的な好みに合わなかった、というだけでしかない。

        先ほども触れたように「序」では「ジェヴレン人のその後」を言われたのが、続編を描く理由の一つだったらしいが、同じ論法で「エントヴァースのその後は、どうなったか描ききっていない」と言う事は可能。
        また続編が出てきそう、と思ったら、ウィキペディアによると未訳の「Mission to Minerva」があるらしい。
        ・・・出版されたら、読むだろうか?
        >> 続きを読む

        2014/03/23 by Tucker

      • コメント 5件
    • 3人が本棚登録しています
      アベコベさん

      フランセスカ サイモン

      4.0
      いいね!
      • 【アベコベさんの一家は、いつも真夜中に起きる。パジャマに着がえて寝室に行き、ベッドでお食事。うーんとお行儀悪くね。テレビを見る時は逆立ちするし。ある日、一家は近所の家の留守番を引き受けるが…。】

        とっても楽しいお話でした。
        子どもが読んだら、ふだんしちゃダメってこと、人と違うことを平気でやってるアベコベさん一家を、笑いながらきっと好きになることでしょうね。

        そして、大人の私はちょっと深読み?・・

        生活の仕方とか、お行儀とか、そういうものはそれぞれの文化であって、色々あっていい。
        人もみんなそれぞれ違うもの。「みんなちがって みんないい」(金子みすず)ということですね。

        きちんと整頓されてる部屋を見て、「これではプラムさんがかわいそうだわ」「きれいにしてあげましょう」と言って、部屋のものを全部ひっくり返してあげる。どろぼうが入ってきたら、「お客さんだ」と言っておもてなしをする。どろぼうは、何だかこわくなって逃げていく。

        プラムさんは、どろぼうが部屋をめちゃくちゃにしたと勘違いしてるけど、そうじゃなかったらどうしたかな?(まあ、きっと困ったでしょうね。自分の家なら何してもいいんだけどね。)

        ブッスが「きれいにしてあげたのに、プラムさん、お礼もいわないのね」と言うと、お父さんは
        「そんなことは どうでもいいことだよ」
        「よのなかには いろんな人がいるんだ」
        と言います。これはすばらしい言葉ですね。”みんな”がこういう気持ちでいれば平和に暮らしていけますよ。

        ちょっとおしいのは、頼まれてないのにプラムさんの家を”きれい”にしてあげたこと。
        親切は相手の意向を確かめてからしないと”押し売り”になってしまうからね。自己満足だけの(迷惑な)ボランティアって中にはあるらしいからね。気をつけないと・・・

        まあ、ここではどろぼうのせいになってるけどね^^。



        と、大人目線で読むと絵本は深くてさらに楽しめるのです。^^;
        >> 続きを読む

        2014/08/26 by バカボン

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      インザ・ミソス-プ

      村上龍

      読売新聞東京本社 調査研究本部・出版
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 途中まで読んでちょっとグロいだけの小説かと思いきや、後半のフランクとケンジのやり取りに感嘆。そこから見えてくる日本の国民性に悲しくなった。

        読み進めると嫌悪感しか抱けなかったフランクにいつのまにか共感している。
        >> 続きを読む

        2011/08/25 by Iris

    • 4人が本棚登録しています

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