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1998年9月発行の書籍

人気の作品

      竜馬がゆく

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      竜馬がゆく

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      竜馬がゆく

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/02/07 by NOSE

    • 他4人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      竜馬がゆく

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/01/28 by NOSE

    • 他4人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      HELLSING - 1

      平野耕太

      少年画報社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.2
      いいね!
      •  アーカードかっこいいですね。

         時々ギャグ画になるのがまた、楽しい。

         この人の漫画は容赦なく下品に、エグい。潔いから、いっそあっぱれ。
        >> 続きを読む

        2014/07/12 by B612

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      五体不満足

      乙武洋匡

      講談社
      4.0
      いいね!
      • 言わずと知れた乙武さんが有名になった作品です。

        よんでみて乙武さんって強い人間だなーって思ったのが率直な感想です。障害を持って生まれたことでつらい思いもしたと思いますが、そんななでも充実した人生をおくっている乙武さんが羨ましくなりました。 >> 続きを読む

        2014/05/02 by spra

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      孟嘗君

      宮城谷昌光

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      •  勢いおとろえず面白いです!
        そして白圭がまた登場し、
        物語にこのように係わってこようとは想像しませんでした。
        主人公はしっかり孟嘗君に切り替わっているのですが、
        なんともすごい役どころとなっております。
         
         白圭と孟嘗君の係わり合いは
        おそらくは著者の創作なのだと思うのですが、
        白圭自体が史実の人でこうした偉業を成した方だということは
        本作で始めて知りました。
        中国は深い国ですね~。
         
         あいかわらず一気に読みすすめさせられてしまい
        次巻がいよいよ最終巻。
        最後まで目が離せません!
        >> 続きを読む

        2015/04/02 by kengo

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      孟嘗君

      宮城谷昌光

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      •  文句なく面白かったです!
        史実や歴史書の記述に著者独自の解釈や創作を加えつつ、
        よくぞこんな物語を描いてくれたと思います。
        間違いなく大変 勉強されたことでしょう。 
         
         その際に疑問に思われたことや、
        このように伝わっているが自分はこう解釈する
        といった記述もいさぎがよいので飲みこみやすく、
        好感のもてる読後感です。
         
         鶏鳴狗盗や狡兎三窟といった故事は
        本巻になって やっと登場しました。
        でも、そんなエピソード抜きに
        最後まで大変 面白く読ませていただきました。
         
         これまで★4つでおさえてきましたが、
        著者の並々でない努力に敬意を表し★5つにしたいと思います。
        >> 続きを読む

        2015/04/02 by kengo

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      見知らぬ乗客

      Highsmith, Patricia, 1921-1995 , 青田勝

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 興味のあったパトリシア・ハイスミス。
        こちらはヒッチコックによって映画化もされているらしいが、残念ながらまだ観ていない。
        最初は映画を観て知っていた「太陽がいっぱい(リプリー)」を読んでみようと思っていたが、売っていなかったのでこちらを読んでみた。

        交換殺人を扱ったサスペンス。
        ただ単に交換殺人を行って、捕まるのかどうなっちゃうのかというだけではない。
        交換殺人を持ちかける男ブルーノーと列車で出会ったガイ。
        ブルーノーは精神的に不安定な男で、ガイが交換殺人を正式に受け入れていないのに勝手にガイの別れた妻を殺してしまう。そしてガイに殺人を迫る。
        ブルーノーに振り回され、戸惑いや嫌悪を感じながら次第に精神の均衡を失っていくガイ。
        こういった心理をガイとブルーノーの側から描く。

        きっとヒッチコックなら上手く映像化させるのだろうなと思わせる。
        派手さはないが、ジリジリとした恐怖というか焦燥といったものが味わえる。
        大きなトリック(小さなトリックもない)もなく、犯人はわかっているので、ふたりの男の心情を読んで楽しむ作品。

        こちらを読んで更に興味を持ったので、最初の予定通り「太陽がいっぱい(リプリー)」を探して是非読んでみたい。
        こちらの映画も観てみたい。
        >> 続きを読む

        2016/02/23 by jhm

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      ホット・ロック

      WestlakeDonald E , 平井イサク

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • かつてロバート・レッドフォード主演で映画化された作品の原作のドナルド・E・ウエストレイクの「ホット・ロック」。

        不運な泥棒ドートマンダーを描くユーモア・ミステリシリーズの第一作の「ホット・ロック」は、ユーモア・クライム・サスペンス小説の教科書とも言える、お手本のような作品だと思う。

        天才的な盗みの才能を持つジョン・ドートマンダー。彼は、刑務所を出て早々に、アフリカの某国国連大使の依頼で、コロシアムに展示中の巨大なエメラルドを盗み出す仕事に取り組むことになる。

        仲間を集めて計画を進めていく彼だが、なぜか次々と思いもよらぬ事態に襲われてしまい-------。

        仲間の我儘にうんざりしながらも頑張る主人公のドートマンダが、実にいいんですよね。

        とにかく、この作品は愉快な泥棒たちが繰り広げる、爆笑につぐ爆笑の展開で、もうページをめくる指が止まりません。

        突拍子もないアイディアと、それを活かしきる物語と登場人物のキャラクターの造型。どれをとっても最高にイカしていて、エスプリも効いている極上のクライム・サスペンス小説だと思いますね。


        >> 続きを読む

        2018/04/02 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      ファイブスタ-物語

      永野護

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 永野護のロボマンガ。位置づけは神話だったかおとぎ話だったか。ロボが出て、超人と超能力者が出て、神様と龍が出てくるSF話です。と聞くとどんなハチャメチャな話かと思うかもしれませんが、ロボ超カッコいいっす。後、キャラの服のデザインとかイケてます。膨大な設定とロボのカッコよさ、服のデザインのカッコよさがおすすめポイントです。後、ストーリーも結構面白いです。ただしストーリー展開は断片的なのはトールキンのシルマリルリオンと同じ。真面目なストーリー展開しているかと思うとバカな笑いを挟んだりしてくる所はさすがです。結構昔から連載していてハマって読んでいたのは高校時代でした。海外行った時に英語版が売っているのを見かけて、おぉ、スゲーと思ったものでした。ロボ好きでろっくんろーるなら一度は読んでいて良いかと思いますよ。お勧めです。 >> 続きを読む

        2012/11/04 by Shimada

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      八月の降霊会

      若竹七海

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!

      • はっきり言ってよくわからない。あまりにも、現実離れした展開にちょっと白けてしまった。はじめの展開がミステリーのような感じだったので、富士山麓の山荘で起きる密室殺人!!という展開か?と想想っていたけど・・・。次第に怪しくなってきた。

        よく言うクローズド設定の「閉ざされた山荘」的な展開は薄れていき・「降霊会」の様相が強くなっていく・・・。

        まあ、私にはちょっと内容的にもミステリー的にもあまり好ましくないような感じがした。ちょっと意味不明な箇所も数カ所でてきたし、なにより、私自身が霊とか信じない方だからかもしれないが・・・。それに終わり方もちょつと後味がわるかったような気がする。
        >> 続きを読む

        2016/11/25 by sumi

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      ム-ミン谷の名言集 パンケ-キにすわりこんでもいいの?

      渡部翠 , JanssonTove , ParkkinenJukka.

      講談社
      いいね!
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        せっかく思いたったのです。
        思いたったら決心して、
        気がかわらないうちに、
        さっと実行にうつしましょう。
        >> 続きを読む

        2013/11/11 by 本の名言

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      異説幕末伝―柴錬立川文庫・日本男子物語 (講談社文庫)

      柴田 錬三郎

      4.0
      いいね!
      • 幕末の歴史的事実を元に、適度な柴田氏の「創造(異説)」もあり、楽しく読める短編集です。特に、桜田門外の変で斃れた井伊大老を描いた内容は非常に面白い話しの転回(異説)があり、なるほどそういうこともありそうだ…と思わせる説得力がありました。
        その他、幕末の大きな事件や著名な人物等が氏特有の『歯切れの良い文章』で描かれた読み応えのある一冊です。
        >> 続きを読む

        2014/09/30 by toshi

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      週刊医者自身 (集英社文庫)

      米山 公啓

      3.0
      いいね!
      • 読了

        結構前に書かれた本だがそこそこ面白かった。
        >> 続きを読む

        2015/11/14 by kazenooto

    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之二十二 三局の戦い

      和月伸宏

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.5
      いいね!
      • るろうに剣心 第22/全28巻

        縁と剣心の直接対決の前に始まった代理戦争。左之助と弥彦に加え、剣心自身も剣を持つ。

        なんと言っても今回の主役は弥彦だろう。少年から青年への脱皮を見るようだ。

        姉を殺されたと信じ、人生を賭けて剣心に復讐を仕掛けてくる縁。
        彼が率いる腕に覚えの有る連中が、剣心達に襲いかかって来る。

        正直、トリッキーな仕掛けや剣技にはサスガに飽きて来たので、しばらく読んでいなかったのだが、今回は弥彦の成長がメインテーマだったように思う。

        ほぼデビュー戦と考えると、ちょっと強敵過ぎないかい?と思わなくもないが、そこは、大御所剣心。

        直接的には手を貸さないまでも、自身の存在感と睨みで、相手の闘争心を掻き消すことで、気付かれることなく弥彦をサポートする。

        「相手にわかるように貸し、必ずいつか返して貰う。」

        言葉にしてしまうと非常に陳腐な上、反感さえ抱いてしまうが、ビジネスの現場では、これを明るくできることは結構重要なスキルだと思う。

        ただ、息子を持つ父親としては、剣心が今回取ったような、相手に気づかれないようにサポートするに徹したいと思う。

        結局、勘違いでもなんでも良いから、自信を持った方が幸せに暮らして行けると思うから。
        >> 続きを読む

        2013/10/13 by ice

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      花男

      松本大洋

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね! Tsukiusagi
      • 30歳を過ぎてジャイアンツ入団を目指す浮世離れした元高校球児「花男」と、そういう生い立ちにコンプレックスを抱えてひねくれたガリ勉「茂雄」という正反対な親子が織りなす物語。
        対照的なコンビの補完関係の美しさや崩れたバランスを取り戻すカタルシスという松本大洋お得意のモチーフではあるが、絵柄も相まって、そのシリアスさが優しさで包まれているような印象。

        初めて読んだのは浪人時代で、これを読んで花男みたいになりたいと思ったのが運の尽きだったような。。。ともかく、自分にとって理想の親子の原型の一つと言っても良い位好きな漫画だった。

        近頃、純粋に相手のことを考えることができなくなっていると感じて読み直してみたが、花男の年齢を越えて思うことは、経験が増えるごとに小賢しくなってしまってちゃダメだよねってこと。正面から人と向き合っていけるような年の取り方をしていきたいなと。少なくとも大事な人とは。

        それにしても、ラスト直前に駄菓子屋のオババが茂雄に語った「長所短所を分けて考えるから無理が生じるんだよ。」って言葉。いつまで経っても何を言いたいのか分からない。。。

        まだまだ花男は遠い(笑)
        >> 続きを読む

        2011/08/04 by Pettonton

      • コメント 10件
    • 1人が本棚登録しています
      屍鬼

      小野不由美

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 小野不由美女史の代表作。

        読んだのはずいぶん前なため記憶が曖昧だが、
        印象的だったのは、人間が恐ろしい生き物に見えてくる後半部で手が震えたことだった。

        前半は読んでいて辛いところだが、平凡な村がジワジワと侵蝕されていく伏線が張り巡らされているため気が抜けない。
        前半はまさしくホラー小説で、ホントに怖い。

        後半は登場人物の視点が注目点だろう。
        屍鬼と人間、二つの視点に着目すれば、人間の恐ろしさが見えてくる。もはやホラー小説の域を超えている。
        >> 続きを読む

        2014/11/09 by ShinminTM

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      神様

      川上弘美

      中央公論新社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 同じアパートに暮らすクマとの出会いと触れ合いの物語。
        不思議な世界やけど、ちょっとそこ住んでみたいな。
        (10.04.08 読了)

        続編が出版されていた理由が“あのこと”にあることを、2010年の私は知りもしないのです。
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        2015/05/06 by のこ☆

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      モリ-先生との火曜日

      AlbomMitch , 別宮貞徳

      NHK出版
      5.0
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      • すばらしい本だった。

        病気のため、死が間近いモリー先生が、人生とは何かについて、毎週火曜日に授業を行う。
        本当にあった実話。

        どれも本当にすばらしいメッセージの数々で、本当に感動した。

        特に、この国(アメリカのことだけれど、日本も全く同じだろう)の文化は常にお金や物について洗脳してきており、そうした文化による洗脳を自分でしっかりと見て考えて、自分自身の本当の文化を築くことの大切さを説いているところは、とても心に響いた。

        世間の人は死を見つめないため、半ば眠っているようなもので、本当に大切なことに気付かず、ただお金や物ばかりのためにあくせくとしている。
        しかし、死をきちんと見つめれば、ほとんどのことは問題にならず、自分にとって何が本当に大切かが問題になってくる。


        「いかに死ぬべきかを学べば、いかに生きるかも学べる。」

        「人を愛することにみずからを捧げよ、自分の周囲の社会のために尽くすことにみずからを捧げよ、自分に目的と意味を与えてくれるものを創りだすことにみずからを捧げよ。」

        「本当に満足を与えてくれるものは、自分が人にあげられるものを提供すること。」

        「ただ問題は、ありのままの自分を受け入れ、それを大いに楽しむことだ。」

        「三十代が今の君の時代、自分の今の人生のよいところ、本当のところ、美しいところを見つけなければならない。」

        「人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって外に出すか、どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ。」

        「人間はあぶないと思うと卑しくなる。危険を感じれば、自分のことしか考えなくなる。」

        「多くの人が無意味な人生を抱えて歩き回っている。自分では大事なことのように思ってあれこれ忙しげに立ち働いているけれども、実は半分寝ているようなものだ。まちがったものを追いかけているからそうなる。人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創りだすこと。」

        「互いに愛しなさい。さもなくば滅びがあるのみです。」

        「逃げ出すより、自分なりの文化を創るのが肝心。」

        「われわれ人間の持っている最大の欠点は、目先にとらわれること。先行き自分がどうなるかまで目が届かないんだ。自分にはどういう可能性があるか。そのすべてに向かって努力しなければいけないんだ。」

        「死で人生は終る。つながりは終わらない。」

        「人生に「手遅れ」というものはない。」


        どれも本当に、心に刻むべき言葉と思う。
        >> 続きを読む

        2012/12/21 by atsushi

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